バスの系統が変わっていた
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時系列順に話をすると、まずバスから始まる。奈良学園はJRや近鉄の駅から離れた場所にある。最も近いJR大和小泉駅からでも徒歩で慣れていなければ40分、慣れていてある程度急げば30分弱かかる。JR法隆寺駅からであれば慣れていても1時間程度。近鉄の最寄の近鉄郡山駅からは歩いたことがないので分からないが、多分2時間前後かかるのではないかと。そういうわけで在校生がお世話になるのがバス。私が中学生の頃は泉原町という最寄のバス停から、徒歩15分弱をかけて学校へ通っていた。高校生になってからは自転車通学をしていたが、雨の日はやっぱりバスである。中学の2年生からは自転車通学が認められていたのだが、私は親の許可が下りなかったのでずっとバスだったのだ(今は中学生は自転車通学が認められていないっぽい)。JR大和小泉へ向かうバスは日中は40分に一本。しかもマイクロバスで運行されていたので、下校時間はしばしば満員で乗れないということが起きる。仕方なしに駅まで歩いて帰ったことも幾度となくあった。 さて現在、そのバスがどうなったか。JR大和小泉の駅前は道が細く、バスは小型の物しか入れなかった。しかし再開発されたのか、かなり開けた雰囲気に。バスも普通のバスが入れるようになっていた。そしてバスの系統が整理され、それまでの近鉄郡山〜泉原町、JR大和小泉駅〜矢田山(泉原町からさらに少し行った停留所)の2系統の路線が一本化されて近鉄郡山〜JR大和小泉駅を結ぶようになったようだ。なお、大昔は近鉄郡山からJR法隆寺方面の泉台住宅行きの路線もあったのだが、在学中に泉台住宅〜泉原町間の本数がどんどん減らされ、末期は3本残っただけ(朝2本夕1本)。教育実習に行ったときにはその区間は廃止されていた。その私が教育実習に行っていた頃は、学バスがJR法隆寺駅前から出ていた(私もそれに乗った)。しかし、JR大和小泉駅前が開発されてからはどうやら学バスもJR大和小泉駅からになった模様。さらには、昔はどうあっても泉原町までしか運んでくれなかったのだが、現在は学校前まで乗り入れてくれるようだ。 説明が最後になったが、画像は行きに撮ったものでJR大和小泉駅前。バス停の名前は「小泉駅」だ。
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除幕式
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さて、奈良学園には体育館が2つあるのだが、そのうち第一体育館で同窓会総会が開かれた。もちろん冷房などない、この季節はちょっとしたサウナになってしまう体育館だ。12年先輩であると共に教師でもある5期生のK先生が司会を務めていたのだが、「天気が晴れなくて幸いでした。晴れていたらもっと気温が高くて熱中症の方が出ていたかもしれません」とのこと(笑) もっとも暑さに強い橘雪翼は、周囲の出席者が扇子や配布物で扇いでいるのを傍目に涼しい顔して座ってましたが。 ところで、何故今回同窓会総会が開かれたかというと、新校舎が完成して旧校舎が取り壊されるため、その前に名残を惜しんでおこうという主旨である。旧校舎を徘徊(笑)する前に、新校舎の校章の除幕式が行われた。画像はその一幕。
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奈良学園の校章
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この校章は同窓会から寄贈されたものらしい。厚さ7センチのナントカ焼き(奈良特産らしい)。
実は同窓会総会の出席葉書を出すとき、一つ不明だったことがある。それは私が何期生にあたるか、である。多分17だったような……でも京都の友人に電話で聞いてみると、もっと小さな数字じゃなかったかという答えが。卒業アルバムを見たけれども書いておらず(でも17という数字自体はあった)。分からないので卒業年だけ書いて送った。そしてこの日判明したが、やっぱり17期生だった。私の年代は、奈良学園と歳が同じ。奈良学園は創立30周年、そして4〜12月生まれの同期生は同じ年に三十路を迎えるのである。そんなわけだから同期がいっぱい出席しているだろうと思ったら……出席者名簿にはたった6人。もっと少ない学年もあったけれどね。そして実際出席したのはそのうちたったの2人。飛び入りでもう1人いたが、結局3人しかいなかったわけで。で、その2人とは高校時代あんまり親しい間柄でもなかったわけで……寂。で、名簿の一つ下の学年を見てみた。将棋部時代の後輩であるK君がいないか、と。残念ながら名前がない。しかし除幕式のために新校舎の前に移動していたとき、私の目の前を通り過ぎようとしたのはまさしくそのK君だった。向こうもこっちに気付いてくれてちょっぴり感激。除幕式のあとの旧校舎見納めは一緒に周ったのである。
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高校棟で発見した張り紙
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ちょっと著作権がらみでアレかもしれないけれど……高校棟で発見した張り紙。漫画『ジョジョの奇妙な冒険』第三部のパロディーである。原作のこのセリフは、インターネットの某サイトでも多用されている人気者(?)である。画像では見難いかもしれないので、書いてある言葉を書いておくと……
あ……ありのままに今起こった事を話すぜ!
『朝礼にギリギリで間に合うと思っていたら遅刻していた』
な……何を言っているかわからねーと思うが 俺も何をされたか分からなかった……
(以下省略)
『』内が原作と変えてある部分。できれば最後の方のセンテンスにも捻りを入れて欲しかったところだが……。まあでも、こういうのを見ると奈良学園変わってないなあと安心するのである。
――…… おっと、言い忘れていた。奈良学園激変である。何せ私が通っていた頃は男子校だったのに、今は女子がいる。そう、共学になってしまったのだ。驚愕である。ま、その共学化の驚愕は教育実習に行ったときに体感してるけど。
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懐かしき囲碁将棋部
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後輩K君も私も囲碁将棋部だった。というわけで中学棟にある部室に行ってみた。当時と変わらぬ場所に囲碁将棋部の部室はあった。残念ながら中に入ることはできなかったが。部室前に看板がぶら下がっているのが新鮮だった。そういや「火災受信室」という部屋で部活動していたよなあ。この部屋だけが畳敷きで、茶道部も同じ部屋を使っていた。そして夏場は暑かった。当時は男子校だったから当然囲碁将棋部も男子オンリーで……今は女子の部員いるのかなあ? で、笑えたのがその隣にあるトイレが女子トイレになっていたこと。後輩と二人して「今の部員は対局中トイレに行きたくなったらどこまで走るんだろう?」という話題で盛り上がってしまった――女子トイレの前で盛り上がる卒業生が2人。傍から見ている人がいたら変人に思われたことであろう。
(2009.07.21)
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