Vario-Sonnar T* 24-70mm F2.8 ZA SSM II

　　というわけで、ウチにVario-Sonnar T* 24-70mm F2.8 ZA SSM II がやってきた。初代とII型が並ぶことは私の家においては（模型はともかくカメラでは）非常に珍しいことである。ミノルタの「AF 85mm F1.4G」と「AF 85mm F1.4G (D) Limited」が若干近いかもしれないが、この２つは先代と後継機という関係ではない。同じくミノルタの「α-7」と「α-7Limited」もあるが、こちらも同様に後者は後継機ではなくて記念モデル的な意味も込めた限定版。ま、要するに「改良されました」からといってホイホイ買い替えるような資金力は本来持ち合わせておらんのです。多分壊れ（し）てなければ死ぬまで初代を使い続けていたんだろうけど、壊れ（し）たモンは仕方がない。形あるものはいつか壊れるらしいけど、人間の寿命の方が先であれば実質壊れなかったようなもんである。私の方が先に死ぬ気満々だったから、まさかこんなタイミングで壊れる（す）とは。だから今回のは泣く泣くの出費であって、新しくレンズ買ったわけだけどテンションは全く上がらない。困ったもんだね。私にとっては結構大きな金額なんだから、ちょっとの間だけでも気持ち良くなりたいんだが。おまけに買う直前と買った直後にあんなことがあったらトーンダウンもするよ（苦笑）　でもまあ、103系は撮れたから良しとするか。

　　光学系は一緒。何が違うって、ROMの内容とレンズのコーティングが新しくなったらしい。鏡筒のデザインもほぼ同じなのだが、刻印がちょっとずつ違う。II型を示す「II」が入っている他に、初代では「SSM」が少し離れたところにあったのに、II型ではレンズ名称と同じ並びになっている。他、SONYのロゴが少し下に移動してII型では上から見えなくなったり、初代では「Carl Zeiss」だったのがII型では「Zeiss」になっていたりする。ま、撮影時に利いてくるのはROMとコーティングだけだけど。

　　 というわけで、早速Vario-Sonnar T* 24-70mm F2.8 ZA SSM II で撮った 103系の写真を。この後、「やっぱり望遠の方が撮りやすいな」と AF APO TELE ZOOM 70-200mm F2.8 G (D) SSM にスイッチしました（爆）　走行写真にはあまり向かないかもしれないけれど、それ以外の撮影の方が圧倒的に多くなった今、元が取り切れたかどうか微妙な先代の分まで活躍を期待しますよ。