平型トロッコ再び――On30

アルモデルの平型トロッコには2種あって、こちらは鋼製タイプ

  またまた登場、アルモデルのOナローゲージ(On30)。平型トロッコの鋼製タイプである。平型トロッコは2種類発売されているのだが、もう一つの方、木製タイプは以前作ったことがある(一番下の画像参照)。このとき私はこう書いている。
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  メーカーによると「トロッコを自作するための素材」だった平型トロッコ。とりあえず気合が足りなかったので、そのまま作った状態をお見せする。上に取り付ける"箱"は、また気分が乗ったときに作ることにしよう。
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最近になって、ようやく上に載せるもの("箱"ではない何か)の構想がまとまったのだが、平型トロッコ1セット2両だと寂しいのでもう1セット追加することにした(平型トロッコは2両1セットで売られている。普通の箱型も2両1セット、なべとろは3両1セットだ)。同じ木製タイプでもよかったのだが、せっかく2種類製品が出ているのだから2種類作った方が面白い。というわけで鋼製タイプを買ってきた。とりあえず今日、下回りの素組みが完成したので一旦お披露目。この後上を作って乗せる。上下分離式で製作するので、別の車両の塗装のついでもあって先に組み立てたのである。その"別の車両"は早ければ明日お見せできそう……?

"穴"がポイント

  メーカーによると、2種の木製鋼製トロッコはそれぞれ箱型トロッコ、なべとろの下回りをベースにしているらしい。といっても箱型及びなべとろの下回りそのものではない。箱型やなべとろになかった穴が中央に開いている。また、箱型やなべとろでは台枠の形状がほぼ長方形だったが、平型では前後に突起がある。これらの変更点はおそらく、ユーザーが上回りを取り付けるときに工夫しやすくするためのものと思われる。今回私は、中央の穴に目を付けた。どう目をつけたかは……完成を楽しみにしていただこう。
  なお、木製タイプは最初作るとき、考えなしに中央の穴を埋めてしまった。なまじ穴埋め用の部品が付属していただけに……。今日"別の車両"のついででハンダゴテを当てて外した。塗装が痛まないかちょっと不安だったが、ちょっと痛んだものの"上"を乗れば気にならないだろうと判断。目立つようだったらそのときに再塗装しよう。幸いネジを外して分解すればすぐになんとでも出来るしね。

(2009.03.28)

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