橘雪翼の、侃侃諤諤喧喧囂囂

平成21年6月下旬分

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平成21年6月30日

  以前作った近鉄特急の模型をあらためて見ていると……どうも連結器の高さをミスして取り付けていたような。それのせいで車体が余計に高く持ち上がり車高が高くなっていたのかな。連結器を適正な位置に持ってきたら、グリーンマックスの完成品との高さはきっちり揃うような気がする。あとはトミックスのビスタカーとの車高のズレをどう考えるか。どうも製品状態でさえ先頭車と中間車との裾の高さがゼロコンマ2ミリほど違うような……。このあたり、気にしだすとキリがないので適当に流すのが正解のような気もするし。ただ、実車写真を見ると、裾が綺麗なぐらいきっちり揃っている。微塵のずれもない。そこに憧れてしまうとドツボなのかねえ……。
  以前作った近鉄特急は色がおかしいので、12600系を除いて破棄を考えている。12200系は完成品が出てしまったし、12400系は更新車仕様で明日あたり、一から作り直そうと考えている。12600系だけはかなり気合入れたのと、ギリギリオレンジ色が許容範囲内なので残しておこうかと。それでもやはり色のずれは明白なので、私としては異例だが色の塗り直しも視野に。そして、作り直しにあわせて動力をトミックスのものに置き換えることにした。以前は鉄コレ動力を無理やり21メートル級に延長して入れていた。今見れば芸術的にすごい(笑)のだが、やっぱりいろいろと、ね。トミックスの動力を入れてしまえば、ビスタEXとの混結も深く考えずに楽しめる。グリーンマックスの完成品シリーズもトミックス動力化したいぐらい……。一応それも考えていたりするが、例によって車高がどの程度影響するか(笑) かなり古の話になるのだが、グリーンマックスの近鉄用動力はトミックスのOEM品だったようである。何故そうなったのか分からないけれど、21メートル級の動力がグリーンマックスになかったからかな??? その時代に動力を手に入れておけばよかったのだが、残念ながら私が手を出したのはグリーンマックスが自前で近鉄用動力を用意したあと。仕方がないので鉄コレ動力をかなり芸術的――無理やりに使ったのだが。しかし最近気付いたのが、トミックスの適当な21メートル級動力に、近鉄21000系アーバンライナー用の動力台車をくっ付ければ、最低限近鉄特急に使える動力ユニットに化けてくれる(アーバンライナー用の動力ユニットが分売されていたら話が早かったんだけど、ないからね)。床下機器がそのままでは使えないので工夫する必要はあるが、それぐらいいつも頑張っている話だ。ちょうど21メートル級動力も余っていた。485系雷鳥が発売されたときに、最新仕様のフライホイール付きの動力ユニットが分売された。手持ちの485系や583系の非フライホイール動力をこれに置き換えたため、大量の非フライホイールで21メートル級動力のユニットが余った。そこで、動力台車だけ買ってきて台車を振り替えて、あとは床下機器次第というわけだ。ビスタカー、ビスタEXの動力もフライホイールが入っていないため、却って非フライホイール動力であることがメリットとなる。5〜6個余っているので、12400系と12600系をこれに置き換えてもまだ余裕がある。グリーンマックスの完成品のACEとか12200系とかを置き換えるという考え方も……。ただ、キットならともかく、完成品のそこの部分までいじるとなるといろいろと面倒なんだよね(苦笑)


平成21年6月29日

  こんばんは、つい最近までエキノコックスを菌類の一種だと思っていた橘雪翼です(*1)。
  昨日の阪神・関本選手のヒーローインタビュー。「サヨナラ打は初めてですか?」の問いに「いや、確か以前サヨナラホームランを打ったことがあります」と。そういやそんな試合あった。相手は巨人、9回裏、得点は忘れたけど同点だった。関本は先頭打者で、投手は……? 内海だっけ? で、センターバックスクリーンにサヨナラホームラン。後輩と観に行ってた試合でよく覚えている。当時は岡田監督だったんだけど、コメントが「先頭打者やから塁に出ろっちゅうたのにホームラン打ちよって」とか何とか(笑)

  ダークグレーの塗料がない。ストックをうっかり切らしてしまって、それで尼崎の模型屋とか三宮の模型屋とかを巡ったのだが、品切れ。何故……。こまめに再生産しろよなグリーンマックス! 何が塗りたいのかというと、先日ベンチレーターを云々していた車両の屋根。そういうわけで作業中断。散香マークBもなんとなく作業中断しているし、6月は結局On30の客車2両だけになっちゃうね……。仕方がないので7月は粗製濫造モードにでも入るか。といっても本気で粗製濫造するわけではないけれど。単純に、両数が稼げる車両を優先的に作るってだけで。グリーンマックスキットの素組みでいいなら、今の私には月間20両は堅い! ……かどうかは分からないけれど、残念ながら素組みでいい車両ではない。計画に挙げた車両が18ほどあるんだけど、ちょっと車高調整してやらないといけないわけで。あんまり車高調整したことがないからなあ……。車高調整には2通りの考え方があって、床板をめり込ませるか、台車の取り付け部を削るか。前者はそのままだと床下機器が引っ込むのだが、めり込ませた寸法のスペーサーを挟んで浮かせれば問題ない。後者はいろいろ面倒。検討の結果……部品さえ手に入れば後者の方が話が早そう。だったのだが、思った部品が手に入らない。困ったものだ。
  で、車両製作計画に新しいものを検討中だったりする。「スハ44系はつかり」――以前グリーンマックスのキットを組んだことがあるのだが、今度はカトー完成品をベースにしようかと。実はキングスホビーからキットが発売されて買いかけたのだけれど、値段がべらぼうに高いので躊躇して、結局やめてしまった。ビスタEX2編成のほうが値が張るのにね。そのうちに思いついたのが、カトーの完成品を塗り替えること。実車も青大将編成の都落ちなので、模型も青大将を塗り替えれば万事問題ない――とはいかないのが難しいところ。はつかり編成に必要なのは、最後尾に来る(上りでも下りでも最後尾だ)スハフ43。これはカトーが作ってない形式になる。というわけで2通り考えられる。
1)スハフ43だけグリーンマックス
2)スハフ43だけキングスホビー
(1)は却下。そんなことするぐらいなら以前作ったはつかり編成で素直に遊べばいい。というわけで(2)が最有力候補。既に一両作ったことがある(青大将カラーになっている)から、それを塗り替えてもいいし新たに1両作ってもいいし。が、第三の候補が出て来た。
3)カトー製品を改造して作る
果たして作れるのかどうかきっちりした検討がまだなんだけど……これができれば、一番編成の統一感が取れる。カトーの青大将にキングスのスハフ43を連結してみたところ、あんまり違和感なかったから大丈夫だとは思うけどね……。問題はスハ44からスハフ43が作れんのか?ということ。検討しようと思ってるんだけど現在後回し中……。ちなみに、どう足掻いても展望車両が1両余る。それの処遇をどうするかも考えなくては。茶色に塗って、やまぐち号の最後尾にくっつけるのが一番"それっぽい"遊び方になりそうだが。

*1 エキノコックス。キノコは菌類の一種です(笑)


平成21年6月28日

  321系の車内のモニターで、どこかのメーカーのペットボトルのお茶の広告をやっていた。2人の人がどこかの石段?に腰をかけてペットボトルのお茶を飲んでいる。1人は外国人で、カタコトの日本語で言う。
「ホンモノにはニコリがある」
そして隣の日本人が訂正する。
「ニコリじゃなく、ニ"ゴ"リね」
というような感じで。音が出ないモニターなので、音声ではなくセリフが表示されるのだが。で、どうやらそのペットボトルのお茶は、急須に茶葉を入れ、お湯を注いで出したお茶のように濁りがある本格派なのだ、といいたいようである。その広告で「ニコリ」と表示されるわけだが、私の場合「ニコリ」と見るとどうしても「数独」の「ニコリ」を連想してしまう(笑)
  というわけで、ニコリの話。会員制のパズルサイトも運営されているのだが、その会員向けのアンケートが先日行われた、平たく言えばパズルの人気投票みたいなもの。詳細は省くが、持ち点みたいなのがあって、それをいくつかのパズルに振り分ける。一つのパズルに全部集中させることはできず、最低でも各パズルに1点は振り分けないといけなかった……ように記憶している。で、その結果が発表された。勝手に人気順に並べてみた。

美術館 15.2
ぬりかべ 13.5
へやわけ 13.5
橋をかけろ 12.2
ましゅ 11.9
スリザーリンク 10.5
ひとりにしてくれ 9.8
四角に切れ 9.3
ナンバーリンク 9.3
カックロ 8.1
数独 6.7

  「美術館」が一番人気、というのをどこかで(ニコリのサイトではないがニコリ関連のどこかで)見たような気がするのだが、まさしくその通りの結果なのには驚いた。私が好きなのは、「ぬりかべ」「ましゅ」「スリザーリンク」。前2者は上級者を自称できるぐらいの腕前だが、「スリザーリンク」は最近"分かる"ようになってきたところなので、まだまだ平均以下である。実はニコリのサイトでハマったのが「ぬりかべ」と「へやわけ」。会員にならなくても遊べるお試し問題があったのだが、その後パズル本を買って遊ぶようになった。「ぬりかべ」はコツを掴んで大好きになった一方、「へやわけ」はドツボにはまるとイライラするぐらい分からないことがある。最近はそういうことが少なくなったが。「ましゅ」は、この中で唯一数字(文字)を使わないパズル。盤面にあるのは白丸と黒丸だけ。その白丸と黒丸を頼りに線を引いていく解き味が面白い。「ましゅ」という名前もいいねえ。「スリザーリンク」は、ニコリのパズルの中でも古参。昔、高校生ぐらいのときに、母親がたまに買っていた週刊文春か春秋あたりに載っていたので見たことがある。解いてみたがさっぱりワケワカラン。だったのが、分かるようになるとこれが面白い。「ましゅ」も「スリザーリンク」も一本の線で繋ぐパズルだ。一方、「ぬりかべ」や「へやわけ」はマス目を黒く塗り潰すパズル。両者で方向性が違うが。「ひとりにしてくれ」も塗り潰す系パズルだが、これまた分からないとかなりイライラするパズル。解けるときは楽しいが、解けないとかなりムカつくので精神的に余裕のあるときにしかチャレンジできない。私の印象では、「ひとりにしてくれ」はやや完成度に劣るパズルに見える。一番人気の「美術館」は……これは何系に相当するんだろうなあ。マスを塗る系? ただ、全部のマスを塗ることになるので多分塗って解いてる人はいないはず。私の中では第5位(4位は「へやわけ」)のパズル。そうか、みんなはこれが好きなのか。「橋をかけろ」「四角に切れ」はあんまり好きではない。「ナンバーリンク」は来月から遊べるようになるパズル。「カックロ」も「スリザーリンク」同様最古参のパズル。これまた高校当時はワケワカランパズルだったのだが、今見ればそれなりに分かる。が、あんまり習熟してないので難しい問題はお手上げである。そして最後の「数独」。ダントツ最下位は意外だが、この中で「数独」だけが持つ一つの特徴がある。そしてそれが人気のない理由なのかも。それは、盤面の大きさが唯一9×9で固定されていること。他のパズルは小さなサイズの簡単なものから果てしなく唖然級のものが揃っているのに、数独だけは簡単なのも難しいのも9×9。一応ジャンボ数独という名前で「16×16」のモノがニコリの発行しているパズル誌にも出ていたりするようだが、せいぜいそこまで。次に大きくしたければ「25×25」になる。625マスはでかすぎるよなあ……。変則サイズも作れなくはなさそうだが、ともかく数独は9×9が基本なのだ。それで解いているとだんだん新鮮味を感じなくなるのかもしれない。もっとも、9×9のサイズに唖然級の難易度を込めた問題もあり、それはそれで芸術的ではあるが(たかが9×9の数独にそんな難しいことがあるものか、と思う人は『辛口数独』あたりを買ってくると良いかもしれない)。そんなわけで、ニコリの知名度を一気に押し上げた「数独」ではあるが、パズルマニアには人気がないようである。奇しくも以前、「まだ数独ですか?」みたいな挑発的な画像で侃侃諤諤をやったことがあるが、計らずもパズルファンも似たような考えなのかもしれない。
  にしても、私がニコリのパズルに興味を持つきっかけとなった「ぬりかべ」と「へやわけ」。その2つが仲良く同じポイントで2位に並んでいるのは何だかほっとする。他にも「フィルオミノ」というパズルがあってこれも好き。書店で見て一目惚れして買ってきて、帰りの電車の中でいきなり最終ページの一番難しい問題をモリモリ解き始めた(笑) なのだが、これはパソコン上で解くにはちょっと不向きなパズルかもしれない。


平成21年6月27日

  今日は『ヱヴァンゲリヲン 新劇場版:破』の公開日。なので早速……
  ――行ってませんよ!
理由は3つ。1つは混んでる日に行きたくない(そして初日は混んでいるに決まっているだろう)。2つめに今日はバスケットボールの日だったのでそもそも行く時間がなかった。3つめはなんとなく。
  今日はシュートが入らなかった。いや、今日も、か。どうもやっぱりスライダーの方が自信ある。

白兎 「それは野球の話でしょ」

というわけで、とても疲れているので何か書こうという気力が沸き起こらない。

白兎 「という割には下らないジョークを飛ばす余裕はあるみたいだね……」

そんなわけで、また明日をお楽しみに。

白兎 「こんなんで楽しみにしてくれる人がいるのかなあ……」


平成21年6月26日

観戦記録

  甲子園での横浜戦。9−4で快勝……とは言い切れないかな? 先発安藤が5回でマウンドを降りたのが不満。初回先制を許すも直後に逆転の展開。2回にも1点を追加して……だったのだが、3回に自身のエラーもからんで同点にされる。しかし、今日は打線が良かった。4回の鳥谷。ピッチャー返しの打球は、相手の美技によりセカンドライナーになるものの、その打球を足に受けた横浜先発ウォーランドが崩れる。狩野にソロ本塁打、安藤を歩かせるわ赤星のバントを悪送球するわでもうメロメロ。代わった高崎から新井が犠牲フライを放ち、安藤のガッツのある走塁もあって2点リードに広がる。さらに小刻みに加点して藤川ウィリアムス出番なしの快勝となった。金本、桜井が無安打だったけど(特に桜井は4三振1併殺打)、明日打てば良し!と思える今日の勝利だった。
  相手が横浜であることを差し引いても特筆すべき点が2つ。一つは代わった投手を打ち込んだこと。2番手以降に滅法強いのは、強かった時代の阪神タイガース(過去形)の特徴。もう一つは、こつこつと得点したこと。野球において、同じ得点するにしても、1イニングに9点入れるよりは1イニングに1点ずつ取るのが強いとされている。後者の方が打線のどこからでも点が取れ、色々なピッチャーからチャンスを作り得点していると言えるからだ。今日のタイガースは8イニング攻撃し、6イニングで得点した。今年あまりこういう試合は多くない。勝った試合でも、ワンチャンスで4〜5点取って守りきったというパターンが目立つ。相手は最下位横浜だったが、相手が弱かろうと強かろうと関係ない。野球は野球、同じ一試合。とにかくいい形で勝つことが重要である。こういう形が作れれば……借金返済も夢ではないのだが。

  ところで、最近気付いたことがある。野球で左投げの選手はある意味では重宝され、ある意味では使いにくい。左投げの投手は重要である。では野手の場合はどうか。外野手は良いかもしれないが、内野手は基本右投げである。内野手の仕事で一番多いのは、ゴロを処理して一塁に投げること。そのとき、左投げだと投げるまでにかかる時間が右投げより長くなる。もちろん捕球体勢によってはそうだとは言い切れないが、ゴロは正面でさばくのが基本であることを考えると、レアなケースだと言える。捕手も右が良いとされる。左でもあまり不利ではないものの、盗塁を試みたランナーがいた場合、左投げでは右バッターが邪魔になる。現状、右バッターの方が若干多いので(阪神は左多いけど)捕手は右の方が若干有利なのである。キャッチャーゴロをさばくときは左の方が投げやすい気もするが……。で、一塁手。内野手で唯一左投げの選手が入る隙のあるポジション。一塁手は一塁に送球することが少ない。大抵はボールを受けるだけになるので、そのときの捕球する腕が右でも左でもそう大きくは変わらない。そして一塁手がゴロをさばいた場合、自分でベースに入るパターンが多い。そうでない場合でも、一塁ベースまでの距離が短いのでトス程度の距離になることが多い。トスするなら、右でも左でもあまり差がない。だから一塁手は左投げでも成立するのだ。むしろ、ランナーがいて併殺を狙う場合、一塁手がゴロをさばいて二塁に投げるときは投げやすかったり……。
  で、ここからが本題。一塁にのみランナーがいる場合。一塁手はベースに張り付き、ピッチャーからの牽制球に備える。そのときの姿勢だ。右投げの場合、右足をベースに付け、左半身を投手側に向けて立つ。左投げの場合はその逆になる。そのときの体の向きを考えよう。ホームペースから見て、右投げの一塁手は背中を見せるが左投げの場合は正面を向いている。当然だが打球はホームベースの方からやってくる。これ、ひょっとして一塁手は左投げの方がいいんじゃないだろうか? 理由はもちろん、体を最初から正面に向けていた方が打球に対応しやすいから。一塁手に左投げの選手を採用するのは、作戦としてアリなのではないだろうか。てな話を同行者としていた。
  ――のだが
家に帰ってから再度考えるとそうでもないような……。というのも、ベースに張り付いている一塁手もずっとそのままではない。投手が投球したらベースから離れる。さてそのとき、一塁手はどのような動作を取るか? 答えはおそらく、右足を体の前方に出し、ホームベース側に正対する、あたりになるだろう。その動作がそのまま、普段より大きく開いた一、二塁間を締めることにも繋がる。間違っても左足を引いてはいけない。守備位置がファウルゾーンになってしまう。左投げの場合、ベースから離れるときの動きがサイドステップになるので……やや都合が悪いかも。もちろんそのまま突っ立ってるのはダメ。投手が捕手に向かって投げたら、少しでも一、二塁間は狭めるべきなのだから。少なくとも、投球動作に入る時点で体がどっちを向いているかはあまり問題にはならなさそうだ。残念(?)。

  5月に甲子園球場で、チケットホルダーをもらった。現在甲子園球場では、球場内通路から座席へ戻る時にチケットの確認を行っている。座席から通路へ出るのはどういうときかというと、トイレに行く時か飲食物を買いに行く時。後者の場合は両手がふさがっていることもあるわけで、そこで便利なのがチケットホルダーということになる。球場でもらったのは、阪神タイガース特製チケットホルダー。嬉しくて使っていたのだが……もらったその日の試合と、次に観に行った試合は阪神が負けた。ゲンが悪いので今日は持って行かなかった。……これ、次回以降も使うわけにはいかないな(笑)


平成21年6月25日

  とりあえず、昨日やる予定だったモノを。
2冊づつ

  どうも侃侃諤諤は20行ぐらい書いてないとサボってる感じがするねえ。しかもそれが3日も続くと。いや、厳密には一昨日は画像で〜の方でかなり書いてるけど。と言うわけで今日は、昨日サボった分も頑張ろう。

  と言っても鉄道模型トークだから読み流す人が多数でしょう(笑)
  その一昨日の"地道な作業"のついでに、別の部分にも手を入れてみている。それはどこかというと連結器。最近の製品ではそういうことも少ないのだが、153系や165系が発売された頃というのは、先頭車同士の連結はあまり考えられていなかった。Nゲージの連結器でポピュラーなアーノルドカプラーというものは、取り扱いはしやすいものの見た目という点では劣っていた。そこで、必ずしも連結する必要のない先頭車前面には、見た目はそっくりだけど連結器の機能は持ち合わせないダミーが装着されることが多かった。一応、先頭車同士連結させたい人のためのオプションパーツはあったものの、結局のところ見た目は「?」なアーノルドカプラーを使うのでイマイチと言えばイマイチだった。が、後年になってカトーやトミックスから独自の連結器が開発された。カトーカプラー(そのまんまの名前やな)とTNカプラー(トミックスニューカプラーの略?)がそれである。旧来のものに比べ、見た目に優れるようになった。どちらがより良いかというと、外観では断然TNカプラー、コストパフォーマンスでは断然カトーカプラーということになる。まあ両者共に種類がいろいろあって一概には言えないのだけれど。さて、高校生ぐらいの私は、153系の急行らしい編成を組むために先頭車前面側にも連結できることを望んだ。そして拙い技術で精一杯頑張ってTNカプラーを取り付けた。今見ると……多くは語るまい。ま、絶望的に酷いものでもないけれど。というわけで、これを期にそのあたりも改修することにした。カトー153系や165系は、設計が古いせいか連結器周りの部品も少々見劣りする。そこで、一昨日隣に並べていたトミックスの165系の出番。連結器周りの部品は分売されているので、それをTNカプラーと共に使ってカッコよくしてやろうというわけである。少々話は脇道にそれるが、やっぱりこういった部品が分売されているのは嬉しいことである。破損紛失時に自分で対応できる他、自作や他の製品のディティールアップに使える。鉄道模型趣味界の発展を考えれば、こうした対応は非常に大切なことでもある。どことは言わないけど、某メーカーとは大違いだね。で、話を元に戻して……当然、トミックスの部品はカトーの製品のことを考えて作られているわけでもなく、カトー製品もトミックスの部品を取り付けることを考慮されているわけでもない。そもそも153系165系の設計段階では、私が使おうとしている部品が存在していなかったしね。そういうわけで取り付けには一工夫が必要。一時期、TNカプラーの取り付けには"ツメ"を作って引っ掛けていたのだが、これが結構面倒。最近、エコーモデルというHOメインのメーカーが販売している精密ネジの存在を知ったため、それを使って床板にネジ止めするようになった。慎重に位置決めして穴を開けて、ネジで止めるなので随分楽になった。で、今回はそれだけでは終わらない。連結器周りのスカート部品も取り付けるのだが、これが床板に干渉してしまう。ところで、鉄道ファンは普通に「スカート」と呼んでいるが……先頭車前頭部最下部にある保護板のことをそう呼んでいる。役割は実は正確には知らないのだが、今表現したような用途ではないかと。踏切などで立ち往生した車と衝突したときに、ちょっとでも車体への衝撃(特に下回りの機器類や台車)にかかるダメージを減らそう……そういう役回りの部品ではないかと推測する。それを再現した部品が、取り付け部の都合で床板に当たって上手く行かない。ので、当たる部分を削り取ってみた。今度は上手く取り付けられた……はいいのだが、新たに困ったことが起きてしまった。どうも床板は、削り取った部分を車体側のツメに引っ掛ける構造だったらしい。そのままでも車体に固定することはできるのだが、床板は少し反っているために連結器部分が垂れ下がってしまう。当たり前だがそれではカッコ悪い。垂れ下がるといっても角度としてはほんのわずかなのだが、連結器周辺と車体とに隙間が空いてしまうのがカッコ悪い。仕方がないので、車体側の別の場所にツメを新設。床板の削り取らなかった部分を引っ掛けて、なんとか隙間が開かないように……。
  てな感じで、何かしようとすると新たに別の何かをしないといけない、ということが起こっているのです(笑)


平成21年6月24日

  画像で侃侃諤諤をやる予定だったのだけれど、頼みのDiMAGE A1が故障……したかと思って焦ったが、とりあえず復活したので一安心。α350持ち出すって手もあったんだけどそれどころじゃなかったんです(冷汗) まだDiMAGE A1の代わりになるデジカメを発見できずにいるからね。
  というわけでおやすみなさい。また明日頑張ります。


平成21年6月23日

  散香マークBと並行して
地道な作業
もやってます。


平成21年6月22日

  風呂上がりに水分補給しながら『MAJOR』読んでたらハマってもうた(笑) では、おやすみなさい〜


平成21年6月21日

  散香マークBの機体上半分の色を作ってみたはいいが、迷彩っぽくする方の濃いグレーの濃さが足りなかった。よって機体があまりグラデーションっぽくならなくて……やり直し? とりあえず今日、色を作り直してみて、失敗した上から塗ってみた。多分鉄道模型のウェザリングもこんな風にしてやるんだろうな、というような感じで塗料を少しずつ乗せていく感じ。雰囲気はかなり良くなったけど、初回塗装時(失敗した時)にマスキングを剥がしてしまっているので、元の色の部分にもグレーがかなりかかってしまった。だがこれはこれで、ウェザリングっぽくなって悪くはない……と思う(少し弱気)。鉄道でさえ場所によっては汚れたままなので、戦闘機なら尚更汚れている状態の方が自然でリアル……なはず。とりあえずもう1機塗ってみて、そちらは綺麗な状態にして比較してみるか。塗装を剥がすのはそこからでも遅くはない。
  ところで、デカールが付属している。各種マーキングはもちろん、機体の翼の黄色の部分もデカールがある。ところでなぜそこが黄色なのか、良く分からない。黄色い部分の上には乗っては行けないという警告色なのかもしれない。私の信念?としてデカールに頼るのは好きではないので、当然そこもマスキングしての塗り分けとなる。塗る時は、箱絵と説明書のCGモデルを参考にしているのだが、組み立て見本の写真にはない部分もちょっと塗ってみたりマスキングで塗り分けてみたりすると良さそうな部分がある。なのに何故組み立て見本ではやってないのだろう……と疑問に思って少し分かったような気がする。バンダイの姿勢としては、マスキングなしで塗装して組み立てられるように配慮したのかもしれない。だから黄色の部分は全部デカールが付属しているわけだ。あ、でも、ごく一部の部品はマスキングしないことにはどうしようもないような……。ついでに、指定してある色はほとんどが混ぜる必要があるのだけれど、それは即ちエアブラシでの塗装が前提に近そう(筆塗りという手段もあるが)。エアブラシ持ってて、調色までする人が、多少のマスキングを厭うのか……??? どうにもバンダイの方針が良く分からない。
  で、話したい部分はそこではない。普通に考えて、白(下塗りに加え、一箇所白帯もある)→黄色→グレー各種、という塗装順序になる。白と黄色の後はマスキング。グレーを吹くときは、境界線をはっきりさせないためにマスキングナシで次の色を塗っていく。鉄道模型ではあまりやらない技法だ。もちろんウェザリングするようになったら日常的にやるんだろうけど。で、この塗装順序だと、前翼が陰になって塗りにくいことが分かった。というわけで、前翼は外した状態で個別に塗装することにした。となると、前翼にかかる黄色と白の部分が厄介になるので……どうやら散香マークBの塗装順序は、まずグレー各種を塗って、前翼を取り付けてから、白黄色の部分を残してマスキングして塗っていくのが"正解"なような気がしてきた。やはりまず1機、実験と練習を兼ねて先行して塗ってみて正解だった。普段の鉄道模型を製作している私なら、一気に4機並行してやってただろうからね(笑)


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