2026年1月に読んだ漫画

タイトル巻数評価
< 新刊 >
  るろうに剣心─明治剣客浪漫譚・北海道編─ 10  ☆☆
  冒険王ビィト 19  ☆☆☆
  ドラゴンクエスト ダイの大冒険 勇者アバンと獄炎の魔王 14  ☆☆☆
  追放された転生重騎士はゲーム知識で無双する 16  ☆☆☆
  はじめの一歩 145  ☆☆☆
  黙示録の四騎士 25  ☆☆☆
  異剣戦記ヴェルンディオ  ☆☆☆
  TSUYOSHI 誰も勝てない、アイツには 29  ☆☆★
  リコリス・リコイル  ☆☆
  トリリオンゲーム 11/完  ☆☆★
  池上遼一短編集  ☆☆★
< 既刊 >
  王様の仕立て屋〜フィオリ・ディ・ジラソーレ〜  ☆☆★
  灼熱カバディ 10,11  ☆☆★
  黄泉のツガイ  ☆☆☆☆
  紫雲寺家の子供たち  ☆☆★
  夏目アラタの結婚  ☆☆☆
  姫様“拷問”の時間です  ☆☆★
  魔王城でおやすみ  ☆☆★
  ゴールデンゴールド 2,3  ☆☆☆
  ゆるキャン△ 1,2  ☆☆☆
< 既刊(Kindle特価枠) >
  ひょぼくれ文左 -鸚鵡籠中記より- 1,2  ☆☆★
  ブラックジャックによろしく 1-6  ☆☆☆
  特攻の島 1-3  ☆☆☆

 

【るろうに剣心─明治剣客浪漫譚・北海道編─】
 ちょっと間が空きすぎたせいか話の流れをちょっと忘れかけ。一度読み返さないとダメなんだけど、諸々やる気が湧いてこない……。剣心の剣客としての終わりが来たみたいで辛い。

【冒険王ビィト】
 ベルトーゼ戦の前にもうワンクッション挟むようだ。シャギーの苛立ち、ロディーナがノアに持ちかけようとしている話、ベルトーゼがビィトとの戦いよりも優先した天凱宮……いろいろな動きがあり、一見バラバラに見えるが、全て一つに繋がったりしそうな予感が。ちょうどこの巻の最初の方でビィト達にも存在が明かされたダークネス・アイズに関係することじゃないかと。
 最後はついに翼の騎士の正体が……って分かり切ってるはずなんだけど。

【ドラゴンクエスト ダイの大冒険 勇者アバンと獄炎の魔王】
 ヒュンケルが離脱。「え? もう?」と言った感じなのだが、この作品は展開が早いのでこんなものかな。いよいよ終盤に入ったのかとも思うが、ダイのいる島に来るところまでやるとしたらまだ半分ぐらい? ポップとのあれこれも見たいよね。

【はじめの一歩】
 千堂対リカルド開戦! 単行本1冊の中で「起承転」みたいな流れ……「転」の部分は一歩とのスパーリングが下地にあるのだが、作者さんそろそろ一歩現役復帰させてくださいよ。となると、やっぱり千堂は敗けるのかなあ。私の考える「一歩の現役復帰の道筋」は一歩が皆の“仇”を取るために再びリングに上がるわけなので。でも今回のを見ていてちょっと思ったのが、千堂がベルトを巻いて「ワイより、世界王者より強い男が何でトレーナーしとるんや!」って焚き付けるのも面白い。パンチドランカー疑惑がある中でそれを現役復帰の理由とするのは弱いんだけど。

【黙示録の四騎士】
 というわけで最新刊に追い付いたら……何だか最終決戦目前みたいな雰囲気になって来たなあ。それもそのはず、もう25巻だもんね。最終章に差し掛かっていても仕方がない。
 キャメロットの玉座に座る“アーサー・ペンドラゴン”の真実が遂に判明する。最近フィクションでメンタル削られまくってたから、安心(?)できる種明かしで良かった。マーリンが出てこない理由にもなっており、納得だ。

【異剣戦記ヴェルンディオ】
 なんかピウイに似た生き物が出てきたぞー! あ、ピウイってのは前作『Helck』のマスコット的キャラクターです。絶妙に「可愛い」と「可愛くない」の間を突いたキャラデザのあの子(あっ、やめて、石投げないで)。
 感動の前巻ラストの再開からは割とまあまあ順調に事が運ぶ。いよいよ聖都へ到着……コハクを蘇らせる手段はあるのか!? といったあたりで絶望と希望が入り乱れる。

【TSUYOSHI 誰も勝てない、アイツには】
 ツヨシ、完全に反社の人間として馴染んじゃったなー。救いは愛之助の存在か。ツヨシの未来も読者のメンタルもお前の働きに掛かっている……頼んだぞ!

【リコリス・リコイル】
 何だかここに来て描写がチープに見えてきた。アクションシーンがイマイチなのかなあ。

【トリリオンゲーム】
 思ったよりちょっと早い完結となった。最後は敵対買収とかの話になってうんたらかんたら。ハルがいなくなったというのはある意味本当である意味では嘘? 物語としては完結しても、この2人の活躍はまだまだ続く……そう思わせる終わり方は最近の流行か。何なら後日続編が描けるように?と意地悪な私は言うのであった(笑)

【灼熱カバディ】
 最近の漫画の傾向として、味方のみならず敵方の登場人物の心理とかバックボーンとかも深く描写するわけだけど……ちょっとテンポ悪く感じちゃうし、視点がブレて物語にじっくり没入できない。
 大会初戦の相手は、終わってみれば本人たちが言う通りナイスガイだったのかな。2回戦の相手が不気味というか、嫌な奴らだからそう感じるのかも。

【黄泉のツガイ】
 ダンジの方に来たユル。うんやっぱり主人公はこうじゃなきゃね! 「父様母様の手がかりの方は左右様が何とかしてくれる」の言い訳も思った通りだ!
 「西ノ村」という単語が出てきた。名前を見ると「東村」と対になる存在と思われるが……なるほど、ここも「ツガイ」なわけか。

【夏目アラタの結婚】
 『医龍』作者の乃木坂太郎の近作(完結済み)。以前一度アプリだったかで1巻相当を読み、放置していたのだが、去年もう一度読んで「アリ」ということになった。全12巻なので、いつものペースで読めばちょうど1年だ。
 児童相談所に勤める夏目新。担当していた男児は親を殺人鬼?に殺されており、未発見の遺体の在り処を知りたくて「夏目新」の名を使って犯人とされている品川真珠に手紙を送っていた。新は男児の代わりに真珠との面会に臨むが、速攻で拒絶されそうになり、気を引くために「結婚しようぜ」と持ち掛ける(早速のタイトル回収ってやつだ)。物語の展開を考えると、連続殺人犯は別にいて真珠は遺体を損壊させていただけ? そういったあたりの謎がどんな風に解き明かされるのか。当初の目的である男児の父親の遺体は発見できるのか。最終的にアラタは真珠と結婚するのか。楽しみである。

【姫様“拷問”の時間です】
 というわけで続きを読み始めました。9巻も安定の緩いノリ。
 現実世界の某ファミレスを模したと思われる「サイデスカ」にて。報告書を作成するはずがメニューの間違い探しにハマってしまう2人……そうだよね、この間違い探し難易度がやたらとアレなんだよね。最後の1つが見つからず答えを見たんだけど、本家っぽい間違いだった。無駄に再現度高い!

【魔王城でおやすみ】
 魔王城に囚われの姫様が、夜安眠できないので(当然のこと……?)、究極の寝具を求めて城内を彷徨い、魔物の迷惑も顧みずに布団やら枕やらを調達する物語。どこかで見たような設定だが、城内を当たり前のように歩き回る姿は『姫拷』以上にシュールな光景だ(笑)
 のっけから余談。何とこの作品、現在単行本が30冊以上出ている。そんなに続くような題材か? 存在を知ったのは何年も前だが、今も連載が続いていてびっくり。最新刊(私のペースで読むとその頃には流石に“最終”巻になってそうだが)まで読む気はさらさらなく、飽きたら終わりのつもりで読み始めた。が、もしかすると、途中でハマってしまう要素があるのかも……じゃないと30巻も続かんよね。期待半分怖いもの見たさ半分で、さてどこまで続くかな。下手にハマると「スヤリス姫のねんどろいど欲しい!」ってなって困るんだけど(発売済み;今はまだ辛うじて手に入るようだが……)。

【ゆるキャン△】
 人気作品。「きらら」作品では売り上げランキングトップという話を聞いたことがある(ちなみに2位にダブルスコアだが、巻数も倍以上開きがある。そう考えると『けいおん』もなかなかのモンスター?)。今までほぼ全く興味がなかったが、セールになっていて、試し読みしたら「売れてるのも納得」だったので買ってみることにした。
 一言で言うと「女子高生がキャンプする」だけの漫画。「きらら」なので当然と言えば当然だが、緩い。うーん、これ以上書くことがない。ま、とりあえず8巻までのお付き合い。

【ひょぼくれ文左 -鸚鵡籠中記より-】
 朝日文左衛門という、あまり武士らしくない武士の物語。『鸚鵡籠中記』という江戸時代に書かれた日記(のようなもの?)をベースとした漫画作品らしい。というところを押さえておかないと、「なんでこんなに情けない主人公にしたんだ?」という疑問を投げかけながら読むことになる。いや、分かってたはずなのに、2巻途中で「この主人公、もうちょっと何とかならんのか……」という気持ちが抑えられなかった(笑) 朝日文左衛門の日記であることを思うと、江戸時代も現代と変わらず「のんびりだらだらと過ごしたい」という欲があったんだなあ、と。一方で、自分のことだから(謙遜的な意味合いで)自堕落な情けない人物として書いた可能性もある?

【ブラックジャックによろしく】
 有名作品。名前は知っていたがこれまたあまり興味がなく、一昨年の暮れの11円セールを見て買ってみた。何だかちょっと『医龍』を思い出すような話が出てきて、研修医視点にするとこういう感じなのかなあ? 骨太で読み応えがある。

【特攻の島】
 『ブラよろ』と同じ作者の作品だ。やはりこちらもセールで「とりあえず買ってみた」。時代は第二次世界大戦末期。「特攻」という文字から「特攻隊」の話かと思ったら、魚雷を改造した「回天」の乗組員の物語だった。恥ずかしながら私、「特攻隊」はもちろん知っていたが“人間魚雷”回天は存在を知らなかった――もしかするとどこかで聞いたことがあるかもしれないが、完全に忘れていた。知ってたら『アルバス』の感想のどこかで触れてたと思うね(あっちは「廻」天だが)。私のような浅学がどの程度いるかは分からないが、少なくとも私にしてみれば近代史について少しでも知る機会が得られたので、本作を手にしてみて良かったと思う。テーマがテーマだけにわざわざ言うことではないが、『ブラよろ』同様、あるいはそれ以上に重厚なストーリーになりそうである。

―――――
 漫画感想文を始めた頃は全ての作品についてコメントしていたが、しんどくなって一部省略するようになった。しかし去年の7月ぐらいから再び全部書くようになって……やっぱりしんどいので、年明けの今回から再び手抜きすることにする。
 新刊は、少し迷ったが『トリリオンゲーム』完結記念ということで『池上遼一短編集』も買い、11冊になった。『トリゲ』同様、『るろうに剣心』や『ヴェルンディオ』も休載を挟んでの久しぶりの単行本。そんなのが3冊固まって発売されるなんて偶然って重なるもんだな。ついでに言えば『ビィト』も作者体調不良でペースが落ちている作品……みんな、健康は大事にしような!
 既刊は例によって半分ちょっとが交代だ。昨年中〜後期との大きな違いは、「今後の新刊戦力として見たときに弱い」である。『夏目アラタ』『姫拷』『ゴールデンゴールド』の3つは完結作品であり、『魔おや』は(現時点では)最新刊まで読む気がない。『ゆる△』もセールで買った分以降の扱いは完全未定。ま、新刊戦力は去年大量に補充できたことだし、中期以降でまた動きもあることだし、ということにしておこう。
 Kindle特価枠はようやく“最後”のターンに入った。『文左』は全4巻で来月最後まで、その後別の全4巻を予定している。『ブラよろ』は『新』も含めて22冊で4ヶ月間に適宜割り振る。『特攻島』は全9巻で3月まで。4月は別の佐藤秀峰作品(全3巻)が控えている。

(2026.01.31)
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