注文はうさぎです

　　 作りだすと映画のワンシーンを思い出し、ワクワク感が止まりませんでした（嘘）(*1)









*1　「さんけい」の「みにちゅあーと」スタジオジブリシリーズのパッケージに書かれている言葉が元ネタ。キットのメーカーも違うし題材になった作品シリーズも違うし、そもそも橘雪翼は『ご注文はうさぎですか？』の漫画、アニメ、映画のいずれも観たことがない。

　　というわけで、PLUMというメーカーの「アニテクチャー」シリーズ第一弾、「ラビットハウス」が完成した。PLUMといのは侃侃諤諤初登場のメーカーだが、有名どころでは今年の12月に201系の1/80スケールプラモデルを発売予定している期待の新鋭鉄道模型メーカーで、この「ラビットハウス」のスケール1/150は将来のＮスケール展開を見越してのものであるらしい

はい途中から妄想入ったので横線入れときました。どうやら元々は２次元の可愛い女の子のフィギュアとかを作っているメーカーのようで……なんかメーカーの過去製品見てたら、先に述べた1/80スケール201系といいなんでもありみたいね。萌え系のみならず燃え系の製品も少なからずあるし、「青森県　田舎館村役場」なるプラキットも。鉄道シリーズも201系に留まらず色々作って欲しいところだけど、差し当たって「中央線」仕様が出るみたいだから、ドノーマルの国鉄仕様を所望したい。出たら買いまっせ。当初「スカートと前面表示器外して青く塗れば……」と思っていたのだが、「パンタ鍵外し線が中央線使用」云々って書いてあるのを見て二重の意味で溜め息ついた。一つは称賛、もう一つは東海道本線仕様にはできないという残念の意味で。
　　まあともかく、今日お見せするのはペーパーキットで、『ご注文はうさぎですか？』の建物が再現できるという製品だ。

　　くどいが、橘雪翼は『ご注文はうさぎですか？』に触れたことがない（2019年9月17日現在）。思い返せばあれは何年前の出来事だろう。漫画の新刊を全数チェックしていた時に、この作品の存在を知り、うさぎ好きの私は「はいそうですぅぅぅぅぅうさぎ注文しましたぁぁぁぁぁ！！！！！」とどんな漫画か早速調べてみたのだが、思ったような作品でないことを知り落胆。まあ、橘雪翼が望むうさぎの漫画など描いたところできっと売れないだろうからいいんだよ（拗）　その後この作品の人気が出て、アニメ化されたのも知ってるし、映画になったのも風の噂で聞いたが全スルー。では何故このキットは買ったのか。建物の雰囲気が良かったからである。もちろんこのキットが出るまで、この作品の舞台がこんな感じの建物であることを知らなかった。

　　先日、後輩が遊びに来た時のこと。何気なく積んであったのを見て後輩が、「先輩もこれ買ったんですかー、僕も買ったんですけど大変そうでまだ手を付けてないんですよ」。実はその前に「さんけい」の「みにちゅあーとスタジオジブリシリーズ」の『コクリコ坂から』の「カルチェラタン」に手を付けていたのだが、ちょっと面倒なところに差し掛かって放置。それに比べたら「ラビットハウス」など朝飯前のはず……ここは「先輩」の威厳を見せつけるためにも、ちょちょいのぱっぱで完成させて後輩に報告したい。という不純な動機で制作開始。途中諸々あって思ったより時間はかかったが、どんな形でアレモチベーションというものは大切である。という当たり前のことを再確認するに至った。

　　作品知識もないので、そろそろコメントのネタが尽きて来た……。この後、この勢いで「カルチェラタン」も頑張ります。

　　左側面は窓が少な目。もちろん、作業が楽でした、という意味です。あ、ちなみに、建物本体とベースはまだ固定していない。どういう飾り方をするか決めておらず、場合によってはベースが邪魔になるから。

　　既に気付いた人がいるかもしれないけれど、正面の雨戸の接着箇所を間違えてしまった。裏面を組み立てている途中に気付き、剥がしてやり直そうとしたのだけれど、木工用ボンドの接着力が許してくれなかったのでそのまま作ることにした。もっとパッケージ写真をじっくり観察しておけばこんなミス防げたのに……あるいは雨戸の構造をもうちょっと考えるとか（でもそれは模型的デフォルメで……と片付けていたかも）。