鉄道模型制作報告
「70系300番台 阪和線色」その9
ボディの基本塗装完了

 ボディの基本塗装が完了している。車体色は、阪和線色ということでクリーム色3号と青色1号だ。どちらもモリタの塗料をそのまま使っている。ちなみにモリタは廃業しており、一応塗料は引き継いだメーカーがあるようだが、この2色やぶどう色3号といったあたりは重要が少ないせいか販売されていなかったはず。

クハ塗装直前の姿

 クハ76の塗装直前の様子。前々回の状態からテールライトやその上のステップ、中央ステップやタイフォンなどを取り付けた。

タイフォンは複製品

 タイフォンはおゆまると光硬化パテを使った複製品を使っている。小さいのと素材のせいできちんとモールドがコピーできているか肉眼では判別しづらく、写真に撮って拡大して確認した。運行番号窓やトイレ窓と違って厚みが薄いせいか、成功率はかなり高かった。
 ちなみにこの写真はカトーのクハ86からのコピー品。微妙にサイズが大きいような気がして、改めてGMの一次車キットに入っている二次車の前面から作り直した。

ドアコック蓋

 0番台では床下にある?ドアコックが、300番台は新型国電同様車体に付いている。その蓋をt0.1プラ板で再現した。完全に存在を忘れていたのだが、横須賀色に付けているのを発見して今回も取り付け。「過去の俺、余計なことしやがって……」と内心毒づいていたのだが、作業自体は大した手間じゃないし、あると「分かってる感」が高まるので正解だった。

モハの標識灯

 モハには回送運転台があり、車体裾にはテールライトが備え付けられている。普段であれば銀河モデルのテールライトパーツを使うところだが、現在入手困難品で今後の生産体制も不明。手持ちのストックは十分あるとは思うが、念のため温存できるところでは温存しておきたい。今回は先頭に出ることのない連結面のディティールなので、他のキットの余り前面から削ぎ取ったモールドを使っての再現とした。

 という感じで、トラブルがなければ来週は完成報告が出来ると思う。途中、ちょっと時間掛かってるなあと感じた時期もあるが、おおよそいつも通りになりそうだ。

(2025.08.03)
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