鉄道模型制作報告
「旧型国電 片町線 第二期」その2 |
いつぞやのパーツ
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我々はこのパーツを知っている!
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兎にも角にも、まず両運転台化と4扉化から始まる
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GMキットからの制作となるので、クモハ43の車体をベースに両運転台化と4扉化を施すことになる。ついでに実車を研究してみたところ、これがまあややこしいこと。非パンタグラフ側は概ねそのままで行けるようだが、パンタグラフ側は前面の雨樋が乗務員扉後部に移設されたり、運転室の全室化が行われたために助手席側乗務員扉後部の客用窓が縮小されたりと一筋縄ではいかない。まあそういったところはさておき、まずは先述の両運転台化(切り継ぎ)と4扉化(扉部を開口)及びそれに伴う一部窓のサイズ変更を行わなくては話が始まらない。 |
お役御免のはずだったが……
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「宇野・赤穂線」の際に連結面側車端部を切り落とされ、今回先頭車側車端部を切り落とされた元クモハ43の側面パーツ。これにてお役御免でゴミ箱行きとなるはずだったが、いい活用法を思い付いてもう少し働いてもらうことになった。詳細は来週に話せるかな? |
扉増設と窓作り直し
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増設する扉はクモハ32の場合は1100mm(実車寸法)。同じようでも1000mmの扉が増設された車両は窓配置が大きく変わっており、1100mm増設車はまだ加工の手間が少ない。元々500mm幅だったところを700mmに拡大。「拡大」と言っても模型では完全に作り直しとなる(実車も開閉式の2段窓だったものが嵌め殺しの戸袋窓になっているので、完全に作り直したと思われる)。 |
少々加工途中写真
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旧国の二段窓を作るときの私のやり方を書いておこう。
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既存のドアも抜いたところ
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この後、元々あった2枚のドアを抜いたところで今週は時間切れ。来週は「切り継ぎ」の「継ぎ」を行い、先ほど書いた細かいディティールなどを処理してから前面加工に移る。
(2023.02.12)
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