キングスホビー スニ41

キングスホビー スニ41

  キングスホビーのキット、スニ41を組み立てた。見た目は貨車なのだが、車両の扱いとしては客車になる。国鉄時代にはそういう車両が何種類かあって、客車列車に繋いで荷物を運んだり、あるいは荷物列車というのもあったらしい。扱いが客車なため、時刻表には載っているが客は乗れなかったとかいう話も……。
  模型、Nゲージでは、このスニ41の車掌室のないスニ40がカトーから発売されている。20年ぐらい前のカタログにはスニ41も予定品としてリストアップされていたらしいが……。このキングスホビー以外にも、ワールド工芸も模型化しており、確か先日リニューアル品が発売されていた。ワールド製品はディティールが結構いいのだが、逆にそれが「作るの面倒」「列車の中でスニ41だけハイディティールでどうする」「値段が高い」という負の側面に繋がったり。幸いキングス製品が手に入ったので、そのキットを組み立てることにした。なお、スニ41の貨車版とも言える(実は形状が少し違うのだが)ワサフ8000という車両もあって、実はこちらも今興味津々。キングスも製品化しており、そしてワールドもスニ41と時を同じくしてリニューアル発売。キングスのキットが手に入れば良かったのだが……残念ながら売っておらず。大人しくワールド製品を買うか、カトーのスニ40他を改造して製作するか検討中。

屋根に穴が……

  キットを組み始めたのは6月ごろだったと思う。その頃何していたのか良く思い出せないが、途中で他の物に注力してしまって作業中断。翌月、青15号を調色したりしていたので「じゃ、一緒に塗ろう」と思っていたにもかかわらず翌月延ばし。それは金属製品なのでプライマーを吹く必要があり、だったらキワ90やマヤ20と一緒に塗ろう、ということになったのだ。
  で、色を塗る前に気付いた。屋根に穴が開いている。厳密に言うと、最初から穴が開いているのは知っていた。でもそれは、ベンチレーターを取り付けるための穴で、こんなヘンテコな場所にヘンテコな形の穴が開いているのには全然気付かなかった。おそらくメーカーがキットを製造する段階で、何らかの要因でエッチング液に金属板が侵食されすぎたのが原因だろう。今更メーカーに苦情の連絡入れるのも面倒なのでそのまま組み上げた。幸いあんまり目立たない。うん、気にしないことにしよう。
  車掌室付きの車両で、編成の最後尾に入ることもあるようだ。というわけでテールライトが点灯するとカッコイイ。のだが、そのためにはいろいろ面倒があり、尚且つ私は最後尾に入れない編成をやりたいので今回割愛。現在製作中(あと少しで完成)のマヤ20は、是非ともテールライト及びバックサインを点灯させたいので頑張るつもりではいるが。

(2009.08.29)

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