芸がないが、先月に引き続き雪の写真をチョイスしてみた。先月の写真は撮影した覚えがあってフィルムを探したが、こっちは「使えそうな写真ないかなー」とフィルムを広げていて“発見”した写真。“思い出した”というレベルですらなく、「へー、こんなのも撮ってたんだ」と思いながらデジタル化した。スリーブに残っていたメモによると2014年の2月に撮影したものらしい。比較的新しいのに印象に残ってないのは、現像したフィルムを見てあまりピンと来なかったからだろう。どちらかというと先月の写真の方がワンポイントもあってまとまりを感じるのだが、今回見返しているとこちらはこちらでいかにも寒そうな雰囲気が伝わって来て悪くない。尤もこうして「660×440ピクセル」の小さな画像にしてしまうとその迫力もイマイチ伝わらないのだが。
　こうして見返していると、フィルムで写真を撮っている頃は何年かおきに雪の写真を撮っている。デジタルカメラをメインに据えた2016年以降は……もしかして地元では積もってない？　今年は寒さが厳しいような気がするので期待している。今度はデジタルの特性を活かしてアホほど撮影し、数の暴力で以て自称傑作をモノにしたいところだ。