平成21年2月20日
ハンダゴテのコテ先が……また調子悪い。いい状態を保てないのはまだまだ修行不足ってことだなあ。先日マッハ模型に行ったら、それまで使ってた糸状ハンダの取り扱いがなくなっていた。仕方がないので棒ハンダを買ってきて挑戦してるんだけど、それも一因かもしれない。 あ、で、結局、ワールド工芸クモル145&クル144を次期製作キットに選んだ。勢いでガツンとワールド工芸3作目行っておきます。手持ちのワールド工芸を全部形にしたら、某所で特価品になってるアレとか某所でまだ在庫が残ってるアレとか買ってもいいような気がするからね!(意味不明) ところで、これもまた隔月刊の「エヌ」に組み立て記事が載っている。そして、説明書と雑誌の組み立て紹介と違う部分があるんですが……。しかもパーツの上下がまるっきり逆という謎。パーツの組み合わせを考えると、「エヌ」の組み立て記事が正解のような気はする。けれど、一応仮組みしてみてじっくり判断することにしよう。 半年ほど前の画像で侃侃諤諤(さっきのリンク先)に書いてたことなんだけど、部品リストの話。ネジが合計58本入ってて、別袋になっていればいいのに寸法の微妙に違うものが5種類混ざっている。直径1.4ミリ全長2.5ミリでネジ頭がコサラタイプが32本、M1.4×4コサラが2本、M1.4×2.5コナベが16本、M1.2×2が4本、M1.2×4が4本。もうね、これね、嫌がらせか!って感じですよ。キット組みながら目的のネジ探すのは、集中力の無駄遣い以外の何物でもないので、まずはこれらを仕分けるところから始まった。グリーンマックスの台車の空き箱(小さなプラスティックの箱)にネジをざーっとぶちまける。チャック付き小袋を5つ用意して、ピンセットで摘んでいく。チャック付き小袋は再利用品だ。某社や某社や某社のNゲージのグレードアップ用パーツは、チャック付き小袋に入って売られている。そのパーツを全部使った後の小袋をとっておいて、こういうときに活用しているのである。ちなみに、某大型量販店はいけてないことに、そういうパーツの袋をホッチキスで留めてやがるので再利用しにくい。本題。少しだけ長さが長く、そして合計6本入っている4ミリ長の2種類はすぐに分別できたのだが、残る2.5ミリがね。とりあえずコサラのネジはM1.4だから32本分けて、残るところからM1.4とM1.2を判断して別々にする。じっと見つめていれば太さに違いがあるので、細いのと太いのとに分けたら作業完了。説明書のパーツリストとおりに入っていたネジは、M1.4×4コサラ一種類のみだった。というのも、他の種類のには予備と思しき1〜3本の余分があった。先日のジハニ6055のときも、M1.4×2.5のネジが説明書では28本、実際には30本入っていた。 2月中に完成するといいなあ。
平成21年2月19日
先日、ちらっと本屋で立ち読みした本にこんなことが書いてあった。「デジタルカメラの画素数は600万画素もあれば十分!」 最近この手の主張を良く見かける?ような気がするのだが、どういう流れなんだろうね。A4だかA3のプリントならば600万画素でも1000万画素オーバーでもあまり差がないという主旨なのだが、じゃあそれより大きなA2やA全の場合は? 普通の人はそこまで大きく伸ばさないだろうと言いたいのかも知れない。しかし、今は「A4でも十分」と思っていても将来もっともっと大きく引き伸ばしたくなるかもしれない。写真を趣味でやっていて、それが長く続けばそういう可能性は十分にある。「大きく引き伸ばしたら、その分遠くから見るので細かいところは見えない」なんて話も見たような気がするが、それは違うような気がする。確かにサービス版や2L版ぐらいのプリントと4ツ切り六ツ切りのプリントでは観賞する距離は変わってくる。しかし、四ツ切りあたりからは額装して壁にかけるプリントサイズなわけだが、そうすると半切や全紙も四ツ切りと同じ面に並べられ、結果観賞距離がほぼ等しくなるのではないか。私の前に今、半切の写真が一枚飾られているのだが、今度全紙に伸ばす予定の写真は同じ壁に飾る予定である。なお全紙は、A2用紙とほぼ同じプリントサイズになる。さらに、今はA全サイズやB全サイズのプリントも受け付けてくれるらしい。600万画素の限界がどこにあるのか分からないけれど、将来のプリント技術の発達も見込めば1000万画素2000万画素で記録できるならそれで記録するに越したことはない。もちろん、A全やB全になるとプリント価格もものすごいものになってくるので、そう頻繁にはプリントしないだろう。人生で2枚か3枚ぐらい?という可能性もある。600万画素論者はひょっとしたらこう問うかもしれない。 「あなたはその何枚かのために、全ての写真を1000万画素オーバーで記録するのですか?」 当たり前だが、当たり前すぎる返答だが、私がそう聞かれたら「はい、もちろん」と答えるだろう。自分にとってのベストショットがいつ撮れるかなんて分からない。そのための備えであれば、他のどうでもいい写真を数倍の画素数で記録し、そのためにパソコンのハードディスク容量を圧迫することなど歯牙にもかけない。胸打たれる光景に出会い、夢中でシャッターボタンを押し、出来上がった写真が素晴らしい物だったとする。しかしそのときのカメラが600万画素機で、大きく引き伸ばした時にガッカリするのであれば……そんな思いをすることを考えれば1000万画素2000万画素のカメラを使うのは当然の帰着点だ。 こう、何と言うか……600万画素支持者とは写真に対する想いが違うんだろうなあ。写真の楽しみ方の方向性が違うというか。別に彼らを真っ向否定するつもりはないが、書籍という形で自分たちの論点を世に出し、将来どうなるか分からない入門者を惑わすのはいかがなものかと思うんだなあ。もちろん、600万画素のカメラには1000万画素にないメリットもある。画素ピッチが大きい方が有利な点があることはニコンD3が証明した(あれはソフトウェア上の処理も優れているのだろうけど)。でもね、概して今のデジタルカメラは新しいものほど画素数が多い傾向にある。そして新しいデジタルカメラの方がハードウェアもソフトウェアも優れていることが多い。劣っているのは画素ピッチぐらい? で、ハードやソフトが進歩するので、今の写真はいつか陳腐化する。それでも陳腐化を少しでも遅く、陳腐化の幅を少しでも小さなものにするにはなるべく新しい機械を使った方がいいだろう。だったら画素数の数字の大きなカメラを選ぶことに躊躇いは持たないほうがいい。 ま、グダグダ言ってるけど私は例によって根っからのフィルム派。今度引き伸ばしたい写真もフジクロームプロビア100Fで撮影した物。ひょっとしたら2560万画素どころか1020万画素のデジタル写真の画質にも負けているかもしれないけれど、フィルムが好きなんだから仕方ない。正直なところ、フィルムで撮り続けるのは600万画素のデジタルカメラに固執するのと同じかもしれないと思っている。でもフィルムが好きなんだから仕方がない。但し、デジタルに乗り換えるのであれば今買える最高の機種を選択するよ。その名はα900、2560万画素のデジタル一眼レフカメラだ。えっと、まあ、もちろんD3XとかEOS-1DsMarkIIIとかもあるけど、さすがにレンズをイチから揃えなおすのは勘弁。ニコンやキヤノンのカメラが、ソニーのカメラよりも10倍いい写真撮れるっていう時代が来たらそっちにするかもしれないけどね。でもそんなことはないと思っている。思っているというか、そんな未来は来て欲しくないと願っている(笑) 頑張れソニー!
平成21年2月18日
今更だけど、このペースだと年間70両にも到達しないな……。ま、数を言うのはやめておこう。というわけで今年に入ってからの3両目。 ワールド工芸「ジハニ6055」 「あれっ? キワ90に続く2両目じゃないの?」と突っ込みを入れた方向けに説明。今年大学を卒業する後輩にプレゼントするために、ある車両をある色に塗り替えました。それが2両目で、人にプレゼントする物なので画像で侃侃諤諤のネタにもしていません。なおその車両は、後輩が追い出しコンパを欠席したのでまだ渡せてませんが。彼が故郷に帰る前に何とかしなくては。
平成21年2月17日
ネタがあまりないので小ネタ特集。 「天体戦士サンレッド」の原作で正義のヒーローレッド(どう見てもチンピラ)はよく、悪の組織フロシャイムの構成員(世界征服諦めて普通に暮らしたら?というぐらい善人が多い)に「殺すぞ」と言っているのだが、アニメ版では修正されている(前に一度話題にしたが)。 殺すぞ!→埋めるぞ! あいつら絶対、殺す!→あいつら絶対、潰す! 悪の組織フロシャイムのぬいぐるみ型怪人ヘルウルフもまた、ことあるたびに「コロス」と言っているのだが……アニメ版では「コロチュ」となっていた。なるほど、語尾を変えたら放送基準をクリアするのね。 先日のスタープラチナのフィギア、細かいことに腕の太さが右と左で違っていた(右の方が太い)。承太郎は右利きってことなのだろう。しかし、スタンドまで利き腕の影響を受けるとは新しい発見だ(笑) 原作でもそうなっているのかな? 1月末ごろに完成させた鉄道模型「キワ90」、小型車両なのでミニカーブレール(トミックスが発売している小半径レールで、通過できる車両が限られる)をクリアしそう。ということで走らせてみたら、キーキー言いながら通過する。実物の電車でも急カーブを曲がる時に車輪とレールがこすれて嫌な音を立てるわけだが、模型でそんな無理をさせるのも如何なものか。ところで、今作っているジハニ6055も車体長が短く、さらにキワ90と違って台車が首を振るのでミニカーブを通過してもおかしくなさそう。ということで実験してみたら、動力ユニット単体では行けるのだが、ボディを乗せると台車の首振り角度が制限されて脱線してしまった。結論として、ワールド工芸製品はミニカーブレールと相性が悪い。ま、普通に走らせよう。 少し前に某ヨから始まる量販店でレンズを見ていたときのこと。レンズの特徴を書いたポップが付いていたのだが、その文字列が非常に滑稽だった。「超音波採用!」――何に超音波採用したんですかぁ?(嘲笑) 超音波を採用したレンズなんて聞いたことないんですけどぉ?(嘲笑) 採用されているのは超音波モーターであって超音波ではない。超音波モーターも超音波を"利用"したモーターなので、"採用"という言葉はおかしい(はず)。ひょっとしたら私が無知なだけで、どこかに超音波が採用されているのかもしれないけれど、どこに超音波を採用するんですかねえ? 聞きたいところですよ。商品知識豊富な店員が聞いてあきれます――と、心の中で突っ込んでたんですが、嫌な客ですかねえ?(笑)
平成21年2月16日
アイスクリームといえばハーゲンダッツ、という人もいるだろうけど今日はサーティワンの話。どうでもいいけど、後輩で「30」を「サーティーン」と発音したやつがいる。英語の数字って分かりにくいよね。ちなみに13〜19の場合は後ろにアクセントがあるので「ティーン」と伸びる。20とか30とかの場合は前にアクセントがあるので後ろが伸びない。という話をどこかで聞いた。アイス好きの人は「サーティワン」で覚えるのが手っ取り早いだろうけど。 年末か年始ぐらいの新聞広告に、サーティワンのが入っていた。別に私はアイスクリームが好きと言うわけではないのだが、何となく眺めていると……アイスケーキの上に「ピーナッツ」のキャラクターが乗っているのを発見。「ピーナッツ」って何? と思った人に簡単に解説しておくと、日本では「スヌーピー」と言ったら分かりやすいだろう。あの漫画は「スヌーピー」じゃなくて「ピーナッツ」っていう題名なんだよ。と、昔京都の友人から教えられた。というわけで、ケーキの上にスヌーピーとウッドストックが乗っている写真が載っていた。私はあまりウッドストック好きではないのだが、そのウッドストックは可愛かった。やっぱり黄色い鳥って可愛いものなのかな?(例によって分かる人にだけ分かる話) というわけで急遽持ち上がった計画が「サーティワンのアイスケーキ(ホール)を買うぞ」というもの。だが、一抹の不満が残っていた。それは……ケーキの上に乗ってるだけに砂糖で出来ているんじゃないかということ。私としては、樹脂成型品で、ケーキを食べ終わった後も末永く飾って愛でられるものであって欲しい。そしてその願いは空しく砕け散った。予想通りというか順当にというか何と言うか、「砂糖で出来ていて食べられますよ」とのこと。誰がそんな砂糖の塊でできたもの食うんだよ。第一スヌーピーとウッドストックの形したものは可哀相で食べられねーっつーの! で、実際サーティーワンの店舗に飾ってある物を見ると、写真に写っていたほどは可愛くなかった(サンプル品なので、それこそ樹脂で成型されたものだったんだけどね)。ということで、納得が行ったので一件落着……?
平成21年2月15日
筋肉痛酷すぎ……重いものを持つと痛い……。
平成21年2月14日
今日、某ネット通販サイトで鉄道模型のアウトレットセールが開始された。時間を待ってアクセスすると……アクセス集中のためかつながりにくい。てめーらどんだけ殺到してんだ、他にやることねーのかよ! 白兎 (お茶をすすりながら)「ずずっ……そういう君もね」 ちょっぴり欲しい物もあったんだけど、「完売御礼」――ちくしょう。 白兎 「よかったじゃないの、無駄な出費しなくてさ」 いやま、ごもっともです。
製作中のワールド工芸ジハニ6055、下回りが大体完成。テスト走行してたらちょっとトラブルはあったものの、簡単なチェックでそれなりに走るようになった。若干音がうるさいものの……グリスアップで何とかなるかな? ならないかもしれないけれど。上回りも塗装前の段階に入った。まだ鉛丹色とぶどう色1号と等級帯の色が解決してないけどね("パパからもらったクラリネット"状態)。でもまあ、近々お目にかけることも出来るのではないかと。これが完成したら……次は何作ろうかと早くも気持ちが移ってしまっている。そういうことするから最後の最後でミスしたりするんだよ(笑) このまま余勢をかってワールド工芸クモル145、クル144に行くか、それとも去年の末に作り始めたタヴァサホビーハウスの70系電車を先に片付けるか。
筋肉痛で腕が痛い。上腕部じゃなくて前腕部であることを考えると、どうも握力を使いすぎたらしい。何でだろ? 白兎 (お茶をすすりながら)「ずずっ……昨日無茶な挑戦してたんじゃないの?」 そうそう、170km/hを打とうとして、タイミングが合わないから小手先の技でバットに当てようと手首から先を酷使したっけなあ。お陰で今日は大したことができない。 白兎 「虚弱君は大人しく寝ときなさい。」
平成21年2月13日
170km/h ついに、某所の170km/hで打ち出される軟球を打ちに行って来た。結論として……ダメだわこりゃ(笑) 何ていうかねー、今のバッティングマシンの主流はバーチャルなんたらっていうシステムになっている。画面にLEDか何かでピッチャーの姿が映し出されて、その"ピッチャー"が投げるのに合わせてボールが飛んでくる。でもね、170km/hのところはそれがない。いきなり"ビシュン"ですよ。ネットの奥に見えるアームの動きを見て……大体このぐらい!ってタイミングを計らなきゃいけないから打ちにくいのなんのって。 ――え? 一応バットには当ててきましたよ。さすがにあんまりいい当たりなかったですがね。バーチャルマシンだったらもうちょっと打てたような気がする。 で、ここで実際の野球の話になる。テレビやラジオの解説でよく、「球持ちがいい」とか「ボールの出所が分かり辛い」という表現がある。同じ135km/hの直球でも、球持ちがいいピッチャーが投げるほど、ボールの出所が分かりにくい投手が投げると、打者とは打ちにくいものであるらしい。というのが結局は今日のバッティングセンターでも当てはまったんじゃないかと。アームの動きがタイミングを計り辛かったのは、言い換えるならば球持ちがいいピッチャーが投げていたようなもので、同時にボールを打ち出す瞬間が分からないのはボールの出所が分かりにくいってことで。あっ、でも、マシンのボール出るところは常に同じ一箇所だな……あれっ、とまあ、何ていうか、そういうことでよろしくお願いします(意味不明)
今日、後輩の目撃情報を元に中古屋に行って、鉄道模型の"欠けたピース"を埋めに行って来た。帰って再度確認すると、"欠けたピース"はもうちょっと大きかった(泣) どうせなら確認してから足を運び、一気に埋めりゃよかったのに……。他にそれらしき車両もいくつかあったから、上手く行きゃまた一つ編成がきっちり揃ったのに……。 その行き帰りの電車の中での話。今日は雨降ってたので傘を持っていた。向かいの社会人失格(理由は後述)リーマンがクチャクチャ言わせながらガムを噛んでいた(これが理由)。思わずAFB(アトミックファイアーブレード)が炸裂するところでした。バンブーブレードは見たことありませんが、まあ、つまり、そういうことです。
平成21年2月12日
Vario-Sonnar T* 16-35mm F2.8 ZA SSM 貯金目標額に向けてテンションを上げるため、Vario-Sonnar T* 16-35mm F2.8 ZA SSM の値段を聞きに例の店(*1)に行って来た。今回もびっくり仰天の大特価。思わずその場で買ってしまった――なんてことをやりそうになったのだが、あまりにもそれはネタに走りすぎなので自重しました。 ふとその場で、70-300mm F4.5-5.6 G SSMが目に入った。焦点距離と開放F値を見ると普及クラスのレンズなのだが、ミノルタ時代から高級レンズに付けられている「G」という文字が入っている。スペックは凡庸だけど、とある知り合いが発売前に「期待していいですよ」と言っていたレンズ。あんまり興味がなかったので今まで気にしていなかったが、現物を見てみると……デカイ。以前あったGもSSMも付いていない70-300mm F4.5-5.6に比べると2回りぐらい巨大化してるかも……? それだけ設計に気合が入ったいいレンズということなのだろうか? 実は旅行にαを持って行く時に、望遠側が問題になる。この前買ったVario-Sonnar T* 24-70mm F2.8 ZA SSM は、望遠側が70ミリまでしかないのでちと不満。何らかのレンズを加えてせめて100ミリ、できれば200ミリ付近まで欲しい。気合入れて70-200mm F2.8をカメラバックに入れてもいいのだが、そうすると総重量がカメラバック自身を含めると5キロを越えそうである。ちょっと重過ぎるので、もうちょっと軽い望遠レンズが欲しくなってきた。が、そんな望遠レンズはあまりない。100-300mm F4.5-5.6も持っていて、結構小さくて軽いのだが、開放F値がちと暗い。理想は、70-200mm F4ぐらいのレンズなのだが……かつてはそういうレンズも売られていた。が、今はない。中古屋に行けば売ってそうだが、古い設計の普及価格帯のレンズだからなあ……。ソニーは作ってくれんかね、70-200mm F4 G SSMってな感じのレンズを。キヤノンにはあるんだけどね、そういうスペックのレンズが。キヤノンの高級レンズの証である「L」マーク入りのが。ちとでかくて重いような気がするのだが、それでも大口径標準ズームよりは軽い。しかし冷静に重量を比較すると、70-200mm F2.8と比べて600グラムほどしか軽くない。レンズ単体で見ると、1.3キロ強と700グラム強では大違いだが、所詮α-9 に重い標準ズームレンズ を持ち歩くのである。今更600グラムケチってどうなると言うのだ。新しいレンズを買い足すよりは気合入れたほうがよっぽど建設的だってことだ。 でもなあ、心理的に70-200mm F2.8を旅行に持って行く気にはならないなあ……。70-150mm F4ぐらいの小型ズーム作って欲しいなあ。マニュアルフォーカス時代にそういうスペックのレンズが存在した理由が、今になってようやく分かるぜ。
*1 例の店 : 関西地方にあるとあるカメラ屋。去年の10月ぐらいに橘雪翼はそこでVario-Sonnar T* 24-70mm F2.8 ZA SSM を購入。某価格比較サイトの最安値よりも安かったらしい。
平成21年2月11日
昨日お見せ……したわけじゃないけど、画像で侃侃諤諤のネタにしたジハニ6055の組み立てはそこそこ順調な気がしないでもない(とてつもなく自信なさげだな)。実は既に、2箇所も組み立てをミスしている。修正はできたのだが、出来ていなければ今頃、侃侃諤諤の更新もとっくに終わって布団にくるまっているだろう。つまり、「ミスしたー! 今日はもう、寝る!」で終わらせているということだ(笑) いずれも、説明書の記述が不十分だったせい。第三者の目からすると、ただの責任転嫁という説もある。ちなみに、転嫁という熟語には「再婚」という意味もあるが、この場合は(以下略) 何をどう間違えたかというと、一箇所目は山折りして180度折り返して折りたたむところを、90度曲げと勘違いして立体的に組んでしまった。説明書イラストと合わないなあと思ったのだが……そのまま作業を進めてしまったアホがいる。次にモーターカバー。細長いパーツを4箇所折って四角い筒状にするのだが、折り返して重なる部分を勢い余って?ハンダ付けしてしまった。モーターを差し込んでみて初めて分かったのだが、モーターの寸法よりもやや小さめに作られている。押し込めば入ることは入るのだが何か違う。考えた結果、そこはハンダ付けせずに、モーターを所定の位置にセットしてからネジ留めしてモーターを板の圧力でもって固定するのだということに気付いた。両者共に、再度ハンダゴテを当ててハンダを溶かして処理。しかし、90度曲げの方はハンダがなかなか除去できず、半ば強引に折り畳んだ。強引なのでやや曲がってしまったが……まあ気にしないでおこう。 というわけで、"教科書"こと鉄道模型雑誌「エヌ」も役に立っているのかどうか分からない。実は一番大きな疑問が「エヌ」では解決しなかった。それは何かと言うと、度々侃侃諤諤で問題になっているアレである。「色」である。ジハニ某はどういう色だったかというと、端的に言うと茶色。それで話が解決すればいいのだが、こと鉄道模型においてはそれは通用しない。メインのボディーカラーは「ぶどう色1号」と呼ばれる物。私が過去に散々塗ってきたぶどう色は2号であって1号ではない。1号と2号とでどのように違うのかと言うと、「声が違う」ではないのでそこんところ気をつけるように(ってこのネタ、通じる人いるのか?)。ぶどう色1号よりも少し明るい色がぶどう色2号、らしい。見たことないのであまり知らないが。というわけで、ぶどう色2号の塗料に少し黒でも混ぜてやればぶどう色1号"っぽく"なるかな? とまあ、それはいいのだが、問題はまだある。当時の電車(電車じゃないけど)は窓下に帯が入っていた。ちょっと記憶が確かじゃないけど、クリーム、青、赤の3種類。何のために入っていたのかというと、クリーム色が一等車、青が二等車、赤が三等車と識別のためのものだったのだ。現代は控えめに何かしらのマークが入っているだけであることを考えると、何とも派手なものである。もっとも、当時の電車は茶色一色だったから今の方がよっぽど派手なのだが。まあそれはさておき、ジハニ某は残念ながら三等車である。というわけで赤帯を入れなければならない。まあ、絶対何があっても命を落としても赤く塗らなければならないというほどでもないのだが、せっかくこのジハニ某を作っているのだから窓下2ミリほどを赤く塗ってやろうではないか。ところが、この赤……何色を塗ればいいのか分からない。「赤だろ?」という声が聞こえてきそうだが、そういう意味ではない。例によって「赤○号」とか、鉄道に使われている色には名前が付いている。その赤帯にどんな赤を使えばいいのかが分からない。写真で見る限りタダの赤でも良さそうなのだが、少し濃い目の赤の方がいいような気もする。で、説明書には、それが、書かれて、いない。困った物だ。で、そこんところ「エヌ」に書いてあるかなあなんて期待して読んで見たのだが、「赤」としか書いてない。これ、本気でタダの赤でいいのかなあ? いや、写真見る限り何の変哲もない赤なんだけどね、でも写真にすると赤って少し派手目に出る色なんだよ。ということで写真ばかりをあてにすると後で悔やむことになる。というわけでどうしようか悩み中。最後に、屋根の色。鉛丹色と呼ばれる色が指定されている。が、これまた困ったことに鉛丹色(えんたんいろ)という色の塗料を見かけたことがない。鉛丹色というのはレンガ色らしいが……。ついでに言うと、鉄道コレクションの阪急電車の屋根もこの鉛丹色が使われていて、鉛丹色について何か分かれば今後の模型製作に大きく役に立ちそう。というわけで張り切って頑張りたいところなのだが、いかんせん微妙な色なのでどうしようか困っている。Mr.カラーあたりに「レンガ色」ってあれば一番いいのだが、どうもなさそうである。というわけで最終的には調色になるのかな? 幸い、屋根の色に"正解"はない。厳密に言うと実車の出来上がった直後の色が正解なのだが、屋根は汚れやすく、元の色が分かりにくい場所でもある。多少暗く塗っても汚れている雰囲気が出てると思えば悪くない。明るくなった場合は、まあ、なんだ、その、雰囲気雰囲気(何の雰囲気だよ)。 っちゅーわけで、最悪の場合赤、ぶどう色1号、鉛丹色と、1両しか作ってないのに3つも色を作ることになりそうだ。嗚呼、面倒な車両だなあ。ま、ぶどう色1号も鉛丹色も他で使う機会がありそうな色だから、この機会に作ってみるのもいいんだけどね。
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