橘雪翼の、侃侃諤諤喧喧囂囂

平成19年8月中旬分

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平成19年8月20日

  プレーオフ進出マジックの話に関係してだけどね……実は去年私がやってた「阪神2位以上確定マジック」、あれどうも間違えていたっぽい。その内容は現在新聞で話題に出ている日ハムのプレーオフ進出マジックと同様(苦笑) まあね、間違いに気付けるか気付けないか。これが人生を大きく左右するよね。

  す、するってことにしておいてくれよ!


平成19年8月19日

追記

  もう笑うしかねーな(笑) sports naviにて「日ハムのMナンバー消滅 クライマックスシリーズ進出」って記事があったんだが、そのマジックナンバーおかしいんだって。日ハムの対西武マジックは確かに消滅したんだろうけどね……。西武が全勝しても日ハムが残り試合に全勝すればプレーオフ進出には何ら支障なし。
  ちなみに昨日あれから考えたんだけど、きっちりプレーオフ進出マジックを考えた場合、多分対象チームは2位以下の3チームになるんではないかと……。首位チームの勝利という条件以外に、対象3チームがそれぞれの直接対決以外で敗北するとマジックナンバーが減る……という具合になりそう。さらに言うと、2位チームにもプレーオフ進出マジックが考えられるかもしれない。首位と3位、4位チームを対象に。ま、面倒なんでそんな計算私はやりませんが(笑) ま、こっそり計算して日ハムのプレーオフ進出確定の瞬間をいち早くお届けしますよ(笑)


平成19年8月19日

スイングスピード

  親父がね、ゴルフ用のスイングスピードを測る器具を持ってるんですよ。タダの棒みたいなやつなんだけど、先っちょに計測用の装置が付いている。装置って言うと電子的なものに聞こえるけど、かなり原始的なシステムだったり。仕組みはともかく、借りたんですよ。親父がやると45〜47のところ、私がやると55〜57の数値が出る。で、親父に「これ、単位いくら?」と聞いたら「さあ……キロメートル(時速)じゃないか?」との答えが。おいおい、こんな軽い棒切れ振って時速40キロ台50キロ台だったら遅すぎだぜ。最低でもマイル(約1.6倍)、ひょっとしたら百の位に1を付けなきゃいけないんじゃないの?(45だったら145km/h) 大体、所有者がどうして知らないのさ。説明書よく読め。
  親父は頼りないので、その器具に書かれた文字を頼りにインターネット検索。便利だねインターネット。で、通販みたいなサイトしか見つけることができなかったのだが、説明文中でおそらく「これだ!」というものを発見。さて、答えは……m/sだった。って、普通の人は「m/s」って言われても分かんない? 高校時代に物理選択してなきゃ知らないかもね。秒速何メートルという単位である。つまり、これを一番分かりやすい?時速何キロという数値に直したかったら、3.6倍すればいい(秒速を時速に直すのに3600倍、メートルをキロに直すのに1000分の1)。では、直してみよう。親父のスイングスピードは「45m/s」だった。よって、162km/h! クルーンより速い! って、そういう比較しても意味ねえって(笑) 私の「大体これぐらいは毎回出せる」というのが56m/hぐらい。km/hに直すと、201.6km/h! 速えぇ! ちなみに、今日振ったら限りなく60m/sに近いところまで行った。216km/h!!!
  とまあ、数値だけみたらえらいすごいのだが、オチがある。この器具、何と595グラムしかないのだ!(カタログ値) 確か軟式用金属バットが700グラムぐらい。プロの使う木製バットや硬式用金属バットは900グラム前後。に比べると、600グラム未満はあまりに貧弱。さて、私が900グラムのバットを振ったら一体時速何キロ出るのでしょうか……?
  とまあ、そんな話のついでに。6月の終わりごろに重さ約1200グラムのバットを買った。いつも行くバッティングセンターに売ってた、一番重い木製バット。で、実際に打撃可能なので使ってみる。流石に1200グラムは重いね。で、それから2回ほどはそのバットを背にバッティングセンターへ通った。だけれど、やっぱ1200グラムのバットじゃ125km/hのボールはなかなか打てない(苦笑) というわけで、大人しく900グラムのバットに代えた。もちろんバッティングセンターには、各バッターボックスにバットが置いてある。だからわざわざ持っていく必要がないのだが……1つはトレーニングの意味も含めてバットを振っているので、軽いバット振ってもなぁ。もう1つは、金属バットのゴムのグリップの感触が嫌いなんだよな。だから木のバットを持っていく。硬式球用のバットだから軟式じゃよほどのことがない限り折れないでしょ。まあ、そうやってマイバットを持参するのだが……マイバット持参してるくせに下手クソってのも何だか恥ずかしいような……。まあ、周りの目なんて気にせずやってるんだけどね。


平成19年8月18日

マジックナンバーの定義は?

  いろいろ書いててややこしくなってきたので……最初に注意書きを追加しておこう。パ・リーグ日本ハムのプレーオフ進出マジックに関する話題は、全て16日の試合が終了した時点での勝敗数を元に計算しています。
  さてさて、今日はむちゃくちゃ長いよ〜。昨日言ってたプレーオフマジックの疑問点を解き明かそう。実はいろいろと問題点が出てきて困っている。とにかくマジックナンバーの定義があやふやなのが困る。「これだけ勝てば文句なしに優勝(プレーオフ進出、対象チームよりは上位に行けるという数字」と定義するのが一番いいと思われる。が、実はこれ大間違い。これだけ勝てば文句なしに優勝できる数字、そんなもんシーズンの最初から全チームにあるわい。そう、それは今年の場合144。しかもそれは十分条件としての数字であって必要条件としての数字ではない。実は上記の定義で行くと、シーズン開始時のマジックナンバーは144ではなく133だったりする。133勝11敗。これで優勝確定だ。
Q:134勝10敗のチームが出てきたらどうするの? 
A:同一リーグには出てこないので安心してください。それが同一リーグのチームでない場合、133勝のチームの優勝には影響しないので安心してください。
133勝11敗のチームを仮にTとしよう。Tと同一リーグのチームは年間24の試合が組まれている。ここで、Tと同一リーグのDというチームを考えてみる。Dは最高で何勝出来るだろう? 144勝って言わないでね。DとTの対戦は24試合ある。しかしTは11敗しかしてないのだ。Tに一番多く勝っていたとしても、Dは11勝13敗の対戦成績しか残せてないのだ。Dが他の全ての試合に勝っていても131勝13敗止まりである。これはTと同一リーグの他の5球団全てに言えることである。よって、Tと同一リーグのチームはTより下位に甘んじるしかないのだ。即ちそれはTの優勝という事実を指し示している。
  これが132だったりすると、132勝12敗のときにTに12勝したチームが同じ132勝12敗の成績を残す余地が生じる。だから133が必要十分な数字である。
  というわけで、上記の定義では通常使われるマジックナンバーとしては良くない。普段優勝マジックナンバーというのはどういう場合に使われるか? それは他の5チームに自力優勝の可能性がなくなったとき、残りの1チームに優勝マジックナンバーが点灯する。さて、「自力優勝の可能性」とは?(これ、去年しゃべったなあ) 自力優勝の可能性とは、残り全試合に勝てば他の対戦がどうなろうと優勝できる、というものである。例えば現在(18日試合開始前時点)で横浜は49勝49敗1分の4位である。ところが残りの45試合に勝ったと仮定してみよう。最終的に94勝49敗1分の成績になる。一見して中日、巨人、阪神にはこれを上回る成績を残す余地があるように見える。ところが、横浜が45試合全勝するうちに中日は8試合、巨人は7試合、阪神は8試合負けなくてはならないのだ。もちろん横浜に、である。横浜は残り試合全部勝つんだから、それには中日も巨人も阪神も含まれてるよね。そうなると、実は中日、巨人、阪神には優勝の可能性がなくなる。とまあ、これが自力優勝の可能性だ。これが5チームになくなると、最後の1チームのマジックナンバーが点灯する。
  じゃあ、それをプレーオフマジックに適用してみようか。単純に行くと「3チームの自力プレーオフ進出の可能性がなくなったら、残り3チームの自力プレーオフ進出マジックが点灯する」になりそうだが、これじゃダメ。だって西武には今のところ、自力でプレーオフに進出する可能性が残ってるんだもん。残り全勝したらロッテかソフトバンク、どちらかは追い抜かせる(厳密に計算してないので……多分両方追い越せるような気がする)。というわけで、西武の自力プレーオフ進出の可能性は残っている。もちろんソフトバンクやロッテにも。少なくとも4チーム自力プレーオフ進出の可能性があるので、先日の日ハムに点灯したって記事は嘘になる。いや、今日そもそもそれが嘘ってことを証明したいんだけどね。ともかく、これでは定義として上手く行ってない……
  と、ここまで話を進めておいて卑怯な発言をしよう。今日私は、プレーオフ進出マジックの明確な定義をするつもりは全くない。いやね、簡単に出来るならやろうと思ってたんだよ? でも難しいからやめにしたの(笑) というわけで……暫定「プレーオフ進出マジックの定義」というものを示そう。一般的にこう思われているだろうなあ、というものである。それは……「点灯チームの勝数と対象チームの敗数の合計がそれを上回れば、点灯チームのプレーオフ進出が決定する数値」。これでどうだろう。優勝マジックのときは、これと似たようなものを皆さん考えているはずである。さて、これが大間違いだったりするんだな……。
  ネットで見たニュース記事によると、日ハムは16日試合終了時点でプレーオフマジック30が点灯したとある。対象チームは西武(のはず)。さて、これが大間違いであることを示そう。16日時点での日ハムと西武の成績は
  ハム 106試合 59勝 43敗 4分 残り38試合
  西武 104試合 50勝 52敗 2分 残り40試合
さて、単純に日ハムに残り試合全滅していただこう。
  ハム 144試合 59勝 81敗 4分 残り0試合
そして、西武には……30試合負けてもらいましょう。30試合負けても10勝するので、日ハムとの残り試合全部勝つことができます(つまり、日ハム全敗の事実と矛盾しません)
  西武 104試合 60勝 82敗 2分 残り40試合
さて、怪しい香りがぷんぷんしてきました(笑) 西武が30敗しているので、先ほどの定義によるプレーオフ進出マジックは0になっています。0というのはつまり、プレーオフ進出決定という事実を指し示しているはずです。では、勝率を計算してみましょう。
  ハム 0.4214
  西武 0.4225
あれれ〜、おかしいですね〜?(笑) きちんとマジックナンバーは0になったはずなのに、何故か日ハムは西武より勝率が下です。勝数でも負けています。これは……実は先日、私がやっていた「阪神タイガースの対広島東洋カープマジック」の話と同じです。引き分け数が2以上の偶数だけ違うので、ゲーム差はないけど勝率が異なるという現象が起きます。そしてその場合、勝率が5割を超えていた場合は勝ち数の少ないチームが、勝率が5割より低い場合は勝ち数の多いチームが勝率で上回ってしまうのです。この前のニュースは……その点を考慮に入れてなかったようです。まあ、これはプレーオフ進出マジックを先ほどのように定義したからなんですがね。
  では、プレーオフ進出マジックの定義を変えてみましょう。さっきは負けまくってしまったのがいけなかったのです。今度は……「点灯チームの勝数がその数字を上回った場合、点灯チームのプレーオフ進出が決定する数値」。定義としてはこれで、そして付随する定理?に「ただしこの数値は、点灯チームの勝利以外にも、マジック対象チームの敗北でも減少することがある」と付け加えておこう。減少する"ことがある"だけなので、減少しないこともあります。勝率が5割切ったりとかね。で、この場合……日ハムは16日試合終了時点から30試合勝てば確かにプレーオフ進出が決定するんだよね。だけれど、この定義で行くと先ほどのヘンな優勝マジックナンバー(133とか言ってたあれね)と一緒なんだよなあ。だってさ、開幕から120勝程度すればプレーオフ進出は決定するはずだぜ。となると開幕から全チームにプレーオフ進出マジック120(もっと少ないような気も……)が点灯してるって状況になる。この定義もだめなんだけどね。このあたり上手く定義できないので、ここでは話を先に進めるために「16日試合終了時点から、日ハムは残り試合のうち30試合に勝利することでプレーオフ進出が決定する」という事実を踏まえた「30勝」の部分がプレーオフ進出マジックということにしておこう。で、さっき言ったように間違いなく30勝すればプレーオフ進出が決定する。ところが、である、実は29勝でも決定しちゃうんだなこれが。やってみようか?
  16日試合終了時点での成績表を書いておこう(ソフトバンクはSB、ロッテはLMと表記)。
  ハム  106試合 59勝 43敗 4分 残38試合
  SB  105試合 54勝 48敗 3分 残39試合
  LM  103試合 51勝 45敗 7分 残41試合
  西武  104試合 50勝 52敗 2分 残40試合
  オリ  107試合 47勝 56敗 4分 残37試合
  楽天  105試合 47勝 56敗 2分 残39試合
各チームの残り試合の内訳を書いておこう。
  ハム 対SB7 LM9 西武8 オリ6 楽天8
  SB 対ハム7 LM8 西武9 オリ8 楽天7
  LM 対ハム9 SB8 西武7 オリ8 楽天9
  西武 対ハム8 SB9 LM7 オリ8 楽天8
  オリ 対八ム6 SB8 LM8 西武8 楽天7
  楽天 対ハム8 SB7 LM9 西武8 オリ7
さて、ここからは1〜4位のチームが重要なので、以下面倒を省くために1〜4位チームの成績だけを記しておく。示したいのは、日ハムは16日時点からあと29勝で(余裕で)プレーオフ進出を決められるとうことだ。さて、日ハムの阻むものはいったい何か。ソフトバンク? ロッテ? いや違う。仮にソフトバンクとロッテの後塵を拝もうとも、3位にいればプレーオフ進出できるのだからそれは問題ない。問題は、ソフトバンクとロッテに追い越され、さらには西武にも抜かれてしまった場合だ。怖いのは実は西武なのだ。西武より上位にいる間はプレーオフ進出に関しては安泰なのだ。ということで、その怖い西武さんに全勝していただこう。
  ハム  114試合 59勝 51敗 4分 残30試合
  SB  114試合 54勝 57敗 3分 残30試合
  LM  110試合 51勝 52敗 7分 残34試合
  西武  144試合 90勝 52敗 2分 残0試合
順位は最後に検討すればいいので、とりあえず先ほどの順位表の順番で書いた。西武が勝ちまくる間に、日ハムのみならずソフトバンクもロッテも西武戦で負けることに留意して欲しい。さて、私が説明したいのは「日ハムがあと29勝した場合、プレーオフに進出する」という事実だ。ここから日ハムに29勝してもらおう。残り30試合あるので最後の1つは負けることにしよう。引き分けでもいいけど、負けた方が話がはっきりするからね。
  ハム  144試合 88勝 52敗 4分 残0試合
確かに西武が日ハムの成績を上回る。だがしかし、この状態で果たしてソフトバンクやロッテが共に日ハムの成績を上回れるであろうか? 何せ日ハムは29勝したのである。その間にソフトバンクに最低6勝、ロッテに最低8勝していないと計算が合わない。つまり、
  SB  121試合 55勝 63敗 3分 残23試合
  LM  119試合 51勝 61敗 7分 残25試合
(日ハムの負けた試合がソフトバンクの場合)
もしくは
  SB  121試合 54勝 64敗 3分 残23試合
  LM  119試合 52勝 60敗 7分 残25試合
(日ハムの負けた試合がロッテの場合)
あるいは
  SB  121試合 54勝 64敗 3分 残23試合
  LM  119試合 51勝 61敗 7分 残25試合
(日ハムの負けた試合がオリックスか楽天の場合)
以上の3通りのどれかになっている。さて、実はソフトバンクとロッテは直接対決を8戦残している。が、ここまで来たらそんな話はちっぽけな問題になる。お互いの直接対決を残しているので有り得ないけど、両者に残り試合全勝してもらおう。
  SB  144試合 78勝 63敗 3分 残0試合
  LM  144試合 76勝 61敗 7分 残0試合
(日ハムの負けた試合がソフトバンクの場合)
  SB  144試合 77勝 64敗 3分 残0試合
  LM  144試合 77勝 60敗 7分 残0試合
(日ハムの負けた試合がロッテの場合)
日ハムの負けた試合がオリックスか楽天の場合は割愛

  さてどうだろう。有り得ないがソフトバンクとロッテがそれぞれ残り全勝しても、どちらも日ハムを上回ることすらできない。日ハムの成績をおさらいしておくと、
  ハム  144試合 88勝 52敗 4分 残0試合
だからね。そして実際には、ソフトバンクとロッテはこれよりももっと負けていないといけない(ソフトバンクとロッテの直接対決の分)。なのに日ハムは余裕で両者よりも好成績を残して2位確定である。おかしいよね。だってマジックナンバーよりも少ない29勝しかしてないんだよ?

  さて、まとめよう。確かに日ハムは30勝すれば確実にプレーオフ進出を決められる。だけれども、29試合しか勝てなくても確実にプレーオフに進出できる。かなり余裕があるので、あと4つや5つ負けたって平気だろう。下手すりゃ20勝でも行けそうだ。日ハムの成績が下がってソフトバンクとロッテの成績がアップすると逆転しそうだが、先ほどの数字はソフトバンクとロッテが(両者の直接対決を残しているにも拘らず)全勝するという、実際起こりうる最悪の事態よりも酷い条件下でのものだからね。ソフトバンクとロッテの両方が日ハムを抜かなきゃいけないことにも注意しておこう。というわけで、29勝しかしなくていいのにマジックナンバーが30。これっておかしいよね。そして西武が30敗しても日ハムがプレーオフ進出を逃す可能性もある。プレーオフ進出マジックナンバーって何?
  よし、嫌みったらしく日ハムのプレーオフ進出確定の事実を新聞よりも早く侃侃諤諤で皆さんにお伝えしよう。向こうが勘違いし続けてる限り絶対こっちの方が早いよ。だってプレーオフ進出マジック6!とか言ってる頃に私は進出決定を宣言できるんだからね! ああ、これが阪神の話だったらどんなに良かったことか!!!(笑)


平成19年8月17日

誤審戦争

  いや、何となく「誤審」と「戊辰戦争」の「戊辰」が似てるなあって。
  昨日は岡田監督がキレて退場になったが、今日はブラウン監督がキレて……あれ、退場になってませんね。まあ、そういうわけで昨日は岡田、今日はブラウン。昨日のは私テレビ中継見てないんですけどね。「誰がどう見たってセーフ」らしいけど、見てないので何とも言えません。一度藤川それで助けられてるような気がするからね〜。まあ昨日のは藤川と相殺ってことで。じゃあ、先々週の横浜戦のバットに当たったデッドボールはどないしまんねんや? それが今日……今日のはいらんで。そりゃさ、審判がセーフと言やセーフなんだけど、今日のは酷いでえ。「誰がどう見たってアウト」やでえ。ブラウンもっと抗議したら面白かったのに……退場劇を面白がってちゃいけませんが。もっとも後でネットのニュース見てたら「ひじが当たったのであってミットではタッチしていない」という判定らしい。ふうん、まあ、言い訳としては合格点じゃない? 林ちゃんの打率下がんなかったからよしとしよう。
  昨日一昨日と2連敗したのに首位とのゲーム差が広がらなかった。今日は勝ったけど縮まなかった。まあ連敗して縮まなかったんだから良しとしよう。現在2.5ゲーム差。ここに来て打線が再び下降気味なのが……阪神逆転優勝劇に不吉な影を落としている。明日は打ち勝てタイガース!
  お隣のパでは昨日、日本ハムがプレーオフ進出マジックを点灯させたらしい。けどこれホントかなあ。いや、対象チームの敗数と日ハムの勝数の和が30超えたらプレーオフ進出に間違いないのはその通りだろう。ただ、そのマジックナンバー点灯って本当の昨日の出来事だったの? いや、ちゃんと計算してたのかもしれないけど、新聞記事の書き方だとかなり怪しかったもので。新聞の書き方では「下位3チームはいずれも、残り試合全勝しても日ハムが30勝した場合の勝率を上回れない」(要約)だったか何か。でもね、もっと前にこういう段階があったかもしれないんだ。「4位西武は、残り試合全勝すれば日ハムの勝率を上回ることが出来る。しかしその際に、現在4位西武がソフトバンクとロッテに対して残り試合分の黒星を付けるためにソフトバンクとロッテは日ハムの勝率を上回れない」という段階。あ、この話の中では、日ハムは西武戦以外全部勝った場合を想定しています。プレーオフ進出マジックってね、ややこしいんですよ。何がややこしいって、上に2チームいてもいい。1チームに追い越されても、その分代わりにどこか1チームを追い越せばいい。シーズンまだ中盤の終わりぐらいなわけで、全てのチームはお互いに対戦を数多く残している。2位以下のチーむが全て全勝するというのは有り得ない状況なのですよ。首位日ハムは対西武だけを考えれば、私流に言うところの「対西武マジック」という意味では30が点灯している。けれども30勝てなくても、「西武には上を行かれちゃうけど、ソフトバンクかロッテかの上にはいる」状況をキープできるかもしれないんですよ。いや、きちんとシミュレーションしてないので私の勘違いかもしれないし、そもそもそこまで考えてはじき出された数字かもしれないですがね。ちょっと明日厳密なシミュレーションしてみます。その点、普通の優勝マジックと私がやってる「対◇▽マジック」ってのは話が楽だ。優勝マジックは何者にも勝率を上回るための数値なので、先ほどの「代わりに他のチームより上位にいる」なんて状況はそもそも許されない。私の「対◇▽マジック」も、特定チームに対してそれより上にいるための数字だから身代わり不可。プレーオフマジックはスケープゴートありだもんね〜。そんな面倒な計算私はしたくないですよ(笑)


平成19年8月16日

週刊少年チャンピオン

  おかしい。前に鉄鍋のジャン!Rが発売されたのは6月。その前(第一巻)は3月。週刊少年誌できっちり連載されていると、2〜3ヶ月のペースで単行本が発刊されることが多い。きっかり3ヶ月おきってのは、ページ数の特に少ない四コマ漫画などを除くと一番遅いペースだ。ってな話を近い過去にしているはずなので、覚えてない人は過去ログ読むべし。鉄鍋のジャン!の場合、10週分ぐらいが収録されていたから、3ヶ月間が空いた次は2ヵ月後に単行本が出ないと……何か企画がない場合を除くとおかしい。で、今月はその「2ヵ月後」にあたる。一応来月のコミックス発売表も見たが……今月、来月ともに単行本第3巻の発売予定はなし。おかしい。見落としか? いや、私が鉄鍋のジャン!の名前をリストから見落とすことは有り得ない(断言)。というわけで……ネットで調べてみた。便利だねー、インターネット。
  ――結果
何か休載してたらしい。3ヶ月ほど。なるほど、どうりで単行本出ないわけだ。こういうのってさ、連載誌買ってないとまず分からんよね。いや、だからって今さら毎号チャンピオン買おうとは思わないよ。
  ――で
もう1つ気になってたことがあったので、そっちも調べてみた。この前本屋でチャンピオンの表紙を見たら、板垣恵介(範馬刃牙って格闘漫画書いてる人)の絵が表紙だったんだが……刃牙じゃない。あれえ? 刃牙の連載終わったのか? 単行本読む限りあと1〜2冊で終わるような雰囲気全然しないぞ? 何でだ、やる気失くしたか、掲載誌変わったのか??? というわけで検索。多くのネタバレと引き換えに理由が分かりました(笑) 何かこちらも休載らしい。で、タダでは休載しないのがこの人らしいというか。休載している間に別の漫画を連載するんだと。やっぱり刃牙に飽きたのか? 掲載誌読んでないから理由は分からないが。多分、突如としてテーマが浮かんで漫画にしたくなって、でも今連載中だしどうしようかな〜、そうだ、一旦休憩してその間に今思い浮かんだやつを連載しよう! とか、普通に考えると訳のわからない発想でそうしたに違いない(笑)
  まあ、そんなわけで、鉄鍋のジャン!Rの新刊がなかなか出ないのが寂しい橘雪翼でした。


平成19年8月15日

  グリーンマックスから年末の新製品予定が発表された……のが1週間か2週間前のこと。侃侃諤諤でネタにしたつもりだったのだけど、今過去ログを含めて見渡しても見つからない。気のせいか? で、新製品は3つ。おそらく10〜12月で各1種類ずつ出すつもりなのだろう。ちなみにグリーンマックスは、比較的発売予定を守る会社である。先日の103系大阪環状線仕様は少し遅れたが、せいぜい1週間程度の遅れ。その後の関西線仕様は予定通り出たし、まだ現物は確認していないが阪急電車も無事発売されたようだ。トミックスも比較的予定通り出るが、8月予定の製品が8月31日に出荷されたりするので何か若干はぐらかされているようなイメージがある。まあそれはさておき、103系ブルー以降の新製品の概要が分かった。1つは京急で、1つは東急で、そして残る1つが近鉄だ。ちなみに発売順序は分からない。近鉄が一番最後に書いてるから後回し? その近鉄は、特急型車両。スナックカーと呼ばれて、おそらく近鉄史上一番数多く製造された車両なんじゃないかと。今でも結構数が残っている車両だ。で、これ、私去年必死の思いでキットを組み立てて完成させたやつなんだよな……。もっとも必死の思いをしたのは、同時進行していた別の近鉄特急で、そして完成させたやつと今度出るやつは時代設定が違う。ある意味問題がないといえばない。ついでに、後日2代目あおぞら号が発売されれば全く言うことない。というか、むしろ期待している。
  さて、近鉄の話はそんなもん。出ればおそらく買うと思う。おそらくとか言ってるけど、欲しいものリストにがっちり入ってる。で、残る2種。はっきり言って京急も東急も関東私鉄で興味がない。のだが、ある点が目を引く。京急は普通の完成品なのだが、東急は塗装済みキットとなっている。正直、グリーンマックスの塗装済みキットは印象がよくない。去年発売された103系、201系、今年も"シリーズ"が続く103系を除いて。それまでのグリーンマックスの塗装済みキットは、板状キットに着色しただけで、組み立てるのにいろいろと制約が生じる。印刷にもやや難ありなものが多く、基本セットには旧態依然の性能の悪い動力ユニットが付属している。その塗装済みキットで今更シリーズを増やされてもなぁ……まあ買わないからいいけど。と思っていたのだが、メーカーサイトを良く見ると「本製品では私鉄車輌初の完成品水準の塗装済みキットでの発売になります。」とある。てにをはが若干おかしいような気がするが、今日はそんなことどうでもいい。私鉄車輌初の完成品水準の塗装済みキット? 最初、ほんの数十秒だが書いてる意味が分からなかった。気付けばどうしてそんなことで悩んだのか分からなかったけど、つまりこれは、件の103系とか201系と同じ仕様のキットなのだ! 私がよくここで「組み立てとても簡単シリーズ」とか言ってるあれである。「こんなに簡単に組み立てられるものを完成させて、作ったキットの数に入れていいんだろうか?」って悩んでいるあれである。動力は、昔のに比べて幾分マシな新型のがセットされている。上回りと下回りの固定はスナップ式の、現代の鉄道模型の完成品水準。ヘッドライト、テールライトユニットが別売りで用意されていて、室内灯を組み込むことも可能。言ってみればグリーンマックスが発売している完成品を、部品の状態で箱詰めして出荷しているようなもの。私は常々、トミックスやカトーの製品に対しても「部品状態の"塗装済みキット"のような形態で、その分少しでいいから価格が押さえられたものが発売されたらいいのになー」と思っているのだが、まさにその仕様。グリーンマックスの場合、4両完成品の値段は基本的に18000円+消費税。他社完成品に比べて何割か高い。一方で103系や201系は、4両基本セットが9800円+消費税だった。ライトユニットが入っておらず、さらにライトを点灯させるには集電板セットを買ってくる必要があるが、それら込みでも12000円程度。完成品との差は歴然。組み立てる手間は私にとっては楽しみなので問題なし(笑) さらに言うと、完成品の一部パーツは未塗装で、出来れば分解して塗り直したい。分解して塗り直してもう一度組み立てたら……キットと大差ないやん。キットにすれば安くなって、納得の行く形にアップグレードできて言うことなし! とまあ、これは一部但し書きの必要があって……価格面ではライバル会社が同じ車輌の模型の発売を予告していたため、戦略的な面もあったのだろう。というのも、今回の東急は103系や201系とほぼ同じ内容と見られるキットが13000円+消費税。いきなりそこまでアップさせますか。増結用中間4両セットは103系オレンジと比べて約20%アップ。逆の見方をすると、戦略のためとはいえ103系や201系はそうとう頑張って価格を抑えたものと見られる。103系は、同じ金型でかなりのバリエーションが作れて数も売れそうだからという理由もあったそうだが。で、発売予定の東急は相変わらずライトユニットは別売りなので、それらが103系や201系のときと同じ値段と仮定するとトータルで15000円強になってくる。あー、何だか完成品の値段に近づいてきた(苦笑) まあでも15%ほど価格が抑えられる。元が元なんで高いままだけど、常々「それはないだろう」と思っている"グリ完"の値段。この方式で抑えられるのなら、以後もこの形で発売してもらいたいものだ。発売されたばかりだけど、阪急8000系をね、キット形式で来年発売し直しとか。8000系は前面形状が3種類(+1)あるから、手軽にバリエーション作れて関西で売れて問題ナッシング(と、実際商売する立場にないので楽観的に言う)。
  とまあ、組み立てに何の苦労も感じない、むしろ楽しさを感じる私だからこんなこと言えるらしいです。もっと言うと、私は少数派の変人らしいです。世の中、私が言うところの「組み立てちょー簡単!(≧▽≦)ノ"""」な作業を苦痛に感じる人も多いんだそうで。勿体無いなあ。そんなわけで、キット方式で売るとむしろ売り上げが減るという可能性があるようだ。どっちかというと今回のケースはテストっぽいような気もする。これで売り上げが上がれば今後もキットで出すだろうし、売り上げが減ったりユーザーからの評判が良くないと完成品一本に戻すんだろうな。


平成19年8月14日

京セラドーム大阪

  今日から阪神タイガースは、京セラドーム大阪での6連戦。例年「死のロード」と呼ばれる高校野球の真っ最中だが、主催試合としての試合である。その第1戦目の観戦に行って来た。阪神ボーグルソン(通称ボギー)、中日山井の先発でゲームスタート。ボギー立ち上がり、井端に初球をセンター前に運ばれるも後続を無難に締める。その裏、1アウトから2番赤星が内野手の間をライナーで抜けていく右中間への当たり。打球は外野手の間を抜けこそしなかったものの、追いつくのにややもたついた。そのわずかな隙をついた赤星の足が二塁打にした。続くシーツのタイムリーで赤星生還。ここでも左翼手森野が、焦ったかややジャッグル。完璧に赤星の足を生かした先取点だった。ここから頼れる兄貴金本と林威助が連続四球で満塁。桜井が……打ってたらそれで決まってたような気がするんだけどなあ。矢野が……打ってたらそれで決まってたような気がするんだけどなあ。ここは山井踏ん張って連続三振。ボギーはその直後にピンチを招くも投手山井を三振に切って取り無失点。しかし山井も立ち直り、その後なかなか阪神打線にチャンスを与えない。5回、ボギーは谷繁に痛恨の同点弾を浴びる。谷繁、今季5本目のホームラン。ボギーは7回を投げて、88球被安打3で失点1の好投。与四球もたったの1。勝ちを付けてやりたい内容だった。阪神は8回から久保田投入。8回表に投手山井に打順が回ったが、落合監督は代打を送らず。山井続投。これが裏に裏目に出た。赤星が内野安打で出塁すると、シーツが送りバント。3回にもシーツはバントの構えを見せていたが、結局ピッチャーゴロゲッツーに終わっていた。今度こそ、の意地の送りバントだったのだろう。ここで中日バッテリーは四番・金本との勝負を避ける。打席には林威助。ここで中日落合監督が出てくる。当然投手交代……と思ったら続投。何故? 最近ちょっと不調気味の金本を敬遠して、林威助勝負。まあ、1塁が空いているという事実と今日ノーヒットの林威助を考えれば敬遠までは良しとしよう。でもフツー代えるだろ。まあ、表の攻撃で代打を送らなかった時点で代えちゃいけないような気もするが。だったらあえて金本との勝負を避けるのはどうかなあ。まあ、相手の采配の結果論をあれこれいってもしょうがない。阪神サイドにとっては最高の結果が待っていたのだから。林威助、左中間への2点タイムリー3ベースヒット! これが決勝点になった。そして桜井。1回の悔しさを晴らすかのようなセンターへの2ランホームラン!(初回に打ってれば満塁弾だったのに) 阪神、5−1と終盤に大きくリード。最終回、久保田続投という線もあったが……岡田監督は藤川を選択。4点差なのでセーブも付かず、6連戦の頭でKFの2枚のカードを切るのはちょっと「?」マークだが、6連戦の頭をきっちり取るという意味合いもあったのだろう。ひょっとしたら岡田コンピューターでは「明日は打つよ」なのかもしれないし。明日は是非、阪神だけ乱打戦のJFKレスリレーを見せてもらいたいところだ(別にリレーでなく完投でいいけど。明日は誰かな〜)。
  さて、ヒーローインタビューでは「2位中日に0.5ゲーム差」の話題が出ていたが……当然私はそんなことでは喜ばない。阪神は優勝に向けてひた走るのだから2位とのゲーム差はどうでもいい。あ、首位に立ったら2位とのゲーム差は大切だけどね。球場で途中経過が写し出されていたのだが、巨人は広島に4−3でリードしていた(京セラドーム3回終了時)。それが次に経過が流れたときは6−3にリード拡大。あー、こりゃ今日はゲーム差縮まらないか、と諦めムード。とりあえず阪神勝ったからいいや……と家に帰ったのだが、結果を確認すると広島逆転勝ち。首位巨人とのゲーム差が2.5に縮まった。最大12ゲームあったものが、ついに2.5に減った。1ヶ月少しで10ゲーム近く縮まった。もう、今年は、阪神は優勝するしかないでしょう。とりあえず今日のところは、新井偉い! 栗原偉い! 喜田偉い! アレックス偉い!


平成19年8月13日

  8月1日に再販された藤川球児のCD、なかなか売れ行き好調らしい。阪神ファンも単純だねー!(阪神ファン∋橘雪翼) 
  さて、好調阪神タイガース、後半戦現在のところ13勝4敗らしいです。スポーツ紙によると7月月間首位だったとか(笑) で、月間最下位は頭文字Gのあの球団だそうで(爆笑) 前者はともかく後者に最初に気付いたやつは偉い! そんなわけで、昨日勝って巨人は負けたのでゲーム差が3.5に縮んだ。2位中日が勝ったので2位とのゲーム差は1.5のままだけど、あくまでも狙うは首位なので全然気にならない。2位とのゲーム差を気にするのは、首位に立ってからでいいではないか。
  さて、私が去年ここでやってたアホな計算を覚えているでしょうか? それは「2位マジック」の計算です(笑) 2位マジックといってもちょこっと難しいので、対広島マジック、対横浜マジック……と、4つのチームよりも上位に位置するための数字を出して毎日数えていました。今年はクライマックスシーズンがあるので、3位以上マジックが重要と
  ――なりません
何度も言うけど今年は阪神が優勝するの! とかいいつつ、一応対広島マジックと対ヤクルトマジックを計算したりしてみました(笑)

  〜対広島マジック〜
現在広島は99試合を消化し、39勝59敗1分の最下位。何で阪神は広島に負け越しているんだろう? 阪神は同じ99試合を消化して51勝45敗3分。ゲーム差は13で直接対決はあと10ゲーム残っている。残り試合が一緒で残り直接対決よりもゲーム差の数字の方が大きいので、自力で阪神の成績を上回ることは出来ない。というわけで阪神の対広島マジックは点灯状態にある。さて、いったいいくつ? 広島が残り試合を全勝すると、84勝59敗1分になる。阪神が勝率を上回るためには83勝58敗3分の成績が必要。あと32勝すればいい。マジック32だ。と言いたいところだが、落とし穴が待ち受けている。阪神の方が引き分け数が2つ多く、そのために広島よりも勝ち数負け数共に1ずつ少ない状態でゲーム差はないが勝率で異なる状況になる。その状況下において阪神が広島を上回るための条件は、勝率が5割を超えていること。逆に勝率が5割を切ると、勝ち数負け数が1ずつ少ない成績では勝率で下回ってしまうのだ。というわけで、勝率5割以上という但し書き付きでマジック32点灯。阪神の勝ち数と広島の負け数が33以上になると、確実に阪神が広島の成績を上回ることになる。

  〜対ヤクルトマジック〜
現在、4位と5位の差が11ゲームと大きく開いている。ヤクルトは上位進出が難しく、4位横浜までがクライマックスシーズンを狙える状況にあると言える。さて、ヤクルトは現在39勝58敗。12球団中唯一引き分けがない。阪神とのゲーム差は12.5で、直接対決は10残している。残り試合数が2つ多いので、ゲーム差としては自力で11縮められるが、現在のゲーム差に及ばない。すなわち、"対ヤクルトマジック点灯"状況にある。ヤクルトは残り全勝すると、86勝58敗となる。阪神がこれを上回るためには85勝56敗3分の成績が必要になる。というわけでマジックは34。今回は、引き分け数が奇数ということもあり、両者にこれ以上の引き分けがなかった場合最低0.5ゲーム差が付くことになる。阪神の勝ち数とヤクルトの負け数が34ぴったりでシーズンを終えたとき、0.5ゲーム差で阪神が上にいることになり、勝率が5割超えているか否かで順位が変わることはない(はずだ)。

  優勝争いのシーンでは、勝率2位のチームが勝率1位のチームを勝ち数で上回る場合プレーオフを行う……という取り決めが去年まではあったはず。だが、今年はクライマックスシーズンが導入されてどうなったのか、私は知らない。だが、2位以下では確か勝率順だったと思うので多分この計算でいけるはず。
  誤解のないように言っておくが、阪神は今年他の全チームを上回る予定なのでこんな計算は本来あまり意味がないんだけどね。


平成19年8月12日

  レストアするって言ってたNゲージ80系関西急電色、結局諦めることにした。ヘッドライトレンズが外れないんだ。これ、一体何でくっ付けたのかな……。最近の作品なら分かるんだけどねぇ。ゴム系で付けてたら外せそうなものなのだが、そういうくっ付き方じゃなかったもので。無理やり引き剥がそうとすると、ライトケース破損という憂き目に遭いそう。一応、ケース部分のディティールアップパーツが出ているのでそれを使えばいいのかもしれないが、他の80系と差が出るのが許せない。特に、同じ色の現在作ってる登場時バージョンとの差は見逃せん。とは言え、どうせ板状キットからの組み立てと塗装済み一体ボディとの差が生じるんだけどね。あ〜あ、どうしようかな〜。諦めるって言ったわりには未練たらたら(笑)
  で、件の登場時仕様は、ようやく各部加工が終わって今日から組み立て行程に入った。思ったより時間かかったよ。それに、暑さでだるいのかもしれないけど、どうもやる気が出ずに漫画読んでた時間が長かったような気がする(苦笑) あんまりね、普段やらない加工をしてると集中力が持たないんだよ。部品削ってあれこれするのはやっぱ神経使うしね。
  で、話が全然違う方向へ飛ぶ。漫画がらみで。「羊のうた」という漫画がある。かな〜り前の作品で、確か私が大学生の頃に連載されてたんだっけな。コミックバーズという、超マニアックな漫画雑誌だ。とは言え、「羊のうた」自体はアニメ化されたり実写映画化されたりしたので、掲載誌よりは名前が通っている。多分。この漫画が始まって1〜2年ぐらいのタイミングでバーズを買い始めて、そして単行本も揃えたんだけど、とある理由で掲載誌は買いつつも連載掲載分を読むのを諦めた。単行本だけはとりあえず買ってあったのだが、最後の2冊は買ったまま放置。今日剥がしたんだけど、ビニール付けたままだった(笑) ちなみに最終巻である7巻は限定版フィギア付き(爆笑) で、この漫画のストーリーは、他人の血を欲するという遺伝性の奇病に悩まされる姉弟の物語。病気は女性の方に発症しやすく、主人公は幼い頃に父親の親友の夫妻に引き取られて育てられる。主人公には病気の兆しが見られなかったために、病気のことを敢えて語るようなこともなかった。が、同じ部活動の同級生の血を見たことがきっかけで発症。同時に昔住んでいた家を思い出して足を運ぶと、そこには同じ病気で苦しむ、幼い頃に会ったきりのほとんど面識のない姉がいた。……以降、話が展開していくのだがあんまり上手く説明できないけ。ただ、恐ろしく暗い話である。多くのシーンで主人公とヒロインは悩んだり、衝動を抑えようと苦しんだり、そして自分の未来を諦めている。そんなわけで、ちょっと油断するとこっちまで鬱っぽくなってくるので連載読むのを辞めたのですよ(笑) 久々に単行本を1巻から読んで……ラストが気になったので6、7巻の"封印"を5年越しぐらいで解いたのです(笑) 多分6巻の途中までは連載で読んでいた。そこから先……ラストはハッピーエンド……とは決して言わないだろうな、これ。少しは姉弟が救われる物語の終わりを期待していたのだが。姉は心臓の病に倒れて死亡。弟は、同時に薬で自殺を図る。が、弟、病気の発症や姉のことを全て含む約1年分の記憶と引き換えに一命を取り留める。病気は結局どうなったのか語られないが、おそらくは喪失した記憶と共にどこかへ"封印"されたのだろう。そして、病気を理由に拒んでいた育ての親の養子となり、発症の引き金となっていた同級生の女の子とくっ付く、といった感じのエンド。主人公は嫌なこと忘れて、その周りの人間も主人公が"還って"来たので嬉しいかもしれないけど、姉側の人たちがねえ、ちょっと救われてないよ。


平成19年8月11日

  気力残量約7%。よって侃侃諤諤の更新は出来ない。


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