鉄道模型制作報告
「80系関西急電 1954」その10
ボディの基本塗装完了

 ボディの基本塗装が完了した。あとちょっとで完成……は間違いないのだが、今回ボディを先行して塗装に進めたので、まだ一部のパーツ調整が残っている。

床下機器は二転

 前回の関西急電「70系80系の床下機器は旧パーツでいいのでは?」と考えたのだが、その次に作った70系300番台阪和線色で早くも方針を転換。今後は形式を問わずやっぱり新パーツで行くことにした。と言っても、70系と初期車を除く80系は、モハの一部機器に旧パーツが必要となる。該当箇所を切り出して来て、旧パーツは抜き勾配がキツイのでヤスリで大まかに整形した。

クハ用のそれっぽい機器

 新床下機器のクハサハサロ用は、70系80系に使うにはスカスカすぎる。というわけで自作したパーツを追加して隙間を埋める。

ちょっと余談のベンチレーター

 ベンチレーターは前回関西急電と同じく、サハ75付属の物を使う。余りやバルクランナーから充当することになるが、ロットによってはヒケが大きくて修正が必要だった。「パテ塗り、整形」という工程を踏んだのだが、2回では終わらず、ちょっと大変なので今回は修正の必要がないランナーを選んで使うことにした。作業途中となったものは今後機を見て続きを行い、そして湘南色の該当車両を作るときに使うことにしよう。
 写真ではまあまあ行けてそうなのだが、肉眼で見るとまだ直したい凹みが残っている。

先週撮り忘れてた床板

 先週写真を撮り忘れた床板のTN対応加工。普段は床板とTNカプラーの干渉や、取り付け高さの問題があるので、一旦カットしてプラ板で付け直すことが多い。今回は高さについては問題なく、TNカプラー後部が干渉するのみだったので、該当箇所を彫刻刀系ツールで切除してみた。プラ板で付け直すよりはるかに楽ちんなので、今後これで行けそうなところはこの方式で行くことにする。

 制作報告が二桁の「10」となった。前の関西急電が「7」で完成していることを思うとちょっと時間が掛かっている。今回手間が掛かった部分もあるにはあるが、何週間も時間が掛かるような作業量ではない。9月途中(と今)が少し忙しかったが、前回は前回で忙しい1月に作ってるし。うーん、やっぱりゲームが原因か……。

(2025.11.08)
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