HOBBY MAX
ドールズフロントライン スオミ KP-31
スノウエルフ Ver.
スオミちゃん

 HOBBY MAX、というメーカーから発売された『ドールズフロントライン』のスオミのフィギュアが届いた。当サイトでも過去にこの辺とかこの辺とかで登場したことのあるキャラクターである。なお、繰り返しになるが『ドールズフロントライン』自体はプレイしたことがない。キャラクターのイラストを描いたのがAnmiというだけでフィギュアを買っている。これもまた繰り返しになるが、Anmiは橘雪翼の神絵師ランキング(*1)第一位のイラストレーターである。

*1 2024年6月6日現在、第二位までしか存在しない謎のランキング。

ほぼ全身

 以前紹介した3体のスオミフィギュア同様、今回も「重傷Ver.」となっている。全くもって元気そうでどこが重傷なのかよく分からないが、だからと言って大怪我して痛々しい女の子を見て喜ぶ趣味はないので、これぐらいで何ら文句はない。元となったイラストはもうちょっと慌てた表情をしていて、このフィギュアだと「照れ」の要素が大きいようにも感じる。フィギュアとして飾るならこっちの方が可愛くて良い。

スオミちゃんのスオミ

 前にも解説した通り「キャラクター名=武器名」となっていて、この銃の名称が「KP-31 スオミ」である。おそらく出撃時は肩に掛けていたのであろうが、ダメージを負った際にベルトが破けてしまった?

角度を変えて

 この写真の一番下の真ん中、スカートの色が黒ずんでいるが、これは影になったせいではなくダメージ表現。銃弾を受けて?スカートが破けると同時に少し焦げたのだろう。アオシマのスオミにもあった表現だ。後ろの方に取り落としそうになっているのはヘヴィメタルのCDか。プレゼント包装が破けているようにも見え、戦闘の後で指揮官(=プレイヤー)に渡す予定だったのだろう。

太ももには擦り傷が

 当サイトにしては攻めた写真。「ノーマルスキン」と「仲夏のエルフ」では、元のイラストにはある傷がフィギュアでは省略されている。この「スノウエルフ」は……スオミシリーズでは初めて?スオミ本体にも傷の表現が入っている。
 なお、度々“履いてない疑惑”が被せられるスオミちゃんだが(何を履いてないのかは私には分かりかねる)、このフィギュアではドロワーズっぽいものをしっかり着用している。

謎の箱たち

 さて、このフィギュアで一番謎なのは……敢えて全身写真撮るときに入れて写さなかったのだが、足元に積まれたプレゼントの箱たち。先ほどのCDの件と言い、モチーフはクリスマスなのだろうか? そう言われてみれば、スオミ本人の装いも色違いのサンタクロースに見えなくもない? この台座のせいで全高が高くなって飾りにくくなる懸念はあったが、許容範囲内で問題なかった(渋スクの「幸せの使命」と比べて数センチ高いぐらい)。本体のポージングと合わせて、躍動感の演出にはなっていると思う。

というわけで4体集合

 これでうちのスオミちゃん達は4人になった。ゲームをプレイしていない私が確認している4種類のスキンの重傷Ver.が全て揃った格好になる。世の中やたらめったら色んなフィギュアが出ているキャラクターも存在するが(*2)、ゲームで登場する全ての衣装が揃うのは充分恵まれているんじゃないかな。さらにこの後、APEXから「幸せの使命Ver.」(Anmi描き下ろしイラスト?)のフィギュアも予告されている。尤も現時点ではまだ予約受け付けが始まっておらず、発売時期はもちろんのこと値段も分からない。最近はフィギュアの値段も高くなっているから戦々恐々……お手柔らかにお願いします。

*2 有名どころでは「初音ミク」、それから『Re:ゼロ』の「レム」あたり。

いつもの

 最後に、例によってスオミ(武器)の比較。左からアオシマ、渋谷スクランブルフィギュア、ポニーキャニオン、今回のHOBBY MAXとなる。一番シンプルなのがアオシマで、ポニーキャニオンは銃身が長め。HOBBY MAXはマガジンの径が小さい。ディティールの良し悪しについては、私は銃器について詳しくないので何とも言えない。

(2024.06.06)
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