カトー、ユニトラム上で記念撮影
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先日完成させたグレイスモデルの「函館市電8000形」の、組み立てにあたって私がちょっと加えた隠し味?的なもののお話をしよう。
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さてさて、突如実車写真
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私が11年前に撮影した写真。この8004は、現在では広告主が変わり、塗装も違ったものになっているようだ。さて、車両の正面左側(写真では右側)の「2」と書かれた看板、それから、人間の顔で例えると「こめかみ」の部分に注目して欲しい……と言ってもこの画像じゃ分かりづらいので、次にアップにしたものを用意した。 |
注目部分
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「2」と書かれた看板、縦のサイズは窓ガラスの下辺に届くぐらいまである。模型ではデカールで表現するようになっているのだが、8000形の運転台窓は一段窪んでいるのでそのまま貼り付けるとおかしなことになる。ここんところ、何とか表現してみたいと思った。それから「こめかみ」の部分、どうやらアンテナか何かのようだが、突起がある。模型では再現されておらず、また、塗装によっては目立たないのだが、標準色の場合は帯にかかる形になるようでちょっとしたアクセントになりそうだ。 |
というわけで頑張ってみたが……
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まず、看板は一旦厚さ0.1mmのプラペーパー(最近再販されたタミヤの模型用素材)に貼ることで解決……したものの、デカールそのものの印刷の縦サイズが妥協したものだったので、私もそれに合わせて妥協。本当はもう一声欲しかったところで、そのうち気が向けばデカール自作で作り直そうと思っている。アンテナっぽいものは、同じく0.1mmプラペーパーを細切りにして少量のゴム系接着剤で貼り付け、それっぽく見せかけてある。このアンテナ、8009と8010はどうやら両側にあるようだが、8005は左側(この写真の側)にしかなかったようだ。制作時は分からなかったので両方に付けておいたため、3日前に私が完成報告した時のの写真をよーく見れば本来ない側にも付いているのが分かると思う。まあ、誰もそんなところ気にしないよね。というか、よく分からんくせに変にコダワリ見せて要らん物を取り付ける……これぞ蛇足ってやつだ。 |
8009の側面LED表示部(工作中)
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8009と8010は、正面と側面の行き先表示にLEDが使われている。正面はどうやらサイズ不変のようだが、側面は小さくなっており、このキットは8004?〜8008を基準にしているので何とかしなくてはいけない。手軽なのは「全部埋めて上からデカール貼り付け」なのだが、どうしても一段凹ませた状態にしたかったので約半分埋めた。一旦0.2mmのプラペーパー(同じく最近再販されたタミヤ製品)で幅を詰め、端部のRを表現するために小さく三角形に切ったものを隅に貼りつける。そのままだと「R」が直線になってしまうので、デザインナイフの先で軽く整形……綺麗なRにはならないが、サイズがサイズだしそれっぽく見えるよ(多分)。 |
8009の側面LED表示部(完成後)
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上の写真の完成後の状態。微妙に怪しくもあるが、離れて見れば十分それっぽく見える(多分)。 |
なんだか8009の写真ばっかなので8005
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何となく8005の側面写真。鉄道コレクション用動力を組み込んでいるが、そのままだと真鍮色のフライホイールが悪目立ちする……と思ったので、黒く塗ったプラ板を貼りつけて隠してある。実は集電板も角度によっては気になるので、もうちょっと思い切って目隠し板を作っておくべきだったかも。もしくは、乗客がいるかのようなものを印刷して貼り付けるとか……。
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塗装時に……
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今回、屋根は別々に塗装してゴム系接着剤で固定している。理由は……パンタグラフで妥協して、先に屋根に固定してしまったから。屋根を塗装前に固定すると、同時にパンタグラフまで車体に付いて回るので、マスキングやら何やらしているうちに折ってしまう危険性が高かった。それに、後からパンタグラフのいい部品が手に入ったら取り替えようと思っている。車体に完全固定してしまうと、パンタグラフの交換作業が難しくなってしまう(ゴム系だと後から引き剥がせる)。 |
見つかった8005の写真
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昨日、侃侃諤諤本編で「8005の写真はない」というようなことを書いたが、今日あらためてよーく見てみると写っていた。それがこれ、である。手前の車に隠れてナンバーが見えないが、側面を拡大すると辛うじて8005であることが分かった。 |
8005……だよね?
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これは、8005にしか見えないよね。少なくとも8007以外の他の車両の写真とは塗装が異なっていて、数字も流石に8007には見えない。というわけで、模型に付けたナンバーの車両の写真があったので嬉しい……ような、こんな中途半端な写真だったらどっちでもいいような(笑) 調子に乗って後に8009となる810の写真も探したが、こちらは見つからなかった。 (2013.08.13)
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