鉄道模型制作報告
「旧国 阪和・片町線(III)」その3 |
今週はモハ30の続き
|
先週取り掛かっていたモハ30の続きがメイン。おさらいしておくと、モハ30はクモハ40を中間車改造して生まれた車両で、車端部の窓配置が同じ中間車のサハ57と比べて少し中央寄りになっている。その差を再現する加工が今週のテーマ。といっても、以前旧国のどこかでも説明したことのある内容だ。被ってしまうが今週はこれぐらいしか書くことがないのだ(苦笑) |
旧国制作時定番の手法
|
先週は窓の開口位置をズラし、プラ板をはめ込むところまで進んでいた。続いて真ん中に桟となる支柱を足し(左)、窓枠を残して開口する(右)。 |
窓を2段に
|
二段窓の上段としてプラ板(t0.14を使用)を貼り付け(左)、その下辺には裏側からプラ板を足しておく(右)。裏側から貼ったプラ板は上段の窓の枠になる。 |
再び開口
|
先ほど貼り付けたt0.14プラ板を、最初に残した窓枠と裏から貼り足したプラ板をガイドに開口すると二段窓の出来上がり。
|
左右で側板の高さが異なるため、切り継ぎでちょっとした修正が必要
|
先週説明するのを忘れていたが、40系の側板は左右で僅かに高さが違っている。GMエコノミーキットあるあるである。中間車を作る際の切り継ぎで反対側の側板から車端部を持ってくるので、継いだ部分に段差ができる。出っ張ったサイドは削り、高さが足りない側は裾にプラ板を貼り付けて調整する。今日の一枚目の写真の上の側板の右下部に見える白いものはそれである(この写真はサハ57)。
(2024.09.08)
|
〈 TOP PAGE 〉 | 〈 侃侃諤諤 〉 | 〈 橘発の夜行鈍行 〉 |