橘雪翼の、侃侃諤諤喧喧囂囂

平成24年1月上旬分

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平成24年1月10日

  自分がつくづく馬鹿だと思う。昨日の画像で侃侃諤諤の画像、実際のと比べるとかなり色合いが違った。赤が明るく出すぎている。撮影した画像とネット上で見つけた実車写真と見比べているうちに、自分の塗ったものの色を忘れてしまったようだ。つくづくカメラの写すものというのは、真実とは異なっていると知らされるばかりだ。もちろん、私が参考にしたデキ3の実車写真も同じくカメラ補正が入っていると考えるべきだろう。でも実車を見たことがない以上、ネットで見る写真(残念ながら現在の色のデキ3の写真が掲載された雑誌は現時点では手元にない)が私にとっての”実車”なのだ。ということは、手元にあるデキ3の色とパソコンのモニターが映し出すデキ3の写真の色とのイメージが合致していればいいのだ。だったら昨日作ったものでなんら問題ない。最後やけになって多めに赤を投入して調色を完了させたわけだが、結果論としてはそれで正しかったのだ。一体何に惑わされているんだか。

  気付いている人がいるかどうか分からないけど、ここしばらくずっと侃侃諤諤がスランプです。書ける日と書けない日の差が激しいというか。で、原点回帰というか開き直ることにしました。少し前に「なるべく同じ話題は続けない」って書いたけど、そういうカッコつけた真似はやめます。侃侃諤諤の前の徒然を始めた時の方針を思い出して、「毎日何でもいいから何か書く」に戻します。つまり現状で行くと――毎日のように訳の分からん模型トークが続くかと。それと意味不明な突発ジョークだけ書いて終わる日とか。侃侃諤諤自体いつまで続くのか分からないけど、まあ良かったらちょくちょく見に来てくださいな。


平成24年1月9日

  予定通りの画像で侃侃諤諤。
デキ3 二代目の三台目―ツートンカラー
予定通りはいいのだが、画像で〜ページに書いてあるとおり反省の残る完成になってしまった。やはり期日ありきで作るのは良くない。締め切りがあるわけでもないのだから。


平成24年1月8日

  阪神タイガースのドラフト3位の西田選手の記事に「恋人同伴で入寮」というのがあった。この業界、球団が獲得を目指している選手のことを「恋人」とか言ったりする不思議な部分がある。捕手のことも「女房」とか「妻」って表現するしね。だからその記事の見出しを見ても、世間一般で使われる意味での「恋人」でないことは分かりきっていた。が、内容にはちょっと意表を突かれた。”西田の恋人”は……「クマのぬいぐるみ」でした! しかも4体! 記事には「家にある7体のうちからお気に入りの4体を厳選」ってあったんだが、7つのうちの4つでは全然厳選できていないぞ(笑) しかしクマのぬいぐるみが「恋人」ねえ……俺なら「ペット」って表現するところだがな!(そこか!)
  ところでこれ、先輩からイジられたりしないのかな? 西田本人もそうだし、部屋に遊びに来たときに「恋人」の方もあれこれ触り回されそう。私だったらそれは御免被るところだ。


平成24年1月7日

  昨日組み立てにミスっていなければ今日新たに1両完成していてもおかしくないのだが、失敗したものはしょーがあんめえ。ちなみにポール仕様とビューゲル仕様で屋根板は同じものであることが判明。つまり取り付け穴の寸法は一緒である、と。だからメーカーにポールの部品がなかった場合、ビューゲルを注文してみる価値はありそうだ。ポール仕様を諦めてビューゲルタイプで作るのだ。にしても、その場合ビューゲルばかりが3台になってしまうんだなあ……。昨日書いた白帯にすれば3色揃うのだが、集電装置で差を付けることも含めてキットを3つ買ったので、その思惑が外れてしまうのは悲しい。
  既に3台目の組み立てには入っていて、こちらは赤とクリーム(*1)のツートンカラーで明後日ぐらいに完成する「といいなあ」。今日塗装するつもりで予定を組んでいたので若干時間に余裕が出来てしまった。というわけで、この次作るつもりだった同じくワールド工芸のクモヤ22の組み立ても開始。とりあえず下回りの艶消し黒で塗ろうとしているパーツだけだが、折り曲げラインにハンダを流しておいた(*2)。このクモヤ22、旧型国電にカテゴライズされる車両で、コンテナの搭載試験を目的として改造された。現在走っているスーパーレールカーゴのご先祖様……と言えなくもないが、あまりにも時代が離れているためにあんま関係なさそう。前面部全体がV字型の縞模様の警戒塗装となっていて、これが特徴とも言えるし模型で作ろうとすると(塗装が)厄介であったりもする。ワールド工芸の出した結論が大胆なもので、「前面を2枚構成にして、下を黄色に塗って上からぶどう色2号のV字状にエッチングした板を貼り合わせよう」というもの。「大胆」というか「過激」というか……。真鍮板キットだから出来る芸当……ではるものの、流石に厚みが気になりはしないか? ということで、晩年期のクモヤ22001用の普通の前面パーツを使って自分で塗ろうかとも思ったのだが、あまりにも(マスキングが)面倒そうなので素直にメーカーの思惑通り作ろうと考え直した。
  というわけで現在の予定。
デキ3(3台目赤クリーム塗装)→クモヤ22→マイテ49 2(未着工)→?
もちろん失敗したポール部品が手に入れば、その時点で2台目のデキ3完成に向けて取り掛かる。「?」は予定が立っていないのだが、去年か一昨年に面白そうだと思って買ってきたタヴァサの客車キットか、アルモデルの何かを新たに買って来るかもしれない。去年失敗したHOのNDCシリーズのやり直しもそろそろやりたいなあ。旧型国電からはもうしばし逃避していたい今日この頃の心境。

*1 クリームというよりはベージュで、よく言われるのが「西武カラー」。西武ベージュと西武ラズベリーで塗った作例を雑誌かどこかで見たことがあるようなないような。でも現在の復刻塗装はその色には見えない。ネットで見た画像は、光線状態もあるので判別しづらい面もあるが、クリーム色に近いような気がする。難しいところだ。

*2 折り曲げラインに沿ってハンダを流しておくと、補強になる。やってもやらなくてもそんなに変わらないとは思うのだが、力のかかる部分には念のためひと手間入れてある。ギア、車輪、連結器、上回り下回りの接合部分、などなど。


平成24年1月6日

  「ユニフォームを脱いだ新井」というタイトルで書こうかと思ったんだけど、流石に怒られそう(誰に?)だったのでやめておく。ちなみに『ザワさん』最新刊ネタ。昨年の終わりに発売されたらしく、買ったのは『バクマン。』最新刊と同じ日。……どうして私はいつも『ザワさん』の最新刊を見落とすのだろう? 3〜4冊連続……どころか、買い始めて以降ずっと見逃し続け、発売月の翌月になってから気付いているような気がする(月末発売なので、翌月といっても1週間ほどしか購入は遅れていないが)。

  引き続き鉄道模型の製作は銚子電鉄デキ3型電気機関車。次はポール仕様を組み立て始めたのだが、昨日ポールの組み立てをミスって、今日はそのリカバリーに失敗して部品が破損してしまった。なんてこったい。顔馴染みの店に電話して注文したのだが、発売から少し経っているのでメーカーが在庫をまだ持っているかどうか。それより問題なのが、代替パーツが届いたとしても次上手く組み立てる自信がない。さて、どうしたものか。一応イメージトレーニング?で第3の方法は思いついたのだが、上手くいくといいなあ(*)。最悪の場合は、上下可動式を諦めて適当な角度で固定しなきゃならん。
  ところで、当初の予定では「ビューゲル・黒」「ビューゲル・ツートン」「ポール・黒に白帯」の3両を組み立てるつもりだったのだが、最後の組み合わせは実車にはなかった模様。さてどうしましょうかねえ。まあ、「ポール・黒」で作るしかないんだけど。このキット、実車と寸法が微妙にアレで、白帯を入れるとバランスが変になるような気がするので、白帯仕様を外すのも一つの考え方なのだ。
  銚子電鉄には他にも何両か電車が在籍していて、現在のNゲージ鉄道模型界で一番幅を利かせているのは鉄道コレクションの各種車両。うちの家にも何両か有って、第何弾だったかのシークレット版も持っている。何気なく眺めていたのだが……側面に「CDK」のロゴが。先日デキ3が完成したときに何の略か分からないと言って、「銚子(Choshi)」「デキ(DeKi)」?みたいなことを言った。しかしながら、デキの略のDKであればデキ3にしかないはずのところ、電車の車体にも書かれているところを見ればやっぱり違うようだ。ま、普通電機のみのロゴマークなんて作らんわな。考えても分からないので調べてみたが、解説しているサイトはなし。一応有力候補は「Choshi Denkitetsudou Kabushikigaisya」。さて、真実は……?

* まず第1の方法で昨日失敗して、寝るとき考え付いた第2の方法を今日失敗した。部品の破損は第1〜第2と連続して失敗したことに起因するもので、第2の方法がダメだったわけではない。


平成24年1月5日

新井、戦力外通告





と言っても、

1.新井貴浩ではありません。

2.新井良太でもありません。

3.そもそも阪神タイガースの選手ではありません。

4.というか野球選手ではありません。

5.実在の人物じゃなく漫画の話です。

6.おまけに主要登場人物じゃなくてかなりの脇役。

昨日発売された漫画『バクマン。』最新刊の後半部、17巻に続く出来事の発端の話である。私は昨日初めて読んだわけだけど、連載で読んでる人には今更なネタだね。にしても、「新井」「戦力外」という文字を見て、とりあえず阪神の迷える四番を連想するってところが我ながら阪神ファンだなあ。


平成24年1月4日

  昨年末に、ファイナルファンタジーシリーズのBGMで有名な植松伸夫のCD『Symphonic Odysseys』が発売された。同名のコンサートがドイツで開かれ、それを収録したものだそうだ。で、買ったわけなんだけど、我ながら私はいつまで『FINAL FANTASY』と植松伸夫に貢ぐんだろうねえ。そろそろいい加減飽きてこないと。
  楽曲はFFを始めとする各種ゲームのBGMをオーケストラにアレンジしたもの。私が分かるのはFF(除14)と魔界塔士SaGaシリーズのみ。キングスナイトもクロノ・トリガーもラストストーリーもブルードラゴンもロストオデッセイも知らない(あ、そういや魔界塔士じゃないSaGaが入ってないなあ)。と言っても、14まで出てるせいで半分ぐらいがFFミュージックなんだけどね。それで、一応名曲と言われているものが選ばれているわけなんだけど……ゲーム音楽にはゲーム音楽としての在り方というものがあるんじゃないかと思った。どういうことかというと、ゲーム音楽として聞き馴染みあるものが大真面目にオーケストラで演奏されると……いわゆる「コレジャナイ」感が先に来る。とても壮大な音の厚みで奏でられると、スタッフに思わず「えーっと、これ、ゲームの音楽なんだよ?」と突っ込みを入れたくなる。ゲーム音楽というジャンルが他の音楽に劣るとか、そういう意味じゃない。ゲーム音楽は、グルメで言えばB級のようなものだと思うんだ。決して一流にはなれない、でも惹きつけて止まないものがある。一流じゃないからこそ味わえる良さがある。B級グルメを一流のスタッフが素材を選別して調理していいお皿に綺麗に盛り付けて高級レストラン風のテーブルでマナーに気を使いながら食せ、と言われても「違う」だろう?(*) CDを聴いていてそんな気分だった。何かこっ恥ずかしくなってくるぐらい。
  このCDは”植松信者”が買うべきものだったんだろうなあ。「できることならドイツのコンサートに行って生で聴きたかった!」とか「あのコンサートの感動を少しでも手元に残しておきたい!」とか思っている熱心なファンのためのコレクターズ・アイテム。私もそれなりにファンだと自分では思ってたんだけど……このCDを聴いて醒めたのか、あるいはその前から冷めていたのか。まあ次からは、この手のものを買うときはもう少しよく考えてから決断することにしよう。

* 一流のスタッフが素材を選別して調理するB級グルメって矛盾する気がするが、そこは気にしないように。


平成24年1月3日

  晩御飯前に完成しなかったので明日でいいやと思っていたのだが(FFXIII-2がやりたかったから)、食べ終わった後に何故かテンションが上がってきたので完成させてしまった。
銚子電鉄デキ3(二代目の一台目)完成
正月早々3日目で1両完成とは幸先がいい。この銚子で行けば今年は120両ぐらい完成するね!

  ――デキ3が120両

果てしなく無駄な作業なのでもちろんやりません。ところで、去年は最後の方で数えるのをやめてしまったが……無論記録はきちんと取ってある。完成品をバラして未塗装部分に色を塗って組み立てなおしたアレを含めると、実に久々の大台124両になる

  ――のだが

塗装済みキットが79両(色を落として塗り直した分は含まず)、完成品の直し7両、未塗装キット38両(塗装済みキットの塗り直し込み)という陣容ではなあ。
  ウィンドウズのじゃなくて紙の手帳で、鉄道模型に関するあれこれをメモるのに使っているものがある。一番古い記録が平成17年で7年間使っていたようだ。それが満杯になったので今年から新しいのを使うのだが、これを機会にちょっと見直している。年間100両とか言ってた時代はやっぱり粗製乱造である(笑) とは言え、それなりに新しいチャレンジをしたり、それなりに経験を積んだような気がする。それが結実してここ2年ぐらいの旧型国電の製作に生きていたり、金属キットを組み立てていたりになっている

  ――といいなあ

あんまり難しいことは考えずに、趣味なんだから「今」楽しいことをやればいいよね。何年か前に年間100両作ったときも楽しかったし、この前の10月に塗装済みキットをひたすら組み立てたのも楽しかったよ。もちろん今日、デキ3(二代目の一台目)が完成して嬉しいしね!


平成24年1月2日

  誰もそんなとこチェックしてないと思うけど、去年に「京阪9000系の塗装がなかなか落ちないので、同じ京阪の京津線の車両を併行して作り始めた」と書いていたのに、昨日は「銚子電鉄デキ3を〜」。京阪京津線車両はどうなったのかと言うと、ちょいと想定外に面倒でテンションが上がらないので、年明け早々に気分が乗らないと気分良くないので一時凍結というわけだ。気分が乗ると2〜3時間ぐらい平気で集中できるんだけど、乗らないとマリオカート7とかファイナルファンタジー13-2とかに逃げちゃうからね。
デキ3(2台?代?目)製作開始


平成24年1月1日

  とりあえずあけましておめでとうございます。今年も変わらず1年間頑張れたらいいなと思ってるので、適度に暖かく見守っていただければ幸いです。
  毎年言ってるような気がするのだが、新年らしいことを書こうとしてなかなか書けない。一応一年間の目標のようなものでも……これも毎年書いてると思うんだけど、去年の目標を引き続き継続する。達成完了型の目標じゃないからダメなんだよね。いいじゃん、永年継続型の目標でも。ところで、去年の目標って何だっけ?

  ――ダメダメやな

今年も模型製作を進めつつ(積み木の高さを減らせれば言うことなし)、バッティングセンターで棒切れ振り回して(棒切れって作ったメーカーに失礼な表現だな)、侃侃諤諤を出来る限り毎日更新し(いつまで続くんだろうねえこの暇人)……いつも通りってことだな。

  昨日(昨年の話だ)やっとこさ始めたFFXIII-2の話でも。まずオープニングが長い。いつものことか? 前作の主人公ライトニングと何かよく分からない男が戦うシーンなのだが、FFってこんなセンス悪かったか? 製作者が一人悦に入っているような流れ。要所要所でプレーヤーが操作する戦闘部分もあるのだが、テンポが悪いだけで「さっさと済ませて本編に入らせろよ」と思ってしまう。何だかそれだけでプレイ続ける意欲が萎えてしまう。
  そんな訳の分からないムービーが終わるとようやく本編突入。今作ではライトニングの妹セラが主役で、謎の若い男性ノエルがライトニングの居た世界から飛ばされて?一緒に行動するらしい。おいおい、セラの恋人のスノウの立場がないな。熱血系筋肉男よりも細めの美男子のほうが世のニーズに合致してるからか? まだ少し進めただけなのだが、戦闘システムの基本は前作を踏襲しているようだ。エンカウントがランダムエンカウントとシンボルエンカウントを足したような変なもの――まあ基本はランダムなのかな? 常に新しい何かを盛り込んでくるFFシリーズらしいといえばらしい。
  ま、あんまり話を進めてないので、最初の印象ぐらいしか話すことがない。ちょっとずつ進めては語りたいことが溜まるごとに話題にしていくだろう。

  模型製作は、銚子電鉄デキ3の製作を開始。前にも作っていた車両だが、メーカーのワールド工芸が動力部をリニューアルして新製品として発売したので、付き合うことにした(少し前の話で、去年ではなく一昨年の出来事)。ついでに、前の製品はビューゲルという集電装置の仕様だけだったものが、最新版ではポール集電仕様も加わった。いつもの流れで両方買ってある。ちなみに、動力付きの同社製品としては一番安いのではないかと思う(完成品の機関車ぐらい)。前に作った分も、動力の銚子が――変換に変な癖が付いている――調子が悪かったので再調整。一応走るんだが、小型機ということであまり安定しない。理想は同じ銚子電鉄の澪つくし号を牽引することなのだが、同社製品の澪つくし号は転がりが良くないので、本気で両車を組み合わせたくばそれなりの調整、改良が必要だろう。
  まあ、とりあえずは新デキ3を完成させよう。ひょっとしたら走行性能が上がっていて、澪つくし号1両ぐらいなら平気で引っ張ってくれるかもしれない。


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