「旧型国電 宇野・赤穂線」の6両が完成した
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いつもの旧型国電シリーズ。グリーンマックス製キットベースで「旧型国電 宇野・赤穂線」として旅客車4両に荷物郵便車を2両組み立てた。 |
奇数向き制御電動車、クモハ51039
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奇数向きの制御電動車クモハ51039。オリジナルのクモハ51でもあり、模型でもクモハ51のキットより制作。今回の動力車に設定した。 |
偶数向き制御電動車、クモハ51206
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偶数向きの制御電動車クモハ51206。クモハ43を3扉化してクモハ51に編入された。模型も同じように、クモハ43のキットを3扉化して制作した。戸袋窓もHゴム押さえとなっている。 |
付随車、サハ48027
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付随車のサハ48027。横須賀線用に製造された2扉クロスシートの車両で、3扉化されずに運用されたようである。模型はもちろんサハ48キットを、扉のエッチングパーツ化、トイレ加工などして組み立て。 |
付随車、サハ58000
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こちらも付随車のサハ58000。元々サハ48として製造されたが、流電用であり上記のサハ48027とは全くの別物。こちらは末期に3扉化された。模型ではクハ47 100キットから切り継ぐなどして制作。 |
郵便荷物車、クモハユニ64000
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郵便荷物車のクモハユニ64000。実車の詳細は話し始めると長いので省略(笑) 模型では前面はクハユニ56付属パーツ、側板はクモハユニ44と51系の車端部を切り継いで制作。1両1形式の車両なのに、作るのはこれが3度目である。 |
郵便荷物車、クモユニ81002
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郵便荷物車のクモユニ81002。80系の一員として製造され、今回制作した車両の中で唯一の湘南色を纏う。模型ではクモユニ81キットから制作。 |
ここにきてパンタグラフをカトー製品に 左は今までのGM製PS13、右が今回の車両でカトーのAssyパーツを採用 (画像をクリックすると大きな画像が表示されます) |
今回の大きなトピックとして、PS13形パンタグラフをカトー製のパーツにしたこと。今まで頑なにGM純正のPS13パンタグラフを使っていたのが、急に気が変わった(本当に急だった)。写真左は前作の大糸線仕様のクモユニ81で、右が今回のもの。ディティールが優秀なことに加えて、上昇姿勢が整えやすいのもいい。しかしながら取り付けは要工夫。パンタグラフ台座の自作をした他、取り付け穴が違う上に微妙な穴間隔で苦労した。あと、若干脚の間隔がGM製品より広いようで、ランボードの寸法を見直す必要があるかもしれない(今回はGM製品に合わせた長さにしている)。 |
今回の反省点その1
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今回の反省点のまず1点目として、Hゴム窓の処理がある。角のRが若干小さすぎた気がする上に、削る際にもう少し細くするべきだった。Hゴムのサイズでt0.14のプラ板を貼り重ねて開口するという手順を採ったのだが、各辺の平行垂直がきっちり出せなかったのもいつもながら改良できない。平行垂直が出せるというスジボリ堂のRPカッターはそのために買ったものだが(制作報告その9参照)、t0.14のプラ板は薄すぎてガイドの隙間に入り込んでしまい使い物にならなかった。但し、この点に関しては改善策を思い付いているので、次回こそは。 |
こちらが大問題、反省点その2
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さて、大問題の反省点がこちら。左はかなり前に作った「東海道山陽緩行線」の車両なのだが、ぶどう色2号の色味がまるで違ってしまった。今回はGMのぶどう色2号を塗ったのだが、はて「東海道山陽緩行線」ではどのメーカーの塗料を使ったのか。大糸線自連時代のクモハユニ64を作った時は暗すぎだなあと感じたのだが、塗るたびに色味が違ってしまっている気がする。作る前から分かっていたことなので、本塗装の前に一度試し塗りをして「GMのぶどう色2号で大丈夫」と確認したのだが……本塗装ではちょっと塗り方が薄かったのか? クモユニ81を同時進行したのもマズかったのか、ぶどう色2号を塗った後は完全に次の緑2号へ意識が移ってしまい、色味をチェックしようとかそういう考えが全く頭に浮かばなかった。
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3両のクモハユニ64
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今回の一番大きな目的であるクモハユニ64。“初代”大糸線自連時代、同じ大糸線黒標記時代(フリーランス)、そして今回の岡山時代と並べてみた。自連時代は同じぶどう色2号のはずなのにかなり黒っぽい。間違えてぶどう色1号塗っちゃったか? 定期的に塗料の色でやらかしてる気がするが、まさかぶどう色2号でこんなに苦労することになろうとは。まだまだぶどう色2号の車両作る予定なのに!
(2022.06.18)
追記(2022.06.19) ▲ 侃侃諤諤本編へ ▲ |