鉄道模型制作報告
「阪急3000系 3052F」その5
塗装工程に進むとテンションが上がる

 車体はマルーンの塗装が完了し、銀差しの段階に入っている。結構時間がかかる作業で、集中力を切らさず頑張りたい。今回は気温が高いせいか皿に出した塗料が乾燥しやすく、シンナーによる濃度調整を頻繁にしないといけないのが億劫だ。

手すりを植えてランボードの脚とする

 中間M車の屋根はその後、ランボードの脚代わりの手すりを差し込んだ。
 いつもの余談――タヴァサの手すりパーツは「長」と「短」の2タイプが収録されている。最初に手すりを別パーツ化したときは「短」ばかりが必要だったので、「長」が大量に余ると思っていた。ところが旧国はどちらかというと「長」の方が多く、おまけに阪急3000系でランボードの脚に使うのが「長」なので、「短」が大量に余り始めている。一応「短」を「長」の代わりに使えなくもないが……。ちなみに3000系は2両で48本必要で、高さを揃えたいので代用は避けた。

宝塚線3000系特有のスカート

 前回の配管もそうだが、今回“リベンジ”したかったもう一つの課題がスカート。実車は直線ではなく少し折れ曲がっているのだが、3064Fで作ったものは曲げが弱く、気付くと真っ直ぐに戻っていた。従って今回はちょっとキツめに曲げて……さあ完成時にこの形状が維持できているかどうか。写真では分かりにくいが、現状では曲げが生きている。

 塗装工程に進んで完成まであと少し……に見えるが、工程の都合で車体塗装が少し先行しただけ。まだ各種部品類でいくつかやらないといけないことが残っている。完成までにもう一回「制作報告」が挟まる見通しだ。

(2024.08.04)
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