『英雄伝説　空の軌跡FC』リメイクの『空の軌跡 the 1st』、その公式限定版スペシャルパッケージである「BRACER BOX」が先週届いた。前にもどこかで言った通り、最近ゲーム機を買ってない私はPC版（Steam版）をプレイすることにしたのだが、Steamってダウンロード販売が基本のはずなのに、今回こうしてパッケージで届くのは不思議な感じがする。

　外箱を開けて最初に出てくるのがコチラ。今回のパッケージの中心的なものになる。この箱、なかなか凝ってて最初どうやって開けるのか分からなかった。

　ぐるっと一周見回しててようやく分かった。左右にぱかっと開く。

　外装を外すと、今度は普通の箱が姿を現す。

　入ってるのは、Steam版のプロダクトキー（左下：この紙の裏面にプリントされている）、ブロマイドセット（右中央：ネタバレ注意の表記あり）、アクリルボード（右上）、ピンバッチ（左上）の４点。プロダクトキーの紙が挟まってる箱は中身が空で、最初は無駄だなあって思ったんだけど、Switch版とかPS5版だったらここにゲーム本体のパッケージが入ってたのかな。

　箱の底には、設定資料集が入っている。400ページに渡る分厚い本で、このパッケージの質量の大部分を占めると思われる（笑）　こちらもネタバレ注意の表記ありだが、オリジナル版をプレイ済の私には関係ないので開いてみた。

……
何かすっげぇ見覚えがある内容で、これもしかして昔出てた本の装丁変えただけかな？

　……と思って昔出てた本と見比べてみた。内容は同じでもきっちり再編集されていた。と書いて分かる通り、リメイク版の設定資料集というよりはオリジナル版の内容が中心だった。そして今回の『the 1st』の元となった『FC』のみならず、続編『SC』、最後の『the 3rd』も含めた『空の軌跡』全編のものになっている。つまり、『the 1st』で初めて『空の軌跡』に触れる人は、この先出るであろう『the 2nd』（仮）とリメイク版の『the 3rd』が終わるまでこの本を開けないということ。こりゃまたとんでもないものをセットにしたなあ……まあ、これ買う人はオリジナル版をプレイしてるか。
　ところでこれ、今書いてて思ったんだけど、リメイク版『the 3rd』はどんな名前にするつもりなんだろう？

　ちょっといろいろあってまだ本格的にプレイを開始してないのだが、１つ感じたこと。体験版で「序章」が丸ごとプレイできたのだが、難易度がノーマルでもかなり戦闘が厳しく、ラフにプレイしているとかなり苦戦した。あまりギチギチに詰めたくないので、最後は難易度を落とす選択をしたのだが……製品版で続きの「１章」をちょっと進めた感じでは、難易度に調整が入ってるように感じる。やはり体験版の難易度は何かの手違いだったか？