橘雪翼の、侃侃諤諤喧喧囂囂

平成21年10月下旬分

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平成21年10月31日

  やっぱり俺が応援したらいかんのかなあ……。明日からは無関心を装う。そして明日からは3日間ほど侃侃諤諤の更新がおざなりになります。まあ、今日からだけどね。


平成21年10月30日

  たばこ税が増税される見通しらしい。喜ばしいことだけど、1本あたり10円増だっけ? まだまだ温いよね。以前一箱1000円に値上げすると〜の話があったけど、10円だとあのラインにはまだまだ到達しないよね? というかたばこって一箱に何本入ってるんだろう……。ま、興味ないけど。

  阪神がドラフト5巡目で藤原俊介という外野手を指名。おいおい、来年から背番号22は「藤川 球」か?と余計な心配をしているが、俊介クンの方は社会人野球に行くとか何とか。3巡目までならプロ、4巡目以降でどうのこうのというつもりだったらしい。う〜ん、どうなるのかねえ。

ビスタEXの先頭車にライトスイッチを組み込む


平成21年10月29日

  61両。唐突に何の話かというと、画像で侃侃諤諤参照。
旧型国電70系300番台阪和線色
一年に70両ぐらいが自分にとって適正……だと思っているので、残り2ヶ月であと9両。今月は4両しか完成しなかったことを考えるとかなりギリギリ。でもまあ、心に余裕を持って楽しんで作りたいものだ。
  あと、絶賛放置中の散香マークBも何とかしたい。


平成21年10月28日

  実は翌日には気付いていたのだが、先日10月25日の画像で侃侃諤諤と同15日の画像で侃侃諤諤のタイトルがうっかり全く同じものになってしまっていた。タイトルはもうちょい捻れということだな……。同じタイトルでどうしてもマズいということもないのだが、やっぱり一つ一つ違う物を付けておきたいよな……。ということで25日分のところに「その2」とか何とか付けようかどうか検討中。検討中というのは外聞のいい言葉で、実態は放置、もしくは忘れかけている、などなど。で、その70系なのだが、かなり完成に近づいてきたので……今月中にはお見せできるかと。というか、予定ではそろそろとっくに完成しているはずなのだが……。予定通りには行かないよね。稀に行くのだけれど、そのときの予定とやらはかなり余裕をもって立てられている物と思われる。

  最近ちょっと書くのを忘れている意味不明トーク。
「第3回24時間ジャンケン大会」……一度も王座奪取ならず
「第8回ニコリダービー(世界選手権)」……落馬
「第6回平均大賞」……全443人中81位
「第7回ニコリダービー」……落馬
「第5回少数決」……初戦敗退
どこまで書いてどれがまだか把握してないけど、こんだけ書いておけば大丈夫だろう(投げ遣り)。にしても……一見すると散々な成績だな(笑) 大していい成績でもないから特に報告しなかったというのもあるだろうけど。まあまあと言えるのは「第2回24時間ジャンケン大会」ぐらいなものかなあ。たまにはせめて一桁順位を取ってみたいものだぜ。もっとも、麻雀以上に運に左右されるゲームだからなあ。

  今月上旬の台風に関係する話。関東のどこかで鉄道模型ショーが開かれた。とある模型店のサイトには、「その日は模型ショーに行くので臨時休業します」という旨の告知が早くから掲載されていた。そして台風の来週が模型ショーの日と重なりそうになった。さて、その模型店のサイトの告知はどうなったでしょう?

「台風だから行きません。だからお店、開けます」

それってつまり……「わたくしゃ台風で危ないから外に出ないけど、店はやってるからお客さんは来てくださいねー」ってことか?(笑)


平成21年10月27日

  今日は久々に特に女性に嫌われる話題。体重の話である。一ヶ月少し前のことである。馴染みの食べ物屋に久々に行ったら「あれ? 太った?」と言われた。失敬な。体重は63キロ弱。確かに3年前と比べたら太っているかもしれないが、去年と比べて増えていない。ところがその後しばらくして、母親に「あんた太ったわ。今夜からご飯のお代わりするのやめなさい」令。ほんの1ヶ月ほど前までは食べろ食べろとうるさかったのに……。そう言われたらこちらにも意地がある。というわけで減量開始(ここであえてダイエットとは言わない)。頑張った結果が1週間で出て、1キロ少し減に成功。なのだが、体に悪いわこれ。ある日は昼食を抜いてみたのだが、晩御飯時になるとヘロヘロ。昔は昼食抜きぐらいへっちゃらホイだったのに。一番酷い時期は、昼食食べると戻しそうになるぐらいだったのに……それだけ今が健康ということか。あと、減量中のボクサーを見習って水分をあまり取らないようにした。幸いにして季節は秋に向かい、汗もあまり出ないので水分補給を多少怠ったところで熱中症にはならない。というか、夏に多少がぶ飲みしすぎていたような……。水分と言うとどうしてもジュース類でとってしまう、という面もあるしね。そんなわけで、9月中旬は63キロ弱あった体重が現在61キロ少し。確実に1キロは減らした。っかしいなあ、目標は筋肉つけて65キロのはずだったんだが。
  その後、姉の援護射撃もあって晩御飯のお代わりはフリーパスに。そもそも考えてみれば最近、食欲が落ち気味で晩御飯あんまりお代わりしてなかったはずなんだが。まったく、腹の立つ話だよなあ。この度の騒動でよく分かったことは一つ。ボクサーの減量は体に悪いんじゃないの?
  モノはついで、晩御飯のお代わりネタを一つ。もう10年ぐらいは前になる。姉2人と3人で暮らしていたときの話だ。晩御飯のときに上の姉が私に聞いた。「お代わり、いる?」と。当時の食欲が私の人生の中で一番旺盛だったので、私はもちろん「うん、お願い」といって茶碗を差し出した。すると返って来た答えは……「じゃあ、自分で入れなさい」

  ――……だったら聞くなよ


平成21年10月26日

  今度のドラフトの目玉と言われていた154km/hの左腕、花巻東の菊池雄星投手が高卒でのメジャー挑戦を諦めたという報道があった。我らが弱小球団阪神タイガースも説得していたようであるが、私の意見は逆。ちょっと残念というか、まあ残念とは違うかな。どうして日本のプロ野球関係者はメジャーに挑戦したいという若者を引き止めにばかりかかるのか。去年だったかの田沢の時もそうだった(彼の場合は、結局振り切って渡米したが)。プロ野球の空洞化とか何とか言われているが、果たして本当にそうだろうか。確かに菊池が日本で野球をやれば、国民の関心も高く日本プロ野球機構としても旨みが大きいのだろう。だが一方で、仮に菊池がメジャーに行き、即戦力は無理でも2年目3年目に少しでも活躍したらどうか。自分たちの国の高卒野球選手がメジャーリーグで活躍している、何て素晴らしいことなんだろう! と、日本での野球そのものの人気が高まるのではないだろうか。そうなれば自ずと野球人口も増え、それはさらなる日本の野球のレベルアップに繋がるはずだ。もちろん菊池が活躍することが前提で、一部の野球ファンはそれは無理だろうと口にするかもしれない。でも、メジャー球団側もお金を払って選手を獲得する以上はその辺しっかりとリサーチしているだろう。8球団だったが獲得の意向を示していたらしいが、少なくとも8球団が菊池に将来のメジャー級の可能性を感じたわけである。本人も行きたい、それを受け入れる球団がある。だったら行かせてやればいいと思うのだが……。
  私が何より醜いと感じるのは、ドラフト対象選手がメジャーに行きたいと言い出すと皆でこぞって説得にかかるところである。まず日本で下地を作ってから、とか何とか理由をつけて行かせないようにする。上辺は本人のためと繕っているが、その実日本のプロ野球の利益優先である。FAやポスティング制度を使ってメジャーへ行く日本人選手も増えてきて、確かに言われるような空洞化の兆しはあるのかもしれない。日本のプロ野球界はメジャーリーガー養成所なのか、といった批判意見もある。が、ある意味で仕方ないような気がする。メジャーリーグのレベルが高いのは認めようじゃないか(ここの辺り書いていてデジャヴを感じる。前にも似たようなことを言ったかな……?)。メジャーリーグは、世界からトップレベルの選手を集めて野球をやっている。そりゃ日本人主体の日本プロ野球とはレベルが一段以上違うだろう。日本のプロ野球とメジャーリーグとの成り立ちが違う以上、選手に上の舞台で自分の力を試してみたいと思うなと言うのは無理である。同時に、若武者が今すぐにでも飛び立ちたくなる気持ちも理解できる。そういうものを押さえつけて羽ばたかせないのは本当に本人と日本球界のためになるんだろうか? トップレベルの選手が抜けると、残ったプロ野球選手の質は確かに一時的に落ちるだろう。でも、残された選手が「あいつが行くなら、俺も実力をつけて追いかけてやろう」という対抗心のようなものを燃やせばそんなに大きなマイナスではないと思う。今年度高校を卒業しプロ野球界入りする選手も、同い年の菊池がメジャーに挑戦していれば励みにもなるしライバル心が刺激されるだろう。そうした方が、選手を囲い込んで日本に縛り付けるよりもスケールの大きな選手が育ちそうな気がする。
  ま、私も素人なんでどっちの方がいいのか分からんけどね。


平成21年10月25日

  普段、他所様の鉄道模型のサイトの製作系記事を見ていて感心すること。よく作業の合間合間に撮影できるなあ、と。私の場合、作業に没頭するとそれしか考えられなくて、デジタルカメラを構えている余裕などない。そんなことしている暇があったら、早くパーツの一つでも取り付けて完成に持ち込みたい、と思ってしまうのである。
旧型国電70系進捗状況
そんなわけだが、何故か今回は2回目の途中報告。ま、以前にもこういう途中報告が挟まった形式がいくつかあるけどね。私の場合、それはつまり、作業に集中できていないからである(苦笑) 没頭できなくて一息つきたいから、じゃあたまには途中の記録でも残しておこうかな、と。あと、侃侃諤諤のネタが不足気味という切実な事情も――

雪翼 「こら白兎、何を言わせるんだ」
床に寝そべっておやつを頬張りながら『境界のRINNNE』第2巻を読んでいた白兎が不機嫌そうに答える。
白兎 「いつものことだから驚かないけど、何を唐突に言い掛かりを付けてくれるんだ君は」

……この後しばらくの間口論が続くのですが、侃侃諤諤の内容とは特に関係ないので割愛します。


平成21年10月24日

  今日この瞬間から暫定的に北海道日本ハムファイターズを応援することが決定した。早速今から庭で「北海道日本ハムファイターズの日本一を祈念する踊り」を踊ることにしよう。

白兎 「雪翼ーーーーっ!」
雪翼 「な、なんだよ白兎、大きな声で怒鳴らないでくれ」
白兎 「日ハムファンからの抗議の電話が鳴り止まないぞ!」
雪翼 「えっ、えっ、な、何でだろうな」
白兎 「今年CSにも進出できなかった不吉な踊りはとにかく止めるんだ!!!」
雪翼 「やだなーもう、こんなの効果あるわけないじゃないかはっはっは」
白兎 「だったら宣言してやるなよ全くもう……」


平成21年10月23日

  最近の買い物より。
カトー対俺〜リニューアルソニック編〜
画像で〜のページに書いてないが、私が製作したのは元から7両編成だったリニューアルソニック。カトーが製品化したのは5両だったものに2両新造車両を加えた編成をプロトタイプにしている。この編成の特徴は何と言っても、2両の新造車がオリジナルの883系の車体ではなく「かもめ」等で使われている885系の車体で登場していることだ(扱いとしてはあくまで883系)。883系と885系では車体断面や表面の処理がかなり違う。だからカトーがプロトタイプに選んだ編成は、7両中2両の車体断面や外見が明らかに異なることで話題を呼んでいた。編成全体として見た時に調和が取れておらず、こんなのはJR、私鉄を通しても珍しいだろう(異形式の混結を除く)。そこが逆に模型として見た時に面白く、そして大手メーカーはやらなさそうなネタだったのに、何故かカトーはそれを選んだわけだ。不思議なこともあるものだね。ま、きっとそのうちに普通の編成のリニューアルソニックも製品化するのだろうけど。


平成21年10月22日

  昨日侃侃諤諤を書いた後、庭で来年の阪神に捧げる踊りを踊っているときに気付いた。「フレアの書」が何であるかの説明が抜けていた……。普段の私なら絶対に入れるのに。というわけで2日続けて『サガ2』トーク。ちなみにオリジナルは『SaGa2 秘宝伝説』だが、DS版は『サガ2秘宝伝説 GODDESS OF DESTINY』でることに気付いたので、今日から『SaGa2』ではなく『サガ2』と表記してみる。面倒なのでシリーズ名も『サガ』にする。なお、『ロマンシングサガ』他の据え置き機用のも出ているが、私は基本的に携帯ゲーム機(ゲームボーイに端を発する小型機)の『サガ』しか知らない。そして今日も過去も今後も、私が『サガ』シリーズと言えば携帯ゲーム機の『SaGa』シリーズである。今後、もし『ロマンシングサガ』シリーズに手を出したら、そのときは『ロマサガ』と表記する。
  「フレア」というのはもちろん、FFシリーズでもお馴染みの攻撃魔法である。FFはシリーズが増えてきて、フレアよりも強力な「アルテマ」が登場したりしているが、サガの初代、2では最強魔法である。で、エスパーが覚えたりモンスターが備えている能力としてのフレア以外にも、攻撃用アイテムとして「フレアの書」がある。フレアのみならず、序盤からある攻撃魔法のファイア、ブリザド、サンダー、そして回復魔法のケアルにもそれぞれ「書」がある。この「書」があればエスパーがその能力を覚えていなくても、また人間でもメカでも魔法が使える(ただしメカの場合、特殊な装備をして魔力を上げないと効果がない)。ちなみに、エスパーであっても能力のフレアよりもフレアの書を使った方がダメージが大きい。能力のフレアは宿屋に泊まったり、エリクサーやコテージで回復するが……。このフレアの書で思い出深いのが初代サガ。初代サガのお気に入りプレイスタイルは、エスパー4人での攻略。序盤のダンジョンにいる敵に話しかけると戦闘になるのだが、その敵は戦闘後も消えないで残っている。というわけで再び話しかけるとまた戦闘になり……と、RPGでありがちな、レベルアップのために戦闘数をこなそうとしてうろうろする時間を省くことができる。そうやってAボタンを押しっ放しにして戦闘させていると、1〜2時間もあれば全員防御力以外のステータスが最大まであがる。その後攻略を開始すると、ストレスなく最後まで進めるというわけである。そしてエスパーの最強の"武器"と言えばフレアの書。初代サガでは何故かフレアの書が買えるタイミングが異様に早い。物語としては、天国に続く塔を登っていく……というものになるのだが、最上部に辿り着くまでに途中3つの世界をクリアしないといけない。最下部(主人公たちが住んでいた場所)を合わせて4ステージ。さらに、一番上で待ち受けているボス、アシュラを倒すと、落とし穴にはまって一番下まで落とされる(でも死なない)。その後真の姿を現した塔を登っていくのだが……最初の世界、途中の世界、最後の塔を合わせると大まかに言って5つのステージになるわけだ。そしてフレアの書が売られている場所というのは、3つめのステージだったりする。物語のちょうどど真ん中で、最強の攻撃魔法が手に入ってしまう。これは早い。最近のFFはそんなんでフレアより強い魔法があるので、中盤でフレアが手に入ってもおかしくない。しかしサガにおいてはフレアは最強魔法である。言ってみれば、FFVをやっていて第二世界でフレアが手に入るようなものである。FFVIをやっていてティナがレベル35でアルテマを覚えるような物である。それぐらい早い段階でフレアの書が手に入る。ところがこのフレアの書、値段が凄まじい。サガ2でも5万ケロ(ケロは通貨単位)と最高級品なのだが、初代サガでは10万ケロ。確かこれより高いアイテムは存在しない。というわけで、私のプレイスタイルとしては、第三のステージをクリアする前に30万ケロを貯めるのが目標だった。30万ケロあればフレアの書が3冊買える。途中、宝箱から1冊手に入るので、4人全員に持たせるには3冊買えばいい。実は当初、フレアの書を買える店は一度第三世界より上に進んでしまうと二度と訪れることができない……と思い込んでいたせいもある。実は後からでも行くことが出来るため、それが分かってからは無理にお金を貯めなくなった。ところで、初代と2の攻撃魔法はバリエーションに乏しい。ファイア、ブリザド、サンダーの他は一応一撃必殺のブレイクとデスがある以外はフレアしかなかったはず。FFは後半になると敵味方のHPとダメージがインフレを起こし始めるが、サガシリーズは比例に近い上昇の仕方をする。そのため、初期の魔法も魔力を鍛えて行けばそのまま後半まで通用する。特に初代サガがすごくて、基本3種の魔法の書が200ケロと大変にお求め易い。なのに終盤まで使えたりする恐ろしくリーズナブルなアイテムなのだ。もちろんフレアに比べると弱いのだが、全く使えないということもない。サガ2になって1冊6800ケロと30倍以上の値段になるのも、ゲームバランスの観点から言って頷ける話だ(両者でレートが全く一緒、ということはもちろんないけれど)。
  ところで、サガシリーズのフレアは敵全体を攻撃する魔法である。FFでは敵一体しか攻撃できない。サガをプレイしてからFFに入った私としては、FFVでフレアが手に入って喜んで使ってみると……………………ものすごくがっかりしたこを覚えている。ま、その代わり、FFではファイアやブリザド、サンダーとその派生魔法で敵全体を攻撃できたりする(サガでは敵1グループ)。どっちがいいのかはよくわからない。今のFFにはフレアより上位のアルテマがあるし、それから召喚獣がいるからフレアで敵全体を攻撃する必要はないのかもしれない。
  という話のついでに、サガ名物の武器のお話でも。一番インパクトが強かったのは「核爆弾」。そう、あの、広島と長崎に落ちたのと同名の武器である。何故日本のゲームメーカーがゲーム内でそのようなものを採用したかは分からんが、今やっていれば確実に批判の的だろう。しかも、である。初代と2では1つずつしか手に入らなかったのが、3では買えるようになってしまった。核兵器を売買するとは、ゲーム内の出来事とは言え恐るべき事態である。次に初代と2でしか出てこない武器、ガラスの剣。初代と2は武器の使用回数に制限がある。そしてこのガラスの剣は1回こっきりしか使えない。武器の使用回数としては先ほどの核爆弾と並んで最小回数。もちろんだが、使うと粉々に砕け散るため二度と使えないのだ。一見して弱そうだが、攻撃力の設定は最大級。おそらく砕け散った破片が刺さって痛いから……かなあ? こちらも1つずつしか手に入らなかったのだが、サガ2では追加された場所で敵がランダムに落とすことがあるので2つ以上手に入る。ちなみに、試しに使ってみた。砕け散るグラフィックを期待していたのだが……特にそういうのはなかった。残念。他、ビームライフルとかミサイルとか、RPGとしてはちょっと異色の武器が出てきたりする。まあFFVIIの釘バットやら軍手やらよりは武器らしい武器なのだが。そんな中、初代サガに比べるとサガ2の武器は特徴的である。レオパルト2。何の名前か分からなかったのだが、当時の友人が教えてくれた。戦車の名前である。初代レオパルトよりもレオパルト2のほうが有名らしい。何故「2」なのかも理解できた。RPGで冒険している主人公たちが戦車を持ち歩いて戦車で攻撃したり……ちょっと、いやかなりミスマッチである。ちなみに、戦車だけあって相手の攻撃を防御してくれたりもする。かなり使い勝手のいい武器だが、値段が高いので主にメカに装備させて使っていた(メカに装備させると、宿屋で使用回数が回復する)。そして七支刀。歴史の授業で習うか習わないか分からないけど、少なくとも私はサガ2でその存在を知った。直線状の刃を持つ刀の両側に、それぞれ3つずつ刃が突き出た形態をしている。おおよそ武器としての実用には向かず、儀式用のものではないかと言われている(はず)。「はにわ」という敵モンスターが最後のダンジョンで稀に出現するのだが(GB版では、電源を入れて3回目か4回目だったかに必ず出現)、そのはにわを倒すと稀に手に入る癖のある最強武器。この武器にだけ「ヒット回数」という概念が存在し、使用者の素早さの数値が高ければ高いほどヒット数が増える。当然力のパラメーターが高ければ1ヒットあたりの攻撃力も増し、力のステータスが最高近いキャラクターが7回フルヒットさせるとFFの中〜終盤ぐらいのダメージ値が出せる。サガシリーズ3作としての武器としては間違いなく最強を誇るものであった(もっとも、ロマサガシリーズになると、友人の話によると10万単位のダメージが出せるらしい……)。グラフィック上は斬るような感じなのだが、それでどうやって7回当ててるのかは不明。普通に振っても良くて4回しか当たらない。なので、きっと実際は差すようにして使っているのではないかと。素早く攻撃しないと奥の方まで刺し込めないからヒット数が減るんではないか……。ちなみに、敵のはにわもこの七支刀を使って攻撃してくる。当然だが、はにわは力も素早さもそれなりなので……運良く3ヒットぐらいしかしなくても余裕で致死ダメージ。使われると誰か戦闘不能になるというなかなかに緊張感溢れる戦いがある。
  サガ3になって、キャラクターの成長もレベルシステム、武器の使用回数も無制限、魔法もFFのようなMP制……とかなり大人しいゲームになってしまった(それでも好きだが)。そしてサガ3で完結編と銘打たれ、携帯ゲーム機用のサガは移植とリメイクを除き現在のところ続編は出ていない。その代わりロマンシングサガシリーズがあるわけだけれど、全く違うゲーム?なので、やっぱり携帯ゲーム機のサガの続編が見てみたい。


平成21年10月21日

『SaGa2』
  全然話題に出してなかったけど、細々と続けております。普通のRPGのように戦えば戦うほどレベルアップする、というシステムはないので、ある程度目的意識を持たないとなかなかステータスがアップしない。GB版では特定のパターンでステータスがアップするので、それを見つけてステータスアップと電源のON/OFFを繰り返していたなあ……(電源を入れてから○番目の戦闘でこうこうこういう手順で敵を倒すと誰それの何というステータスがアップする、というのがパターン化されていた)。今回は流石にそれがない(と思われる)ので、地道に敵を倒す。シンボルエンカウント方式なので、ランダムより精神的に楽。なのだが、やっぱりシンボルを追いかけるのも面倒だ。というわけで固定敵と戦うことにした。江戸城にいるしゃちほこ。何故かしゃちほこと戦える。というかしゃちほこがモンスター。ある程度強いためにステータスアップの確率も高め。ここでひたすら戦い、人間とエスパーのステータスを上げていった。メカは装備品のみに左右されるので関係ない。前にも言ったように、『SaGa2』は武器の使用回数に制限がある。というわけでいつまでも戦い続けられるわけではない。というわけで屋根まで登って武器を使い果たしたら、ワープで街まで飛ぶ。武具を整えてもう一度屋根まで登る(こちらはワープ不可能)。この登るのが結構長旅になるわけだが、シンボルエンカウント方式なので無駄な戦闘が避けられる。しかも今回、秘宝の能力としていろいろ追加された機能の中に「ステルス」というものがある。これを使えば敵に感知されないので、一切戦うことなく江戸城頂上まで行ける。随分楽になった(ちなみにワープも秘宝の能力で、これはGB版からあった)。
  かれこれ200〜300回ほどしゃちほこと戦っているのだが、ようやく人間、エスパーの素早さが98まで上昇(残りの1つは「素早さの素」で上げる。そうすると画面では99だけど内部処理としては101になる。たった2の差だけど)。同様に人間は力が101に。魔力がなかなかあがらなくて現在も70〜80台。エスパーの防御力は85ぐらいまで上がり、ちょっとした攻撃なら防具ナシでもノーダメージで切り抜けられる。素晴らしい。しゃちほこのドロップアイテムとして、「フレアの書」がある。買うと50000ケロ(ケロはゲーム内の通貨単位)の一番高価な部類に属する。たった10回しか使えないけど敵全体を高威力で攻撃できる大変有用なアイテムである。しゃちほこと何度も何度も戦っていると所持アイテム欄がフレアの書だらけになってしまう。というわけで武具を整えに町に降りるついでに売却(一部ストック)するのだが、ストックも満タン、お金も満タンになってしまった(笑) 途中からほとんど捨てるのと同じになっていたのだが、今日ようやく気付いたこと。DS版で追加された「魂の暗域」というところで、多数の敵を相手に戦う場面がある。ここでフレアの書を湯水の如く投入すればいいのではないか……と。「魂の暗域」では、SaGaシリーズとは思えないぐらい多数の敵に囲まれる。普通の武器でチマチマ戦っていると、勝てないことはないけど精神的に大変疲れる。ので、全体を攻撃できるフレアの書は大変有用。人間もかなり魔力が上がったので、エスパーと2人でフレアの書連発してみた。今まで5〜6ターンかけて撃破していた敵が1ターンで始末できた。ここではメカは特にやることありません(笑) ……ということもないかな。一応ボスも出てくるので、対ボス時は貴重な戦力です。というわけでフレアの書を惜しげもなく7〜8冊程度使ったところで、またしゃちほこと遊びに行こうかな。


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