矢野と檜山のバット

阪神の矢野と檜山のバット

    橘雪翼が所有して自己満足に浸っている一品(2つあるので二品か)がこちら。野球用のバットである。が、ただのバットではない。右のゼットのバットには「A.YANO」、左のミズノのバットには「S.Hiyama」の文字がプリントされているのがお分かりだろうか? 小さくて分かり辛いかもしれないので、下に該当部分をトリミングした画像を用意した。

「A.YANO」と「S.Hiyama」のプリント部分

  「A.YANO」というのはもちろん「矢野輝弘」(登録名は「矢野燿大」で、ともに「やのあきひろ」と読む)で、「S.Hiyama」というのはもちろん「檜山進次郎」のことである。おそらく選手が試合で使っているもの――選手によっては途中でバットを変えたりもするので、今季も同じバットを振っていたかどうかは分からないが―― と同等品と思われる。100%絶対とは言い切れないが、重量からいってちゃんとした硬式用だし、多分市販製品の「誰それモデル」には名前をプリントしたりはしない。それより何より――

サイン入りバットなのだ

  それより何より、本人のサイン入りバットなのだ。ボールはよくサイン用ボールというのが使われたりするが、バットでサイン用というのは聞かない。シーズンオフに、折らずに残ったバットにサインしてくれたものだと思う。実際に目の前でサインしてくれるところを見ていたわけじゃないので、「ニセモノの可能性は?」と言われると100%の断言はできないのであるが。でもまあ、もちろん私の中で「矢野のサイン入りバット」「桧山のサイン入りバット」である。欲を言うなら、サイン入りなので勿体無くて実用できない。だからもう一本ずつサインないのが欲しいなあとか(笑) ここでいう実用とは、素振りしたりバッティングセンターに持って行ってのことである。さらに言うと、金本とか新井とか……キリがないね。所有できなくてもいいから、一度借りてバッティングセンターで使ってみたい。いやもちろん、甲子園球場で試し打ちできれば最高なのだが。
  一番上の画像でもグリップ部が写ってないのだが、矢野のバットのほうがグリップが太い。バットの色のせいが多少あるかもしれないが、バット自体も矢野バットのほうが太い印象で、その視覚的効果もあってか矢野バットのほうが重く感じる。矢野バットが900グラム強で檜山バットは900グラム弱? バットのバランスは残念ながらよく分からない。せっかくの本物のプロ野球選手の使っているモデルなのに、勿体無くて観賞用になっているのが余計に勿体無い? だから尚更のこと、市販品として手に入るマートン愛用バットが欲しくなっているのだ(笑)

(2010.10.24)

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