銚子電鉄デキ3(二代目の一台目)完成

まず一台目が完成した

  昨日お見せしたワールド工芸の銚子電鉄デキ3(IV)が早速完成したのでご覧に入れる。昨日説明したので細かいことは省略。カプラーは付属のアーノルドか別売りのマグネ・マティックカプラーが選べるが、私は後者を選択。普段アーノルドのことが多いのだが、小型機だけに大きくて目立つアーノルドは流石に不釣合い。マグネ・マティックカプラーには自動解放用のピンが付いているが、自動解放することなんてまずないので見た目重視で取り付けていない。
  デキ3のカラーリングは3種類。黒一色と、白帯の入った黒(ヘッド、テールライトやビューゲルが白灰色)、俗に言う西武カラーのベージュと赤。とりあえず一台目は黒一色。二台目にポール仕様を白帯で作り、最後にビューゲルをもう一台西武カラーで製作予定。

モーターの配線が目立つ

  前回製品ではモーターが運転席の窓から見えていたが、今回は大きなウェイトのお陰ですっぽり隠れる。とは言っても、ご覧の通りモーターからの配線が目立ってしまう。このコードが白黒なのは極性が分かるようにするため。一旦配線してしまえば白い必要性はなくなるため、上から黒く塗ってしまうべきだったか。

前回製品(右)との比較

  前回製品を組み立てたもの(右)と比較してみる。写真では分かりづらいが、一部のディティールがエッチングから別付け部品に変わり立体的に(その分組み立てには時間がかかる)。ボンネットのカーブが見直されて「より実車の雰囲気に近付いた」らしい。今回から「CDK」(銚子電鉄の”Choshi”に、デキ”DK”か?)、「AEG デキ3」の文字のインレタが付属するようになったのは大きい。このインレタ、各標記8個ずつ入っているので余裕たっぷり。前回製品にも貼り付けてやれるぜ!と思って作業開始したのだが……あまりにも繊細で転写ミスすること計2回。に加えて、最初転写した位置が気に入らずやり直したせいで、8個中5個も使ってしまった。キットは3組あるので、3組分の余りを総動員すれば前回製品に対しても余裕を持って貼り付けられる……はず。
  一番大きな変更点は何といっても動力。びっくりするぐらいいい動きをする。前回製品とは雲泥の差で、前回のが用無しと思えるほどに。前回製品はモーター外してダミーで運用するのもアリかな……と思っている(実車は1台だが、模型では”重連”とか、”プッシュプル”とか)。
  ちなみに、窓周りの白の入り方が両者で違うが……前作ったときは勘違いして塗った模様。ここを直すかどうかも含めて旧製品の運用は要検討だ。

(2012.01.03)

▲お戻りの際は、ブラウザの機能をご利用いただくようお願い申し上げますm(_ _)m▲