鉄道模型制作報告
「旧型国電 片町線 第二期」その10 |
パンタ周りの配管作業
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モハ、クモハの3両のパンタ周辺の配管作業。屋根上資料が少ないので大体の雰囲気で制作した。 |
配管途中
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配管止めにはコードの撚り芯を抜き取ったものを使用。こんな感じで緩めた状態で配管を通し、この後車体内側からピンセットで引っ張って締める。エッチングパーツの配管止めに比べて手間はかかるが、完成後は配管止めの主張が大人しくて好みの雰囲気になる。 |
床板を少し縮める
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床板は長さ自体はぴったりなのだが、台車間隔が広めなので一旦縮める。台車間隔をスケール通りにする、というよりはTNカプラーのクリアランスを確保するのが狙い。切って貼るだけでは強度が確保できないので、プラ板を貼って補強しておく(上側の真ん中部分の白いのがそれ)。 |
上面の補強
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補強は片面だけだと弱いので、上面にも施しておく。 |
GMの床板は両端で……
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このままだと台車間隔を詰めた分全長が短くなってしまうので、両端にスペーサーを付けておくのだが……この通りGMキットの床板は両側で台車からの長さが違う。この違いも加味してスペーサーの長さを決定しないといけない。ホントメンドクサイッタラアリャシナイ……「作る楽しみいっぱい」とかいう聞こえのいいワードで誤魔化すな! |
TNカプラー対応加工
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スペーサー付けたところの写真は撮り忘れました(てへ)。床板の長さ調整が終わったら、TNカプラーが付けられるようにねじ穴を開ける。私は1.2mm径のネジを使っており、TNカプラー側の穴も少し拡げておく。 |
TNのねじ穴の位置決め用に作った治具
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去年の「宇野・赤穂線」の時にTNのねじ穴の位置決めが楽になるようにと治具を作ったはずなのだが、探しても見つからなかったので新たに作成(作ったのはトミックス旧製品用のだけかもしれない)。この治具を床板の端部に当て、穴を通してニードルで印を付けるだけで開口位置が決まるという優れもの(?)。 |
鉄コレ動力も“TN対応化”
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今回も動力ユニットには鉄道コレクション用の「TM-17」を使う。鉄コレ用動力ユニットは構造が刷新された際に標準でTNカプラーに対応した……と見せかけて取り付け位置が低くなるので、各部を削って適正な高さになるように調整。 |
TNカプラーを取り付けてみたところ
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動力ユニットのフレームがやや反っているため車体と若干の隙間が出来てしまうが、いつものことなのでクリアランスと考えて妥協することにする。 |
渡り板
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忘れかけていた渡り板を作る。旧国では長タイプと短タイプ(多分新型国電と同寸法)があるが、今回は平妻車ばかりなので長タイプを予備込みで5つ作成。ちなみに「平妻車が長タイプ」というのは私の研究によるもので、正しいかどうかについては責任が持てない。あと、仮にそういう法則があったとしても、旧国のことなので多分例外がある。 |
ついにドリルが折れた
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去年の年末に言ったのだが、以前はしょっちゅうポキポキ折っていた0.3mmのドリルを1年数ヵ月もの間折らずに使い続けていた。しかしながら今回、配管用の穴を開けている最中についにぽっきり行ってしまった。“記録”が途絶えたのは残念だが、以前のことを思えば1年以上使い続けられたのは上出来。 |
ストックが役に立つ
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そんなわけで、しょっちゅう折っていたので多めにストックしていた0.3mmのドリルたち。1年以上眠っていたが、ようやく日の目を見ることになった。これを機にまたポキポキ折るようになるかもしれないので要注意……? ま、もっとも、今回はもう0.3mmで穴を開ける個所は終わったんだけどね(残りの作業で2本目折ってしまうようなことはなかった)。 (2023.04.09)
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