鉄道模型制作報告
「PLUM 201系京阪神緩行線」その1 |
PLUMの201系を組み立てる
|
次に組み立てるのはPLUMの201系、「京阪神緩行線」仕様だ。実車は7両編成だが、諸々あって4両だけ作る。長期計画では「阪急→旧国→その他→旧国」というサイクルを区切りが付くまで延々と繰り返すつもりだったのだが、今回はちょっとイレギュラー発生で「阪急」ではなく「その他」になった。元々は前回「その他」の103系の時に作る予定だったのだが、走行化用パーツが手に入らなかったために延期になっていた。後輩との約束で今年作って来年の正月に見せることになっているので(多分本人は忘れているのだが)、作れるのなら今年の間に作ってしまいたいのだ。
|
箱の中身はプラモ的
|
箱を開けると、多色のランナーが目に飛び込んできた。鉄道模型のキットと言えばグレー一色(先の錦川シリーズは白色だった)なのが定番なので、ちょっと新鮮に思える。ベジータに引き続き無塗装でもそれなりの仕上がりになりそうだが、もちろん鉄道模型分野なのできちんと塗装して仕上げます! |
ライトが仕込めそう
|
走行化以外は素組みする案もあって、それなら一週間〜10日間ぐらいで完成しそうだったのだが、一応ライト点灯化にも挑戦することにした。ちょうどクハのライト周りが光らせるのを考慮したかのような設計になっている! ただ、あまり深追いはせず、ちょっと挑戦して上手く光らなかったら撤退するつもりでもいる。キット買って組もうとしててこんなこと言うのもなんだけど、私の中での201系の地位はそこまで高くないのだ。 |
いつも()のライトユニット
|
というわけでいつも……というほどいつもは作っていないライトユニットを作成。制作風景は103系のを参照されたし。 |
点灯試験
|
ライトユニット単体での点灯試験。この後いろいろ考えた結果、ヘッドライトに使うチップLEDのサイズを「3216」から「3528」に変更。ここでの誤算は、より大きいので楽勝だと思ったはんだ付けで何度も失敗し、3〜4個ダメにしてしまったこと。「3216」以下のサイズでは滅多に失敗しないのに、なぜ????? |
再びクハの運転室周り
|
ライト用の基板はこれまで屋根裏などにゴム系接着剤でイモ付けしていたのだが、スマートとは言えないので今回はねじ止めにしてみる。ネジはユニバーサル基板の穴がそのまま使える1ミリ径を使用。写真では上に載せているが、実際の組み立て時は車体裏側から固定する。その下の角穴は、基板から伸びているLEDを通すためのものだが……ちょっと大きく開け過ぎたか? |
床板への導電板はこんな感じ
|
前回の103系の基板では、導電板を直接はんだ付けして床板へ伸ばしていたのだが、今回はサイズが大きいこともあってポリウレタン線を介することにした。運転室仕切り板を利用してこんな感じで固定する予定。 |
台車
|
台車はちょっと謎だった。説明書の通りにそのまま組むと梁パーツの横幅が足りないのか、きつ過ぎて車輪が転がらない。よって0.3mmのプラ板をスペーサーとして挟み込むことにした。写真では分かり辛いかもだが、白くちょろっと見えるのがそれ。 |
唯一?のディティールアップ
|
テールライト上のステップ?手すり?はもちろん一体成型で再現されていたのだが、旧国作るときはエッチングパーツでディティールアップしているところである。Nより大きなスケールでそのままってのもちょっと……と言うことで、真鍮線曲げて作ることにした。0.2mm(左)と0.3mm(右)を試しに差し込んでみて比較検討し、0.2mmに決定。穴は0.3mmで開けたので0.2mm真鍮線ではぶかぶかになるのだが、これぐらいなら瞬間接着剤を流し込めば適度に埋まる。
|
失敗
|
モハ201の配管は一部が別パーツになっている。パーツを切り出してゲート処理をしている最中にバキバキに折ってしまった。予備はない……と見せかけて、クハとモハで共通のランナーなので、クハの分で2つ余裕がある。塗装中とかにもやらかしそうなので、2本とも切り出したのだが……最終的に生き残ったのは1本のみ。塗装してから取り付けるつもりだったんだけれど、こうなると塗装前に付けた方が無難かな? 塗料の回りが少しぐらい悪くても中間車連結面で目立たないし……。
(2023.09.24)
(2023.10.01) 少し表現が変なところがあったので、修正
|
〈 TOP PAGE 〉 | 〈 侃侃諤諤 〉 | 〈 橘発の夜行鈍行 〉 |