梅とメジロとリリアたん

　10年近く前にα77を買って以来、毎年春に梅とメジロを撮るのが恒例行事になった。今もカメラをD810に替えて撮影は続いているが、変わり映えのしない写真しか撮れていないのであまり侃侃諤諤に載せていない。過去ログを見る限り、AF-S NIKKOR 200-500mm f/5.6G ED VRを買ってからは一度もないようである。来年か再来年かその次ぐらいにカメラを替えている可能性もあるので、「D810 + AF-S NIKKOR 200-500mm f/5.6G ED VR」の組み合わせで撮ったメジロの写真を掲載するのはこれが最初で最後になるかもしれない。

　撮影の仕方は少し変化していて、去年か一昨年ぐらいから「x1.2」モードを使い始めた。画角が狭まり、データー量が少なくなり、連写コマ数がアップする（秒間１コマだけ増える）という一石三鳥。画素数が減るが、それでも2500万画素残るので十分。構図も、メジロ中心でいいのでAFポイントを中央１点から動かさなくなった。今年は3Dトラッキングも使ってみたところ、打率が少しアップしたような気がする一方で、補足し損なった時は連写中の復帰が望めない。これについては一長一短かもしれない。

　掲載順は日付順ではなく、これが撮影初日のカットになる。今年は咲き始めて早々に雨に見舞われたこともあり、撮影回数が少な目だった。模型も完成が迫っていて、撮影との二兎追いだったのもある。また来年の楽しみということにしておこう。

　ここからは「1/3の娘」、リリアたん写真を掲載する。まずは黒猫リリアたん。衣装はデフォルトの和装スタイル。影の出かたがマイルドになるので敢えて曇り気味の日に撮影してみたのだが、どんより雰囲気が漂ってやっぱりイマイチだったかも。ツツジとの写真は曇りの日の方が綺麗に可愛く撮れたんだけどね。

　こちらは晴れの日に撮影した銀リリアたん。一見して分かる通り、衣装は着回し……というか首を挿げ替えただけである（表現）。ドールは各部が取り外し可能なのだ。梅の花に合う衣装がこれしかないものでね。いや、案外何でもいけるのかもしれないけれど。３人のリリアたんは特に性格設定をした覚えはないのだが、いつの間にか銀リリアたんはドヤ顔系ポーズを取る子になっていた。

　白リリアたんはちょっと控えめで大人しめなキャラクターになっている（デフォルト衣装着用時除く）。尻尾が見えるカットなのだが、猫耳（カチューシャ）も着けた方が良かったかも。最初、別カットではカチューシャありで撮っていたのだけれど、「黒」猫用のカラーリングだから白リリアたんや銀リリアたんにはちょっと合わないかな、と思って外してしまったのだ。

　というわけで、今年はやはり衣装の自作に挑戦？　今年というか、来年の梅の季節までに３人それぞれにお着物用意したい！　自作でなくとも良さそうなのが売ってればそれでもいいんだけど。