鉄道模型制作報告
「70系300番台 阪和線色」その1 |
![]() クハ76のキット4つが主原料
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旧型国電70系300番台を、今度は阪和線色で制作する。前回の横須賀色は側板をプラ板からスクラッチしたが、今回は全体をエコノミーキットから作ることにした。以前作った新潟色の300番台のクハと同じ制作方法である。
というわけで用意する材料は、クハ76のキットを4両分
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![]() 切り継ぎ用素材(前回の余り)
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今回は“前回の余り”があるので、新たに開封するキットは制作両数と同じ4両分でいい。中間改造素材となるのは「ドア端〜窓2つ+α」で、写真に写っているもので2両モハ化できる。
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![]() 切り継ぎの様子
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切り継ぎとしてはそんなにややこしくはなく、クハ76の運転台部分を切り落とし、先ほどの切り継ぎ用素材から「ドア端〜窓2つ+α」を繋ぐ……と書いてて説明と写真に矛盾があることに気付いた。この写真には「窓3つ+α」が写っている。ミスではない。写真は今回作っているモハの2両目で、1両目の素材の残りを一旦そのまま継いだのでこんな風になっているのだ。 |
![]() クハ76を使っているため、トイレ部分の処理が必要
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クハ76にあってモハ70にないもの。運転台もそうだがトイレもない。模型的には窓が1枚少なく、モハを作るにあたって開け直さなくてはいけない(写真左が未加工状態で、右の仮に窓ガラスをはめ込んである部分が自分で開けた窓)。
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![]() シル・ヘッダーを削る
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そしてウィンドシル・ヘッダーを削り落とす(下)。ここでぐっと300番台らしくなる。 |
![]() 直角に意識しながら全長を出す
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まだ側板の全長がラフな状態なので、正確なものにすべく切り継いだ車端部を削る。寸法も重要だが、同時に直角が出せているかにも気を配らないといけない。過去作には少し傾いてしまった車両があって……やはりカッコ悪いのでここは慎重にしっかり加工を進めて行く。 |
![]() クハの加工へ移る
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戸袋窓(Hゴム窓)やドアなど、まだやるべきことは残っているが、それらはクハの側板と一緒に進めた方が効率がいい。というわけでモハは一旦置いてクハの加工を開始した。まずは窓サッシを切除したところで今週はここまで。 (2025.06.08)
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