新兵器、塗装ホルダーホルダー(仮)の試作品
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先日、RMMの200号のおまけに塗装ホルダーが収録されていたが、鉄道模型製作のベテランの諸兄におかれてはそんなものなくとも各自で工夫されていることだろう。私も最近になってようやく、塗装ホルダーについてより便利でより作業のしやすいものを考えるようになった。自分なりに”完成形”は見出したものの、まだまだ問題があったので、今回の山陽5000系の塗装に際してもう一段階踏み込んで考えることにした。画像のものがその試作品である。 |
去年、天空を塗った時の様子
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これは去年の天空(奇遇だが、山陽5000系も天空も同じレールクラフト阿波座製キットだ)塗装時の様子。車体の天板に穴を開け、5ミリ角のプラ棒にネジ止めしてある。プラ棒が持ち手になり、様々な角度から吹き付け塗装することが可能になる。両面テープと違って、車体が持ち手から”剥がれ”落ちてしまう心配は皆無だ。
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さて、持ち手をどのようにして保持するか
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さて、車体に持ち手をがっちり固定するところまでは解決したが、それでは塗装後、乾燥を待つ間どのようにして置いておくかの問題は先送りにしていた。いつも画像のように、塗料用のボトルを3つ固めてできる隙間に持ち手を押し込んで立てていた。もちろん見た目どおり不安定で、ボトルの重量が車体の重みに負けることもしばしば。幸いにして大事に至ることはなかったが、このままではいつか第三次世界大戦……じゃなくて大惨事が起きることは避けられないだろう。 |
というわけで考えたホルダー
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私の発想は長らく「何とかして立てておけるように」であったが、それだといろいろ難しそうなので、冒頭の画像のように「横にして突き刺す」形を考えた。材料はやっぱりプラ素材。1.0ミリ厚のプラ板に、適宜切った5ミリ角のプラ棒を接着していく。両側の突き出た部分は、ここに塗料ボトル(やっぱりボトルは使う)を重石にして、車体の重さに負けないようにするためのものである。設計時点では両側に1本ずつでいいや、と思っていたのだが、いざ使ってみるとちょっと怖かったので中央部の空いた箇所にもボトルを積み増ししている(最初の画像参照)。そして最初の画像のように6本突き刺すと、ちょっと密集しすぎて出し入れしにくかった。というわけで、次の機会にもう1個同じもの(あるいは改良型を?)作る予定。私は塗装する時、8両ぐらいまとめて作業することも多いので、どちらにせよ今回の試作品1つでは足りないのだ。それよりたくさん塗るときは……どうしましょうかねえ。 (2012.06.01)
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