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【黙示録の四騎士】 やっとこさトリスタンの記憶が戻った。パーシバルが“死”んでたページ数より長かったんじゃない? 一行のピンチに颯爽と現れたランスロットが、混沌の力に飲まれた?四凶をあっさり退ける。「かつての七つの大罪をも上回る力を付けたのでは……?」という評もあったが、故郷に帰るとバンに文字通り子ども扱いされるあたりまだまだのようだ。その後、珍しく殊勝なことを言うランスロットにバンは噴き出してこう言う。「空から豚が降るんじゃないか?」――そういやあの豚……えーっと、名前はなんつったっけ? ポークだったっけ? ゴホン……ホークがまだ『黙四』に出てきてないことに気付いた。煉獄に帰って兄ちゃんと仲良く暮らしてるんだろうけど、「七つの大罪」と共に戦った(?)仲間なんだから再登場に期待しよう。
【黄泉のツガイ】 攫われたユルとユルの両親の血の匂いを漂わせるツガイと対峙する左右様……の両面で話が進むかと思ってたらユルがメイン。巻の最後ではユルが「両親の手がかり」と「ダンジ」どっちを選ぶかなのだが、ダンジの方にはアサが突撃してった。ユルにも一先ずダンジの救出に向かって欲しい気がしていたのだが、さてさて。
さてさて。影森家の裏切り者はアキオだった。これは想定外もいいところ。しかし伏線の張り方が……上手い。種明かしをされるとなるほどなあと納得するしかない。そうかアキオ、お前だったか。残念だよ。
>(デラのツガイ契約について)「ま、そのうちいい縁があれば」
物語後半で「いい縁」が左右様になりそうな予感(いつもの外れる予想)。「封」の力がどうしても必要になって、でも左右様がいると「封」が契約できない、左右様との契約を解除すればいいのだが左右様の力は必要だしこれでサヨナラは寂しい、だから主替えでユルからデラに……という流れでどうだろう?
6巻の内容とは関係がないが、通常版の他に特装版が用意されていた。本作品にハマったのでもちろん特装版を買ったのだが、これが5巻のことだったらおそらく通常版を選び、後から己の先見のなさを恨んでいたことだろう。
【ゴールデンゴールド】 場所は多分瀬戸内海の小さな島。主人公の女の子が福の神(?)の御神体(? 見た目がちょっと気持ち悪い)を拾って綺麗にし、祠に置いて拝んだら……というところから物語がスタートする。福の神(?)は実体化(?)し、主人公の家に富をもたらそうとする。島の人の目には福の神が普通の人に映るようだが、出身が島の外の人間には以前気味の悪い生命体にしか見えない。大金を手にし、さらなるお金をと人が変わって行く主人公の母親の顔は、1巻最後は福の神そっくりに……。
ジャンル的には何と言えばいいのか分からないのだが、ちょっとしたホラーテイストも漂う一品。昔ちょっとだけ読んで気になっていたが放置していた。今回全巻セットが半額になっていたので購入。気が早いが、どんな結末が待ち構えているか楽しみだ。
【サボタージュ・サマー】 理容師を目指して働いていた主人公だが、突然店が潰れる。職を失い、実家で酒を飲んで管を巻いていたが、海外出張で家を不在することになった親戚の子(主人公の姪)のお世話を買って出る。ちょうど夏休み期間の束の間の田舎暮らし。タイトルは「サボタージュ」だがどっちかというと「モラトリアム」な気がする。
【姫様“拷問”の時間です】 前に8巻まで読んだが1巻がまだだった(無料試し読みで済ませたと思われる)。詳細は省略するが、タイトルとシチュエーションの不穏さとは裏腹に……要は「ギャグ漫画」。詳細は省略するが、今月から既刊漫画枠で復活予定だ。
【ダーウィン事変】 過激派ヴィーガンにより救出された形になるチンパンジーと人間のハーフのチャーリーが主人公。(おそらく過激派ではない)ヴィーガン夫妻の元で成長したチャーリーは、普通の人間のように話し、生活する。見た目も相まって偏見は受けるものの本人は頓着無(おそらくかなり知能が高い)。そのままであれば無事平穏に暮らして行けそうだったのだが、過激派ヴィーガンがそれを許さない。自分たちの活動を正当化するためにチャーリーを巻き込み……という風に話が進展していくのだろう。
以前アプリで1巻相当を読んで判断を保留していた。なかなか骨太なストーリーになりそうで、面白そうではあるのがちと重いかなーと。改めて読んでみたが、やっぱり続きは気になるところ。さーてどうしましょうかねえ。ところでタイトルの「ダーウィン」要素は? 日本でダーウィンと言うと進化論を連想するが……。
【図書館の大魔術師】 書物を題材としたファンタジー。と書くと何だか『ダンタリアンの書架』っぽいが、かなり系統は違う。時代は中世かもっと前?のエキゾチックな世界。「魔術師」という文字を見ると大々的に魔法やら何やらであれこれするような印象を受けるが、その辺の要素は薄め。主題は「一人の少年が司書を目指す物語」でいいのかな? ぶっちゃけ思ってたのとかなり違う話なんだけど、これはまあこれで面白そう。
【杖と剣のウィストリア】 魔法学園を舞台としたファンタジー……なのだが、主人公は魔法が全く使えず、戦士としての能力で単位を稼いで“トップ”を目指している。正直なところありがちな設定の組み合わせにも見えるのだが、魔法学園で完全物理特化型というだけのはちょっと見たことないかも? 世界を支える五人の魔法使いのうちの一人が主人公と幼馴染でヒロインポジションでありながら、同時に魔法学園の同級生にも仲のいい女の子がいる。加えてルームメイトの優男が『クラなつ』の雪緒ポジションかと思っていたが(伝わりにくい例示)、ストレートに愛が重いタイプだった……モテモテじゃんウィル・セルフォルトくん。
「天上からの侵略者」、「天に封印」、「至高の五杖」と言ったあたりのキーワードが出てくる。侵略者から世界を守るために結界のようなものを張っているようで、その代償として人々は本物の空を見ることが出来ない。ウィルと幼馴染は「至高の五杖になれば封印の向こうに広がる景色を見れるのでは?」とその地位を目指すことを約束した(幼馴染は実現済みで、ウィルが隣に並び立つのを待っている)。ここの部分、最近の作品の傾向からして「天上からの侵略者」とか「天の封印」というのは“嘘”のような気がしている。もっとえげつない真実が隠されているような気がして……いつもの当たらない予想云々の前に、この作品の続きを読むか否かの判断が待っている。
【甘神さんちの縁結び】 児童養護施設にいた主人公が、神社である甘神家に引き取られるところから話が始まる。宮司は主人公を孫娘3人のうちの誰かの婿養子にと考えていて……以下ありがちなラブコメ。主人公がどことなくどこかの不倒さんに似てるなあーとか思ったり。話の流れに不自然さというか、キャラクターの言動に“ぎこちなさ”を感じる。
【青のミブロ】 一言で言うと新選組(タイトル通り)――史実を壊さない程度にオリジナル要素と脚色を加えた物語(と思われる)。主人公がそのオリジナル要素で、名は「にお」。まだ子どもである。子どもっぽさと子どもらしくない鋭さが同居し、土方と沖田の目に留まって新選組に入ることになる。
実のところこの私、新選組には興味がなくて全然詳しくない。『るろうに剣心』を読んでいなければ沖田総司ぐらいしか名前を知らなかった可能性すらある。その沖田総司の“出どころ”も『YAIBA』な可能性が……どんだけ一般的知識を漫画に頼ってるんだ俺。その2つに触れてなかった場合は『あおざくら』で名前(だけ)を知ることになっていた? そもそも「近藤勇美」で「新選組」が連想できずスルーしていたかもしれんな……ううむ。という感じの私だが、この漫画を読んでいると新選組のことが大好きになりそうな、そんな可能性を感じさせる作品だ。
【黒岩メダカに私の可愛いが通じない】 とりあえずこちらもラブコメ(雑な紹介)。『甘神さんち』以上にチョイスミスだったと言わざるを――『甘神さんち』と比べると女の子が魅力的でない。男子の方も肩入れできる要素が薄い。言っちゃあ悪いが、なぜこれが20巻以上続いてるのかちょっと分からない。
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今回の年末年始枠は諸々あって結構な冊数となった。当初の予定から大きく様変わりしており、計画通りは『黄泉のツガイ』ただ1冊のみ。その顛末を書こうとしたのだが、ややこしくて面倒だし誰も興味ないだろうからばっさり省略!(いや、いつもだったらそれでも書くんだけどね)
「続き」に関して。『黙四』は最新刊に追い付いたことで「新刊戦力」入り。今月この後早速最新25巻が出るぞ。『黄泉ツガ』は引き続き月1冊ずつで追いかけていく。『姫拷』は前期既刊枠で復活。今回はその後も最終19巻まで読む予定にしている(よっぽど飽きない限り)。全巻セットを買った『ゴールデンゴールド』は当然読む。全9巻なので月2冊ずつで前期で片付けてしまう。『ダーウィン事変』、『図書館の大魔術師』、『杖と剣のウィストリア』はまだ迷っているので“追試”(次回GW枠)を予定している。『青のミブロ』は今の気持ちだと中期で予定している。全14巻で現在は続編が連載中っぽいので、月2冊ずつになるかな? 残る3つは、星評価とコメントを見て分かる通り残念ながら不採用だ。
ちょっと余談。『ダーウィン事変』以下の14冊のうち13冊は、去年キャンペーンで77円で買ったもの。1年間も塩漬けにしてしまった……。この年末も似たようなキャンペーンがあったのだが、「無料試し読み版」のみのものが多く、安くなったのは一部。しかも77円じゃなくて88円だった。ここにも物価高の影響が。『ウィストリア』は去年2巻までだったのだが、今回3巻もセール対象……88円になっていたのを見つけて急遽買い足した。
(2026.01.06)
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