鉄道模型制作報告「阪急3000系 3064F」その5

来週ギリギリ塗装工程に移れないぐらいの進捗状況

  今週の作業内容
(1) 継ぎ目処理の続き
(2) 床板“リフォーム”&ストッパー取り付け
(3) 角型スカート作成
(4) クーラーの処理
(5) 床下機器パーツの荷物到着!

床板“リフォーム”作業の流れ(イメージ)


(1) 先週からの続き。

(2) 床下機器に武蔵模型工房さんの3Dプリントパーツを使うこともあり、キット付属の床板はそのままでは使えない。まず三分割し(画像一番上)、中央の床下機器部分は破棄。台車取り付け部周辺は、車体側のストッパーがそのまま使えるので再利用。t1.0のプラ板を渡し、上下を2ミリのプラ角棒で補強(上から2〜3番目)。下面のプラ角棒は床下機器パーツ取り付けのベースも兼ねている。この時、ついでに台車間隔の適正化(鉄コレ動力に合わせる)も行っている。この後塗装して、床下機器他を取り付ければ一番下(前に作った5100系のものだ)のような感じになる。

宝塚線3000系に取り付けられたスカート

(3) 宝塚線の3000系と言えばコレ!かどうか分からないけど、角型のやや厳ついスカート。キット付属のスカートは丸みがあって印象が異なるので、自作することにした。前回の3064Fでも自作したんだけど、設計が甘すぎて現在は崩壊している。諸々改良して作ってみたが、一言で言うと疲れた。編成に2個だけでいいのが幸い(中間連結部にはない)。

クーラーの点検蓋は全て削った

(4) キットのクーラーには点検蓋がモールドされているが、実車は一部にしか付いていないはず(空調機器用ではなくスピーカー用らしい)。さてここで質問です。3000系の1両あたり3個載っているうちのどのクーラーのどちら側に付いているでしょう?
答え:よく分かりませんでした!


 ――よく分かりませんでした!

推定だが、車両の両端部サイド、になるのかな? よく分からないけど、最悪の場合クーラーは後から加工し直せるので、仮説で行くことにした。

 余談だが、「すべてのクーラー点検蓋を削る。それらは再生できない。」というネタを思い付いたのだが、再生できるので却下した。

武蔵模型工房さんの3Dプリントパーツ

(5) 実物そっくり!

次の課題?

 屋上配管他が出来ればいよいよ塗装……のつもりだったのだが、その前にクーラー浮かせる問題を思い出した。キットそのままだとクーラーは屋根に密着するのだが、実物は少し“浮いた”感じになっている。それを再現するのか、するとしてどの程度浮かせるのか。検討のために仮置きしてみたのがこの写真。一番右がキットそのままで、中央がt0.14プラ板、左がt0.2プラ板を噛ませてみた状態。今のところt0.2かなあ?と思っている。一晩おいて見返して、その時の判断で行こうと思っている。

 余談だが、3000系の一部の編成ではクーラーの取り付け位置が中央に寄っていて、ちょうどこの写真のような感じだが、3064Fは取り付け間隔が広い編成である(だったはず)。

(2022.02.27)

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