昨日言っていたマヤ20、ライト点灯化に向けてあれこれやってみた。とりあえず……ご覧のとおり、ライトが点灯するようになった。なお、実際にマヤ20が「瀬戸」に使われたことはないけど、テストのために暫定的に取り付けてあるだけである。そして、点灯することはするけれど問題点が残ってしまったので完成までは持って行ってない。整理すると、
(1)集電が片台車からのみ
(2)光量がやや不満
(3)遮光がしっかりとできていない
このうち、(3)については画像を見てのとおり扉の窓から光がだだ漏れ。むしろバックサインやテールライトより明るい(笑) でも、遮光のあれこれについては(1)と(2)が完了してから作業しようと思っているのでとりあえず置いといて構わない。一番の問題が(1)である。前後の台車に集電板を取り付けて、それを電気的に直結すればいいだけの話なのだが、その直結が難しいので問題なのである。マヤ20の車体と下回りの取り付けにはネジを使うようになっている。そのネジ留めのために梁があるのだが、その梁が集電板に干渉してしまうのだ。下回りの下面に引き通し線を持ってこれれば話はまだ楽なのだが……床下にはディティールパーツがあるので、板にしろコードにしろ上手く引き通すのは難しい。というわけで車内側に持ってこなくてはいけないから梁との干渉を避ける方法を考えなくてはいけないのだ。集電板は0.2ミリほどの厚みしかないので、その分車高が上がってしまっても……思わなくもない。が、梁は金属でできている。一応塗装はしてあるけれど……もうちょっときっちり絶縁しないとショートが怖い。でもきっちり絶縁するとなると、さらに板の厚みが増えるわけでそれはちょっと無視できなくなる。だから構造としては、梁の上側に集電板を設置し、その集電板が台車に接触するようにしなくてはいけない。上回りと下回りをネジで固定した時、台車の集電板の端部が車体側の集電板に接触するように……。さて、素人のハンドメイドでそこまでの精度を出すのはどれだけ難しいことか。台車はカーブで左右に首を振り、同時に集電板の端部も動くわけである。その動きに追従するように車体側の集電板を調整してやらないといけないから……。
まあそんなわけで今日は完成しなかった。(2)の光量の不満も、抵抗を一つ小さいのにしたら何とかなりそう。そこまでできれば(3)の遮光ケースも最後の仕上げの楽しい工程に変わっているに違いない。というわけでまた明日以降!
(2009.08.31)
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