代用急電モハ70作り直し

関西急電色のモハ70が4両!

  関西急電色のモハ70が4両もある。これ、どういうことかというと、今回80系関西急電を作るついで?に2両作り直ししたのだ。何故作り直したのかというと……いつもの長い説明(笑) 去年はまず関西急電第二次代用編成を制作し、その後夏頃に同第三次代用編成を作った。第二次を作っている途中、一体ボディのモハ70の加工が終わってから「モハ70や71をクハ76の切り継ぎで作るプラン」を思い付いた。その時点ではモハ70は塗装直前の状態まで完成しており、やり直すのは面倒だったので、その案は次の第三次から活かすことにした。頭の中で考えただけで上手く作れるかどうかも分からなかったし。その後、第三次のモハ71でやってみたら上手く行ったので、第二次のモハ70を作り直そうということになった。とにかく一体ボディの肉厚が嫌いなんだよ(笑)
  で、関西急電色に塗るんだから、80系の関西急電と一緒に作ろう……ということで今回制作したわけ。作り直してみた結果はというと……そんなに変わらなかったかな、と。肉厚は確かにクハ76ベースの方がマシだが、マシというだけで所詮プラの肉厚は存在して何の解決にもなっていない。一応ミスしたところ、考察が足りなかったところ、気になっていたところは修正したけど、掛けた時間労力に見合ったものかというとゴニョゴニョゴニョ……。今後モハ70の何かを作るときにどちらを選択するかは迷えるところだけど、精神衛生上はクハ76ベースの方が良い。そう、精神衛生上の話をすれば、納得ができたので作り直した意味はあった。

一応、修正点をば(左が作り直したもの)

  前作からの修正ポイントは主に3つ。まず、モハ71の時に気付いたベンチレーターの間隔を私が正しいと思うものに変更。というほど大層なことじゃなく、屋根板がクハ76だからそのまま穴を開けてやれば解決(屋根板は切り継ぎが必要だが、パンタ側で切り継げばベンチレーター用の凹みがそのまま使える)。次に、妻面の通風口。去年、何故か私はうっかりパンタ側にしか付けなかったので、今回は非パンタ側にも取り付け(そういやしっかり確認しなかったんだけど、両側に付いてるよね?)。それからランボード。幅を広くして、脚も2箇所から4箇所へ。『鉄道青春時代 国電II』の実車写真(クロハ69の隣に見えるモハ70らしき車両)だと脚が2箇所のような気がするんだけど、更新前?の長いランボードに脚2つは見るからに不安定なので、私の好みで勝手に増やした。あと、問題のパンタ鍵外し線も変更。これは作ってから『ザ・ベストNゲージ 旧型国電』に(更新後だけど)配管がはっきり分かる写真を発見して、私の仮定で多分正しいことが確認できた。
  で、去年作ったモハ70は今後どうするのか。せっかく作ったので廃車にはしたくない。さりとて新しく完成したのがあるので基本的に用なし。というわけで、一体ボディの肉厚が目立たない?ぶどう色2号にする案が現状最有力。もちろん、塗り直すにあたって上記の修正点は盛り込む予定。第一次代用編成作って“コンプリート案”もあるけど、第一次は第一次でよく分からないところがあって難しい。まあ、すぐに作り直すわけじゃないので、しばらくはこのままにしてゆっくり考える予定。

(2016.10.03)

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