先月は７月の続きだったが、今日はさらにその続き。その後（多分一泊した後）小樽の街をぶらぶらした。土産物や美味しそうなご飯などいろいろなお店が並んでいたが、このとき目を惹いたのはキツネさん（可愛い）の看板。手作りフォカッチャを提供するイタリアンカフェ……これは入らねば！とはならないのが橘雪翼。フォカッチャがどんな料理か分からず、好き嫌いが激しく（この当時は今より激しかった）、どちらかというと洋食に苦手なものが多いので、いくらキツネさんが可愛いからってそれだけで店に入ることは出来なかった。今思えば「イタリアンカフェ」なので、別のフォカッチャを注文せずとも何か食べられるものはあっただろうに。と言っているが、実はキツネさんとフォカッチャしか目に入っておらず、イタリアンカフェであることは後日現像されたフィルムで認識したのだった。

　フィルムを見返しているとタイムリー？な１枚も。今でもあるのかもしれないけど、当時は土産物の定番で「熊出没注意」と書かれた雑貨類があった。実際に熊が頻繁に現れて被害が出るようなことは少なかったはずで、いわばこの文言は冗談である。まさか20年も経って熊の出現が本気で警戒される世の中になるとは思ってもみなかった。
　さて、こちらのお店のディスプレイはお酒の広告。これまた橘雪翼はお酒を自分から飲むことはほとんどないので、ここも写真を撮るだけで素通り。何だか「小樽まで行って散歩しただけかよ」と思われそうだが、一応あちこちお店に入って買い物は楽しんだよ？　写真とそれが合致してないだけで。オルゴールとか好きで、綺麗に並んでるところとかかすかに記憶に残ってるんだけど、店内で写真撮るのは基本NGだからねー。