鉄道模型制作報告
「旧型国電 片町線 第二期」その5 |
クモハ41127、クハ55300の前面妻面
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先週中途半端なところで終わっていた(枕詞)クモハ41127の前面(右上)の続きと「4両目」のクハ55300の前面妻板加工。Hゴム窓は後でまとめて処理する予定。ところで連結面なのだが、戸袋窓の部分が木枠のままだったのかHゴムになっていたのか不明。妻面は資料が少なく、「クモハ60xxxの写真の後ろに連結されている詳細不明の車両」という形でしか様子が分からない。それもちょうどいい角度で写っていないと見えないわけで。そんな数少ないサンプルを見る限り、戸袋窓は木枠のままだったようである。特定の何番はHゴム化されてました、というのがあるかもしれないんだけど、確認不能なので「木枠のままの車両が多かった」ということにしておく。さて、模型では付属のパーツがHゴム化されているわけで、それをきちんと戻すかどうか。今までは「連結面で目立たないから」と放置してきた部分なのだが、気になると言えば気になる。現段階では結論を先送りにしているのだが、最終的に木枠に戻すような気がする。
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さて、うまく作れるかな?
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先週書いたように5両目は奇数向きクハを作りたいのだが、クハ79056かクハ79307ぐらいしか選択肢がない。056は作るのがちょっと大変すぎで、307は金属キットから作れば楽勝。しかしながら、手持ちの300番台キットは京阪神緩行線用に取っておきたい。市場在庫が残っているかどうかは不明。図面見ながら056へ挑戦することも検討したが……「うへぇ、面倒くせぇ!」となり、GMキット改造で300番台を作るというこれまたそこそこ大変な道を選びました。
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前面窓部分の開口サイズを確認
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101系前面の大まかなディティールを削り取り、そして前面窓の凹んだところをくり抜く。そうして生まれた開口部は、クハ79 920用のガラスパーツと比較してみたところ縦にも横にも結構大きいようだ。 |
作業がかなり進みます
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開口部は左右0.8mmずつ、下辺0.8mm狭めておく(いずれも「t0.5+t0.3」プラ板を貼り付けた)。前面窓の傾斜部は、当初窓ガラスの段差に合わせてt0.3プラ板で作るつもりだったのだが、薄すぎて加工が困難と判断した。従ってガラスは3枚の窓を独立させ、凸形状からストレート状に加工して分厚い板厚に対応させることにした。傾斜部はt0.5で作成する。 |
3枚窓は中央から
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窓ガラスがはめ込めるように開口するのだが、まず中央から作業を開始した。ここできちんとセンターを出して左右の窓の基準にする。定規で確認しながらずれないように慎重に削り広げた。 |
全くの余談
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ところで上の写真をパソコンで確認していて、長年使っているステンレス定規のこの部分が少し削れていることに気付いた。もう20年ぐらいは使ってるからなあ。 |
はめ込む
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窓を削り広げていくと枠が細くなって行き、強度的に心許なくなってきた。そこでこの段階で前面パーツに接着してしまうことにした。というところで今週は時間切れ。いつものことだけど、キリのいいところで終わらないねえ。
(2023.03.05)
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