鉄道模型制作報告
「80系関西急電 1954」その7
とりあえず箱に……なる手前まで

 歩みは速いとは言えないが、一応着実に進んでいる。

ドアの取り付け

 先週のその後、ドアパーツを取り付け。その前にプライマーで下地処理をしてグレーに塗装してある。

三角窓が少し誤算?

 三角窓が窓枠パーツに対して幅が大きくなってしまった(天地方向は小さめだったので、削って調整した)。付け足したプラ板を削って窓枠に合わせるか、それとも出来る隙間を埋めるかで少し悩んだのだが、寸法的には後者が正解のような気がしたのでそっちを選んだ。

屋根がデカい

 側板と妻板を組み合わせて「ロ」の字状にし、次は屋根を乗せるわけだが、このキットの屋根は長さも幅も高さも少しずつ大きい。削って調整する工程が必要になる。

「高さ」に関しては、リブも落として全体的にガリガリ削る

 屋根パーツの裏側には、取り付けのガイドとなるリブが付いている(左側)。高さを調整するのにリブの外側をチマチマ削ったこともあるのだが、手間が掛かってしょうがないのでリブも落として全体をガリガリ削った(右)。

妥協も必要

 本来ならば「シンデレラフィット」するぐらい丁寧に合わせたいところだが、そこまでやるにはかなりの時間と手間がかかり精神力が大きく削がれてしまう。というわけでいくらかの妥協も肝要だ。写真は手で押さえた状態で撮っているので若干隙間が大きく見えるが、きっかり接着すれば「デレラフィット」ぐらいにはなる……はず!

DT17台車問題は解決しそう

 今回作る車両は台車がDT17で、GMからは出ていないパーツとなる。鉄道コレクション用動力ユニットには台車枠が付属しているので、これを活かす方法はないか……と探してみると、阪急キットの床下でお世話になっている武蔵模型工房さんがパーツを出していることを発見。今週届いたので、早速仮組してみた。期待してたよりはいささか頼りないだが、大きな問題はなく使えそうである。上手く行ったら関西急電第三次代用編成もこれに差し替えよう。

(2025.10.19)
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