「70系300番台(阪和線・横須賀色)」が完成した
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8月の終わり頃より制作を開始した「70系300番台(阪和線・横須賀色)」が完成した。側面をプラ板から起こし、その他の部分についてはグリーンマックスのエコノミーキット各種からパーツを拾い集めた。また、窓ガラスはトミックスの分売パーツ「クモハ73近代化改造車用」を利用し、すっきりとした仕上げを目指している。 |
クハ76
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側板がプラ板加工であること、トミックスのパーツを使い窓ガラスをはめ込んだこと、以外は概ねいつものと同じ工法、工程にて作成した。
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手すりの別パーツ化をやり始めた「理由」の車両
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以前に何度か書いているように、当初拒んでいた手すりの別パーツ化をやり始めたのは、特有の手すりを持つ関西のクハ76を再現するにあたって避けては通れないから。一応新潟色でもこの手すりを持つ車両を作ったが(関西からの転属車両)、今回のものが「本命」となる。別パーツ化を始めてから4年経ってようやくなわけで、我ながら歩みが遅い。
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Hゴム支持の車掌室窓は前回より上手く作れた
左:今回のクハ76 右:前回の新潟色クハ76 (画像をクリックすると大きな画像が表示されます) |
新潟色の時は綺麗に仕上がらなかったHゴム支持の車掌室窓(窓ガラスパーツは、これまたカトークハ86の該当部分を型取りして複製)。この形に開けるのは難しい……と思っていたのに、今回は割とすんなりと満足の行くレベルに仕上がった。むしろ前回苦労した理由が分からない。新潟色のは完全にGMキットがベースだから? |
モハ70の連結面
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モハ70の連結面。非パンタ側には窓と、そして簡易運転台がある関係で標識灯が付いている。標識灯にはテールライトのパーツを使ったのでレンズの色は赤。でも本物は「標識灯」だから赤ではないはず? ここはまあ、連結面で目立たないということで。パンタ側は配管が降りてくるのはもちろん、梯子が付いている。私のいつものことで、貫通扉の塗り分けはしていない。また、Hゴムへの色差しもサボった。 |
いつもとちょっと違う写真も撮ってみたが……
本日はこれのみ大画像の用意がありません |
というわけで、制作期間80日ちょっとで側面をプラ板から自作した4両編成が完成した。素直に70系キットから作る道もあったのだが、一度やってみたかったのと、この方がすっきり仕上がる面もあるのではないかという期待もあった。結論としては、「思ったより手間がかかる」。メリットの部分もあまり大きいとは言えないので、次に300番台を作る時――具体的には阪和色でもう1本作るときは、素直にGMキットから作ることになるだろう。
(2022.11.17)
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