ナノなの!

MINOLTA DiMAGE A1 平成18年3月
nano なの!

 ――おーい、アライグマく〜ん、それなぁに〜?
 ――アイポッドナノなの!

  いつぞやの「画像で徒然」、アイポッドなの!であまりにもベタなギャグを披露しましたが、今度こそ正真正銘、ホンマもんの「nano」なのです。さて、徒然時代の本編で言ったとおり私がiPod nanoを使うにはパソコンに問題点があったはず。さて、どうやって克服したでしょう?
壱:WindowsXPを買ってきた
弐:Intelはいってるんなマックを買った
参:USB1.0で我慢して使うことにした
肆:この画像、実は合成で手元にnanoなんてない
伍:自分のじゃなくて人のである。
  しかしアップル社の商品はパッケージからデザインがいいですな〜。まあどこのメーカーでもパッケージデザインから力を入れるのは当然で、悪いところは少ないんだけど。ただ、アップルのマックとかiPodあたりは商品とパッケージの統一感がいい。商品がシンプル・イズ・ベストだからパッケージも単にシンプルにしてあるだけかもしんないけど。噂によるとアップル社の考えは「外箱も商品の一部です」らしい。今回のnanoは二色(白と黒)だから、きっとそれを意識して白のnanoには黒地の、見てないけど黒のnanoには白地のパッケージになっているのだろう。それに加えて驚いたのが、箱が小さいこと。nano本体が素晴らしく小さいので箱が小さいのも当然なのだが、こうもコンパクトだとなかなか感動モノである。総じて箱を手に取った瞬間から「おお、iPod nanoを買ったんだ」という至福の気分に浸れるわけである。
  ――ああ、これが親父のじゃなかったらなぁ
というわけで、答えは「伍」、親父に頼まれて買った物であります。くそ、親父め、アンタがiPod持ったって宝の持ち腐れだよ! とかいいつつ、携帯オーディオプレーヤーの話になった時にiPodを積極的に勧めたのは私。もちろん飽きて使わなくなった暁にはありがたく頂戴しようという目論見がないではない……のだけれど当面うちのパソコンではUSB1.0で繋ぐしかなく、接続後は転送が終わるまでぽけーっと待ってなくてはいけない。いやべつに隣で待たなくても、台所でお茶をすすりながら一服したっていいし別のパソコンで他の作業をしてもいいわけだが。それにひょっとすると、親父が飽きる頃にはパソコンを新しくしているかもしれない。流石に次新しくしたら「Me」なんてこともないだろう。ただ、XPにしたらしたで面倒が待っている。つまりCDを読み込む手間が改めて必要だ。nanoには全部入らないのでお気に入りの楽曲だけにするとしても、結構な分量だ。やりたくない(笑) それに既にノーマルのiPodを持っているわけで、使い分けるようなこともない。まだ10GBも使っておらず「40GBのHDDが容量が泣いてるぜ」状態なので"たったの"4GBのnanoが活躍する場面はあらゆる場所で存在しない。これで私が普段からiPod持ち歩いていたら「軽いサブマシンが欲しいぜ」なんていいながらnanoを手にする意味もあったのだろうけど。さらに言うと、本当に欲しかったら既に買ってる(笑) 自分で何でも欲しがる性格だとは思っているが、買い替えも買い増しもするメリットがどこにも見当たらないものには流石に金は出せん(4〜5千円ぐらいまでのものならどうか分からなかったが)。

 ――というわけでアライグマくん、それ、親父に返すから持ってくね〜
 ――なの!

(2006.03.08)

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