一気に4色揃えてみました
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秩父鉄道1000系は元国鉄の101系電車。101系はそれまで地味な塗装が当たり前だった国鉄に、カラフルな装いで登場した新性能電車である。秩父鉄道に移った101系は1000系と名を変え、そして塗装も秩父鉄道独自のものが施された。しかし平成19年、さいたま市の鉄道博物館開館に合わせ、国鉄時代の塗装に変更した(戻した?)編成が現れた。オレンジバーミリオン、カナリアイエロー、スカイブルー、各1編成ずつが塗り替えられた。その後、ウグイス色が追加されてリバイバルカラーの編成は合計4つとなった。 |
違う角度からどうぞ。一番奥は秩父鉄道のオリジナルカラー
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先月(今日が30日だからギリギリ先月だ)鉄道コレクションで秩父鉄道1000系の旧塗装及び新塗装が発売された。私はリバイバルカラーを再現すべく、新塗装を何セットも買ったのは侃侃諤諤本編及び以前の画像で侃侃諤諤にて再三述べたとおり。そして今日完成したのでこうしてお披露目する。なお、「旧塗装」「新塗装」は色だけでなく、冷房/非冷房、パンタグラフ一基/二基の違いがあるので、リバイバルカラーの加工の際には「新塗装」をベースにする。もちろん自分で冷房化とパンタグラフ増設をするならば旧塗装でもいいのだが、面倒なだけかと。
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ただ塗り替えるだけではつまらない
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加工内容は塗装を剥離した後に各カラーに塗装……だけではつまらないので、少しディティールアップを施している。加工箇所は前面部に集中。ヘッドライトとテールライトをクリアーパーツ化。連結器周りにディティールアップパーツを取り付けて賑やかに。他、連結面に幌を取り付け、GDI製インレタ&シールによるレタリング(妻面は面倒なので割愛)、屋根上の一部箇所に色差ししている。もちろん、"鉄コレ"を"Nゲージ"に昇華させるべく車輪やパンタグラフ、カプラーポケットの付け替え、動力ユニットの取付を行っている。
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凝るのは久しぶり?の連結器周り
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連結器周りは銀河モデル製品でデコレーション。配管やジャンパ線受け、ATS車上子、連結器周りではないが乗務員ステップ(はしご)やクレーンフックを取り付けてみた。クレーンフックというのは、工場で上回りを吊り上げる時にクレーンに引っ掛ける突起である。国鉄/JR、私鉄を問わずほとんどの車輌に付いていた……と記憶しているけどあまり定かではない。本当は1両あたり全ての"角"に計4箇所付いているのだが、面倒なので連結器周りにしか取り付けていない。あんまり目立たないしね……。
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ごちゃごちゃ感が出せているだろうか……?
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実車の連結器周りはごちゃごちゃしているので、その感じが少しでも出せればと思って頑張ってみたのだが……まあ及第点ながらもう一つ何かが足りない感じもする。あまりやりすぎてもどうかと思うので、模型としてはこのあたりが"落とし所"か。 |
連結面の幌枠、結構重要?
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鉄道模型のココはアキレス腱。実車は車両と車両が幌でくっ付いているのだが、模型でそれを再現するのは結構難しい。仕方がないので少しでも雰囲気が似るように……と密着はしないものの両側に幌の部品を取り付けるのが最近のスタンダード。ないよりマシ、程度かもしれないが、意外にあるとないとでは大違い。鉄コレそのままでは幌が付いてなかったので、トミックスの207系1000番台用の幌枠(分売パーツ)を取り付けてみた。実はカトー(Assyパーツ)、グリーンマックスの幌枠の中でトミックスのものが一番割高。最安値はカトー。しかし鉄コレのトミーテックとトミックスは系列会社であるせいか、幌枠のサイズはトミックスのものがジャストフィット(グリーンマックスの物は手持ちがなく店頭在庫もなかったので調べてないけど)。ちょっと割高だけど目ン玉飛び出るほどでもないので5編成15両分を奮発した。 (2009.04.30)
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