橘雪翼の、侃侃諤諤喧喧囂囂

平成18年7月下旬分

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平成18年7月31日

  Yahoo!野球見てたら、外部リンクのニュースに「首位中日、強さの秘密は?」とかいう記事があって非常に腹が立つ。独走して楽しいか、中日ファン!
  ――3年前の自分に問え
楽しかったなぁ。そうか、独走されるとこんなにも気分が落ち込むのか。ごめんね3年前は。
  ちなみに、この手の記事は毎年のように出ているのだが、大抵結果論的なデーターが並べられていてどうにも面白くない。そのデーターにしても、強い部分だけをクローズアップしているだけのように思えてならない。「そんなデーター、普通は話題にしないでしょ?」というような取り方をしているのだ。例えば、「四番打者が2アウトで得点圏にランナーがいるとき、2ストライクからの打率が○×△で、これは12球団中トップの数字である」とかね。ここまで酷くないけど(笑) 
  データーから強さを語ると言うのは、確かに強さの軌跡ではあるが"秘密"と呼ぶにはどうか。4番がよく打つといっても、そりゃ4番に限らずコンスタントに打つ打者がいれば強いのは当たり前。投げる方にしても先発が揃っていると強いのは当たり前。いい抑えがいれば終盤に僅差でいいからリードしていたら勝てるのも当たり前。代打の切り札がいれば終盤ワンチャンスが活かしやすいのも当たり前。他ライバル球団の主力にけが人が出て、自球団のレギュラーに欠員が出なきゃシーズン通して安定するのも当然。もしくは、欠員が出たときに穴を埋めて余りある若手が台頭するとかね。ごくごく自然に当たり前のことを強さの秘密って言われても「だから何だ」。これが表に出ない部分で何かやっててそれを教えてくれるなら「秘密」だよ。練習方法に工夫があるとかね、キャンプで取り組んだことが成果に結びついているとかね、選手がリラックスして試合に臨めるように毎日監督が試合前に漫才やってるとかね。ま、あんまりそういうのを書きすぎると他球団の監督が研究するからよろしくないのだろうけど。
  ちなみに、今年阪神が苦しんでいるのを直感的に理解できるデーターをご提供しましょう。今年、もしこのまま行って万が一逆転優勝したらMVPは誰ですか?
  ――藤川球児クンしかいないでしょう
去年を思い出そう。MVP候補はファンの中ではいっぱいいたはず。まず打点王今岡誠、最強セットアッパー藤川球児、裏エース中日キラー下柳剛、扇の要矢野輝弘、劇弾中村豊、降竜戦の異名を持つ交流戦。ちょっと後半「それはないやろ」って選手が混じってますが。というか選手ですらないのが混じってますが(笑) まあ、真面目な話して4人は候補がいた(書いてないけど、当然実際MVP取った頼れる四番、兄貴金本も含めて)。それが今年は藤川しかMVP取れそうな活躍してない。確かに今年も金本は頑張ってるし、矢野もよくやっている。濱中も復活に賭けているし、福原も途中合流ながら頑張っている。だけど、何か物足りない。打つ方であれば、ここで点が入りそうだと予感できる選手、投げる方であれば、今日は勝つだろうと安心して見ていられる選手、そういうのがほとんどいない。唯一、セットアッパーからファン待望のクローザーに転向した藤川だけである。野球はチームスポーツ、1人では勝てない。他のチームが弱ければ勝てるかもしれないが、敵、中日は先発、抑え、打者、守り、ほぼ全ての分野において光る選手がいる。そりゃ、勝てませんわ。


平成18年7月30日

  しまった、昨日の恐怖体験(笑)で4日連続のクルマネタがあったのにすっかり忘れてしまった。
  阪大の近く(裏手)に駐車場があるのだが、そこに気合の入ったフェアレディZが止まっていた。リアウィングにカーボンボンネット、一番気合入ってるな、と思わせたのがナンバープレート。「・・ 33」だった。そう、Zは最新型の型番がZ33なのだよ。
  しかし、道を歩いていると、確かにZはよく見かける。人気があるというのも頷ける。家から立花駅に行く途中の駐車場にも一つ古い、寄り目のZ32も止まっている。RX-7は滅多に見かけないのに、これだけZをみかけると言うことは売れているということだろう。そういやシルバーのFCが止まっている家があったのだが、気が付いたらなくなっていた。あまり動かしている気配がなかったから、処分してしまったのだろうか。残念。

  今年の目標「積み木を減らす」の収支計算のやり直しが完了した。増えたキット等は41両(分)。と思ったら、京阪の500/600形の2両セットには、260形タイプが1両付いているので、2セットで2両増えることが判明。よって43両。まあ、さくっと完成させてしまう予定なのでこの2両増加は別に痛くも痒くもない。で、減ったのが28両(分)。実はまだここで発表してない7両編成があるんだけど、画像準備を最近全くやっていません(笑) なお、この数字には「買ったらすぐ完成」のグリーンマックスの塗装済みキットは含まれていない。現在20両分だが、ちゃんと"完済"している。年末の「今年は○両作ったぞ!」の数字には含める予定だが。ちなみに、この20両を含めて今年は既に52両と1台と5機完成している。電車以外の部門では、あと1〜2台と増えたらその分の"機"が増える予定だ。後者は予定というか、必然的にやらねばならんのだが。というわけで、順調な部分を除いて鉄道模型部門はマイナスの15両。んーっ、既に手がけている車両がいくつかあって、そのうち去年の11月からやってる近鉄特急にようやく完成の目処が立ってきた。塗装工程の途中だけど、私にとって塗装開始は終了までの道筋が明るく照らされているのと同義。まあ、時間は多少かかるかもしれないけれど、一番日数を食う"空白期間"が出来ないのが大きいのだよ。12両完成しても、積み木計算では6両分にしかならないのが痛いが、それでも完成すれば"借金"は1桁に突入。211系5000番台をクリアすれば再び何か買える状況に持ち込める。
  ――買うなっ!
その状態で買ったら、またしても借金生活なのだが。211系5000番台、キハ04、キニ05、京阪6両、小湊鉄道"国鉄旧色版"(フリーランス)ぐらいを完成させてから次のを買うことにしよう。
  ――減ったからって買うなっ!
まあ、積み木の増減には関係なく、やっぱり年間100両は目指したいところである。その100両に、一瞬で組み立てられるグリーンマックスの体質改善車シリーズが入るのだが(笑) あれは実に強力なプッシュだ。少し手を加えても2日あれば両が完成する。午前中にインレタ貼って、午後から塗装の流れるようなコンビネーションが成立すれば、当日完成も余裕のレベル。そのインレタ貼るのがかなり神経使う作業だったりするんだけどね。前夜貼って翌日塗装の24時間以内コースの方が気は楽(当日やると、早くやんなきゃ、と思って焦ってしまう)。先日の模型ショーでの201系の試作品は……前面が?だったので、改良されないと買わないという可能性も出てくる。しっかり改良して、完成車両にプラス15したいところだ。何かこう書くと車両が欲しいんじゃなくて完成させるキットが欲しいように聞こえるな(笑) もちろん関西で活躍する通勤型電車201系、103系を追い出した憎い201系の模型化は大変嬉しいのですよ。201系の前にちゃんと103系の体質改善車が出たので、太字部分の怨念はかなり和らいでおります(笑) あー、普通の103系も出してほしいなぁ。グリーンマックスさん期待してますよ。出さなきゃ呪っちゃうぞ!(笑)
  ――TOMIX HGシリーズも捨てがたいけど


平成18年7月29日

真夏のホラー

  後輩K君が遊びに来ていた。昼間、カトー製EF510(新製品)を買って鉄研のボックスにやって来た。家に帰っても短い線路を試運転で往復させるだけだからなぁ、なんて寂しそうなことを言うので、うちの家に寄ってもらった。次は後ろに牽かす物を何か持ってこないと、とご機嫌。さて、遅くなっても明日が……ということでお開きになったちょうどその時だった。
  ――カツーン、カラカラ……
という音がどこからか聞こえてきた。家の中から、というのは分かるが、何の音か見当も付かない。え? 今の何? という感じでうろたえて音のした方向を恐る恐る電気を点けてチェック。見たところ何かが落ちた、という感じはしない。階下で何か起きたのだろうか、と各所チェック。後輩K君が帰った後だとちょ〜っと怖くて一人では見て回れない。K君がいてくれて良かった。自分は怖がりだが、プチ一人暮らしなので多少の物音で動揺するほどビビリでもない。だがしかし、今日のは怖かった。そういう雰囲気を持った響きだったのだ。原因が突き止められないのも背筋を寒くさせてくれる。でもまあ、幽霊がいるとか動物がどこからか入り込んでいる心配もなさそうなので、程なくしてK君の帰りを見送りに行ってきた。帰って来る最中、道端の影とか隣家の物音に多少不安を覚えながら歩いていた。これでもう一度、家の中で何か異常な物音がしたら最悪である。今日はもう寝れない。というか、姉貴の家にでも逃げ込む。一人は絶対嫌だ。それでもとりあえずトイレでも行くか、と冷静な私。トイレに入って原因が分かった。トイレの窓枠?の一部が落ちたっぽい。今日の午前中には見覚えのなかった金属のアングル材が窓枠に落ちていた。少し持ち上げて、そして落としてみる。
  ――カツーン
これをもっと上から落とすと、ちょうどさっきみたいな響きになりそうだ。納得、接着剤が弱っていたらしく落ちてきたのだろう。全く驚かせてく
  ――ガチャーン……
今度は階下から何かが崩れる音が。うーん、全くこの家はお化け屋敷か。今のは多分、台所の洗い桶の倒れる音。何のことはない。夜ベットに入って静かにしていると、何かしら物音というものは聞こえてくる。そんなことでびびっていては一人では眠れない。まあ、静かすぎるのが嫌で往々にしてiPodで音楽を聴きながら寝るのだが。


平成18年7月28日

  鉄道模型のメーカーに、河合商会というところがある。多分徒然時代を通じて名前を出すのは初かと思われる。ひょっとしたら話題にしているかもしれないので、とてつもなくヒマでヒマでやることがない人は、過去ログをあさってみて欲しい。私はやりませんよ(笑) 河合商会は、主に貨物車両を作っていて、ごく一部蒸気機関車(B6という車両をシリーズ展開している)なども作っている。ああ、一度B6を大破させてしまったことがあって、その時徒然(侃侃諤諤以前だと思う)で話をしたかもしれない。B6とそれに牽かせる古典客車、それから除雪車両とこの前買った北海道のチップ輸送の貨物、この辺りを所有している。あまりにもマニアックな商品展開なため、私にはとても付いていけないのですよ(笑)
  その河合商会から、1/150スケールのミニカーが出ると聞いた。当然Nゲージのストラクチャーの用途のものであろう。普通ミニカー集めるんだったら、もう少し大きなスケールのをやるだろうからね。で、そのミニカー……車種がなんとスポーツカー。これだよ、私が待ち望んでいたものは! ただし、今回の製品にRX-7の名前はなく、フェアレディZとスカイラインGT-R。価格は4台セット(4色が1セット)で714円となるようだ。トミーテックのカーコレクションが1箱3台入りで420円だから、なかなかの戦略的な価格設定だ。一台あたりに直すと、河合が178.5円、カーコレが140円。若干河合の方が高いが、カーコレクションのブラインドパッケージに対して河合は選んで買える……というかそもそも、2種類しかない(笑) とにかくレイアウト上の道路や駐車場に車を並べたい、というのならちょっとでも安くバリエーション豊かなカーコレが有利だが、私としては河合に魅力を感じる。っていうか、Z出すなら早く言ってよ……カーコレ買わずに済んだのに……。まあ、Z33だけでZ32は製品化予告にすら上がってないので良しとしよう。あとは、出来具合の問題があるが……無塗装の試作サンプルの画像を見る限りカーコレにひけを取らないのではないか。実物見ないと分からないことは多いので、とりあえず買うんだが(笑) もし、買ってみてイイ出来の商品であれば、今後RX-7の製品化にも期待しよう。期待するだけじゃなくて、メーカーに製品化希望メールを出そう(笑) 上手く行ったら、私のレイアウト上にはやたらRX-7が並ぶことになる。峠の坂道も作ることになりそうだ(笑)


平成18年7月27日

  昨日の侃侃諤諤、RX-7のリトラのところの話の「ごめんなさい」の括弧書き内、あそこでRE雨宮の名前が出せない自分はまだまだ未熟だと痛感する今日この日。

  昨日ついでで昨日書き忘れたお話。大阪日本橋のSONYの直営店で、話題になってないα100の実機を少し触ってきた。α-SweetDと大して変わんないなぁとか思いつつ、ちょっとでも期待した自分がとんでもない大馬鹿野郎であることにため息。と、店員が近づいてきて「αお使いですか?」とか聞いてくるので素直に「はいそうです」と答えてしまった。ここは痛烈に、「いや、オリンパスOMシステムです」とか言った方が良かったか? まあ、あの店員には分からない名前だと思うので言わなくて正解だったような気はするが。で、「コニカミノルタさんのカメラにソニーのいいところを合わせたカメラですからね。1000万画素をこの価格ではコニカミノルタさんには到底できなかったでしょう」
  ――あ?
カメラの良し悪しを画素数で語るな虚け者。小さなファインダーに低すぎるアイポイント、前にしかないダイヤル、たった今期待したことに落胆して反省している私にこれ以上追い討ちをかけないでくれ! まああれだ、SONYのこの販売員がこれだけ分かってないということからも期待できることは何もないことが分かって良かった、ということにしておこう。画素数がアップしただけでこの高慢ぷりだからな。
  ――まあまあ
あれは家電の販売員や、カメラのことは何も分からんやろ、と同行していた西院さんになだめられる。ただの家電の販売員がやってるメーカーにコニカミノルタのカメラが引き取られたのか、と思うと余計に情けなく感じるのですが。


平成18年7月26日

今日から「いっぱい踏めて♪いっぱい踊れる♪」

  のはずだったのに、午前中行ったら地元のゲーセンはまだ旧いExtremeのままだった……。へぼいよジモゲー!
  帰り、念のために寄ったら変わってた! さぁ、今日からゲーセンでいっぱい聞けていっぱいしゃべれる改めいっぱい踏めて♪いっぱい踊れる♪だー!(<だからそのNOVAじゃないんだってば) でも、隠し曲でNOVAうさぎの歌入ってたりって少し期待する今日このごろ。
  で、プレイ中の人……なんか隠しボス曲やってるんですけど。早すぎです。で、待ちプレイヤーが1人。今日はちょっと下回りが踊る仕様じゃないので、ギャラリーのつもりだったのでプレイヤーがいたほうがむしろ好都合。誰もいなかったら下回りに関係なくやってたような気もするけどね(笑) やった後に、汗でズボンがはり付いて後悔&靴が運動しようじゃないのでろくに矢印踏めないというオチが待ち受けているだろうけど。あと、荷物がいろいろあったのと、コナミの何とかカードというネットワーク関連のアイテムをまだ持っていなかったので。今日一日出かけていて多少疲れていたのもあるしね。ま、DDRはDDR、基本は変わらない。2人プレイでバトルモードってあるんだけど、友人Dとバトるのは絶対にやめておこう(笑) そういえば、ギャラリーしていて2人のプレイを見ていたのだが……なぜ2プレイヤー側? 普通どんなゲームでも1人だったら1プレイヤー側でやることが多いのに。たまたまなのか、DDRではそれが何かあるのか。野球だと、右利きの人間は右目の方が動くものを捉える力が強いから、右利きの人間が左打ちをすることが理にかなっていると言う(その他、引き手が利き腕になる、というメリットもあるが)。DDRでも関係するのだろうか? でも、2プレイヤー側というのは左だ。右利きなら通常左に立った方がいい。2人とも左利きだったのだろうか???
  そうそう、DDRの筐体にはパネルの後ろに手すりがある。おそらく勢い余って後ろに転倒しないようにするためのものだろう。この手すりを持ってプレイする人がいる。超高速で矢印が流れてくるシーンでは、手すりで体を支えてステップを極限まで速く動かせるようにしようという意図である。友人Dはこのスタイルが好きではない。人がやってるのに対して批判することはないが、自分でやるときは手すりを持たないでプレイするというのが信条なのだ。同感である。同感である、が、今日目の前でやってた人の曲の矢印の流れを見ると……これは手すりもってプレイしたくなるよ……。

  今日どこぞで模型関係の発表会があったらしい。で、グリーンマックスから……阪急2800系の製品化発表があったらしい。某模型店で情報を得て、ネットで詳細を確認(笑) 冷房2扉特急仕様になるようで、どうやら私の作った非冷房7連とはやや仕様が異なる。ということで、「せっかく作ったのに」感なく素直に製品化発表を喜ぶことができそうだ。他、トミックスが先日あれだけいろいろ新製品発表をしたのに、まだ名鉄7000系2次車という新製品を発表した。名鉄7000系というのは……上手く説明できるほど詳しくないので割愛する。パノラマカーという特急車両である。既にトミックスからは出ているのだが、仕様が変更になったものが出るらしい??? ただ、既に製品としてある7000系は古い製品で、現行の他の車両と比べると見劣りする部分が多い。だから先日、再生産されたときも購入を見送ったのだが、それで正解か? ただ、2次車を最新仕様で出すとは書いてないので、ひょっとしたら単なるバリエーション展開かもしれない……。だったらやっぱり買わないぞ。

  俺の中でJoshinの株が急上昇! 先日、少し前にグリーンマックスのキットのパーツが一部おかしかったことを書いた。今日、ようやくJoshinへ交換を頼みに行ってきた。8〜9ヶ月前に買ったやつなのでレシートは当然ない。ただ、ポイントカードがあるので販売履歴を確認する、と係員。何だか履歴を探すのに四苦八苦している模様。ずいぶん前のだからな〜。で、履歴が見つからなかったと言う。でも、「本当は1ヶ月以内じゃないとだめなんですけどね、たくさんお買い求めいただいているので……」と該当部品を在庫品の正規部品と交換してくれた。ぃやっほぅ! "あべの"に行く手間が省けた。まあ、結構Joshinで買ってるからそれぐらいサービスしてくれたってね。ということで、その後気持ちよくJoshinでお買い物(笑)
  そのお買い物の一部は、トミーテックのフェアレディーZコレクション。1/150スケールでNゲージのレイアウトにも使えると言う商品である。もちろん私の場合はレイアウトに使うことを前提に買っているが。で、「何でフェアレディーZなんだよ! RX-7じゃないのかよ! Zなんて知らないぜ!」なんて思っていた。ところが……先日、Yahoo!で人気のスポーツカー?特集があり、どうやらZは大人気らしい。ごめん、全然知らなかったよ……。というか、私にはZのカッコ良さが全く分からない(Zファンの皆様及び湾岸MIDNIGHTファンの皆様、並びに日産の方々ごめんなさい)。まあでも、カーコレの中では珍しくスポーツカーだし、将来的にRX-7の引き立て役も必要かなぁということで1ボックス買っておいた(Zファンの皆様及び湾岸MIDNIGHTファンの皆様、並びに日産の方々ごめんなさい)。まあ、Z33?だっけ? 最新のやつについては分からなくもない。その前のモデルがむしろ……寄り目でヘン(Zファンの皆様及び湾岸MIDNIGHTファンの皆様、並びに日産の方々ごめんなさい)。あのライトがリトラクタブルだったらちょっとカッコ良かったかもしれないけれど。RX-7でも、リトラを改造してガラス嵌め込んだ普通のライトのやつはカッコ悪い(RX-7を実際にそのようにチューニングされている方、頭文字Dの高橋啓介くん、並びにそういうスタイルが好きな方々ごめんなさい。バトルギアでは自分でもそういうパーツ付けたセッティングもあるんだけど(笑))。さらに、もっと旧型のZに至っては……ふるっ(Zファンの皆様及び湾岸MIDNIGHTファンの皆様、並びに日産の方々ごめんなさい)。まあ、RX-7も古いやつはダサいんだけどね(SA22Cのファン及びオーナーの方々、並びにマツダの皆様ごめんなさい)。
  とまあ言うわけで、開封。並べる。ん? 何だこれは? 何だか透けたような感じのボディのやつがある。こんなクルマあるわけねーよ! と思ってインサートを見ると……「無塗装」状態のバリエーションがあるようだ。カーコレはシリーズ中に、1つの型で5種類の塗装バリエーションがある。で、多分実車のその型は色が4種類しかなかったのだろう。無塗装状態というのは苦肉の策ではないかと思われる。にしても無塗装なんて……自分で塗るか。
  歴代の4種類のZがラインナップされていて、それぞれが3箱ずつ綺麗に出てきた。各種類ごとに並べていくと、面白いことが分かった。5色のカラーバリエーションがあると書いた。1箱につき同車種が3台セットされている。そのうちの2台はどの箱から出てきたものでも一緒。最後の1台だけが箱によって違う。そしておそらく必ず入っている2色以外の3色の中からランダムで選ばれるのだろう。各車種3箱ずつ出てきて、3台目の色は重複することがなかった。すなわち、ラインナップのうちシークレットを除く全ての車両が出てきた。1台目、2台目のカラーのみそれぞれ2台ずつ重複したということでもある。
  さて、今後カーコレクションにRX-7シリーズ(もしくはロータリーエンジンシリーズ)が出てきたらどんなラインナップになるだろう? どんな、というかこういうラインナップになって欲しいという願望でも書こう(笑) まず、FD3SとFC3Sの両RX-7は確定。こいつらが入らぬRX-7もしくはロータリーシリーズは認めない(笑) あとの2種類が難しい。ロータリーシリーズってことにして、RX-8とロードスターあたりが無難に"使える"ラインナップだけれど、多分コスモスポーツは入るんだろうなぁ……。とすると、残りの1つはSA22Cか。これってヨーデルのロータリーヒストリーズと同じラインナップじゃねぇか。まあ、そうだったとして色は……FDに関しては必ず入る2色は赤と黄色に決定。ま、赤と黒でもいいし、青でもいいのだがな。ちなみに友人Dは青が好きらしい。私も色としては青が好きなのだが、FDは赤だ。赤、黄色、青、黒、白……これが5色の内訳かな? 次にFC。当然だが赤と白。確定2色はこれ以外認めない。まあ、白が入っていればあとは黒でも黄色でも群青色でも構わんが。ごめん夢に出てきそうだから黄色とか群青色とかの変な色はやめて。SA22Cは黄色があるんだよなぁ……似合わん(その色のSA22Cのファン及びオーナーの方々、並びにマツダの皆様ごめんなさい)。同じ黄色でもFDだと似合いそうな気がするから頭文字D恐るべし。というわけで、FCは赤、白、ガンメタ、……ごめん、あんま実車詳しくないから他の色分からん。当然、SAとかコスモスポーツとか何色でもいい。あ、でも、夢に出てきてうなされそうな色はやめてね?
  嗚呼、無塗装Z、夢で追いかけてきそうでヤだなぁ……とみぃてっく怨むぜ。

  そういやFD3Sはパトカー仕様があったなぁ。


平成18年7月25日

友人Dはやっぱり忙しいらしい

  朝、PHS宛てにメールが届いた。DDR SuperNOVA(以下NOVA)の情報。どうやら既に動いている店舗もあるらしい。で、既存のDDR ExtremeをNOVAにバージョンアップする機体は稼動が明日からになるとか。多分、ネット対応化のために何かが必要なのだろう。どうせなら全国一斉にやって欲しかったのだが……。旧機体をバージョンアップするのに時間がかかるのか、ソフトウェア的なものなのか……。というわけで、地元のゲーセンのDDRがまだNOVAでない理由が良く分かった。というのも、オフィシャルサイトによると既に稼動しているようなことを書いてあったから。ひょっとして地元ゲーセンにはNOVAが入らないんじゃないかと心配していたところだ。もっとも、明日からNOVAが稼動する保証もないのだが。店員さんに聞いておけばよかったかなぁ。NOVAいつ入荷するんですか? 入るんですよね? 入れて下さいよ!って(最後のほうは"聞く"じゃなくて"要望"だ)。
  で、今日は家で家庭用Extremeをやっていた。相変わらず家庭用マットは踏み難い。だけれども、私が調子のバロメーターとして使っている「桜」鬼モードでAランクが出た! 調子がいい時でもBしか出ないこともあるのに。しかも、今日はちょっとヘトヘトで膝がガクガクしかけていたときに出せたのだ(そんな状況でプレイするな!)。これはちょっと復調へ向けていい兆しかもしれない。ポイントは「低重心」かも。あとは体力次第?
  とまあ、朝のメールに返信したり、夜のトレーニング後に経過報告をしたりしてみたのだが、友人Dからの返信は今のところない。どうやらやっぱり忙しいみたいだ。既に夏休みのはずなんだけどねぇ。さすがは専任になると夏休みでも学校へ行って仕事(何の仕事するんだろう……?)があるようだ。

  今日、ちょっとしたことを思いついた。何かとかかってくる勧誘の電話への対応。ここでシミュレーションしてみよう。
プルルルル……かちゃ
橘雪翼「はいもしもし」
勧誘員「もしもし、橘様のお宅でしょうか?」
橘雪翼「はいそうですが」
勧誘員「私、○○の××と申します。ご主人様でしょうか?」
橘雪翼「いいえ、違います」
勧誘員「ご主人様いらっしゃいますか?」
橘雪翼「いえ、いません」
勧誘員「何時ごろお戻りでしょうか?」
橘雪翼「いえ、だからおりません」
勧誘員「……は?」
橘雪翼「この家に『橘ご主人』という者はおりません、番号をお間違えではありませんか?」
勧誘員「……」
姉に怒られました。わざわざ敵を作るようなマネはやめなさい、と。
 ――……実際にやったわけじゃないけどね。
これはまあ、一種の必要性のある電話か否かの見分け方の話でもあるんだけどね。家の誰かに、必要性のある電話がかかって来る場合は大抵個人の名前が出てくる。そうでない場合も、まず最初に電話の用件に付いての話が出る。用件も言わないうちから「ご主人様」「奥様」なんていう曖昧な一般名詞が出てくる場合、まずは勧誘の電話と見て間違いない。それに、同じ姓の家なんて日本にごまんとある。私の本名はそんなに珍しい姓ではないからね。それなのに「橘(本名書きたくないから仮ね)」と「ご主人様」もしくは「奥様」という個人を特定できない単語だけで電話をかけてくるなんて。まあ電話番号で特定したつもりなんだろうけど、掛け間違えた電話がたまたま姓が同じ人の電話番号だったらどうするつもりなのだろう? 彼らにしてみれば勧誘ができればそれでいいのかもしれないが。
  ――あ
大学生の頃は私に名指しの勧誘の電話があったなぁ。
「雪翼くんいらっしゃいますか?」
てな具合で。よく姉に確認された。「○○って子から電話あったけど、知らないよね?」と。考えてみれば鈴木とか田中とか山田にしておけば当たる可能性も高そうなのに……べたべたすぎるからか? 徒然時代に書いたけれど、女性の声で中学の同級生と名乗るやつからも電話があった。俺は中高時代は男子校に通っていたぞ?(笑) 今は共学になったけどね(笑) 塾にも通っていなかったしね。ところで、その手の勧誘は一度もまともに話を聞いたことはないのだけれど、一体どういう種類の勧誘だったんだろう? 勧誘とは限らないけれど、自らを偽って名乗る電話は怪しいと考えるべきだろう。謎は残るが下手に片足突っ込んだりするのも気味が悪い。君子危うきに近寄らず、である。とある漫画の、私が気に入っている話にもある。好奇心を抑えるのもまた勇気である、と(好奇心に負けない、だったかな?)。そういえば、その頃にも電話の対応でこんなのを考えたことがあったっけ。
勧誘員「雪翼君ですか?」
橘雪翼「はい、そうですが」
勧誘員「あー、橘、久しぶりだなぁ、覚えてる? 中学の時一緒だった田中だけど」
橘雪翼「……田中? ええと?」
勧誘員「あー、覚えてないかなぁ」
橘雪翼「あ、あの田中か!」
勧誘員「思い出してくれた?」
橘雪翼「お前なぁ、人から3千円借りといてそのままだろ! 貸した方は覚えてるんやぞ、早く返せ!」
勧誘員「……」
この手は、ちょっと有効でないかもしれない。向こうが悪いヤツでこっちを怪しげな講習会にでも呼び出そうとしているなら、「じゃ、今度の日曜日梅田のどこそこで返すから何時に来てくれ」と言えばいいのだから。3000円ぐらいなら渡しても、それよりもっと大金をせしめれば向こうにしてみればいいわけだからね。結局、これも試す機会なくそういう電話はなくなった。ほんとあれらは一体何だったんだろうねぇ。最近は全く私宛の勧誘の電話はない。ご主人様か奥様宛てなので、全部「いません」もしくは「断るように親に言われています」でシャットアウト。メールアドレスもそうだが、電話番号も知られてしまうとなかなか厄介なものだ。


平成18年7月24日

  Nゲージ常設スペースに敷いてある線路の、ポイント(分岐線路)の電動化作業がようやく終わった。電動化作業といっても、別にポイントレールを改造して遠隔操作できるようにした、というわけではない。元々電動化できるような製品設計になっており、ユーザーが実際に専用のコントロールボックスに配線するだけでいい(なんだか前にも似たようなことを書いた記憶があるなぁ)。その配線もコネクター式になっているので、ぷちぷち嵌め込んでいけばいいだけ。少し前の製品だとコネクターになっていなかったので、ちょっと"それっぽい"配線をやらなきゃいけなかったのだが、結構前にそこの部分を改良した製品群に置き換えられた。
  というわけで、作業自体は簡単。だが、ポイントマシンから伸びているコードの長さはあまり長くない。付属のものだけで繋ごうとすると、手で届く範囲ぐらいにしかポイントは設置できない。勢い、手が届かない真に電動化する意味のあるポイントをコードで繋ぐためには延長コードを買ってこないといけない。そのためのメーカー純正の延長コード、これが高いんだ(という話もした記憶があるなぁ)。1メートル50センチで税込み630円也(トミックス製)。1本、2本買えばいいだけの話ならまだいいんだけど、10本とか20本になってくるとちょっと違ってくる。16本で福澤さんに出番が回ってきて、30本とかだと車両セットが1つ買えてしまう価格帯になってくる。延長コードがそんなに必要な理由は、延長コードを3本継ぎ足さないと届かない場所にポイントがあるからだ。それも、2本とあと少しで届くのに、2本では届かないから余計に630円出費しないといけない、という状況の場所もある。無駄だ。非常に無駄だ。だから、ホームセンターに行って、電気配線用のコードを買ってきた。コネクターが付いているわけではないのでワンタッチとは行かないが、値段は安い。メーターあたり100円もしない。メートル単位で売ってくれるのだが、一体どれだけ必要か計算するのが面倒だったのでひと巻き、100メートル買ってきた。それでもマトモにメーカー品の延長コードでやるよりは相当安くなるハズだ。もっとも、後述する理由により、この方法が本当にリーズナブルだったのかについては疑問が残ってしまった。
  さて、一番お安く仕上げるなら、ポイントマシンから伸びているコードを直接延長してしまうことだ。だけれど、これにはリスクがある。もし手順を失敗して使えなくしてしまうと、ポイントマシンごと買いなおさないといけない。だから、1m50cmの延長コードの間をぶった切って、間を買ってきた一般電気コードで継ぎ足しすることにした。延長コードの延長である。ということで、ポイント1個につき、延長コード1つは買うわけである。冷静に考えたら、ポイントマシンの値段が945円と、差額がそんなに大きくないのでリスク覚悟でマシンから出ているコードに直接継ぎ足した方が良かったかも……。実際のところ失敗しなかったわけだし。このコード延長作業は、決して難しいものではない。だけれど、面倒なのだ。普段やらない性質の作業ということもあってか、コードの被覆を剥いて、より合わせて、チューブでカバーする、という一連の作業を1個やると大変疲れた。どの部分が疲れるのか、流れ作業でやったので良く分からないが。先日後輩が遊びに来て、その時点では電動化率10%だったので(数字は体感)、ポイント切り替えのほとんどは手動。阪大鉄研の大学祭の気分だ(笑) でも、阪大鉄研の大学祭と違って、ずっと線路を出しっぱなしにしているので電動化する意義が大きい(大学祭の場合、配線すると準備、片付けの手間が大幅に増える)。何より、皆でワイワイやってるときならまだしも、一人で走らせているときにいちいち手の届かない場所へ移動してポイントを切り替える行動は空しさが伴う。そして今度、後輩セントレア一号車君が試験終わった日にまた遊びに来ることになった。じゃあ、せめてそのときまでにポイントを電動化しておこうじゃないか。ということで気合を入れたら、残りの90%(体感)が4、5日ほどで終わってしまった(笑) 何事もやっぱり気合だね。
  さて、線電動化も終わったのでゆっくり遊ぼうとすると……ややこしい線路配置のせいで困ったことになった。その困ったことを説明するのに、一般向け説明が必要なのでそこから始める。NゲージやHOゲージで現在主流の道床付きと呼ばれる線路のポイント(分岐)線路には、ある仕組みが搭載されている。ポイントが向いている方向の線路だけに電気が流れるという、通称「選択式」と呼ばれる方式だ。例えば、円形の線路配置に3〜4本の引込み線があったとしよう。そこの各線に模型車両が並んでいたとする。選択式でないポイントを使用していた場合、コントローラーのダイヤルを捻ると全列車が動き出してしまう。そして、列車によってはポイントが自分のいる方向に向いてないため、ポイントにさしかかると止まってしまう(詳しくは省くがショートを起こす)。これではいくらポイントがあっても、載せておける車両が1編成に限られて面白くない。というので、選択式というシステムが開発されたのである。選択式ポイントではポイントの向いている方向の線路にしか電気が流れないので、ポイントが自分の方向に切り替わっている車両だけが動く。ポイントを増やすことで、多くの列車を同時に設置し、ポイントを切り替えることで列車を入れ替えながら運転できるのである。
  ただし、この選択式というシステム、不完全な場所がある。NやHOゲージの鉄道模型の多くは、2本の線路の片方がプラス、残りがマイナスの接点の役割をして車両を走らせるようになっている。多くの選択式ポイントシステムは、完全に電気を遮断するわけではないのだ。ポイントの向いていない方向の線路にも、片側だけ電気が流れてしまう(この表現は厳密には正しくない。片側だけ電気的に繋がったままになっている、と言うべきか)。電気は回路が閉じていないと流れない。だから、片側の線路を遮断していれば、その上にある車両では電気回路を生成できず、その車両が動き出すことがない。やや論理部分に拘り過ぎた説明になってしまったが、簡単に言えばプラスかマイナスか、どちらかの極だけ外れた状態になっていると思って欲しい。普段はこれでいいのだが、線路配置が入り組んでくると困ったことになる。あちらこちらにポイントが散在し、いろんな向きでポイントが設置されていると……ポイントが切り替わってない方向にある車両に、前方よりプラスの電気が、後方よりマイナスの電気が来てしまう、という状況が起こり得るのだ(何度も言うが、この電気が来るという表現は正しくない。けど、一般的に分かり易い表現だと思うのでここではそのままにしておく)。実際、今設置している線路配置はそういうことが起こる。それを絶妙な手段で回避するようポイントとポイントのコントロールボックスを配線した。上手く行ったと確信した。したけれど、駅部分の有効長を稼ぐ線路配置が仇となって全くの想定外の場所で上記の現象が起こってしまった。ヤード(車両留置線)から高架線に向けて車両を走らせるときに、地上線の駅部分のある線に車両が残っていると、その列車ももれなく動いてしまう。これを解決するためには、線路にギャップを設ける必要がある。ギャップとは……模型の線路は、物理的に接続すると電気的にも接続されるようになっている。繋がっている線路は基本的に電気的に繋がっているのだ。それが通常便利なのだが、私みたいなことになったりとか、他いろいろな理由があってそれでは困るというとき、その電気的接続を切るための線路やパーツが用意されているのだ。そうやってできた電気的な切断をギャップと呼ぶ。ギャップを設けると、今度は部分的に電気が流れない区間が発生する。それを補うのに今度は、コントローラーから線路に電気を供給するフィーダーを追加するという作業をする。普通に二股コードでフィーダーを設置すると、ギャップで切られた2つの区間両方に同時に電気が流れるようになるので、今度はギャップを切った意味がなくなる。なので、コントローラーと線路の配線の間に、オンオフスイッチを入れることになる。ただ今回、私はこの区間用に高機能型コントローラーを採用することにした。高機能型コントローラーには何故か、走行用電流を流すコネクターが2つ付いており、しかも両方の電気の極性やオンオフを独立して決めることができる。このコントローラーを使えば、間にわざわざスイッチを入れたりそのための配線をすることなく2区間に個別に電流を流すことができるのだ。さて、このコントローラーはカトー製品である。線路や他のコントローラーはトミックス製品なので、システムが揃わず、配線にもやや面倒が起きる。だけれどがそれは私にとって小さなこと。問題は線路に電気を供給するフィーダーの設置場所。これまたコントローラーから離れたところになるので、またまたコードの延長作業が必要になってくるのだ。それはさておき、メーカーの違う2つのものを接続するために線路に差し込む口がトミックスタイプ、機械に繋ぐ方がカトータイプのコードを作らなきゃいけない。そのためにはカトー純正の延長コードを買ってきてコネクター部分を入手しなくてはならない。さて、カトーの延長コードはいくらでしょう?
  Ans.90センチで262円
何? この値段の差は。ええと……150センチと90センチで長さが違うので単純に比較はできない。だけれど、コードの長さと値段が比例するとしてもカトー製品は安い(150センチにすると440円弱)。実際はコード自体の値段なんて安いものだから、比例するとして計算するのはおかしい。コード自体が1メートル伸びたって、ホームセンター価格で100円もしない(記憶があやふやだけど63円だったかな?)。マージン乗せることを考えても、カトーが150センチ延長コードを作ったら440円よりはるかに安くなるだろう。じゃあ、この価格差は一体何? コネクター? 確かにトミックスのコネクターはカトーのものに比べて小さくコンパクトにまとまっており、その分製造コストがかかるのかもしれない。けど、何だろうなぁこの値段差は。もし、今回やった作業と同じことをカトー製品をベースにやっていたら、かかるお金としてはかなり節約できていたんだよ。延長のために100メートル買って来たコード代は変わらないけど、継ぎ足す元になる模型メーカーの延長コード代、これが半分以下。トミックスはカトーに比べて製品価格が高めなのだが、こんなところまでとは。カトーとトミックス、それぞれの製品にそれぞれの良さがあって、そのうちトミックスのメリットに惹かれて使ってるので文句はないけど、けど何だかやるせない気持ちになるよ。
  最後のところを言いたいがために、選択式の説明をしました(笑) トミックスは特殊なポイントレールも作っていて、そちらは完全選択式と呼ばれる、本当にポイントの向いていない方に一切電気が流れないような仕組みになっていたりします。通常よく使う、直線から曲線が分岐するタイプのポイントレールの完全選択式版ってのも作って欲しいもんです。かなり用途が限定されるので売れないだろうけど(笑)


平成18年7月23日

  京阪500形、600形の製作を開始した。他にもいろいろ仕掛け品があるのだが、雨で塗装が進まないので……。昔はこれをやると、仕掛け品だらけになって一向に完成しなかったものだが……というか、そこから完成したのがほとんどないという事実がある(笑) まあ、雨続きのときは、他のものを塗装直前まで持っていくのがコツではある。晴れている限り塗装に次ぐ塗装でコンプレッサーに悲鳴を上げさせるのが有効な時間の使い方。
  京阪500、600形というのは、既に一度完成させており、「夜行鈍行」のコンテンツの一つにもなっている。その模型紹介ページにも書いたけれども、塗り分けが必要となる鉄道模型としては、初めて私が完成させた車両だ。初めての割には会心の作品になり、その初めてが上手く行ったので私はマスキングや塗装に特に苦手意識を持つに至らず、現在エアブラシを手に入れてご満悦というわけだ。そういう記念すべき"処女作"なのではあるが、ずいぶん前から、もう一度現在の技量で作り直してみたいと考えていた。作り直す、といっても完成させたものをばらして再度組み立て……という意味ではなく、もう1セット(2セットだけど)買ってきて、ということである。だけれど、メーカーのグリーンマックスが、こいつを塗装済みキットとして発売し始めたので、無塗装版の再生産の見込みが潰えていた。塗装済みキットでも、最悪組み立てられないことはないけど、いちいち塗装を落としてやり直すのは面倒だし、値段も安くない。塗装済みキットだからと、塗装をやらないという選択肢は論外だ。初めての2色塗装を上手くやれたキットの再度チャレンジに、塗装済み版を塗装しないなんて話はないだろう? まあ、そういうことでヤフオクで流れてこないだろうか、とかどっかの模型やにぽつんと残ってないだろうかとかいろいろ探していた。すると、グリーンマックスの子ブランドであるクロスポイントから発売されているのを発見。しかも、比較的短スパンで再生産されている! グリーンマックスブランドが、必要なパーツが全て揃って状態で売られていたのに対して、クロスポイントブランドでは動力やパンタグラフが別売りなのが弱点といえば弱点だが、まあパンタはまず大丈夫。動力も多分行けるでしょう。というのも、動力は元々トミックス製を使っているので、店に頼んでトミックスから取り寄せてもらえばいい。その動力を使う製品、箱根登山鉄道ベルニナ号は生産中止になっていない。さらに、トミックスはカトーとは違って生産スパンが短めなので、今在庫がなくてもそう悲観しなくていい。まあ、ともかく、クロスポイントブランドの未塗装キットを手に入れた。
  で、ウェブサイト上にこんな文言があった。
「260型タイプのボディパーツは付属していません。」
260形タイプのボディパーツというのは、詳しくは「夜行鈍行」の該当ページを見てもらうとして、簡単にいうとオマケパーツである。このオマケパーツを利用して2両の260形を作ったことがあり、こちらも再度挑戦したいとは思っていた。が、パーツが付いてないなら仕方がなく、未塗装の500、600形のキットが手に入るだけでも御の字と考えることにした。ちなみに、どうしてオマケが付かなくなったのか推察すると、塗装済みキット化するに際し、扱いが微妙なラインのオマケパーツは面倒だから省かれるようになったんじゃないかと。キットによると、260形は500、600とは別の色で塗るように書いてあるので、塗装が多色化してしまう。元々、260形は作るのに多少の工夫が必要なので、ライトユーザー向けの塗装済みキットには不適当とも考えられたのかもしれない。まあ、そういうあおりを食らって未塗装版にも付属しなかったのかな、と諦めていた。
  さて、組み立てを開始しよう。封を開けた。すると……入ってるじゃん、260形用パーツ! よくよく考えたら、ランナーの構成上500、600形キットを作ったら260形用パーツも漏れなくついてくるのだけれど……(恐らく塗装済みキットは、260形用のパーツの部分をわざわざ切り取って販売されているものと思われる。他のキットでそれらしきものを見たことがある) ということで、私が大昔にチャレンジした6両全てが再度製作できることになった。まあ、ごく一部パーツが足りないんだけどね。多分何とかなるでしょう。主要重要パーツは全部揃うし。機嫌も良くなって、ニッパーを握る手にも活力が漲る。さぁ、これであとは天気さえよくなれば……
  実は塗料に若干の問題を抱えていることは考えていなかったのだけれど。


平成18年7月22日

  ついにNOVAうさぎがDDRに参入ということで(注:そのNOVAではありません)、リハビリがてらゲームセンターで前作のExtremeをプレイ。
  ――2曲目でゲームオーバー
久々のプレイなんだから、少し簡単なのを選べばいいのに、プライドが邪魔をして。いや、別に頑張ったのを選んでないけど……数年前なら普通にクリアできていた曲を選んだのに、終わる。どうも足の運びとかリズムを忘れている。ンなもん忘れそうにないのに。あと、体力が絶望的に落ちている。絶望的なわけはないのだが、DDR風の足運びをするための体力がない。だから、一曲終わると息が上がり、足がガクガクする。だから二曲目が踊りきれないのだ。こんなことではNOVAうさぎダンスは失格だ!(だからそのNOVAじゃないんだってば)
  数日してようやく気づく。家に家庭用DDRあるじゃん。マットを発掘して、ソフトを発掘して、メモリーカードを発掘して、いざプレイ。
  ――何かマットがおかしいんですけど
中央に立つと、右ボタンが反応する。何で? 折り畳んで長期間ほったらかしにしていたからかなぁ。バサバサ振って伸ばしてみる。何とかマシになってきたけど、どうも右の感度が悪いのか良すぎるのか……。さらに、家庭用のマットはゲームセンターのパネルに比べて圧倒的に不安定である。足が滑る、という意味ではない。パネル自体がずれるのだ。だから、踏んでいるうちに、最初右矢印があったはずの場所がだんだんと中央のボタンのないニュートラルスポットになってしまう。当然だが、右矢印は踏めない。まあ、そこまで考慮して体重移動を駆使して踏むのが真のDDRプレイヤーだとは思うのだが、私は友人Dほど熟練の腕……じゃなかった、足を持ってないのでそんなことできない。ちなみに、私はひそかに友人Dの足を"神の足(ゴッドフッド)"と呼んでいる。某頭文字がDの漫画でゴッドフッドといえば、R34に乗っててできないはずのドリフトかますあのオッサンなんだけどね。ちなみに、友人Dのビートマニアの腕も常人には理解しがたく、"神の手(ゴッドフッド)"と呼んでいる。某頭文字がDの漫画でゴッドハンドといえばS2000の
  ――以下略
俺もいつか鉄道模型の塗装技術でそんな風に呼ばれてみたいものだよ。
  ――閑話休題
で、"リハビリ"をやり始めて数日。とりあえず、家で「V」(ヴィヴァルディの四季のアレンジ)の激(上から2番目に難しい)が踏めるようになった。それから、「桜」(さ〜く〜ら〜、さ〜く〜ら〜、で始まる日本の伝統的?な曲。激しくアレンジされており、曲のスピードは面影がない)の鬼(この曲では激の方が鬼より難しい)が何とかなるようになった。両者ともに全盛期には、Aは出せないけどBは確実に狙えて、かつゲームオーバーになることは考えられなかったのだが……。踏み心地は家庭用のマットよりはゲームセンターのパネルの方が断然いいので、少し復活しかかっているので再度ゲーセンで踊る。
  ――3曲目でゲームオーバー
ちょっと成長した? いや、別の意味で成長していない。2曲踊って疲れたのなら、素直に難易度低いの選べ! 一応少し簡単なの選んだハズなんだけどなぁ……。
  ところで、DDR SuperNOVAはいつ稼動するんだろう? というか、地元のゲーセンに入荷するのかなぁ……


平成18年7月21日

  覚え書き。グリーンマックスの103系体質改善車(スカイブルー)6連完成。完成したからといって積み木が長期的に見て減ったわけではなく。先週増えた分が減っただけだからね、トータルで見てプラスマイナス0なんだよ。製作工程があまり負担でないのはいいことだけれど、作ってもあまり作った実感がないので楽しくない一面も。これが体質改善車じゃなくオリジナルスタイルの103系ならまだいくばくか違うのだろうけどねぇ。でもとりあえず、今年に入って作った車両にはカウントする(笑) このシリーズで現在20両と荒稼ぎ。あと15両数が稼げる予定なので、ひょっとしたら今年も100両に届くかもしれない……いやさすがにそれは無理かな(現状52両。ラクな20両を含めてやっと52両)。でも、近鉄特急は完成の目処が立ったので、8月中に12両完成? すると64両。211系5000番台エキスポライナー10両も、パーツさえなんとかなれば(笑)完成するので、足すと74両。多分まとめて8月までになんとか。あとは今年増えたキハ04キニ05と京阪小型車両各種を合間に作っていけばさらに10両。塗装済みの近鉄通勤車もそんなに手間がかからないはず(だとよいのだけれど)。プラス8両。JR西日本がもっと205系を増備していたら?のif205系シリーズで環状線仕様でも作ればほら、100両見えてきたよ。こういうのを取らぬ狸の皮算用って言うんだけどな! とりあえずは、8月以降晴れる日が増えてくれることを願ってやまない。流石に雨続きだと塗装が進まず、100両どころか201系体質改善車の積み木のマイナスが年末に響きそうだ。ちなみに、現在の積み木のプラスマイナスはまだ計算しておりません(笑)


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