誰のサイン？

　　ある日メッセンジャーにて、後輩から１枚の画像が送られてきた。バイト先？に置いてあったサイン色紙の模様。色紙に阪神タイガースのマークとロゴがあることから、おそらく阪神タイガースの選手のサインであろうと。しかし誰のものかよく分からない。バイト先の人に聞いても「さあ？」としか返って来なかったそうで。っていうか分かっててもらったんじゃないのかよ！（笑）

　　というわけで後輩と誰のサインであるか分析開始。サインの上部を見ると「山」に見える。しかし現在の阪神タイガースの選手で山から始まると言えば……選手には思い当たらず、山脇ヘッドコーチぐらいしかいないのではないか。次に下のほうに目を転じると……「22」とかかれているような？　22といえば言わずと知れた守護神・藤川球児である。が……これ、藤川のサインにはちょっと見えない。古いサインで、当時の22番なのか？？？　あるいは「22」の部分は全く別物で、22の数字が乗っている箇所の「72」に見える部分が背番号なのか？　後輩は「72のところは12とも解釈できそう」と言ったものの、12番渡辺でもないよなあ……？　というわけでネットで検索してみると……これに似たサインは見当たらず。

　　で、ふと目に入ったのが、７月に画像で侃侃諤諤でお見せしたこともある藤川球児のサインボール。ちなみにこれの裏側には矢野のサインが入っている。が、今日は全く関係ないので画像は割愛。

　　こうして並べてみると……似ている？　サイン色紙の方が書くスペースに余裕があるので縦長だが、ボールは窮屈に縮めてある――と解釈してみると同じサインと考えられそうだ。何より特徴的な「72」っぽいところと「22」っぽいところがそっくりである。

　　藤川球児であるという前提の下に見てみると、「22」が乗っている「72」に見える部分、これは「児」を崩して書いたものに見えてくる。

　　そう考えると、そのすぐ上にある部分、これは「球」に見えてくる。そうか、やっぱりこれは藤川球児のサインで「22」は見たまんま背番号で良かったのか。となると、「山」の部分は「山」ではなく「藤」の草冠？　ちょっと本体から離れすぎではあるが（笑）　目を凝らすとサイン上半部に「川」と見られる縦三本線も確認できる。なるほどなるほど。サインボールを持っていると言っても、サインをよ〜く見ているわけではないことが丸分かりだ（笑）