ワールド工芸の1/80銚子電鉄デキ3の組み立てキット買ったんだけど、
  これちょっと組み立てるのにハードル高すぎないかなあ(笑)

ワールド工芸の銚子電鉄デキ3組み立てキット

  「あれ? 今年の始めに2〜3台作ってなかったっけ?」って言う人はスルドイ。今日は無駄遣いとはいいません、貴方記憶力いいです。3台作りました、銚子電鉄デキ3。でも今日のポイントは「1/80」というところがポイント。普段作ってる車両及び年初に作ってたのは「1/150」ね。倍近い大きさなんですわ。俗に言うHOゲージ、細かいこと言う人は「HOじゃない!」って言うけど今日は(も)勘弁してね。ちなみにパッケージはそういう人に対応できるように「16番」になってる。過去にいくつかこのスケールの車両を組み立てているが、実は「プラスチック製」か「フリーランス(自由形)」のどちらも満たさないのは今回が初。「金属製」の「スケールモデル(実物が存在するもの)」は今回が初。なぜ今まで経験がないのかというと、スケール物の金属キットは値段が……ね。ほぼ例外なく「それはないわー」という値段帯なので(でもクハ103のは作ろうとしてたなあ……)今まで手を出したことがなかったのだ。
  「ほぼ」というのは「全てではない」という意味でもある。今日お見せするこの銚子電鉄デキ3のキットは……絶妙なところで値札が切れていて見えないが、狙ってこう写したわけではありません(笑) Nゲージのデキ3キットの倍弱ぐらいのお値段。(実車の)デキ3には何の思い入れもないが、どういう巡り会わせか模型のデキ3は4台も作った上に、HOゲージの自由形凸型電機は銚子デキ3風に色を塗った。……というわけで、この値段だったらいっちょ作ってみるか、という気になったのである。
  なお、後ろに牽かせるものがない。そのうち同じワールド工芸がまた発売するんじゃなかろうか、と期待しているのだが……どうだろうね。発売されても、値段が”一般的な金属製”のものだったらちょっと躊躇するし。

で、中身

  Nのよりは部品点数が……多い?かな? 大きい分細かいところまで作りこめるので、部品点数が増えるのは自然のこと。まあ多分、それは組み立てるのに大した支障にはならない……と思う、多分。これよりもっと細かいNのキットもあったわけだし(同じワールド工芸で)。

大きさ比較

  今年組み立てたNのデキ3と大きさ比較。確かに大きいんだけど、やはり元々が小さいので模型でも小さい部類に入りそうだ。
  これ撮ってて思ったんだけど、色はどうしようかな? 黒一色で行くか、それともこの画像と同じツートンカラーで行くか。ワールド工芸が今後ユ101(澪つくし号)発売することを期待するのであれば黒が無難なんだけど。

で、最大の問題点がここだ(笑)

  説明書を読んでいて唖然。説明書に書いてあることを信頼するならばこのキット、手持ちの機材じゃ完成させられない!

重要部分

  どこが問題かというと、「アオリ撮ってください」の部分だ。書いてある通りに実行するには「アオリ撮影」可能なレンズが必要なわけだが、もちろん私はそんな高級?な機材は持っていない。今新品で手に入れるとしたら、現実的なのはニコンかキヤノンのシステムになる。しかも1本20万円以上もする。デキ3のキットがいくつ買えるんだよ……。いや、欲しいとは思ってるレンズだけどさ。というか、まさか模型作っててカメラが必要になるとは思わなかった。さすがはワールド工芸、恐るべし!!!




  まさかこの言葉通りに解釈する人はいないと思いますが(笑) もちろん「折り取ってください」の誤植だろう。というか、「アオリ撮ってください」になった課程が知りたい。私の推測だが、鉄道模型のカタログ用写真はアオリを使って撮られている。その関係で、撮影係に「アオリ撮ってください」と指示を出す場面があって、それで 「折り取ってください」がついうっかり「アオリ撮ってください」になったのではないかと。見方を変えれば、カタログ写真がアオリを使ってで撮られている証拠となる誤植ではないだろうか???

(2012.11.27)

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