連日の流電完成
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昨日のキングスホビー製流電に続き、今日も流電が完成した。こっちはグリーンマックスのプラスティックキットだ。って、この画像じゃ昨日との違いが分かりにくいなぁ。もちろん流用なんてしてませんよ(笑) キングスホビーの流電は第一次流電と呼ばれる狭い窓が特徴の車両。グリーンマックスのは第二次流電で、窓の幅が広くなった。後ほどご覧に入れよう。 |
先頭車を見る
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とりあえず、昨日のマネして両先頭車を。今回のはプラスティックキットで、原則両者で同じパーツを使っているため違いがほとんどない。ただ、ヘッドライトを別メーカー製のパーツに置き換えた。その際、手元にあった資料によると違いがあったので……少しだけいじった。奥のクモハ52003については、ヘッドライトが後部のステーによって支えられている。パーツをそのまま使えばほぼ問題なし。手前のクモハ52004は……ヘッドライトを下から支えるような構造になっていた。Nゲージ用のそういうパーツが出ているという話は聞いたことがないので、要工夫。後部ステーが要らないので切り取って下に持ってきた。が、実物とかなり形状が違うものしか作れなかった。もう少し工夫の余地はあったような気がするが、ばっさり諦めた(笑) とは言え、やっぱり違うのでいつか何とかしたいものだ。 |
で、昨日のと今日のとを比較してみよう
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手前が昨日のキングスホビー製流電、奥が今日完成したグリーンマックス製キット組み立て品だ。見ての通り(見て分かってもらえると思うが)窓の幅が違う。姉に見せたら「窓の大きさが全然違うね」と即答したので、これは間違いなく鉄道知識のないごく普通の人でも分かるはずだ! |
角度を変えてさらに比較
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で、角度を変えて、上から両者を比較してみよう。今度は手前にグリーンマックス、奥がキングスホビーだ。ここで前者はプラスティック製、後者が金属製であることを思い起こしていただきたい。この角度から見ると、手前のグリーンマックスのものの方が窓が奥まって見えることが……分かってもらえると嬉しいなー(棒読み)。プラスティックは強度がないので、構成パーツが分厚くなってしまう。対して金属は板厚を薄く出来るのが長所である。斜めから見るとその差は顕著で、やはり金属キットの方がリアルに仕上がる。というのは半分嘘で、今時のプラスティック製の完成品の場合、凸型をした窓ガラスパーツを作って窓の凹部に"はめ込んで"プラスティックの厚みを目立たなくしている。よく出来た製品の場合、窓枠と窓ガラス(模型では実際には透明プラスティック)の段差がほとんどなく、かなりリアルな仕上がり。対して金属製品の場合は、所詮金属板の厚みがあるのでその点では勝てない。が、それも性質の一面を見ているに過ぎない。はめ込み式の窓ガラスパーツと車体の窓には、どうしても上下左右に隙間が発生する。キットの場合は裏から一回り以上大きい透明板を貼っているのでそんな隙間は発生しない。そして樹脂で整形した窓ガラスのクリアーパーツの平面性は、多くのキットで使われている塩ビ板に劣る。一長一短なのである。ただ、グリーンマックスの古いキットの場合は……………… |
バラエティーに富む中間車
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昨日のキングスホビーのはあまり中間車にスポットライトを当てなかったが、今日は少しだけ。これはサハ75。元々(というか改造後も)70系の一員で、グリーン車のサロ75という車両だった。グリーン車がいらなくなり、扉が増設され普通車のサハ75となった。この車両に限らず、旧型国電というのは異系列でも平気で混ぜて編成にされていた。 |
こちらは80系中間車
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80系の付随中間車サハ87。当サイト内では、先月完成してお見せした緑とオレンジ色の80系電車の中間車としても登場している。基本的に色が違うだけである。なお、このサハ87というやつはこれで三度目の登場。「夜行鈍行」で公開している新潟の列車の中にも連結されている。こちらは生まれたときから普通車。 (2006.03.01)
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