鉄道模型制作報告
「阪急5100系 5136F」その6
先頭部の雨樋の角の部分

 引き続き「いつもの」が続く。キットでは良く分からない表現になっている先頭部の雨樋の角の部分を加工する。と言っても、実車が結構複雑な造形?をしていて完全再現は難しい。適当にプラ板を貼り付けて丸く削って「何かそれっぽく」しているだけだ。ちなみにだが、グリーンマックスの完成品も「こんな感じ」である。

忘れかけていた水切り

 「阪急キット制作メモ(紙に書いた自分用の“組み立て説明書”)」を見ていて水切りを忘れていることに気付き、慌てて取り付けた。せっかくメモに残しても読まなきゃ意味がない。今回はギリギリセーフかな?

動力車は中間T車に

 先週書いたように、動力ユニットは中間の(実車における)T車に組み込むことにした。中間車のうちの1両に、鉄道コレクション用動力ユニットがワンタッチで組み込めるような爪を付けた(右の車両は、高さや水平チェック用に床板と台車を合わせたもの)。

屋根の加工

 車体がほぼ完成したので屋根加工に移る。といっても面倒な作業は偶数Mc車の屋根2枚だけだ――と言っても今回は「制作報告」では初(そして最後)となる5100系2パンタ車なのでなかなかに大変である。まずはパンタグラフ設置個所付近の水平なエリアを制作する。モニターパーツを加工して載せるのが一番手っ取り早いのだが、パーツの厚みのせいで高さが気に食わない。そこで屋根を開口し、プラ板を嵌めこんで“コダワリ”の高さにする。
 写真は開口箇所を分かりやすくするため、所定の位置にマスキングテープを貼ったところ。

一旦少し内側をくり抜く

 いきなりカッターナイフの刃を入れると、外周部に負担がかかって歪んだり破損に繋がる恐れがある。そこで先に中央部をくり抜いておく。まずは写真手前のように、ドリルでぐるりと一周穴を開け、ニッパーでざっくり切り落とす(写真奥)。この後テープに沿ってカッターでじっくりなぞっていき、残った部分を四辺個別に切り落とす。

プラ板をはめ込む(左は作業途中)

 開口部を綺麗に整え、寸法を調整した後でプラ板をはめ込む。ここでも一度に厚みのあるプラ板を接着するのではなく、二段階で作業する。まず1枚目は開口部の左右に渡すように接着する(写真左)。開口部に左右のズレがないことが前提になるが、こうすることで水平が出しやすい。その後に2枚目を載せて完了だ(写真右)。2枚目のプラ板は、断面が台形になるよう両側を少し斜めに削っている。

「2枚目」の詳細

 上の説明では単純に「2枚目」と書いたが、厳密にはt0.5とt0.2のプラ板を貼り合わせて厚みを増したものを使っている。理由は単純に、実車っぽさを追求するとその厚みが必要だからである。
 ところで、t0.2のプラ板はタミヤの商品名では「プラペーパー」となっている。薄いが故の違いかもしれないが、体感ではt0.3以上の「プラ板」とは組成が異なる素材のように思える。少し柔らかくて傷が付きやすく、また接着剤で溶け出しやすい気がしている。そのためここでは上面にt0.5が来るように、t0.2は2枚のt0.5で挟み込む形で使用している。
 この写真は……他に透け感もちょっと違うような気がしているので、サンドイッチ構造が見えるかなー?と思って撮ってみたのだが……ギリギリ分かる? やっぱり分かんない???

(2025.01.11)
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