さんけいの「サツキとメイの家」を買ってみた

さんけいの「サツキとメイの家」を買ってみた
左はサイズ比較用の『くまのがっこう』DVD

  侃侃諤諤本編で話題にした「さんけい」というメーカーのストラクチャーキット、ジブリシリーズの「サツキとメイの家」を買ってみた。左はサイズ比較用のDVDパッケージで、何故かチョイスが『くまのがっこう』。いや、ジブリの作品のDVDがあればよかったんだけど、持ってないもので。

キット本体……紙ですがね

  中身はボリュームたっぷり……といっても紙なので薄ぺっらいものだけれど。レーザーカットにより綺麗に刻印されていて、カッターナイフで簡単に確実に各パーツを切り出せるようになっている。特に窓の細かさなんかはさすがの出来。

説明書がまたボリュームたっぷり

  本体のボリュームに比例するかのように、説明書のボリュームもまた多い。A4サイズでたっぷり5ページに、分かりやすい図入りの説明文が載っている。過去に一度同社の製品を組み立てたことがあるのだが、それと比べても数倍はある。なかなかに面倒そう(褒め言葉)なキットだ。

参考までに部分拡大

  参考までに説明書の最初の部分を拡大したものを載せてみた。先ほどの画像の左上部分に相当。この密度で続くのは2ページ目の最初までなので、案外あっけなく完成しそうではあるが……。

これは私への挑戦と受け取った!

  ところで、パッケージの裏に「組み立て時間約10時間」とある。これは私への挑戦状だな?(笑) 是非ともこれの半分の時間で組み立ててやる!

  ――やめとけ(笑)

まあそれでも、普段1/150スケールにどっぷりな人間のプライドにかけて9時間以内で組み立てたいところ(どんなプライドだ)。そういう”タイムアタック”するからまた何か失敗するんだよな……。さんけいのキットについてはあんまり失敗しそうな要素はないんだけど。
  ところで、組み立て時間の横に対象年齢が書いてあるが、昨今の12歳を舐めてないか? 今時の子どもこんなの組み立てられるとは到底思えないのだが……。パーツが紙で出来ていて、接着剤は木工用ボンドを使うという意味では出来そうだが、パーツ点数と細かさを考えるとちょっと厳しいような。

以前作った同社のキット

  いつか画像でお見せしようと思って、宣言もしていたのにずっと放置されていたモノ。以前組み立てたさんけい製のペーパーストラクチャー「郵便局」である。これに限らず、同社は基本的にレトロな雰囲気の建物を製品化しているようだ。大正〜昭和のレイアウトで活躍しそうな雰囲気? 画像で見ると紙っぽいかもしれないけれど、現物を見た人は「え? これ、紙?」と少し驚いてくれる。特に屋根瓦の印刷が良くて、一目見るだけでは平面と看破できない様子(この画像はアングルもあるから紙っぽさ全開だけどね)。材質が紙だけにつや消しなので、却ってプラスチック製のストラクチャーよりもリアルに見える要因かも知れない。

(2012.01.24)

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