橘雪翼の、侃侃諤諤喧喧囂囂

平成19年3月中旬分

▲ 過去ログ一覧へ ▲ ▲TOPページへ▲

平成19年3月20日

  一昨日の晩、布団に入ったらPHSのメール着信音がする。誰だろうと思ったら元・生徒から。内容は「数学が分からないから教えてくれ」 昨日の晩、ギルティギアイグゼクススラッシュをプレイしていたらPHSが珍しく電話の着信。つくばにいた友人からで、ついに京都に還って来たぞということで……延々3時間(笑) というわけで、今日は寝るぞ。


平成19年3月18日

重症

○両肩:筋肉痛
○背中:筋肉痛
○左手首:腱鞘炎?
○両腕上腕三頭筋(だっけ?):筋肉痛
○左足裏外側:謎の張り
○左足小指:打ち身?
○右胸部肋骨:骨折
○右手下腕部:亀裂骨折


……ごめん、途中から調子乗って嘘書いちゃった。骨折の文字がある箇所、嘘です。
  左手首の腱鞘炎っぽいのと、右足の小指が痛いのがダメージとしては大きい。特に足のは、靴を履くときにつま先でトントンってのができないので痛い。やろうと思って出来なくないけど、かなり痛い。おそらく昨日のバスケで傷めたのだと思うが、何故そうなったのかよく分からない。左手首は、模型にインレタを貼っているときに症状発生。昨日のバスケが響いているのかもしれないし、今日寒いのが堪えているのかもしれないし、インレタのフィルムを固定するのに手首に負担をかけたのが原因かもしれないし。ま、私の体は虚弱だってことだ。


平成19年3月17日

  久々にバスケ。シュートが全然入りませんでした……。おまけに左足の小指を痛めて、靴が履きにくい……。
  ――あ
「シュートが入らんのはいつものことだろ?」と言われそうだが、いつもにも増して入らなかったのですよ。


平成19年3月16日

  多分侃侃諤諤になってからは一度も話題に出していないと思われる、トレーディング・カードゲーム「Magic:the Gathering」―通称マジック。Wizard of the Corastというアメリカの会社が出している。ファンタジー世界が舞台のゲームで、イラストも西洋風のそれっぽいものになっている。ところが、一昨年ぐらいに日本風のカードセットが発売されて、それを契機に「1年限定」でマジックに復帰した。で、1年で辞められたのかというと答えは珍しく「Yes」だったりする。私は熱しやすいタイプなので、ちょっとだけって言っておきながらドツボにはまりやすいのに。まあそれほどにマジックというゲームが、まともに付いていこうとするとお金がかかるのだが。しかも現在、身の回りにマジック仲間がいないことが大きな要因。多分2〜3人、マジックをやる友人がいたら今でも絶対マジック地獄の真っ只中にいるはずだ。ま、幸か不幸か、友達が少ないこともあって、そうはなっていない。というわけで、マジック地獄からすっきりめっきり手を切った私
  ――かのように見えて
若干の未練が残っていて、たま〜にカードリストが載った本を買ったりしている。ほほう、新しいカードセットにはこんなカードが入っているのか。とかね。結構見ていて楽しい。そう、見てるだけでも結構楽しい。これが実際にカードを手にしようとすると苦労も付いてくる。まあそんなわけで、過去の過ちは繰り返さんとする意思が今のところ勝っている。ま、謙虚に「今のところ」と付けておいた。大きく出るなら「二度と同じ過ちは繰り返さない」となるのだが、いちおーねんのため。
  で、どうしてこんな話題を出すのかと言うとそれなりの理由がある。
  ――またハマりそうなのか
と言われそうだが、そうではない。ほんのふとしたときに思いついた。マジックを、コンピューターゲームにして出してくれたら買うのになぁ、と。過去に何度かそういう試みはなされている。基本セットと呼ばれるものが、現在第8版か第9版ぐらいまで出ている。2年ごとに基本セットは新しくなる。その基本セットの第4版を収録したパソコンゲームが発売されていたことがある。ちなみに、もちろん(?)だが持っている。それから、3〜4年ぐらい前に、今は懐かしのハードになりつつあるドリームキャスト向けのソフトが出ている。こちらももちろん……と言いたいところだが持っていない。理由は、マジックというゲームの本質から離れた部分に力が注がれていたような……そんな印象を受けたからだ。まあ、そんなわけで、マジックのコンピューターゲームは過去にいくつかの例がある。が、あまり継続的に発売されているわけでもない。でも、これ、私としては是非やって欲しい。マジックの商品展開は、先ほどの基本セットが2年おきに新しくなるのに加えて、毎年拡張セットが発売される。拡張セットごとにテーマがあって、同一テーマのセットが3つ発売される。これが1年サイクルで行われる。コンピューターゲームとして、同周期で発売していけば、熱心なファンなら買うだろうからそれなりに売り上げも見込めるんじゃないだろうか? ただ、実際のカードの発売と同時期にパソコン版を出してしまうとカードの方の売り上げに影響するだろうから、そこは1年遅れとか、あるいは公式戦のレギュレーションから外れる2年遅れとかで構わない。なおもちろんだが、コンピューターゲームって書いたのはPS3とかWiiではなく、PC用でお願いしたい。というのも、カードゲームのマジックは、新しいカードも古いカードも混ぜて使えるのが1つの楽しみでもある。だから、新しいソフトと古いソフトが"混ぜて"使えなくては意味がない。そういう観点から考えるとPS3とかWiiでは若干都合が悪い。ま、PS3はHDDを積んでいるのでそこのあたりはクリアできそうだが。でもやはりパソコンでやりたいのは、カードゲームを画面上でやるとなると、マウスで操作したいから。PS3にマウスってなかったよね? そういう意味ではWii向きかもしれないが、確かWiiにHDDはなかったはず。メモリーカード的なものにマジックの膨大な数のカードデーターを盛り込むのも不可能に近いだろう(やっぱりカードはイラスト付きじゃないと雰囲気がでないしね)。
  と書いたけど、実は同様のマジックのパソコンゲームは存在する。多分、今でもあるはずだ。但し、オンラインゲームになっている。さらには、通常のカードと同じくカードのパックを"買"わないとカードが手に入らない仕様。どういうことかというと、クレジット決済か何かで実際にお金を払ってカードのデーターを1パックずつ手に入れて行かないといけないのだ。しかもデーター上のカードと現実世界のカードとがほぼ同じ値段。もちろん、"手に入れた"カードは、オンライン対戦で使うことが出来るようになっている。でもね、私が欲しいのはね、そういうゲームじゃないんだよ。別にオンライン対戦できなくてもいい。その代わり、ゲームのパッケージを買ってくれば、それ以上追加投資が要らない形のものが欲しいんだよ。オンライン対戦機能の代わりに、コンピューター相手の対戦で構わないからさ。私が持っている、先ほど述べた"第4版"のゲームはそうしたゲームである。オンライン対戦機能も何もないけど、一度追加投資が要らないゲームである。ただ、惜しむらくは、カードの追加が一切できないのだ。第4版+αしかカードがないので、ま、はっきり言ってしまうと古い。拡張セットのカードがないので凝ったメカニズムがなく単調。追加パッケージを買ってくれば新しいカードが使える、そういう仕様にしてくれたらなぁ……。あ、ところで、「追加パッケージを買ってこなきゃいけないんだったら、実際にカード買うのと違わないんじゃないの?」と言われるかもしれない。ところが、まともにカードを集めようとしたら……とんでもない金額がかかるんだよ。まあ、パソコンゲームとしてのマジックが、一本あたり某社の画像処理ソフトぐらいの値段に設定されると話は違ってくるけどね。
  最後に。こんなことを書くぐらいだから、マジックというものを、ゲームとしては高く評価している。ルールがごっつうややこしいんだけどね。でもルールが分かると面白い。ついでに、せっかくルールを理解したんだから遊ばないともったいないと思ってる面もある。だから敷居を低くして欲しいなぁ、って。まあ、パソコンゲームとして発売されても、ルールのややこしさに起因する敷居の高さはあまり解消されないけれど。でも俺はそこをクリアしてるからいいんだよ! と、自己中心的な言葉で今日の侃侃諤諤を締め括るとする。


平成19年3月15日

  とりあえず、画像で侃侃諤諤。
丸ノ内線の赤いヤツの進捗状況

  バッティングセンターのマシンの中には、投球マシンの前面にモニターが付いていて、そこにプロ野球の投手が映し出される機械がある。投球モーションに合わせてボールがでてくるという仕組みだ。無論、その投手の球速に合わせてあったりすると、一般人には手も足も出ないのであくまでイメージであるが。その映像に使われている選手は、西武・松坂や巨人・上原などなどの人気選手。実は阪神・井川も入っていたりする。上原が打ちにくくて井川が容易いような気がするのは、多分気のせいであって欲しい。最近の強気な阪神ファンなら「上原は打ちやすい」と言うのだろうけど。ちなみに、バッティングセンターがプロ野球団体に払う金額は一体どれぐらいなのでしょう? 結構高額なんじゃないか、と思わせて実はたったの月額5000円。月額5000円で「今日は井川打ちに行くかー」という客が増えればしめたものではないだろうか。新聞記事によると、野球人気のため、子どもたちの夢を膨らませるために、安めの使用料にしてどんどん使ってもらうようにしている、というようなことが書かれていた。ところで、先ほど「西武・松坂」「阪神・井川」と書いたが、もう日本人ならほとんどが知っている通り今年から両投手ともにメジャーリーガーである(井川は突如マイナー落ちしたりしそうで怖いけど)。バッティングセンターの映像使用は、あくまで日本のプロ野球の機構(球団だったかな?)との契約なので、今月末で使えなくなるらしい。というわけで、新聞記事には「消える松坂、井川」みたいな見出しでこういう話が載っていたのだ。まあ井川が消えても誰も困らないだろうけど、松坂が消えると、バッティングセンターに通うファンも落胆センター経営側の人間も落胆(とまたここで井川をボロカスに言う手厳しい阪神ファンがここにいる)。代わりと言っちゃあなんだけど、というわけでバッティングセンターの「ポスト松坂」「ポスト井川」探しが始まるわけだ。すでに決定しているかもしれないけれど。記事によると、阪神・藤川、中日・川上あたりが有力だとか。ちなみに、広島の男・黒田は既にそういう映像のがあったように記憶している(FAせず残留したことで、私の中での黒田の株は急上昇です。井川の1000倍ぐらい)。今まで川上憲伸がなかったのは意外と言える。藤川は、活躍しだしたのがここ2年だから仕方ないね。でも、バッティングセンターに藤川"登板"とあっては、ちょっと通ってしまうかもしれない。藤川っぽく、マシンの設定が球速速め&切れ味抜群だったりするとかなり"引く"が(笑) いやでも、それはそれでいいかな? 川上の方は、阪神が負けた翌日などに腹いせしたいので、遅めの設定でお願いします(笑) ま、大抵のマシンは速度が3つから選べるようになっているので、一番遅いのを選べばいいんだけど。あとはクルーン体験161km/hとか、下柳の老獪なピッチングを再現したマシンとか……って、最初に書いたとおり映像はあくまでイメージなんだってば!


平成19年3月14日

  先日久々に写真撮影をしてフィルムを現像に出した。ので、少しだけカメラ熱が復活。今までマイナス500度ぐらいだったのがマイナス400度ぐらいには。「絶対零度超えてるやん!」という突っ込みは却下。比喩表現なので絶対零度の入り込む隙間はありません。
  ――とかわけのわからん話は置いといて
で、本題としてはいろいろあるのだが、まずは1月の終わりの方でお話した新レンズ、カールツァイスの135mmF1.8(ソニー発売のαマウント用交換レンズ)。結構高いものなので、割引率がちょっと違うだけでえらい値段差になる。とは言え、私はヨから始まる4文字の大型量販店を応援する気にはなれないので、地元のカメラ屋でフィルムを出すついでにどれぐらい値引きしてもらえるか聞いてみた。ところが、あまり取り扱いがないらしく、その日は問い合わせておきますとの回答。で、今日で一週間ぐらいになるのだが、再び聞きに行くと「問屋が取り扱ってなくて、現在別ルートで問い合わせ中」とかナントカ。ソニーやる気ねぇな。自分とこの商品売りたかったら、コニカミノルタの商品販売経路もきっちり確保しておけよ。で、結局値段は分からず仕舞い。それどころか、地元のカメラ屋でそのレンズが手に入るかどうかすら怪しくなってきた。ヨから始まる某大型量販店に行くか、もしくは梅田の様々なカメラ屋巡りを久々にやるか。
  久々にカメラメーカーやレンズメーカーのサイト巡りをしていた。例によってシグマがまたとんでもないものを製品化しようとしている。そのレンズのスペックは、200〜500ミリのズームレンズで――それだけだったら普通だ。まあ、普通じゃないにしろ驚きには値しない。シグマならそれぐらいのことはやるだろう。いや、シグマは既に800ミリまでの望遠ズームを作っていたな。むしろ何を今更感が漂うところだ。シグマがシグマたる所以は、200〜500ミリという焦点域を、F2.8通しで作ってしまうところにあるのだろう。ある意味素晴らしい技術力で、ある意味そんなものを企画するところが素晴らしく、ある意味で無謀な挑戦とも言える。ともかく、500ミリの単焦点の望遠レンズでF2.8という口径比を実現するだけでも桁外れである。キヤノン、ニコンという二大メーカーが400ミリでF2.8というレンズ(通称ヨンニッパ)を作っているが、F2.8レンズとしてはそれが最大級のものである。シグマが今度出すレンズは焦点距離をさらに延ばした"ゴーニッパ"。ではとどまらずに、200ミリからのズームにしてしまった。ヨンニッパでも巨大なレンズなのに、はたしてこんなの持ち歩ける大きさ、重さなんだろうか。メーカーサイトの試作品の画像を見て、大きさがあまりピンとこなかったのだが、その下の文字を見て合点が行った。「写真のSD14は、付属しておりません」――SD14というのは、シグマが作っているデジタルカメラである。"写真のSD14は"ということは、試作品写真にSD14が写っているということである。漠然と見ていた試作品画像であるが、よく見ると端部にカメラが付いている。普通、一眼レフカメラ本体にレンズを付けるモンであるが、ここまで大きさに差があると「レンズに本体を付ける」と表現した方がイメージが沸く。そのぐらいレンズが大きく、カメラ本体が小さくて目立たない。恐るべし200〜500ミリF2.8。恐るべしそれを商品化するシグマ。一度使ってみたいと思わせる夢のあるレンズだが、夢のままで終わってしまいそう。いやむしろ、夢のままで終わっていて下さい。誰か知り合いが買って、貸してくれるなら使ってみたいが、自分で買うとなると……。まず値段が凄まじいだろう。次に家に持って買えるのが一手間だろう。さらにどこに置いておくんだ……? 最終的にタンスの肥やし的な存在になることが保証されているかのような巨大さ。大体さ、デカイレンズってのは、一番前のレンズが大きくてカメラ本体側に行くにしたがって絞られたスタイルをしているものだ。それがどうよ、この黒いアザラシみたいな寸胴スタイルは。推定重さ15kgありそうなスタイル。こりゃ、夢のあるじゃなくて、悪夢にうなされそうなレンズだ。
  最後に、デジタル一眼レフカメラ導入案に関して。実は先日の友人の結婚式に出席したとき、カメラを持っていかなかった。理由はいろいろあるけれど、まあとにかく持って行かなかった。同席した友人がデジタル一眼レフを持ってきていて、高校当時から私の写真好きは有名だったらしく、「橘、ちょっと代わりに撮っといてくれや」と頼まれた。ちなみに、当時は今ほどカメラにははまっていなかった。ただ、一眼レフカメラは持っていて、確か卒業アルバムの写真委員に任命されていたような記憶があるようなないような。そういうわけで、某社の入門デジタル一眼レフで少しだが撮影していた。はっきり言って、こういう一発勝負の場では結構デジタルは便利である。撮影途中にミスがあれば、確認して修正できる。いくらフィルムで撮りなれているからと言って、ミスが0%にできるわけではない。そう思うとデジタルのその場で確認できるという利便性は高い。作品撮りはフィルムというスタンスを崩すわけではないが、それでもやっぱりデジタル一眼レフ欲しいよなぁと再び思い始めた。今使っているDiMAGE A1に大きな不満があるわけではないが、それでも一眼レフ特有のキレの良さへの渇望感は拭えない。どうしてもDiMAGE A1のようなコンパクト機は、いくら高級機であっても動作の「もっさり感」があるのだ。以上のような経緯で、再び「デジタル一眼レフを買ってみよう」運動開始。第一候補は当然、ソニーのα100だが、候補に挙がって2.8秒(体感)で却下。コマンドダイヤルが後ろにしかないカメラでは、DiMAGE A1にも劣る。それが2万円ぐらいで買えるならまだしも、現実には10万オーバーの買い物である。というわけで却下。今もなおα-7Digitalが買えるなら急いで買いに行ってそうなのだが、それは無理な話。中古ならあるかもしれないけれど、デジタルを中古で買うのはやや怖い……。仕方がないのでメーカーの乗り換え。となると、第二候補はキヤノンのEOS-1Ds MarkIIだ。ところが候補に挙がって2.4秒(体感)で却下。理由は主に値段である。ヨで始まる大型量販店価格で90万円近くなのは、どう考えても買えないだろう。それで完結するならまだしも、レンズにさらにお金かけることを考えるとミリオンダラー、じゃなかった、ミリオンイェン(円ね)である。とてもじゃないが現実的じゃない。その金あったらカールツァイスの135ミリF1.8を買いに梅田へ出かけるね! ということで、順次ランクを下げていくと……ニコンのD200あたりなんかが非常に魅力的。ただ、ギリギリカメラ雑誌買ってた頃から言われてた「値段の下がらないカメラ」という評が健在で、未だに私が最後に認識した値段からビタ1円も安くなってない。それだけ評価の高いいいカメラという考え方も当然アリだが、もうちょっと安くならんかな。これならカールツ(以下略)。以下、安い方に目を向けて行くと、ニコンD80とかキヤノンEOS 30Dとかにブチ当たるが、結局値段と性能との折り合いが付かない。フィルム代が要らないから初期投資が高くても、というような話を黎明期に良く聞いたが、今回の私にその話は通用しない。というのも、フィルムを使い続けて、何かのサブとしてデジタルカメラが欲しいのである。だから、デジタル一眼レフ10万円台という価格は、そのままモロに跳ね返って来る。今日10万円投資して、5年後にはモトが取れている、というようは話は絶対にない。とすると、やっぱりデジタル一眼買うには時期尚早なのかなぁ。直接関係ないが、いろいろ調べていて非常に気になった。いいやつはでかい。これである。いや、いいものは大きいのは当然でしょ?と言われるかもしれないけれど、過去には存在したのだ。良くて小さいカメラ、が。小さいことすら良いことの一つに数え上げられたカメラが。私の愛用するオリンパスOM-3TiならびにOM-4Tiがそれだ。フィルムの巻上げすら自動でやらなくてはならない、今の潮流からすれば前時代的カメラだが、現代のカメラには絶対に真似の出来ない"高性能"な点を持ち合わせている。それは小さいこと。デジタル入門機よりも小さく軽く、それでいてデジタル中級機なんてメじゃないぐらいの高級感(持ったときの剛性、歯切れのいい動作感、各部の操作性の良さ)。デジタルであるが故にバッテリーも大きく、何だかんだで大きくなるのは仕方ないのだろう。けど、デジタル入門機ぐらいの大きさの高級機があってもいいのではないだろうか。というか、そのうち出てくれないだろうか。オリンパスのデジタル一眼レフは、さすがOMシリーズを作っただけあってそういう傾向にある。しかしながら、CCDが小さく同時にファインダーの小さな4/3規格では、残念ながら得たものに対して犠牲にしたものが大きすぎる。OMを使い、そして今のデジタル一眼レフ市場を見るにつけて、フィルムはなくなって欲しくない、OMを使うがためにフィルムを残して欲しいと切に願うのである。多分、ライカユーザーも似たようなことを思っているはずなのだが、ライカはM8がデジタル化しちゃったからなぁ……。


平成19年3月13日

  今日は図らずもネタを生成してしまった。
ありゃまーなんてこったい
工作していると、いろいろと体験できるということだ。


平成19年3月12日

  またまた塗装ミス。現在製作しているのは前にも書いたとおり、丸ノ内線の赤い電車。ええと「夜行鈍行」の鉄道模型のところに一昨年製作した分が出てるので参照してください。下地のサフェイサー(薄いグレー)を吹いてから帯の白、白をマスキングして最後に赤を塗るというのが今回の手順。今回の、と書いたのは前回と違うから。前回は、サフェイサーの変わりにベースホワイトというサフェイサーに似たような塗料を使った。これにより、下地と白を一気に済ませることができたのだ。ところが、このベースホワイト、あまり発色が良くない。それ以上に私が嫌ったのは、塗装後のエアブラシの洗浄がしにくいことだ。どうしても白い粉みたいなのがカップ内に残ってしまう。だから、去年の途中から普通のサフェイサーを使っている。さて、帯は車両の下半分にある。それ以外に白いところがないので、下半分だけ白く塗った。サフェイサーのグレーは薄いグレーなので、これぐらいの明暗差ならば原色の赤で隠れてしまうだろう
  ――と思っていた
ら、赤が鮮やかな赤とちょっと黒ずんだ深みのある赤とにくっきり分かれてしまった。こりゃ失敗だ。マスキングの二度手間は避けたいので、一旦上から白を軽く吹いて全体のコントラストをなくしてから再度赤を塗装。他の車両は赤を塗る前だったので、改めて全体を白くしてから赤を塗装。結果、ミスした車両の方がやや赤が暗くなったが……許容範囲に収まってくれたかな。前作といい今回といい、ちょっと塗装で焦ることが多いな。やっぱり年間100両作ろうとすると、どうしても気が急いてしまって良くない。と言うわけで今年はその目標を外したつもりなのだが、どうも手早く作業を済ませようとする癖が抜けきれない。


平成19年3月11日

  ここまでオープン戦を見る限り、今年の阪神は久々(?)のBクラス転落かと心配してしまう……。ま、元来の姿に戻るだけという考え方もできなくはないが。
  そういえば巨人の投手に「姜建銘」とかいう選手がいた。名前の読み方は「ジャン・チェンミン」とかなんとか。そう、ここにも「ジャン」がいたぁ! って、去年からいるけどね。今年は阪神と巨人でジャン対決だ! 
  ――エステバン・ジャンがローテ入りしてくれるといいんだけど


▲ 過去ログ一覧へ ▲ ▲TOPページへ▲