制作中の「旧型国電大糸線」は今こんな感じ
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7月、大きい方のクモハ12を完成させた後に取り掛かり、早くも4ヶ月が経ってしまった「旧型国電大糸線 黒標記時代」の制作状況を軽くご報告。当初の計画よりやや数が増え、全8両の完成を目指している。うち7両が箱状になり、最後の1両に取り掛かったところ。全8両のうち5両で配管加工の必要があるが、終わっているのはまだ1両だけ。とりあえずは床下機器以外を完成させることになったが、年内に終わるかどうか微妙なところになって来た。 |
ややこしい車両に手を出してしまった
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クモハ41117――半流型クモハ40を片運転台化して生まれた車両。連結面側が戦前型旧国にはない形状をしており、手探りに近い形での制作となった。将来的に片町線仕様で同形態のものを作れたらいいなあと思っていたので、今回試作の意味も込めてラインナップに加えてみた。作業前は実車の写真や図面を見つつ手を出したことを後悔していたのだが、作ってみるとなかなかに作り応えがあって楽しかったかも? 但し今の気分では「よし来年もう1両作ろう!」という気にはなれない。
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キャンバス押さえ
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以前モハ71を改造で作った時も悩みの種だったキャンバス押さえ。今回は型紙ならぬ型プラ板を作り、それをガイドにニードルで型抜きするように切り抜いてみた。 |
この状態だとよく分からない
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2つ手前の写真から、妻面の隙間を埋めて平滑に均し、そこにキャンバス押さえを取り付けてみたところ……なのだが、写真では全く様子が分からない(苦笑) 完成後にあらためてお見せすることにしよう……あまり上手く作れなかった気がする(苦笑) この後、雨樋とウィンドシル、ヘッダーを取り付けて妻面の加工は完了となった。 |
時系列はバラバラだが、箱にする前のバラバラの前面妻面パーツ
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クモユニとクモハユニ以外の一般旅客車両を何番の車両にするかは、バリエーションと車両の向き等を考慮して決定したのだが、前面がどれ一つとして同じ形状にならなかった。平妻、半流の違いやノーシルノーヘッダーのクモハ60は当然として、残る3つも幌受けや通風機の有無で見事バラバラに。これも旧国ならではの味わいである(?)。 (2021.11.18)
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