ミニチュアハウス「ラブリーバルコニー」
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ミニチュアハウス「ラブリーバルコニー」の完成である
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ミニチュアハウス「ラブリーバルコニー」が完成した。いつもの例の如く「Rolife」製キットの組み立てだ。「ラブリーバルコニー」という名称は日本代理店であるプラザクリエイトの担当者が考えたらしく、Rolifeブランドの同製品には別の名前が付いている。このキットには絵具が付属し、一部の部品は自分で着色するようになっている。「ラブリー」になるよう正面の柱とバルコニーは説明書の作例通りピンク色に塗ってみた。
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ライト点灯状態
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いつもの例の如く、LED他が付属している。過去の2つ(*1)と比べてサイズ感が大きいこともあってか、天井からぶら下がる照明3灯にテーブルライト1灯というちょっと豪華な仕様。スイッチ兼電池ボックスは本体の底面に収納スペースがあるのだが、底面であるが故に出し入れがちょっと面倒。なので私は背面に出しっぱなしにしている。
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バルコニーは敢えて非固定
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本キットの名称にもなっている「バルコニー」は、説明書の指示ではもちろん接着することになっている。しかしながら接着強度が不安で、最初は真鍮線を植える工作も考えたのだが、結局諸々を考えて「並べて置くだけ」にしてある。もう1つの「ミッドナイトドリーム」が完成しても2階には上げられないが、こちらが1階で特に問題はない。どうしても、となった時はバルコニーを支える柱を作ろうかな。 |
上の階へ上る階段
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重ねて置くコンセプトから来たものか、シリーズ共通部品で階段が備わっている。「ラブリーバルコニー」の装飾が一番可愛いデザインになっている。リアリティの面から話をすると、手すりが片側にしかないので昇り降りがちょっと怖そう。 |
階段部は屋根も開いている
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上から見ると、階段の上り口にはきちんと穴が開いていて人(フィギュア)が昇って行けそう……だが、床には穴がないので、上階に行こうとすると途中で頭をぶつけることになる。リアリティより明かり取りのための窓なのかな。
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窓ガラスはオリジナル加工
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窓ガラスにはオリジナルの装飾を施してみた。説明書通りならば、写真右手の窓にのみ黄色の樹脂材を貼ることになる。私のはクリアー塗装だ。クリアーじゃなく普通の塗料で、非透過にした方が見栄えは良かったかも。カーテンは本来写真左手の窓に付けるものなのだが、気合を入れて塗った丸い模様が隠れるのが勿体なかったので、右の窓へ“移設”してある。なお、大きな丸い塗装の青の部分は、マスキングテープを剥がすときに少し持っていかれてしまった。 |
“調色”して塗ったテーブル
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部屋の中央にあるテーブルも絵具で塗ったもの。色は混ぜて作ったもので、配合は「阪急マルーン」を意識している。が、絵具なのと、塗る前に色味をチェックをあまりしなかったのと、艶消しなのと、それから素材が木なせいもあってかあまり阪急電車っぽくはならなかった。 |
一度崩壊した椅子
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制作期間が過去のミニチュアハウスの中では最も長期に渡ってしまった。こちらの椅子は最初の方で作ったのだが、完成が近付いた頃に箱を開くとバラバラになっていた。曲げた線材を固定するとき接着剤の効きが弱いとは感じていたのだが、まさか一か月の命だったとは……。もちろん組み立て直したわけだが、またそのうちにバラバラに戻ってしまいそう。 |
植物系は数が多くて大変だった
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説明書を一通り見た時から面倒そうだったのだが、予想を裏切らず植物類を作るのに時間が掛かってしまった。基本的に印刷された紙を切り抜いて貼り重ねていくだけなのだが、曲線をフリーハンドでカットするのと、単純に数が多いのが大変だった。 |
額装された絵
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額に収まった絵が3枚ある。付属の素材をそのまま使ったが、自分の撮った写真を小さくプリントして使ってみるのも面白かったかもしれない。この辺りのとかね。
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という感じで“ミニチュアハウス”としては3つ目が完成(*2)。買い置きは「ミッドナイトドリーム」ともう1つ、それからブックヌックもあるので年内いっぱい分はありそう。ということで、残り1つか2つになるまでは次を買い足さない方針だったが、プラザクリエイトが直販でセールをやっている。流石に半額はデカいので、いくつか買う予定にしている。
(2024.09.17)
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