HACO ROOM くまのがっこう
『くまのがっこう』のジャッキー!

 ジャッキーおたんじょうびおめでとう!!

 今日6月24日はジャッキーの誕生日。というわけで『くまのがっこう』のジャッキーにまつわるお話を。今から7年前、バンダイから「HACO ROOM くまのがっこう」というシリーズが発売された。私が最近ちょっとハマっているミニチュアハウスに類するものになるだろうか。ミニチュアハウスの中ではプラモ寄りになっていて、確か商品コンセプトとして「男の子のものと思われがちなプラモデルを女の子にも」というのがあったはず。そんなわけで箱を開けると大部分を占めるのはプラモのランナー。バンダイらしいかっちりした成型で、組み立ても子ども向けなので難しいところはない。私は発売直後に買って、そして組み立てたのだが……とある理由により今日のお披露目まで実に7年もかかってしまった。これについては後述する。

部品ロストによりやや寂しいジャッキーのおへや

 7年の歳月により、一部の部品が行方不明となってしまった。本当はもうちょっとパーツやら何やらがあって賑やかなのだが、少し寂しいお部屋になっている。ちなみに主たるお部屋のキットは5種類発売され、これはそのうちの一番ベーシックと思われる「マイルーム」。他に「ふたごのこども部屋」、「バスルーム」、「キッチン&ダイニング」、壁床柱だけで内装が入っていない完全創意工夫タイプ?の「お部屋キット」があった。私は「マイルーム」の他に「キッチンダイニング」を購入。後者はまだ全然手を付けていない。
 売れていればさらなる展開もあったのだろうが、現時点で追加ラインナップはない模様。やはり女の子にプラモを売るのは無理があったか。一番喜んでたのは大きなお友だちだけだった。

お着換え要素

 バンダイの公式サイトでは「ドール」という表現もあるジャッキー本体。「ドール」と言えばフィギュアと違って……そう! お着換えができる! 上の写真でハンガーやトルソーに掛かっていた服はただの飾りではなく、ジャッキー本体に着せることもできるのだ。交換用の服は、無地のプラにシールを貼って柄を表現していて……うん、ちょっと経年劣化でシールが剥がれかけてる箇所も。気合入れるなら塗装しても良いのだが、いかんせん鉄道模型という硬質なものしか作ったことがない私に服のような柔らかいものを表現できるかどうか。いっそのこと布で作ってしまった方が楽じゃなかろうか、とか思ったり。ま、この辺はおいおい考えて行くことにしよう。

アリス紅茶店との大きさ比較

 アリス紅茶店と比べると一回りは小さい。写真が素人感丸出しで大きさの比較がしにくいが、床面積だけでなく全高にも差がありスケール感が違う。両者の左手前の柱の高さで比較してもらえれば、ジャッキーのお部屋の方が小さいと分かってもらえるのではないだろうか。ジャッキーはプラムの千夜と合わせても違和感のないサイズ(ん? ということは?)。
 アリス紅茶店にはLEDによる照明があったが、ハコルームには付属していない。この辺はあくまで子ども向けのプラモ……だが、それこそ商品が売れてシリーズ化していたらそのうち電飾キットの追加があったかもしれない。私は大きなお友だちなので、その気になれば自分で何とかできないこともない。一番ポイントになるのは、電灯に使えるアイテムを見つけてくるところだろう。

7年干されてた理由

 さて、冒頭に書いた「7年」の理由をご説明しよう。左はキットそのまま組み立てたところ。プラスチック感丸出しでツルツルしている。またお鼻とお口は色分けがされておらず、シールで表現するようになっている。私としては、他はともかくジャッキー本体だけは塗装しないと、と思い、そして思うだけで実行に移さず、気付いたら7年も経過していたというわけ。ごめんよジャッキー。
 塗装したのは頭部のブラウンとお鼻とお口部分のみ。体は服に隠れるので今回は省略。ブラウンは当初調色するつもりだったが、Mr.カラーのウッドブラウンが想像以上に近い色だったのでそのまま塗っている。ほんちょい明るめだが、ツヤの加減もあるのでこんなものだろう。ちなみに塗る前に軽くゲート処理なども施してある。お鼻とお口は黒で塗るのは芸がないので、ガイアノーツのニュートラルグレーIVにしてみた(自分用メモ)。

 (右奥に写っている物体に気付いたあなたはスルドイ!)

未着手の「キッチン&ダイニング」

 この7年間、度々思い出しはしたものの腰が重く、ずっとほったらかしにしてしまった。先日後輩が遊びに来る前に部屋を整理していて、「今年こそは」となんとか誕生日に間に合わせることができた。この勢いで「キッチン&ダイニング」も……と行きたいところではあるが、ミニチュアハウス作りもあるので時間のやりくりがどうなるか。
 そうそう、アリス紅茶店をあれこれしていた時はこちらのことは完全に忘れていた。従って「第二弾」とか書いてたあの辺の数字はハコルームが考慮されていない。当初はナンバリングを変更して辻褄を合わせることも考えたが(そんな大袈裟な話か?)、冷静に考えるとハコルームの主役はジャッキーである。ミニチュアハウスはミニチュアハウスそのものが主役なので、ちょっとジャンルが違う。いや、世間一般では同じになるかもしれないけれど、私の中での位置付けは異なる。いつもの面倒くさいアレなので適当に流してください(笑) 従ってこのシリーズはミニチュアハウスとは別枠で話を進めることにする。
 さらに言うと、私は「まだ美(少女)プラ(モデル)には手を出していない」という認識だったのだが、もしかしてジャッキーって美少女……??? いやでも、可愛い(くまの)女の子ではあるが美少女とはまた違う……よね? これについても「セーフ」ということにしておく。さらにさらに、さっきも書いたように公式サイトに「ドール」という表現を見つけてしまったが……これも「セーフ」だろう。これがドールカテゴリに入るのなら、他にも該当しそうなものがわらわら出てきてしっちゃかめっちゃかになっちゃう。
 以上、あんまりお祝っぽくないけどジャッキーのおたんじょうびでした!!

(2024.06.24)
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