平成30年6月30日
PGとGM 鉄道模型の話題。トミックスが「ハイグレード」シリーズのさらに上の「プログレッシブグレード」なるものを作るらしい。「Gレンズ」のさらに上の「G Master」を作ったソニーみたいな会社だな(意味不明)。どうせそういうのやるなら「四季島」をシリーズ第一弾にすればいいのに、と思って「四季島」の商品説明ページをよく見たらちゃんと「Progressive Grade」のロゴが入っていた。興味がなくてよく見てなかったよ……。 ソニーは「FE 400mm F2.8 GM OSS」を正式発表。ま、ごく普通の“ヨンニッパ”なのだが、3kgを切るという超軽量仕様が一つの特徴となるようだ。軽いと言っても「400mm F2.8としては」という但し書きは必要なのだが、どうやらニコンやキヤノンの同スペックレンズと比較して1kg前後軽いようなので、十分軽いだろう。ちなみにニコンの 180-400mm F4 の望遠ズームよりも軽い。ズームと単焦点の差はあれど、まさか一段暗いレンズより軽く仕上げて来るとは。ちなみにお値段は税抜160万円也。言うまでもないが買いません。正確には買“え”ません(笑) これ買うんだったらもっと他のもんを買いますわー。 というわけで月末恒例のものを――の前に、前回『MF GHOST』のところで書き忘れてたこと。レースの上位入賞者はエンジェルからキスしてもらえる……という話が出ていたが、漫画が出て数日後に、フランスの自転車レースにおけるコレが廃止されるというニュースが出ていて笑った(現実世界の話です)。というか、こういうのを現在もやっていたというのが少し驚き。しげの秀一の頭ン中が古いと思ってました(爆)
【ドラゴンボール超】6巻(新刊):☆☆☆☆ 全王さま、さらっととんでもないことを宣告。これがビルスの恐れた全王の真の姿か。にしても、管理すんのが面倒なら最初からそんなにたくさん宇宙作るなや(笑) バトルロワイヤルの戦いを勝ち抜くために、仲間を10人集めることに。こういうところはワクワクする。ちょうど無印『ドラゴンボール』を読んでいるところだからブウの登場に期待したのだが、どうやら今回も外れる模様。確かにブウは強すぎるし、バトルロワイヤルだと回復能力があるのは反則? 17号が再登場して、いい人になっててびっくり。かつての敵と共に戦う展開はお約束だが、試合が楽しみである。ただ、ここんところのやりとりは矛盾だらけ。17号は自分の仕事である動物の保護に誇りを持っているようで、現場を離れたがらない。一方で優勝者の商品であるスーパードラゴンボールでクルーザーを手に入れて家族と旅しながら暮らすことを望んだ。その程度の願いなら地球のドラゴンボールで叶えれば?という悟空の問いにはやはり「それを集めている時間がない」と言ってるし。代わりに悟空が集めてやればいいんじゃないかなとも思った。 その17号を探しに行く途中でウーブが出てくる。何故かこのウーブだけは記憶に残っていて、そして違和感が。無印の最後の方で悟空とウーブのシーンがあったような気がしたのに、この時初めて悟空はウーブの存在を知ったことになっている。時系列的におかしい!と思ったのだがそうでもなかった。これについては後程。 さて、18号はお金が重要のよう。そういえば天下一武道会でサタンを脅迫していたな。クリリン、もっと稼げ! 最後はびっくり、あのフリーザをあの世から呼び戻す。フリーザにとっての地獄……ということで楽園みたいなところで監禁されていたわけだが、これはダーブラが天国送りにされていたのと同じ原理なのだろう。しかし悟空、いろいろなところで無責任に約束しちゃうなあ。
【ドラゴンボール】完全版34巻(既刊) 『ドラゴンボール』完結! さっき書いたウーブは、「それから10年後」という最終話の中での話なので、その間の物語となる『超』で悟空が知らなかったことに矛盾はない。ただ、別のところで不自然となるポイントも。ウーブ対悟空の試合前にピッコロが「一番注目の試合だな」と発言したことに対して、デンデが「え?」と驚いた顔をする。『超』でデンデが悟空にウーブの存在を教えたことになると、ここでデンデがこの反応をするのは妙だ。『超』を踏まえた上で強引に解釈するなら、「ウーブ対悟空が好カードであること」ではなく、「ウーブ対悟空が好カードであることに気付いたピッコロ」に驚いたとも考えられるが、その場合デンデの性格からして「おや、ピッコロさんもお気付きですか」と落ち着いた反応を示していたと思う。時系列では『超』の方が先だが、漫画としては後付けなんだから、そこんところきっちり整合性を取って欲しかったな。別にあのタイミングでウーブを出す必要なかったんだし。 『超』はさておいて、無印の最後の話を。ポタラの合体が解けるのは、『超』で後付け的に解説がなされている時間制限による問題だろうか(あ、『超』はさておきって書いたのに)。超サイヤ人3の状態を維持できなかった悟空だが、最後にベジータが色々と頭を絞る。界王さまが「ここで元気玉を選んだのはナイスだ!」というが、実は過去に元気玉で倒せた相手っていないような気がする。初回登場時は高速で飛び回るレンガ(界王さまカッチン鋼は出せなかったのかな)、実戦第一弾はベジータだが、この時は集めた気が一部飛散してしまった状態のものだったためか、止めを刺すには不十分だった。その次のフリーザの時も、周囲の星から気を集めた巨大元気玉だったに関わらず威力が足りなかった。その後の記憶が不十分なので何とも言えないが、実は決定力に欠ける技のような。それでも三度目の正直?でブウを消し去ることに成功。でもこれってあれだよなあ。この世界での地球の人口がどれほどか分からないんだけど、いくら「ちょっとずつ」じゃなくて「大部分」の力を分けてもらったからといって、あのブウを倒せるほどのエネルギーが溜まるとも思えない。まあ、ラストシーンとしてはなかなかだから細かいことは気にしないでおこうか。それより、ウパや人造人間8号がちょっとだけとは言え出てきたのが嬉しかったり(完全版読み返すまで忘れてたくせに(爆))。そしてそのシーン近辺で地味にミスターサタンが大活躍。悟空が「救世主かもな!」と言いながら元気玉を投げるが、まさしくその通りだろう。作者は何を思ってサタンにこんないい役回りを与えたんだろうか(笑) というわけで、今度こそ完結。したはずなのだが、まさかその後『超』が描かれることになろうとは誰も予想しなかっただろうなあ。というか、鳥山明も10年20年経っても『ドラゴンボール』がみんなにこれだけ愛されてることは嬉しい誤算だっただろうな。
【ドラゴンボール】完全版14巻(既刊) 基本的に感想文は「読んだ順番」なのでこういう風に前後するんです。もう無茶苦茶(笑) 時系列的に一番古い話。アニメだとここからタイトルの末尾に『Z』が付く。悟空の兄、ラディッツ登場。“宇宙人の来訪”、そして悟空出生の秘密が明らかになるなど、当時このあたりは衝撃的な展開だった。今から思えば、世界をかけてピッコロ大魔王と戦ったら、次は宇宙へと展開していくのは自然な流れ? 悟空が地球生まれでないというのは明らかに後付けの設定とは思われるのだが、おそらくここまでの『ドラゴンボール』でやり残した悟空の秘密、というのを兄登場と共に描きたかったのだろう。それがまさかこんな続くようになるとはね。作者も考えてなかったのだろう……というのが前巻ラストの「もちっとだけ続く」というコメントに見て取れる。 今では当然のように仲間側にいるピッコロだが、この時点ではまだまだ「大魔王」の印象が強かった。それ故に共闘シーンは熱く、悟空が死んでしまうというのも当時は衝撃的だったと思う。「主人公は死なない」というフレーズがあった時代だからね。悟飯が凄まじいまでの力を秘めていたり、死後の世界に界王さまがいたりと、この頃は盛りだくさん。ベジータとナッパがやって来るまで1年、というタイムリミットは長いように見えるが、スカウターで数値化された戦闘力のインフレもあって緊迫感は強かった。その1年をダラダラと描かなかったのも『ドラゴンボール』が名作になった要因の一つだろうなあ。というわけで完全版15巻ではベジータの衝撃の強さが披露される……?
【女騎士、経理になる。】3巻(既刊):☆☆☆★ 怪しげな理髪師の正体は司祭補の変装だった!というシーンに見覚えがある……どうやら思ったより早い時期からウェブ掲載分を読んでいたようだ。ちなみに現在ウェブでの更新は止まっている。単行本は7巻まで出ているようだが、ウェブで掲載されていたのは4〜5巻まで、といったあたりかな? 後半はシルヴィアの過去回想。こういうあたりでも経済に関する話にするあたりがこの物語らしい。俗に言うバブルのせいでシルヴィアと所属していた騎士団がいた副都が壊滅するのだが、「壊滅」の行はきっちりファンタジー設定を活かしていて、現実との混ぜ具合が上手だと思う。日本人でバブルというと土地の値段が高騰したあの頃を連想するが(といっても、私はその頃生まれていたけどまだ学生の時分だったのでよく分からない)、幕間の文字ページによると漫画のストーリーのベースになった出来事はまた別にあるらしい。ちょっと考えれば天井知らずの値上がりなんておかしいことぐらいすぐ分かりそうなものなのだけれど、それは岡目八目というやつで、今も昔も漫画の中でも当事者になると見えなくなるのかもしれない。そういや仮想コインも値上がりの後に暴落?したらしいしね。歴史は繰り返すってやつか。規模は全然違うけどね。
【Q.E.D.iff ―証明終了―】10巻(新刊):☆☆☆★ 【C.M.B.森羅博物館の事件目録】38巻(新刊):☆☆☆★ 小説の続きは書いてないのかな? それとも慣れて来て執筆しながら漫画のクオリティが保てるようになったとか? とやや辛辣なことを言ってしまったが、底は脱した印象。トリックにやや無理があるような気がする点は残っているが、まあ長期連載だし仕方がない(柱のカバーって、何?)。とは言え、もうひと踏ん張り欲しいと願うのは贅沢なんだろうか。
【あおざくら 防衛大学校物語】7巻(既刊):☆☆☆☆ 土方の提案。「もし誰かがやめたら小付を辞退する」。この時点で平山から退校の相談を受けていたわけで、思いっきり腹黒い?ところが見て取れる。一方でメンタルブレイク寸前?まで追い込まれた近藤。儀仗隊の先輩も立場として一学年を叱責するが、内心では近藤の心配をする。このままヤバいことに――ならないのが我らが主人公(笑) 「倒れるときは前のめり」みたいな? ブチ切れた上で至極真っ当な解決策を打ち出してくるあたりが坂木の見立ての正しさを証明?している。そして平山が退校してしまう。小付のことがあるから近藤も引き留めるのかと思うところ、何と近藤は平山の退校に理解を示す。この後どーすんの?となるところだが、近藤は土方との約束をも反故にしてしまう。この主人公最強だと思った(笑) その後諸々あって7巻は丸く収まったのかな……と思わせてからの“黒幕”登場。近藤と土方を同部屋にしたのは坂木の思惑だった……! っていうか、四学年にそういう権限があるのか? 驚きの防衛大学校のシステムだ。 合コン。1コマ目にはガ……加納の姿がないんだよな。2コマ目3コマ目で隠れるように。っていうか男女比3:4てなんなん? 俺よく知んないけど普通数合わせるもんじゃないの? まあ漫画だしいいけど。にしても、武井曰く「気になる造形」の明らかに「違うジャンルの漫画のキャラが紛れ込みました」という2.5頭身デッサンは何? 何のギャグかと思ったよ。 定期試験。應援團にて、「落とした単位は全員で探しに行く」。そういや落し物の話は『あおざくら』では比較的簡単に済まされたな。『ライジングサン』においては雨のグラウンドを全員ぐちゃぐちゃになりながら2話か3話かけて描写していたような気がするのだが。落とした単位を探すという意味不明な團頭・岡田の表情がこれまたいい味出してて、それはそれで皆で探す話があっても面白かった気がする。作者公式スピンオフ(ifストーリー)で描いてくれないなあ。その後の勉強会における「近藤の充実した時間」――近藤以外はある意味地獄のひと時となったわけだが、あの岡上学生ですらげっそりしている。8巻の話になるが、合コンネタをネチネチと引きずるのはこの仕返しなのだろうか(笑) 部屋長の岩崎。多分名前は小岩井農場の創始者の一人から取られたのだろう(『陸蒸気はじめました』で知った)。下の名前が林太郎らしいのだが、「〜之助」じゃなく「〜太郎」にするのなら何故「彌(弥)」の一文字を入れなかったのかちょい不思議。まあ、他のキャラも結構変えられてるから、苗字がそのままの岩崎は下の名前で違うものにしたのかな。初登場時から個性的というかクセのある言動。テストが終わった後に近藤と土方の議論しているのを見て何故か燃え上がる。「いいぞ、若いうちは他人と価値観をぶつけ合うものだ!」――ってお前さんもまだまだ十分若いって(笑)
【あおざくら 防衛大学校物語】8巻(新刊):☆☆☆☆ 秋季定期訓練。上級生がいないとはしゃぐ一学年たちだが、もちろん教官はいる。はしゃいでいる学生たちを注意するが……上級生と比べてはるかに甘い? 8巻全体に渡ってそうなのだが、防大ってそういうものなのだろうか。宿舎に着いて、思いっきり羽を伸ばす一学年たち。おいおい、訓練なのにこんなのでいいのか……と思わせておいて、就寝時刻になるとビシっと寝て朝6時のラッパでズバっと起きる。締めるべきところは締められていて良いですね! 雨の中の行進。『ライジングサン』でもそういうのあったなあ……むしろ雨の日を選んだ方が訓練になりそう(完っっっ全に他人事です(笑))。 お風呂の話……なんとかシーンってやつです。近藤が覗きにいこうとした武井に忠告しようとするが、坂木との約束があるのでその件には触れられない。普通に「教官に見つかったらただじゃ済まないぞ」でいいのに。そして案の定……(笑) っていうか、毎年そういう学生がいるから見張ってるのかね?(笑) 一方お風呂場のガールズトークでは、誰がカッコいいかの話になり、坂木の名前が出て急に慌てる岡上学生。ブラコンだなあ。 射撃訓練。やっぱり防大でも「ばーん!!」って口で言う訓練をしていたのですね。その辺りは『ライジングサン』と一緒で何か安心する。飛んだ薬きょうを“小型のテニスラケット”みたいな道具でキャッチするのも一緒(以前の空いたページのおまけイラストには出ている)。しかし、引き金が軽い、というのは初出かも。そっと引くというのは、『ライジングサン』ではなく『山賊ダイヤりー』を思い出す。その後の教官の「誰かを守るために」銃で人を撃つという部分は一緒。やはり自衛隊の共通認識ということなのだろう。 地図判読訓練。ここで土方が初めて?素の顔を見せる。自分の理想を誰も理解してくれないことに怒りというよりも失望?困惑?の表情を人知れず浮かべる。ただ単に嫌なやつだという認識を持たせるかのようなこれまでの土方描写だったが、土方にも理想があり信念があり、そしてそれが必ずしも間違ったものではないことが良く分かるワンシーンだ。 夜営訓練。漫画での秋季訓練の最後のパートとなる。土方と近藤が夜間歩哨に立つ、そのシーンで土方のバックボーンが明らかになる。気持ちは分かる気がするし、ここで近藤が家族のことを分かってやろうと思わなかったのか?と問うが、兄との年の差10歳。人生経験の浅い中高生が大学受験に失敗し続ける兄とそれを見守る両親(特に父親)に対してできることがどれだけあるだろうか。ある意味では土方は“グレた”わけだが、家庭環境を考えると仕方がないし、このグレ方はまともというか、随分と自立しているようにも見える。 そして秋季訓練最後のページ。これはとりあえずの和解という解釈でいいのだろうか。その前のシーンではお互いがお互いを「嫌いだ」ということで決着を見る。お互い嫌っているということはその前からずっと分かっているはずで、敢えてそれを口に言葉にしたことで……“敵として認め合う”みたいな? まあ何にせよ、ここの数シーンは結構好きな展開だ。富士の裾野から太陽が昇って来て近藤が決めセリフ?を放ち、それに悪態を吐く土方。非常呼集訓練で皆が揃ったのを見て、教官が「快適な朝だなあ」から「じゃあ走ろっか」と軽いノリで続ける。前の巻の岩崎の言葉を借りると、お互いの価値観をぶつけ合った若い二人への新たなるスタートへのエールにも思える。 そして突然「要員決め」の話になる。あまりにも唐突過ぎて、他の漫画だとしばしばある番外編をページ数の都合で入れたのか、と思うぐらいのギャップがある。秋季訓練はあれで普通に終わったんだ……よな? 9巻は3ヶ月後の発売が予定されている。ここまで約半年間、毎月読んでいたから7月8月が何とかロス症候群になりそうだ(笑)
【ブンゴ―BUNGO―】14巻(新刊):☆☆☆★ 漫画として展開のみを追えば熱いのだが、野球が好きでこの漫画を読んでいる以上「現実」との乖離が大きくなると冷めたものを感じてしまう。ブンゴの投げる球、その軌道はいくらなんでもやりすぎな気がする。「実際には浮き上がることはないが、打者がそう錯覚する」という剛速球の話は聞くが、感覚上でもそこまでは浮いてこないんじゃないか。そう思いながら前半部を読んでいた。 後半はグラウンドから離れての話。最近こういうのが好きな気がする。エイタに彼女ができるが、告白シーンでデンプシーロールしてるのは何故? 『はじめの一歩』とは出版社が違うぞ(デンプシーロールが一歩の専売特許というわけじゃないけど、漫画読んでてデンプシーが出て来たらまず最初に『一歩』を思い浮かべる人が多数……じゃないだろうか)。同じ雑誌で『リクドウ』というボクシング漫画が連載されているが、そっちでもデンプシーが出てきているのかな? さてその彼女、監督と瑛太の面接に付いてきてしまう。表向きはクラスの女子同士の「将来有望な男子」の青田買い的な告白から始まったお付き合いだが、言動はお遊び的に見えて内心は結構本気? その様子を見て一瞬戸惑うも、上手くあしらう監督の対応力は見習いたい。 そしてこれまたヤバいやつ柿谷が登場。はっきりとは覚えてないんだけど、コイツ前にも出てきた? 「なんでこのタイミングでこういうキャラが出て来るのかよく分からない」って書いた記憶がある。いろいろとイっちゃってるやつなんだけど、何故かブンゴが懐いてしまう。同じニオイでも感じたか?(笑)
【もののがたり】8巻(新刊):☆☆☆☆ この漫画、前の巻からの繋がりをよく見失うことがある。巻の最初のページをめくって、「あれー、どういう展開だったかなー?」って。前の巻見直すのが面倒だから大抵そのまま読むんだけど、酷いときは1冊の半分ぐらい読んでも話が見えなかったりする。今日は5ページぐらいで思い出した。現人神が出現しての話の続きだと思ってたんだけど、それ自体は兵馬くんがが上手く鎮めた?んだったよね。 ということもあり、バトルの続きがちょっとあって、今回はその事後処理とそれに続く次への序章って感じかな。京都塞眼の代表が相変わらずいい味出してる。「使えるモンは何でも使う」に続くのが「それが例えボクのポケットマネーであっても」。このセリフは使える! どこで使うんか分からんけど、一生のうちのどこかで使いたい!(笑) 新キャラ登場で、兵馬を取り巻く環境がますますややこしく?(笑) そのうちの一人、菫。兵馬曰く「根は真っ直ぐだが難儀な性格」なのだが、ぼたんはそれを聞いて心の中で「似たもの同士じゃないの!」と呆れる。もちろん兵馬は自分が難儀な性格とは思ってません(笑) ま、そういうのも含めて難儀なのかな。
【しおちゃんとぼく】2巻(新刊、完結):☆☆☆★ Web連載で読んでたはずなんだけど、知らない話がたくさんあるような……見落としか? それとも素直に全話は掲載されていなかっただけか? ということで、「死を失いし者」のストーリーが完結してしまった。最終話とその前とで話のつながりは全くなく、唐突に最終話が始まってしまう。いきなり時間が経過してしまっているので「あれ?」となるが、あれよあれよで話のスケールが大きくなる。そしてようやくわかる、ああ、これで完結なんだ、と。結局のところしをちゃんはどういう存在だったのか。良く分からないが、神が作った世界再生装置なのか。どうやら少なくともこの漫画の段階で世界は二周目以降だったことが窺える。何故このような生命?体を神は作ったのか、そうでなければ生まれてしまったのか。しをちゃんにその記憶は一切ない。すべては謎のまま、世界は新たなる周回を始めるのであった。 実際のところ、2巻を読んでいて2巻で終わって良かったかな、と思い始めた。途中から怖ろしく退屈というか憂鬱になってきた。しかしこれはこの漫画にとってはマイナスなところではない。この下がったテンションは何かを連想する。そう、感情の起伏がほとんどないしをちゃんの気持ちに近付いているような気がするのだ。決して死することのないしをちゃんにとっての日々は、悠久に続くとてつもなく退屈な時間である。「ぼく」という友だちができていくらかの変化とささやかな楽しみができたかもしれないが、何千年何万年何億年と生きるしをちゃんにとってはほんのわずかなひと時でしかない。その虚しさを読者にも味わって……とか考えて漫画描いてたとしたらこの作者鬼才なんだけど、どうなんだろうね(笑) 1巻の時にも書いたけど、不老不死を本質的に捉えた漫画ではないかと感じている。不老不死だけじゃなく、この無茶苦茶な再生力あってのことだとは思うけど、そういう設定にしたことを含めて私の中での“殿堂入り”候補の漫画である。
【ライジングサン】15巻(新刊):☆☆☆ とりあえず第一部完、かな? 最後に次シリーズの予告が出ていて、イッキがレンジャー隊員になってからの話になる模様。この15巻では「前期教育訓練」というのが終わっただけなので、「後期」とかレンジャー訓練の話をすっ飛ばすようだ。 15巻前半の四分の三は前巻からの25km行軍の続き。ちょっとページ数が長すぎな気がする。作者としてはここがこの漫画の肝で、じっくり描きたかったのだろうけど……読んでいてちょっと面倒くさい。シーンの関係もあって仕方ないけど、場面が暗いのもそれに追い打ちをかけている気がする。って、これ前にも書いたような気がする。にしてもアシスタントはトーン貼り大変だっただろうなあ(笑) それとも作画はデジタルかな? 幕引きはよくあるようなシーンの連続――悪い意味ではなく、お約束の展開で終幕を迎えるのは安心感がある。某剣客浪漫譚の作者が「少年漫画はみんなが笑って終われるような最終回を」と書いていたけど、私もこれに同感である。加えて言うならば、少年漫画に限らず何であれ私はハッピーエンドの物語の方が好きだ。まあちょっくら私も、腕立て伏せしてみますかね。
7月は4冊。前の巻がぶっ飛んだ?終わり方していた『僕のヒーローアカデミア』、祝アニメ化『ぐらんぶる』、31年ぶり復活の『究極超人あ〜る』、いつも言ってる気がするけどそろそろ核心に近付いて『王室教師ハイネ』。あと、『ののちゃん 全集』も出るのだが、前の巻買った時に「そろそろもういいかな……」と思い始めたので、巻数も10巻でちょうどいいからもう買わない可能性がある。その日の気分次第。既刊シリーズの予定は、『ドラゴンボール』完全版、半年ぶりの復活『るろうに剣心』完全版、『女騎士、経理になる。』。昨日も書いたように『あおざくら』が最新刊に追い付いたので、また新しい漫画に手を出す予定。昨日書いたように候補はたくさんあって、昨日書いたようにその中から厳選して1つにする予定……だけど、ひょっとしたら2つにしちゃうかも。あ、でもとりあえず両方「紙」で行く予定。『グラゼニ』を買うとなれば電子書籍“第一号”になると思うけどね。さーて、何にしようかなあ。 (2018-49 06-07)
平成30年6月29日
デジタル化の波? 感想文はまた明日だけど、それに絡んだ漫画の話。 今月買った単行本は新刊8冊、既刊4冊で、明日は何も買わないハズなので予定通り(*1)。『あおざくら 防衛大学校物語』の最後に残っていた既刊7巻、そして新刊8巻を買ったため、来月から既刊用の“枠”が一つ空く。別に新刊以外の漫画はひと月に何冊まで!という厳格なルールを定めたわけではないのだが、あまり欲望の赴くままに漫画を買っていると財布が……ではなく、本棚がかなり危うい。というか、既に飽和しているのをあの手この手で誤魔化していると言ってもいい。だから自分でブレーキを掛ける努力をしているわけだ。とは言え、読んでみたい漫画はいずれ買うことになるだろうから、問題を先延ばしにしているだけかもしれない。話のスケールはまるで違うが使用済み核燃料と一緒である。さて、最近、電子書籍のサービスで1巻が丸ごと無料だったりするのを読ませてもらったりする。ウェブで掲載されている漫画も日常的に読む。随分とパソコンのモニター上、もしくはタブレット上で漫画を読むことにも慣れてきた。そんな中、書籍の保管スペースがヤバいのなら、そろそろ電子書籍に頼るのもアリではないか? そう思い始めて今日で3日目ぐらいになった。 電子書籍を敬遠する理由はいくつかある。サービスが終了すると今までに“買った本”が読めなくなる。端末やアカウント関係のトラブルがあってもアウトである。過去にソニーの電子書籍サービスで読めなくなった漫画がある。デスクトップのパソコンで読む場合は電池の残量を気にしなくていいが、読む場所は限定される。タブレットは持ち運びは楽だが、電池残量に気を付けないといけない。気になるところを読み返したいとき、紙の漫画の方がページ繰りが早い。電子書籍は読み込みのタイムラグや操作性の問題でイライラすることもしばしば。そのうち慣れることもあるだろうか? 最後に、貸し借りが難しい。とは言え、以前は姉や義兄貸している漫画もあったが、最近はなくなった。このデメリットはあまり考えなくていいかも。参考までに、漫画以外の電子書籍はまだ導入する気になれない。デジタルカメラマガジンを某ヨから始まる家電量販店で買うと無料で電子版も付いてくるのだが、これが読みにくいのなんのって。字が小さいので拡大しないと読めないのだが、拡大するとページの一部分しか表示されないのでスクロールが煩わしい。高解像度かつ大画面のタブレット端末でも買わない限りこれは無理だ。話を戻そう。もちろんだがメリットもある。まず今回の動機の一番手、保管場所をほとんど取らないこと。パソコンやタブレット端末のストレージを圧迫するが、パソコンに関しては電子書籍の100冊や1000冊は大した問題じゃない。タブレットは容量の制限があるが、全部を入れておく必要はないだろう。次に、データー消失のリスクはあるが、紛失のリスクはなく、整理の手間も要らない。また、タブレット限定だが、何十冊とまとめて“持ち運び”するのも楽勝。わざわざ買いに本屋へ行く必要もなく、読みたいと思った時にオンラインで買ってすぐに読める。カメラをフィルムからデジタルに移行させるのが遅かった私だが、その実デジタルの魅力は初期の頃からずっと感じていた。電子書籍も、なかなか本格導入しないけど魅力を感じていないというわけではなかったりする。 前々から「買って読む漫画」の選考基準に「何度も読み返したい」ことを挙げている。一度読んだらもういいや、という漫画に本棚のスペースを割きたくない、という表現もした。この「一度読んだらもういいや」という漫画に電子書籍はうってつけじゃないだろうか(*2)。何も今すぐ7月から全部電子書籍に切り替える、必要はない。お気に入りの漫画は今まで通り紙の漫画を買い、本棚に並べる。あまり読み返さないであろう漫画は、電子書籍のデメリットもあまり受けないだろうから、電子化することでほぼメリットだけを享受することになる。加えて、某ヨから始まる家電量販店の電子書籍は現在、ポイントを20%還元してくれるので価格面でも有利だ。これはアリな選択肢じゃなかろうか。 つい先日、『グラゼニ』の3巻までが無料だったので読ませてもらった。この漫画は1巻が出た時に買い、悪くないけど好きになれないところもあって2巻以降は買っていない。今回続きとなる2巻と3巻を読んだのだが……「面白いか否か」で言うと面白い。でも、本棚に並べておきたいとは思わない。本日の話題のターゲットど真ん中だ。というわけで、『グラゼニ』が“第一弾”になるかもしれない。もうちょっと早く気付いていれば、『ジョジョ』第六部もコレで行ってたのに。そこのところだけがちょっと悔いが残る。でもまあ、『ジョジョ』は第一部から第七部まで、紙書籍で揃ってるってことで良しとするか。
*1 だがしかし、5月はこれぐらいのタイミングから『賢者の学び舎 防衛医科大学校物語』を追加で買うことにしたので、今回もどうなるか分からない。 *2 そういうのって古本とかレンタルとか漫画喫茶で済ませればいいんじゃないかという考え方もあるけど、今回はそれらについては敢えてスルーする。 (2018-48 06-06)
平成30年6月28日
能見通算百勝! 昨日のアレで悪い予感はしてたんだよねー。阪神タイガースは昨日の横浜戦、終盤3イニングで10得点。7回8回はいいとして、最終回にダメ押ししすぎの7得点。梅野のホームランを見て「明日に取っておけよ!」と呟いたらテレビの解説者も同じことを言っていた。まあ、みんな大体思ったよね。これが毎試合2桁安打で5点6点は当たり前のチームならまだいいんだけど、悲しいかな阪神タイガースは一試合あたり2点3点がやっとの球界随一の貧打のチーム。昨晩は「明日は2安打完封負け、あたりかな……」と思って喜び半分で就寝した。一夜明けての今日の試合。予感は的中する。初回満塁のチャンスにただ今絶好調の陽川――がゲッツーで点が取れず。だから昨日打ち過ぎたんだってば! ところがこれが運命の悪戯というやつか。今季何故か横浜スタジアムに強い阪神。気が付くといつの間にか逆転している。そして今季低迷する阪神らしく、ここから素直に勝ちきれない。藤川が同点弾を許して試合がもつれる。同点のまま能見が登板し、その次の攻撃で……阪神に弱い横浜がミスで勝ち越し点を献上してしまう。阪神の安定しない抑え・ドリスだったが、これまた何故かふらふらながらも無失点で切り抜ける。阪神逆転勝ち。リリーフの能見に今季2勝目――通算100勝目が転がり込んできた! というわけで能見投手おめでとう!!!
* 橘雪翼は、同い年という理由で特に能見篤史を応援しています。同じ原理で井川慶とか浅井良とか藤田太陽も応援してました。 (2018-47 06-05)
平成30年6月23日
ようやくLM-EA7のお話 最近下書きしては消したり書き直したりってことが多いんだけど、どうかすると何を載せて何を載せてないのか分からなくなってくる。過去ログを見れば一発解決なのだが、このサイト文字だらけで探すのも面倒でさ(自分で言うな)。まあ「ctrl+F」でキーワード入れて探せばいいんだけど、たまにとんでもない間違いがあったりして。とゆーわけで、話が被ってたら「ああそういうことか」と思ってください。 本題。LA-EA4に引き続きLM-EA7を購入した。予定ではまず最初にLM-EA7を買って、LA-EA4はもっともっと後回しにするつもりだったんだけどなァ。そもそも論でα7 IIIが今手元にあるのが若干誤算なので、「橘雪翼によくあること」で済ませておくか。あ、でも、28-75mm F2.8 Di III RXD はまだ買ってないよ! さてさて、話の本題に入る前に大切なこと。型番だけでは何のことか分かりにくいので、その解説を。両者α7シリーズ用のマウントアダプターであることは共通しているが、前者がソニー純正、後者がサードパーティ製という違いがある。「LA-EA4」の記号の意味はよく分かんないんだけど、「LM-EA7」は何となく分かる。「LeicaMマウントのレンズをEマウントのα7(A7)に付けるためのアダプター」だろう。LA-EA4は同じソニーの違うマウントのレンズを付けるためのアダプターだが、LM-EA7は違うメーカーの違うマウントのレンズを付けるためのアダプターということだ。 さて、もう一つ本題に入る前に大切なことがあった。私がこれまでカメラ関連の雑誌やウェブサイトで見聞きしたものを総合すると、どうやらライカ社はMマウントの図面を公開しておらず、旧ミノルタやパナソニックの一部製品を除くとライカ以外の“Mマウント”製品は全て互換品であり、正しくはMマウントとは名乗れないようである。しかしながら今日は面倒なので、先ほどのLM-EA7の説明も含めて全て“Mマウント”と括らせていただく。 他社のレンズを付けられるようにするアダプターというのは大昔からあったが、ミラーレス一眼が登場してから種類や参入メーカーが一気に増えた印象がある。特にα7シリーズ登場後は、ほとんど……いや、ひょっとしたら全ての35ミリ判レンズ交換システムに対応したマウントアダプターが登場したのではないか、と思えるぐらい多種多様な製品が発売されている。そうした中での「M」を選択した理由は何か。ちなみに橘雪翼はMマウントレンズ(これは正真正銘の「Mマウント」だ)を1本しか持っていない。再度記すが、LM-EA7はライカMマウントレンズをα7シリーズに取り付けるためのマウントアダプターだ。同様のマウントアダプターは複数種類出ているが、LM-EA7はその中でも最も高価(多分)で4万円以上する。その4万円の中身が大切なのだ。多くのマウントアダプターが「ただのマウント形状を合わせた筒状のもの」である中、LM-EA7はAF用のモーターとヘリコイドを組み込んでいる。このアダプターの最も魅力的なポイントは「AFが可能」であるところ。ソニー純正のLA-EA2やLA-EA4もモーターが入っていてミノルタα、ソニーAマウントのレンズがオートフォーカスで使えるが(一部除く)、それらは元々AFレンズだから特に驚くようなことはない。LM-EA7がAFを可能にした対象が、本来マニュアルフォーカスであるライカMマウントレンズであるところが画期的なのだ。MFレンズのピント合わせはピントリングを回転させて行うが、さすがにここをオート化するのはかなり難しい。LM-EA7では、組み込まれたヘリコイドを動かし、その先にあるレンズ全体を前後させてピントを合わせる。力技と言えば力技だが、言われてみればなるほどの発想である。 これによってAF可能になったレンズは、ライカMマウントに止まらない。例えばミノルタのMC、MDレンズやオリンパスのOMマウントレンズをMマウントボディに取り付けるためのマウントアダプターが発売されている。これを併用すればそれらのレンズでもAFで撮影できるようになる。というわけで、私の所有するオールドレンズ群の中で一大勢力を誇るその2つのマウントのレンズ用のアダプターも購入。さらに、LマウントレンズをMマウントボディに取り付けるためのマウントアダプター……というか変換リングはフィルム時代から定番の品物で、Lマウントレンズを所有している私ももちろん持っている。というわけでα7 IIIで「Eマウント」「α/Aマウント」「Mマウント」「Lマウント」「SRマウント(ミノルタMC、MDレンズ)」「OMマウント」と実に6種類のマウントのレンズで撮影できる状態になった。6って何か中途半端だから、最後7種類目を追加しようかなーなんて思ったり?(笑) 現状最も数が多いのが「SR」で、「OM」と「α/A」がどっこいどっこいで続き、「L」(数本)、「E」(2本)、「M」(1本)という勢力図になる。7種類目を追加するとちょうどど真ん中に来るわけだが、そのアルファベットは何でしょう。 というわけで、LM-EA7で色々な手持ちレンズをα7 IIIに取り付けて試し撮りしてみた。まず、マウントアダプター本体に関して。肝心のAFは、現代のシステムと比較すると、 ・音がうるさい ・遅い ・合わないことも多い 音については、最近主流の超音波モーターやステッピングモーターとは比べるべくもないが、先ほど書いたLA-EA4のモーター駆動音と比べるとどっこいどっこい。遅さに関しても、現代のシステムと比較すると遅いけれども、α-7000を思えば充分と考えられなくもない? あ、ライブビュー時のD810といい勝負になるかも(笑) そして、ピントが合わないケースも多い。大体想像は付いていたのだが、 ・コントラストが低いと合いにくい ・暗い場所では合いにくい ・絞りを絞ると合いにくい ・AFポイントが画面の中央から離れると合いにくい 最初は室内でテストしていたので顕著だったのだが、昼間の屋外だとそれなりに実用レベルで使える。高感度に強いα7 IIIだが、LM-EA7ではその強さをあまり活かせないかもしれない。ただ、最初のその印象があったせいか、昼間の屋外でテストしてみて「思ったより使える」という感触を得た。明るいところであれば、絞ってもAFポイントを端に寄せても多少コントラストが低くてもピントを合わせてくれる。ただ、まだその傾向を掴み切れていないのか、何気なくAFさせたところ合わなかった……ということも多数。逆に、無理だろうと思いつつAFを作動させたら合焦したなんてこともあった。結論としては、「合ったらいいな、ダメなら素直に諦めよう(MFに切り替えよう)」というスタンスで使うべきかな、と。AFの精度は、たまに大きく外したりもするけれど、その時はシャッター切るまでもなくピントが合ってないのが見えるので問題は少ない。ファインダー上で合ってそうに見えた場合は大体問題なし。総じて拡大表示してMFで合わせるのと時間的には大差ないかもしれないけど、拡大表示して合わせる作業の面倒さを思えば使う価値は十分にあると感じた。 当然だが、面倒なことがたくさんある。焦点距離の設定ができるのだが(多分Exif情報に記録される)、カメラ側の絞り値を操作してシャッターを切るという操作が求められ、レンズ交換の度にやらないといけないのでかなり面倒。焦点距離と対応するF値を覚えておかないといけないのもマイナス。撮影時には基本的に「F2」に戻さないといけないので、絞りっ放しというわけにもいかない。私はExif情報は諦めてこの作業を放棄している。手ブレ補正だけは正確に作動して欲しいので、本体側の設定の焦点距離は入力している。ただ、この作業も忘れがち。250mmからレンズ交換後してそのままだったときは、ファインダー像が過剰補正でブレブレになった(苦笑) 関係ないが、α7 IIIに焦点距離設定は値が豊富でちょっと驚いた。さすがに43mmはないが、超広角域は1mm刻み、標準域では5mm刻みで、望遠側もなかなか細かい。D810とは大違いだ。多分ニコンは自社製Fマウントレンズしか選択肢にないが、α7 IIIは他社製レンズを考慮しているのだろう。「面倒なこと」でちょっと計算外だったのが、AF用モーターの耐久性。説明書によると、マウントアダプターにレンズを付けっ放しにするだけで無視できないレベルの負担がかかるようだ。保管時だけでなく、移動時などでも外した方が無難とのこと。装着するレンズの重量も500グラム以下が推奨されている(これは買う前から分かっていた)。特に書いていないが、マウントアダプターを2個付けしていた場合、LM-EA7の先にあるマウントアダプターを込めた重量と考えるべき。重量制限はモーターの問題だけじゃなく、ヘリコイドの耐久性の面でもあるように思う。もうちょい重いレンズを付けても大丈夫だったら、AマウントをMマウントに変換するアダプターを買って来て、STF135mmでAF撮影したかもしれないのだが(笑) なお、AF時にはレンズ全体が前後に動くので、レンズを手で持ってしまうと繊細なマイクロモーターに大きな負担がかかる。マウントアダプターの根元を持つか、レンズを持つにしても「左手は添えるだけ」(某桜木風に)にしないと早々に壊すことになりそうだ。重量、ホールディングの面から考えて、基本的に使えるレンズは広角か標準か、望遠は中望遠ぐらいまで。135mm F2.8のZuikoは重量面では行けそうだが、重心位置を考えると避けた方が無難かな、と思っている。さて、ここでクイズ。さっき「250mm」と書いたが、どんな「250mm」を付けて撮影したのでしょう。今「望遠は苦しい」って言ったはずなのに。無理を承知で付けたわけでなく、LM-EA7で撮影して問題のないレンズだ。ちなみに「ROKKOR」銘で、同じミノルタがαマウントやVマウントで他社にないその方式のAFレンズを発売していた。 さて、いろいろなレンズで撮影してみたが……全体的な印象としては、「思ったよりも悪くない」。開放勝負だと FE 100mm F2.8 STF GM OSS と比べて分が悪いが、描写が破綻しているというようなことはない。隅の方まではチェックしていないが、中央部付近は普通に写る(橘雪翼基準)。開放だとソフトレンズみたいなふわっとしたものもあるが、それも AF-S NIKKOR 58mm f/1.4G と比べて随分大人しいものだ(笑) G-ROKKOR 28mm F3.5 は開放だと周辺光量落ちが激しかったはずで、デジタルでもっと顕著になると思ったらそこまで酷くなくて逆の意味で驚いた。ただ、Exif情報がなく「開放で撮ったつもりが実はちょっと絞ってました」っていうオチかも知れないので、また今度じっくり検証してみます(気が向いたら)。ともかく、細かいことを言わなければ画質では不満なし。とは言え、当たり前だけど、普通に撮影するなら普通にEマウントのレンズを買って来た方がいい。コストははるかに高くなるがが実用性もはるかに高くなる。AFも快適だしレンズ交換時の手間も少ない。Exif情報だって正確だ。手持ちのレンズが使えるというメリット以外はほとんどなく、見方によってはただただケチ臭いというだけになる。 ネガティブな面も書いたが、結論は「買って良かった」。私のよく言う「本気撮り」からは少なからず外れてしまうが、かつて愛用したレンズたちが再び像を結び、デジタルデーターとして写真という形にしてくれることに嬉しさのようなものを感じる。私は「機材」よりも「撮影」及び「写真」に重きを置いているので、レンズに振り回されることは本当は好ましくない。でも、さっきも書いたように、ケチなので持っているものを再活用できるという点には魅力を感じてしまう(笑) あまり固いことは考えずに、「写真」も「機材」も同時に楽しんだらいいんだけどね。なんてったってただの趣味なんだから! あと、オールドレンズはピントリングを回すと焦点が合う距離が変わることに安心感を覚える。一昔前なら「当たり前」のことなのだが、今はそうではない。Eマウントのレンズはピントリングを回しても、MFに切り替えていなければ空回りするだけ。AFに頼りきりの今でもD810やα99IIで撮影するときは、構図を考えながらピントリングを回して“仮フォーカス”することも多い(α99IIではSSM、STFレンズ以外のときはやっぱりMFに切り替えないとできないけど)。α7 IIIでは回しても仕方がないので電力を消費して普通にAFを作動させている。α7 III固有ではなくシステムとしての問題なんだけど、そういうところでα7 IIIは初回評価以降ちょくちょく減点を喰らっております。そういやマイクロフォーサーズもピントリング回しても仕方がないレンズばかりのような。ミラーレスはシステム的にそうせざるを得ない何かがあるのかな? というわけで、「次に買うレンズ」候補の有力度に変動が出ている。ここまでの内容だと、EマウントよりもMマウント版に……となりそうだけど、実はそうじゃなかったり。AFが動くのは便利ではあるけど、そんなに頼れる性能でもない。一方で、AFでピントが合わなかった時にMFに切り替えて撮ってみたが、初めて手持ちでピント拡大機能を使ってみて思ってたほど煩わしい作業ではないことを知った。AFターゲットと拡大ポイントが連動すると思っていなかったので、拡大してからピントを合わせたい場所を探さないといけない……と勘違いしていたのが大きい。α99IIのせいかと思ったけど、その後試してみたところα99IIも連動していた。消去法で行くとα77かE-PM2あたりで植え付けられた印象かもしれない。ともかく、「AFターゲット移動→拡大→手動で合焦→レリーズ」という流れは一見してテンポが悪いが、AFでも常に意図したところにピントが合うとは限らず、撮影後に画像を拡大してピントを確認していることを考えるとそんなにかったるい作業でもない。何よりマニュアルフォーカシングは体に染みついた動作でもあり、シャッターを押す時の安心感みたいなものがある。“完全デジタル化”で過去のものにしたつもりのMF撮影が、実は性に合っていたということだろう。というわけで、フォクトレンダーのEマウントレンズの株が上昇。元々魅力を感じていて、かつEマウント版しかない 10mm F5.6 を満を持して買うプランが最有力かな。
しばしば問題だけ出して放置する悪い癖がある私ですが、今回は「答え」を載せておきます。 「RF ROKKOR 250mm F5.6」 マウントアダプター経由で取り付けてみた「250mm」は、ミノルタMF時代の反射望遠レンズ。「MF時代の」と書いたけど、ほとんどのメーカーにとっては反射望遠レンズというのはMF時代のもの。反射望遠レンズのAF化に成功したのはミノルタだけ……ひょっとしたら他社もできたのかもしれないけど、商品として販売したのはミノルタ(とコニカミノルタとソニー)だけ。各社の反射望遠レンズはもっと長い焦点距離のものが主流だったようだが、ミノルタは小ぶりな「250mm F5.6」を発売していた。反射望遠レンズは焦点距離の割に小さいことが特徴で、その中でもおそらく最小と思われるこのレンズは、現代の超高性能な 50mm F1.4 たちよりも小さくて軽かったりする。LM-EA7の「500g制限」も軽くクリアしているので、久々に反射望遠レンズでの撮影を楽しんでみたというわけだ。 で、今気付いたのだが、α7 IIIは「ミラーレス」のカメラである。一方で「RF ROKKOR 250mm F5.6」を始めとする反射望遠レンズは、「レフレックスレンズ」とか「ミラーレンズ」とも呼ばれる通り、普通のレンズにはないミラーが組み込まれている。本体にはミラーがないのにレンズに入っている。なんともまあ、奇妙な組み合わせだ(笑)
「おい橘雪翼ボケんなよ、もう1つ問題出してただろう」――はいありましたな。ボケてましたよ。というわけで「7つめのマウント」の答えも。もちろん「F」!FマウントのMFレンズも少し持ってるけれど、それらは今更惜しむようなものではない。なので、LM-EA7を経由せずFマウントレンズを直接?Eマウントに変換するマウントアダプターを買おうと思っている。どうやらAF-SレンズのAFやVRをEマウント機で作動させられるマウントアダプターが存在するらしく、それが狙い目だ。もっとも、今はD810が健在なので買う必要は全くない……ってLA-EA4の時にも言ってたくせに買っちゃったんだよな。だから意外に早く買っちゃうことになることになるかもしれない。例えば超望遠レンズが使いたくなったりしたときとかね。 (2018-46 06-04)
平成30年6月18日
生存報告 震源地からやや距離を置いた尼崎に住んでいる私なので、心配している知り合いもいないだろうけど一応。地震の被害はごく軽微で、気分的にちょっと沈んでいる以外は平常運転です。まあでもね、怖かった。強い揺れで驚いているところに遅れて緊急地震速報が来て、恐怖感倍増って感じ。少ししてから次姉が来て、阪神淡路よりマシと教えてくれたのだが(当時私は奈良にいて、尼崎での揺れを知らない)、震度はともかく揺れた時間が全然違うという。あれより長く揺れたり、あるいは震度5強や6弱の地震に遭遇したらと思うとゾッとする(尼崎は今回5弱)。昼間は姉弟3人揃って食事をとったんだけど、その後一人でいると心細さがじわじわと寄せてきた。尼崎は余震も感じないレベルなんだけど、屋外から車のエンジン音他の物音が聞こえてくると地震の音かとつい身構えてしまう。ちょいとビビりすぎかもしれないけど、でもこの後も余震の可能性もあるわけだから警戒するに越したことはない。熊本の例で行くと、これより大きいのが来てもおかしくないわけだから……そう考えると憂鬱だ。今夜はきちんと眠れるかどうか分からない。 (2018-45 06-03)
平成30年6月12日
早速買って来た 昨日、グリーンマックスのクモユニ82と前面パーツ集を、採用するかどうかは別としてとりあえず買って来た。ええそうですよ、前日阪神負けたのにあの家電量販店に行って来たんですよ(*1)。余談だが、現在銀河モデルの一部のライトパーツがどこの店も品切れのようである。某Jから始まる家電量販店の通販で頼んだこともあったのだが、メーカー在庫なしでキャンセルになった。最近キットを組む人が少ないからメーカーも生産してないのか? タヴァサのパーツもあったはずだが、数年前の値上げ以降採用には勇気がいる価格に。銀河モデルの倍以上で、今回のように両運転台だとライトパーツだけでGMキット本体の倍以上の値段になる(定価の話で、実際には店頭での値引き率も低い)。 クモユニ82の側面はクモユ141とそっくり。GMのブログで改造例が載せられるのも納得。よく見ると、クモユニ82の台紙にはクモユ141への改造ガイドが出ていた。なんだ、メーカー“公式”の改造だったのか。前面パーツセットにクモユ141を入れたのも、ここで使うことを想定したと考えていいだろう。さて、そっくりだが全く同じではない。クモユ141の側面窓は全てHゴム押さえの固定窓なのだが、クモユニ82は一部がサッシ。実車では開閉していた?ようで、窓の上部にも水切りのようなものが見える。その数は両側で3箇所と多くなく、形状的にHゴム押さえへの加工はその逆よりも楽そう。他、ルーバーの有無もあるが、タヴァサの金属パーツを使えば簡単。乗務員扉の形状や側面昇降ステップの形状も直すべきだが、ここはそもそもクモユニ82としても間違っている。クモニ83でも同様なのだが、この辺りはGM特有の“持病”と思って諦めよう。まあともかく、クモユニ82からクモユ141への改造はそんなに手間のかかるものではなさそうだ。 部品を見ていて気になったのだが、GMのクモニ83やクモユニ82と、クモハ123(クモユ141コンバージョンキットに代替品として指定のあった部品)で前面窓の高さ寸法が違う。クモユ141指定の“正規”部品は前面パーツセットのクモユ141なのだが、こちらはクモニ83やクモユニ82とほぼ同寸法。クモハ123の方が少し小さい。実車写真をみると一緒のようにも少し細長いようにも見え、良く分からない。クモユ141の方が少し高い位置にあるので、錯覚で細長く見えるだけかもしれない。クモニ83にしても前面パーツセットのクモユ141にしても、前面窓の形状はあまり良くないので、カッコよく仕上げたいならタヴァサのパーツを使うことになる。クモユ141のキットでは部品の指定が両者で同じ部品なのだが、クモハ123を使う場合は別品番が記載されている。さあ、どっちが正しいのか。なお、車体幅に関して言えば、前面パーツセットのクモユ141は少し広く、クモニ83やキット付属の屋根パーツ(GM101系用の屋根)に合致する。幅を揃えるという意味では買って来た前面パーツセットの方が良い。だけれど、ライトのモールドが若干ダルい気がして、別パーツに置き換えるにしても前述のとおり。1セットだけだったら予備あったかなあ? あったとしても1セットだけなので、失敗(主にピンセットで弾き飛ばすなどして紛失することを想定)が一切許されないシビアな作業が要求される。 ということで、ここまで組み立てたタヴァサのコンバージョンキットを放棄してクモユニ82から作り直すことも含めて、いろいろ考えるべきことができてしまった。クモニ83の作業が終わってないので、またそちらに戻ってその間にクモユ141をどうするかを考えよう。ちなみに、クモユ141の後年?の運用で、別の電車区の2両を連結して走ることがあったらしいのだが、両電車区の配置で向きが逆だったらしく、“背中合わせ”に連結していたらしい。タヴァサの説明書に書いてあって、そしてネット検索をしたらそういう写真も出てきた。ひょっとしたらある種の名物だったのかもしれない。その姿を再現することを考えると、コンバージョンキットをもう1両買ってくるよりは2両ともクモユニ82から作った方が安くつく。シャープさはコンバージョンキットの方が上だが、どうせGMのクモニ83と連結したりするわけだし。ただ、もう1両作るとなるとまたしてもいろいろと面倒とコストが増えるわけで……いつもの通りだが、悩ましい。
さて、買い物の帰りに思わぬ収穫があった。ジブリの映画に出てくる建物のペーパーキットシリーズ(以前『トトロ』の家を作ったことがある)の『コクリコ坂から』のカルチェラタンが製品化されているではないか! これは全くのノーマークだった。あれだけ発売しろとうるさかったくせにね。待望というよりは文字通り忘れた頃に、なのだが、今のテンションを考えると買っても果たして作るのかどうか……。とは言え、以前に欲しい欲しいと言ったからには買わねばならぬ。近日中に(遅くとも今月中?)買っておこうと思う。
*1 実際のところ、最近通販ばっかりで実店舗にあまり行かないから、阪神勝った翌日に50ポイント貰えるレシートは持ってなかったんだけどね。あと、クモユニ82は在庫なかったから別の店で買った(割引率低いけど、とりあえず欲しかったからしょうがない)。 (2018-44 06-02)
平成30年6月10日
1勝1敗 ちょっと放置モード入っちゃいました。下書きはしてるんだけど、うまくまとまらなくて。 とゆーわけで本日は阪神が負けた話。1回に先制したものの、先発高橋(遥)が5回に捉まって逆転を許す。その後は大した見せ場もなく(?)そのまま2対3で敗北。と書くと負け投手の高橋(遥)が敗因のようにも見え、確かに点は取られているのだが……やっぱり打線の不調っぷりが原因じゃないかなあ。とにかく打線が繋がらない。連打はおろか1イニングに2本ヒット出るのも珍しいという状況。大したチャンスもない上に一発強打もない。振り込み足りてないのか? 執念って何だっけと思わず調べたくなるようなこの惨状。ともかく、打てないっていうのは見ていて面白くない。1点負けてるだけで非常に気分が重い。順位は3位だけど気持ち的には5位ぐらいな感じ。シーズンの4割近くが経過したけど、まあこのままズルズルと行くんだろうなあ。
最近遠のいている鉄道模型の話題。制作状況を少し報告。クモニ83の4両は箱になった。クモユ141も箱にしたけど……ここで悩み発生でまた止まりそう。最初から説明すると、クモニ83で手間取ったのが乗務員扉の交換。敢えて市販パーツを利用せずに自作するという訳の分からない工作をやったところ、案の定と言えば案の定でやや気持ち的に疲れた。その後前面パーツの加工に入り、結局全部の手すりを別パーツ化することに。方向幕も大きさが違うような気がして、ここも市販の金属パーツを使えばいいものを「将来光らせたくなった時のために」と開口加工することに。前面窓枠も金属パーツに置き換えて、結局前面の部品は外形と窓の開口部以外の全てに刃が入った。箱にしたときもトラブル発生で、前面パーツが前後で若干幅が違う……? 1両目で気付いて、2両目以降は修正しながらの組み立てに。さらに屋根の長さが少し足りておらず、隙間をパテで埋める加工に時間と手間をかけることに。この辺りでだんだんモチベーションが下がって来て、一日の作業時間も短くなってきた。そしてクモユ141に取り掛かったのだが、クモユ141の前面は「国電前面パーツ集」か「クモハ123」の前面パーツが指定されていて、前者はカタログ写真を見るとやや設計が古いように感じたので、後者を選択。ところが、屋根がクモユ141コンバージョンキットに入っていた101系用のものと絶望的に合わない。確かに説明書にちょっと削れと書いてあったのだが、そういうレベルじゃなかった。クモハ123の前面の幅が狭目であるのもちょっと拙いのかも(おそらくスケール通りなのはクモハ123で、GMの101系やクモニ83が大きいんだと思う)。ただ、前面パーツ集のクモユ141用の前面パーツの幅がどうなっているのかは持ってないので知らない。クモユ141で検索しているとGMのスタッフブログが見つかり、クモユニ82からの改造でまとめていた。そういう手段もあるのかとチェックしたところ、一部の窓形状が違うもののもしもクモユ141のコンバージョンキットを買っていなければ「これ」を選択していただろう。いずれにせよ前面パーツ集かクモハ123の前面パーツを使う必要があり、似たような問題は発生していたかと。 というわけで、今悩んでいる。クモハ123の屋根を使うのが前面との親和性は高いが、側板が少し高いらしく、それもすんなりとははまってくれない。クモユニ82(製品名には入ってないが、おそらく800番台)加工で作り直すのか、このまま強行するのか。ああ、6月中にも完成しそうにないなあ。
カメラ関連では、先月末に書いた通り「LM-EA7」購入が最新情報。下書きはしていて、いろいろあるけどいろいろありすぎて話がまとまらん。「次に買うレンズは?」の話は、サムヤンのティルトシフトレンズが有力。ただ、実物を一切見ずに買うのも勇気がいるので実物が見れないかと思って某ヨから始まる家電量販店行ったんだけど、他のサムヤン製レンズはあっても受注生産のこのレンズは在庫なし。マウントは何でもいいのでとにかく見てみたかったのだが、どのマウントのものも置いてない。ちなみにニコンやキヤノンのティルトシフトレンズはきちんとショーケースの中に鎮座している。ティルトシフトレンズとしては安い価格なのだが、それでも約9万円は失敗すると痛い額である。どうしようかなあ。
とまあ、こんな感じで普段通りに生きてます。 (2018-43 06-01)
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