ようやく完成
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えらく長い時間を必要としてしまったが、70系新潟色第二弾が完成した。画像は視覚効果?を狙ってわざと水平出してないんだけど、やっぱり次回からふつーに撮ります(苦笑) 手前からクハ76(偶数車)、クハ68(元クロハ59)、クハ68(原形)、モハ70×3両(2タイプ)、サハ87、サハ75……モハあたりからかなりボケてますが。被写界深度そこまで稼げません(苦笑) 新潟の70系をメインとする旧型国電の編成は2種類で、モハ2両をクハ2両でサンドイッチした4両、その4両にモハサハを1両ずつ加えた形の6両。前回4両で作り、そしてその前に6両編成を組成しているものの、旧作品は現行のものと比べて仕上げがワンランク劣るので、今回新たに6両編成を作り直した形になる。前回何故か同じ方向(奇数)のクハを2両作ってしまった関係で、今回は偶数クハを2両。に加えて、無計画に買った金属キットの奇数クハが1両。中間のサハには87を外して75を入れるつもりが、旧作サハ87を復活させてしまった。というわけで2両余分に完成してしまい、6両でいいのに8両できてしまったということである。新潟の旧国は先頭車にバリエーションが多いので(どこの旧国も大体そうだが)、さらに今後、1〜2両ほどクハ68を追加してみるかもしれない。
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今回の主役? 2種類のクハ68
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どちらも同じクハ68――形式こそ同じだが生い立ちや経歴は全く異なる。左のクハ68021は、元々関西の急行(今で言う快速)の半室グリーン車クロハ59だった。クロハ59は、全室普通車に改造の上セミクロスシート化されて一旦クハ68に編入。その後ロングシート化されてクハ55になったものの、再びセミクロスシート化されてクハ68に復帰。最初のクハ68編入時は原形クハ68の続番号だったが、二度目のクハ68化の際には原形クハ68の番号が空いていたために、そこに順に入れられることになった。但し原形クハ68は020までしかなかったので、このクハ68021のナンバーは原形車のものではなかったが。右のクハ68028は最初からクハ68として製造された原形車。一度ロングシート化されてクハ55になり、その後クハ68に復帰することになったが、先述のように原番号は元クロハ59のクハ68に奪われていたため続番が充てられることになった。確か原番号はクハ68003あたり。 左のクハ68021はタヴァサホビーハウスのコンバージョンキットを組み立てたもの。015と選択して作れるのだが、ツララ切りの様子を見て021を選択したんだっけな?(ツララ切りは、窓の上部に3本入っている横線のもの) 右のクハ68028はグリーンマックスのキットを小加工して製作。運転室の窓の位置と寸法を調整し、タヴァサパーツでディテールアップ。ランナー引き伸ばし線でツララ切りも設置(強度面では真鍮線の方がいいのだが、接着のしやすさを考えてプラ素材のランナー引き伸ばし線を採用)。今まで省略していたワイパーを今回から入れることにしてみたのだが、付いているとカッコいいね。ヘッドライトは今回初使用となるタヴァサのパーツ。入手方法が限られているのと、若干取り扱いにくいのが弱点。但し大きな特長として、ライト点灯化が考慮された構造になっている。将来的にヘッドライトやテールライトを点灯させたいと思っているのだが……その日が本当にやってくるのかどうかは微妙なところだ。
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中間付随車サハ2種類
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手前が廃車一歩手前から不死鳥の如く?復活したサハ87。奥が新規製作のサハ75。ちなみに今回製作した8両のうち、前々作の6両を加工したのがこのサハ87を含む3両。残りの5両は新しく一から作っている。 この他、あまり特筆事項もないので画像も用意していないが、クハ76(キットは奇数向きなので偶数化改造)、モハ70が3両(2両が作り直し、1両は金属キットの新規製作)、以上8両となった。実車どおりの編成を組んでいる限りはクハサハが1両ずつ余る変な陣容になってしまったが……今年の旧国プロジェクトでは、各段階でこういう"予備"車両が出ることになりそう。先述の通りクハ68のバリエーションを追加製作すると、それらも全て予備車両となってしまうしね。なお、当初の予定の新潟色はこれで完了だが、新潟の車両の計画は実は他にまだある。旅客列車に繋いで走っていたという荷物車両を何両か作る予定だった。が、今回の8両に想定外の時間がかかりそうになったので後回しに。年内に作れるといいのだが……
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さて、またまた問題が……
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クハ68のバリエーション製作に現実味を持たせているのがこちら。左が今回製作のモハ70で、右が前回のモハ70。色が違います。かなり違います。ちょっと見逃せません。これは(前回品を)塗り直すしかないなあ……。どうせ塗り直すのなら、クハ68のバリエーションを作って、そのついでで塗ったらどうかな?と考えているわけです。しかしこの、塗るたびに色が変わってしまう悪い癖、いい加減直さないといけないなあ。塗料ビンはしっかり混ぜて、そしてしっかり塗る。これを徹底せねば。
(2010.03.17)
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